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まだ調整段階ではあるらしいが、5月8日にコロナが二類から五類になるのに合わせて、日本の入国規制が撤廃される可能性が高い。五類になったら、法的な水際措置が可能かどうか気になっていたのだが、特例をつくらずに消滅することになりそうだ。2022年6月に外国人の受け入れ
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============少し前、洋平は匡人と二人で飲んだ。順調な仕事量の回復を喜びながら、震災直後にドルフィンを去って行った者のことを匡人は気に
先月、父の命日に帰国できなかったので、昨日1日に帰省して墓参りしてきた。ついでに彼岸も兼ねて。往きに浅草で時間が余ったので、浅草寺を散歩したが失敗した。見事な大混雑。そりゃそうだ。絶好の天気と気温、周辺には桜が咲き乱れているのだから。いやもう、人、人
3月31日。ワクチンコールセンターの業務を終えた。コールセンターは、そのまま存続するものの事業としてのピークは過ぎたこと、また、スタッフが順調にスキルを向上させているため、リーダーの引継ぎが可能であることをふまえて、派遣元の上司と相談したうえで判断した。
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============「あれ?・・・杏奈じゃん。また遊びに来たの?」帰国翌日だった優佳は、杏奈に歩み寄った。数日前に遊びに来たことは、誰かか
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============実は、店長が職場の雰囲気が悪くなることを心配しているというのは、卓也の優しい嘘だった。期待を裏切られた店長の頭の中は、
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サマルカンドからシャフリサブスに向かう山道で。標高1600mの頂きを超えたところには、アーモンドの花が咲き乱れていた。春の風景。地中海沿岸よりも、少しピンクが強い気がする。パミール高原に続く山塊の稜線もくっきりしてきた。さらに昨日の続き。今回は、怖くはない
昨日の続き。「ところでこのサーモンのお刺身、美味しかったわー。」紅一点姫が、話題を切り替えた。「でも、ウズベキスタンは内陸国よね。このサーモンはどうしたの?海からここまで泳いで上ってくるの?」「それだとサーモンが大変だから、飛行機を用意しています
今回のツアーで出てきた日本食。メインディッシュは、真ん中の鍋焼きうどん。右上にはサーモン刺身があるが、大きな器は丸ごと氷でできている。白米がない珍しいメニュー。現地スタッフがおすすめするウズベキスタンで一番と言われる日本食レストラン「FURUSATO」。「わざ
【仕事】新幹線で行く広島旅!世界遺産原爆ドームと宮島のあなご飯
広島は原爆ドームと厳島神社、2つの世界遺産を所有し、お好み焼きや牡蠣など美味しいものもたくさん!老若男女問わず楽しめる観光地です 仕事、プライベートでこれまで何度か訪れた広島を振り返り、今回は2日間で
ウズベキスタンのツアーは、男性に人気のある商品だ。申込者は圧倒的に女性が多数を占める海外パッケージツアー市場の中で、比較的男性の割合が高い。風景もショッピングも、それなりに女性が好みそうなものがあるし、治安もいいのに不思議だ。なにかイメージでもあるのだ
「マスク?ウズベキスタンでは、2020年の10月に誰もつけなくなりました。」「2020?2021年とか2年じゃなくて?」「2020年です。コロナ禍が始まって半年くらいで、ウズベキスタンでの対策はほぼ終了しました。」耳を疑った。日本のメディアで紹介された外国のコロナ対策
本棚に多くの楽譜集がある欲しい曲があれば楽譜集一冊を買っていた時代その中にプレゼントされた楽譜集3冊作詞家・大倉芳郎さんの作品集である一時は日本作詞家協会会長も務められていた有名な作詞家であったこのプレゼントして頂いた相手は大倉芳郎さんの娘さんコーラスグループを主宰しており指導は中田順子さん現役のオペラ歌手だこのグループとも縁があり何度か私がツアー企画やら添乗までした因みに中田順子さん「早春賦」の作曲家中田章さんの姪に当たる方「夏の思い出」「小さい秋見つけた」「雪の降る街を」の中田喜直さんの父音楽が好きピアノが好きだそれが不思議な縁を呼び寄せる伊豆の日帰りツアーいつものように頃合いを見てハーモニカのサプライズお客様が喜んで口ずさんだり聞いて下さる添乗するときに小さな私のお供このお客様の中に4人の男性グルー...贈られた楽譜あの時蘇り添乗員の縁ふしぎ
3月11日は震災の日だった。それを題材にした話を書いていたが、あとちょっとのところで、当日までに終わらせられなかった。それはさておき、僕はあの震災をポルトガルで知った。帰国まで一週間もある間、ずっと不安を抱きながら仕事をしていた。ツアーの雰囲気を壊さないよ
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============店長が怒り心頭になるのは最もだった。そもそもよく働いてくれていたとはいえ、添乗という他の仕事でしばらく店を離れていた杏奈
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============足早に去っていく杏奈に気付いた若手たちは、「あれ?もう帰るの?」「もう少し待ってよ。飲みに行こうよ!」などと声をか
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============気持ちが盛り上がって来た中で、思わず出てしまったひとことだった。「おー!戻ってくる気になったか。」匡人が笑顔で言った
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============久しぶりに会ってみて分かる先輩のすごさを感じていた。添乗員は、自分が割り当てられたツアーをこなすことが第一だ。そして、
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こんなふうにデッキで過ごすアフターヌーンティータイムが、ナイル川クルーズ中にある。この前のエジプトツアーのクルーズ中。アフターヌーンティー時に、お客様たちとまったりとしている時だった。とある奥様の一人に言われた。「ツートンさん、男性なのに肌きれいね。な
3月4日。お台場の東京国際クルーズターミナルに行って来た。お目当ては、ドイツのフェニックス・ライゼン社のクルーズ船アマデア号。この船は新造船ではなく、初代飛鳥をフェニックス・ライゼン社が買い取って改装したものだ。煙突の形などが、かつての飛鳥としての姿を彷
コロナの記録と記憶2023⑫ コロナの質問が出ない海外旅行イベント
3月3日のひな祭りの日。取引先の旅行イベントに、ホストの一人として参加してきた。今春から夏の旅行選びや、既に申し込まれているツアーについてのご質問などを承るものだった。担当を決めて、一組あたりに添乗員が一人または二人つく(それもお客さんが希望されている地
3月13日からマスク着用要請が緩和される。ワクチンコールセンターではどうすべきか。個人的には、業務中はして欲しいと思い、スタッフたちにその旨を伺ってみた。するとこたえは様々。 「今さら『こういう顔だったんだ』とか思われたくないから、私は絶対に外しません
コロナの記録と記憶2023⑩ オミクロン対応ワクチンは1回のみの接種です
2022年9月。全国でオミクロン対応ワクチン接種が、ほぼ同時期に始まった。このオミクロン対応ワクチンには、決め事があった。 ①既に2回目までの接種を終えている人が対象。②3回目以降の接種であれば、オミクロン対応ワクチンを1回接種した時点で、現状のコロナワク
17日から26日まで、またもやエジプト添乗に行っていた。これだけ行き続けると、現地では、「また来たか!どうせなら住んじゃえば?」とからかわれた。この時期は気候がいいので、「それもいいな」などと考えてしまいそうになるが、「真夏の気温は50℃を超える」という話を
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============メンバーたちにレクチャーしたり話している杏奈を見ながら、杉戸は「しめた!」と思っていた。この繁忙期に、なんとか彼女を取
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============気圧された。三か月ぶりに訪れたドルフィンのオフィスは、おそろしく活気に満ちていた。添乗員専用のデスクでは、盛んにお互い
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============「なにやってるの?営業中だよ。」「ここは、キッチンから料理を運ぶときに必ず通るから、すぐに汚れるから時間がある時に掃除
もはや10年以上前にリタイアしてしまった身ではあるのですが、かつてはサラリーマンで社内旅行とかの親睦旅行に行くことがありました。幹事さんも楽ですのでバスを仕…
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============「あの・・・ひょっとして言わないほうがよかったかな・・・?」明らかに動揺している杏奈を見て、凜も慌てた。「卓也も今は納得
2023年。コロナ禍から丸三年。2月12日の日曜日は、「三年間」をいろいろな意味で強く意識する日だった。用事があって足利に日帰りした。弟と、今後の実家について話すためだった。その際、お互いの家の庭に立って塀越しではあるが、隣家で一人暮らしをしている年配女性
コロナの記録と記憶2023⑦ 素早い対策と愚痴、そして贅沢な悩み
さて、コロナ禍の副作用にしょぼくれていても仕方ないので、すぐに行動を起こした。昨日行った書店(ちなみに丸善の本店)のアプリに入ると、探している書籍がある店舗がわかるということで探してみたら、早速見つかった。ただし、残り一冊だったので、念のため該当店舗に
2月17日から、またもやエジプトに行くが、これにてファラオ参りもようやくひと段落。3月は、ようやく別の国に行く。今日は、その一回目の打ち合わせだった。実は、今回の国の訪問は初めてだ。別に特別珍しい地域ではないし、難しい国でもない。たまたまそこのツアーが今ま
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============「小平は元気だった?今は何やってるって?」「え?妊活を頑張ってるって言ってました。」「あははは。あんなの嘘に決まっている
http://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============珠理の指摘は胸に響いた。言われた通り、添乗資料を手離す気にはなれなかった。今、勤務している居酒屋の社員としては、無用の長
ttp://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============震災直後、ツアーを全て取り上げられた時は、旅行会社への怒りに燃えた。同時に、しばらくの間自分に仕事は来ないと思った時、怒
コロナの記録と記憶2023⑤ 貴重な情報と助言で辿りついた案内
「アメリカでは、コロナの致死率が季節性のインフルエンザと変わらないところまできたと、具体的な数字を出して報道されたんです。『欧米でコロナは風邪扱いになった』と言われているのは、きちんとした根拠があるんですよ。日本でも、そういう数字は出ているはずなのに、は
コロナの記録と記憶2023④ エジプト人ガイドのコロナ禍ともらい泣き
ちょっと前に行ったエジプトツアーでのことだ。カイロのあるレストランで、日本人女性添乗員がテーブルについて泣いているのが見えた。同じテーブルでにいたガイドも、彼女の話を聞きながら泣き始めた。みんなが楽しくランチをしている時に異様な光景だった。僕のガイド
かつて同じベクトルで仕事をしてきたコールセンターのメンバーだが、ここ最近、必ずしもそうではない。2021年4月に始まって以来(当初は同年9月で終了の予定だったが、接種回数が積み重なっていくうち、現在にまで至っている)、コロナ収束を願いながら業務を行ってきた。
コロナの記録と記憶2023② これから始まるかもしれない旅行会社同士の攻防
数日前、新聞広告にとある旅行会社の海外ツアー広告が掲載されていたが、そのお値段に目が止まった。びっくりした。ヨーロッパで一週間程度のツアーで、代金で20万円台のものがあったからだ。調べてみると、そこは少し前から既に、他社に比べてかなり安価なツアーを出して
ttp://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============「僕も、声ある声しか聞こえないです。珠理さんの言ってること。すっごい分かります。よくアンケートに気が利かないって書かれる
ttp://mastertwotone2020.livedoor.blog/archives/14390127.html(これまでの登場人物は、こちらでご覧ください。)=============「私は、全体を見渡すという感覚を、どうしても掴めなかった。」珠理は、苦い思い出を噛みしめるような顔をして言った。「な
新たな登場人物小平珠理(こだいらじゅり) 以前はドルフィンで海外添乗員をしていた。震災直後に退職。杏奈、愛とは同期。ある程度の職歴を積んで添乗員になったので、若手ではあったが年齢は杏奈や愛より上。 大橋透(おおはしとおる) ドルフィンの若手添乗員。震災時
ナイル川クルーズが入っているエジプトツアーを案内するとき、僕自身が一番楽しみにしているのは、クルーズ中の風景だ。遺跡は、何度も同じものを見ているうちに、さすがに感動が薄れてくるが、景色に関しては、同じものを見ているはずなのになぜか飽きない。クルーズ船の
ナセル湖南部の彼方アブシンベルまでは、少し前までなら航空機で行くのが常だった。それが、経費削減か減便のせいなのか、片道三時間以上かけて車で移動するようになった。アブシンベルで一泊するツアーならまだいいが、いくら道路が良いとはいえ、日帰りはきついだろうなあ