メインカテゴリーを選択しなおす
ミジェットのエンジン降りたから見に来ます?とS谷メカから電話があった。聞けばクラッチのベアリングはほぼバラバラ、その影響でダイアフラムもあわや折れる寸前だった、あと少し遅かったらクラッチが切れなくなっていただろうという酷い状況だったらしい。週末は仕事だったのでこの状態を見に行けなかったのだけれど、それだけ酷い状態でレッカーされずに入院できたのは運がよかったかもしれない。これでやっといきなり繋がるドッカンクラッチとベアリングを訝りながらの運転から開放されると思うと嬉しい。この状態でスムーズに運転できていた自分のクラッチ裁きにしばし悦に入ってみる。
弁当を買ってアイフォンで支払った瞬間に手が滑ってアイフォンが床に落ちた。もう何度も落としているから驚きはしなかったけれど、拾い上げた瞬間顔が青くなった。バキバキに割れていたのである。十数年アイフォンを使っているけれど落として割ったのは初めてだったのでかなり衝撃だった。この機械はもう3年以上使っているので買い換えようかと一瞬迷ったけれど新品は高額だしガラス以外はまだ全然痛んでいないので、そのまま新宿の修正業者に飛び込んで格安修理をしてもらった。即対応の格安で仕上がったのはいいけれど、まあ安かろう悪かろうで、発色が全然ダメなガラスだった。例えるならRGBの画像をCMYKにしてさらに彩度を落としたよ…
朝6時、ウグイスの鳴く声で目覚むる。こんな都心で聞いたのは初めてである。割と上手い鳴き方で、近距離でしばらく鳴き続けたのち谷渡り。朝日眩しく春深し。なんとも心地よき朝かな。4月中からGWまでのバタバタで撮影に対して現像が追いついていない。先週の現像分からやっと桜の写真が出てきた。そういえば今年は開化が遅かったっけ。 相変わらず未現像フィルムは溜まる一方である。
5月4日の夏日に半日ほど半袖でカブに乗っていたので先週から日焼けの皮が捲れだした。風呂でゴシゴシこすってみるものの、もう一週間も経とうとしているのに相変わらずボクの腕は脱皮中のみっともない腕になっている。このところは蒸し暑くほぼ一日を半袖で過ごす気温だというのにボクは未だ長袖のオックスフォードシャツを着ている。
週末は仕事で豊橋のイベントへ。そこでは10年ぶり5年ぶりの人にばったり会えたり、前職の後輩たちに会えたり、年賀状しかやりとりがなくなってしまった叔父叔母に偶然会えたり、10代20代の思い出がまるで走馬灯のように一気に巡ってこのままお迎えが来てしまうのではないかというくらいの受け止めきれない思いが溢れ出ながら、もっとゆっくり話をしたいのだけれど悲しいかな仕事なのである。夕方、後ろ髪引かれながらひかり号に乗った。日曜日の上りのひかり号はほぼ満席だった。
緊急司令は昼飯を喰っている時に。「ヒトハチマルマルマデニ任務遂行セヨ」メジャーレーベルより音楽ジャケットを本日18時までに作成せよという任務が来た。緊急リリースがあるという話はなんとなく耳にしていたけれどいきなりかよ。資料は音源とタイトルと歌詞だけ。素材一切なしという無茶ぶりである。まあよくある事だけれどここまで切羽詰まったのは初めてか。今の業務を一旦休止して机上のPCをノートと鉛筆に持ち替え、曲を聴きながら脳内に浮かんだカタチや文字を書きまくる。書きまくっているうちにだんだんイメージが固まってくるけれど、結局は一番最初に浮かんだイメージのものにペン入れをした。ペン入れもラフに一気にやる。これ…
ベアリングの異音がするミジェットのクラッチ三点セットを買い出しに市ヶ谷のB.R.G.さんへ行く。たまたまなのかいつも英国トラッドな伊勢丹タータンの紙袋に入れてもらえるのがちょっと嬉しい。今日のクラッチ部品は重いので豪華二枚重ねである。しかしせっかくの紙袋を荷紐で押しつぶしてしまうのが心苦しい。 入手したクラッチはロッキードでなくAP製。元来APが純正だったのかどうか忘れてしまったけれど、ノーブランド大陸製じゃなければ安心か。話を伺えば近年はメーカーでも中国製だった部品が徐々に英国本国製に戻りつつあるそうで安定品質が期待できるとの事。しかし英国製ともなれば自ずと価格は上がり、さらに円安も相まって…
学生特例を申請し忘れていて未払い分が恐ろしい金額で請求が来た愚息の年金。慌てて連れ出して年金事務所へ。何とか二年遡れたのでよかったけれど、同居で未払いの場合は世帯主に支払い義務が発生するらしい。したがって同居で引きこもりニートだった場合は親が払うことになる。しかし経済的理由からの免除・猶予制度もあるらしい。年金を払う期間のゴールが見えて来そうなこの歳になって色々と年金の勉強をしてみる。 渋谷年金事務所の隣の壁にはダイドーさんのクジラが飛ぶ。
週に二度三度は蕎麦を喰いたくなるボクの夕飯のような昼飯は上原の朝日屋。創業100年の老舗。濃い口の江戸そば汁を飲み干す久々の背徳感。当然夜は喉が渇く。食べる前に食事を撮るなどという行為は何年ぶりだろうか。人様のその行為を馬鹿馬鹿しいと思っていたけれど、何を食ったのか記録としてアイフォーンとアイクラウドに保存しておくのも良い。そうやって人間は記憶を装置に頼って退化していくのである。
連休お出かけご苦労様、最終日くらいは家でNetflix見ながら休んでいようか、という感じなのか連休最終日のエビスは割と空いていた。いつもは行列の山長でうどん喰って都写美へ。D51が走る1953年のエビスの写真に惹かれて入ったのだけれど、杉浦非水も見たかった。難しい事を考えずに楽しみながら観る、ローカルだけれど良き企画展かな。そしてやはりボクは完璧なスナップの木村さんより、もう少し崩した桑原さんのスナップの方が馴染めたりする。 煙草休憩はここ。喫茶銀座。
天気が良いので環七を一周することにした。GWは都内から出ようとするとどこも混雑しているので都内に居れば良いじゃあないかという事で、目的もなく実に無意味で良いアイデアだった。平日なら絶対に避けたい環七は、思った通り空いている。大原交差点を起点として外回りで葛西臨海公園までまずは41キロ。亀有を過ぎ青砥あたりでコンビニ休憩したあとに迷子になった。写真を撮りながら住宅街を徘徊しながらなの撮旅なのでどこへ行こうと迷子でも全然平気なのだけれど、それでもと思い、やっとのことで基軸としていた環七に戻り走り続けた。しかし行く先々の標識が「↑高円寺」と書かれている異変にに気付いたのは30分ほど走ってからだった。…
オイル交換を済ませ1国をひたすら西に走る。よい天気のGW連休初日だといいうのに横浜で仕事のボクはカブで出勤した。左車線を爆走するボクのさらに左側には同じようにひたすら西へ向かう2台のCD50の夫婦ツーリング風景が妙に微笑ましく見える。帰路は風が冷たくウインターグローブを持っていって正解だった。 機材は万が一の雨で濡れないように小型のリアボックスを付けてみた。ギリギリまで後方に付けたけれどそれでもリュックを背負うとポジションが窮屈で仕方ない。あと10センチ。延長キャリアが欲しくなる。
ボクは自分が携わる広告・放送を推すけど、彼は商社だコンサルだと仕事内容についてのディスカッションを頻繁に繰り返す。いよいよ就活シーズンが始まっている。さてこの先どれくらい内定を取ってこれるのだろうか、国立落ち私文の負け組だけれど、就活には最強とされるこの学校で正解だったかもしれない。内部生にはかなわないだろうけど、ES選考は学歴フィルターで落とされることはないだろうから少しばかり期待してみる。弱小下請けで苦渋を飲んできた親の仇を取ってもらうべく。
ボクら世代にとっては毎回この二台のバトルがたまらない。この二台でいつも1位2位を争っている漫画のようなレースである。 今回はロータスヨーロッパ59号車がフライングペナルティでピット再スタートを喫したけれど、その後の見事な追い上げは圧巻だった。さすがにポルシェには追いつけなかったけれど。
筑波に行かなければならなかった。結構荷物があるのでいつものレンタカー屋でカローラフィールダーを予約した。当日、受付を済ますと用意された車は三菱のデカイSUVだった。ボクは咄嗟に、カローラワゴンを予約したのですが、と言うと、今日はこちらをご用意させていただきましたので。と、レンタカー屋はドヤ顔で言った。グレードアップサービスの様だけれどボクはカローラの方がよかった。だいいち荷室も狭いしゲートが高くて荷物が積みにくい。今さらチェンジするわけにもいかず、用途をあらかじめ話しておくべきだったと後悔した。とにかくデカくて車幅が掴みずらいわりに室内は息苦しいほど窮屈に感じてしまう。どうもデカイSUVが苦手…
500年ぶりくらいに国民放送の朝ドラを観ている。サイリちゃんとタイガくんが出演しているからである。近くないけどごく薄ーい縁のある方たち。さらに弁護士役の芸人の方などは先日ラーメン屋で隣同士だったというだけで何故か身近なドラマに感じてしまうというにわか者である。それにしても15分でまとめるというのは大変だろうなとプロフェッショナルの仕事につくづく感心してみる。
一昨日、昨日と偶然にも同じ1950年生まれの方と会った。74歳というと昔は相当ジジイなイメージだったけれど、今の時代の74歳はかなりアグレッシブであった。 一人は、日本人としてはかなり初期にF1を走ったレーサーだった。1976年、富士スピードウェイにF1世界選手権が日本初上陸した際に参加されている。今もレジェンドレーサーとして各地イベントやクラシックカーレースで活躍されている。もう一人は、1969年、大学闘争で東大と教育大の入試ができなかった年の入試組で、その渦中に巻き込まれた一人である。その後、大手金融系を引退し今は悠々自適な生活のようで羨ましいほど人生を楽しんでおられた。彼がバリバリ机に向…
強風と強雨で満開になったばかりの桜が散る。強風がなければあと3日は咲いていただろうか。今年はその姿わずか一週間だった。日曜日に訪れたお宅では庭にシダレザクラが植えてあり見事に満開だった。
500年ぶりにブローニーの現像。(ヤマザキさん風に)3ターン6本。せっかく現像に適した気温なのに天気が悪くてなかなか撮影モードのエンジンのかかりが悪い。T-MAXはフィルムも現像液もあと僅かとなった。
年に何回もないだろう最高の天気である。今年初の夏日、ミジェットで出掛けようとエンジンを掛け、入り口まで出したところで、また車庫に戻した。やっぱりそうか、この日ずっと気になっていた異音の原因がはっきりした。 クラッチのレリーズベアリングが結構な音で鳴き出した。今年の初めからミッション付近から妙にゴロゴロ音や擦れる音がするなと思っていたけれどやっと特定できた。何だろうとモヤモヤしながら走っているより原因がはっきりして妙にすっきりした気持ちである。とはいえミジェットのクラッチまわりはエンジンを下ろさなければならないので結構な手間がかかる。自分でやってやれないことはないけれどさすがにこの天井高では無理…
いちいち他人の揚げ足ばかりとってないで、寛容でいきましょう。 いちいち他人のツッコミばかりしてないで、寛容になりましょう。 と、そういう人に苛々してしまう自分も。自戒の念も込めて。 不適切にもほどがある! 作者:宮藤 官九郎 KADOKAWA Amazon