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昔から映画が好きで小学生のころからたくさん観てきた50代女性です。とは言え映画通ではないので比較的ミーハーよりなラインアップ。 そんな私の心に残る映画の中で、プライム会員なら無料(追加料金なし)で観られる映画(洋画・邦画)をまとめました。心
『呪術召喚/カンディシャ』のネタバレなし感想/グロ描写ありの不気味なB級ホラー映画
映画好きな四十郎のおっさん999が、B級ホラー映画『呪術召喚/カンディシャ』のネタバレなし感想を投稿しました。
「高速道路家族」2023年4月21日(金)シネマ・ロサにて。午後4時10分より鑑賞(シネマ・ロサ2/D-10) ~ホームレス一家の波乱の運命。前半のコメディータッチから衝撃のラストへ 相続税の申告を税理士に頼まずに一人でやるという暴挙に出た結果、とんでもない事態になったもののようやく終了(まだ何かありそうだけど・・・)。さて、映画でも観るべえかと思った金曜日の夕刻。しかし、ちょうどよい時間の映画がない(涙)。それでもやっと探し当てたのが韓国映画「高速道路家族」。はたして、どんな映画なんでしょう。 高速道路のサービスエリアを転々としながら家族4人でテント生活を送るホームレス一家。父親のギウ(チョ…
「聖地には蜘蛛が巣を張る」2023年4月16日(日)新宿シネマカリテにて。午後2時50分より鑑賞(スクリーン1/A-6) ~娼婦連続殺人事件を通して描くイラン社会の暗部 「ボーダー 二つの世界」(2018年)を鑑賞した方はいるだろうか。醜い容貌ゆえに孤独な人生を送りながらも、特殊な嗅覚を活かして税関業務で働くヒロインがたどる運命を描いたファンタジー調のスリラーで、異様な緊張感と不気味さに包まれた出色の映画だった。 その映画を監督したアリ・アッバシの新作が「聖地には蜘蛛が巣を張る」である。イラン系デンマーク人のアッバシ監督が、イランで実際に起きた娼婦連続殺人事件を基に描いたドラマだ。 2000年…
【映画メモ】2022年10月|映画レビュー|16本|感想|鑑賞記録
レンタルショップ民による映画鑑賞メモ2022年10月分です。一言まとめ:10月、けっこう色々観てます
【映画メモ】2022年09月|映画レビュー|8本|感想|鑑賞記録
レンタルショップ民の映画鑑賞記録。9月の鑑賞テーマは「知ってるけどスルーしていた著名人の伝記的映画を観る」です。
名探偵コナンも時代の変化に合わせている。 コナンの携帯もガラケーからスマホに。 そして、ITを駆使した事件など時代の変化に合わせて物語が作られていることに感動…
ロックと「ホラー」とエロティックさと~永遠のカルトムービー『ロッキー・ホラー・ショー』考察~
ご注意:この記事には、映画『ロッキー・ホラー・ショー』のネタバレが含まれています。 派手なメイクにボンテージ、
「ザ・ホエール」2023年4月10日(月)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時20分より鑑賞(スクリーン2/D-9) ~死にゆく巨体の男の愛と悲しみとこの世でやり残したこと 「レスラー」でミッキー・ロークを、「ブラック・スワン」でナタリー・ポートマンを輝かせた実績を持つダーレン・アロノフスキー監督。今度の新作「ザ・ホエール」ではブレンダン・フレイザーを輝かせた。 心に傷を抱えた巨体の男が自らの死期を悟り、疎遠だった娘との絆を取り戻そうする5日間を描いたドラマだ。 恋人のアランを亡くした悲しみから立ち直れずに、過食症に陥ってしまったチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。272キロの巨体で…
「AIR/エア」2023年4月9日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時より鑑賞(スクリーン5/A-15) ~ノリノリの雰囲気の中で小気味よく描かれるエア・ジョーダンの誕生秘話 スポーツシューズには全く詳しくないのだが、そんな私でも知っているのがナイキの「エア・ジョーダン」。ご存じマイケル・ジョーダンの名を冠したシューズで、スポーツの枠を超えてカルチャーにまで影響を及ぼした。 そのエア・ジョーダンの誕生秘話を描いた映画が「AIR/エア」である。監督は「アルゴ」でアカデミー作品賞を受賞したベン・アフレック。そして主演は彼の盟友マット・デイモン。それにしても、このコンビ、本当に仲がいい…
「生きる LIVING」2023年4月6日(木)TOHOシネマズ 池袋にて。午後1時20分より鑑賞(スクリーン5/D-9) ~黒澤明の名作のリメイクは上質で品格あるイギリス映画 黒澤明の名作「生きる」を観たのはいつ頃だろうか。記憶が定かではない。いや、まさか観ていない? あまりにも有名な映画なので観た気になっていた? うーむ、そんなことはないはずなのだが……。 まあとにかく、その「生きる」がイギリスを舞台にしたドラマにリメイクされた。脚本はノーベル賞作家のカズオ・イシグロ。監督は日本ではあまり知られていないが、国際映画祭では常連の南アフリカ出身のオリヴァー・ハーマナス。 1953年のイギリス、…
映画『稲川淳二の心霊2』のネタバレなし感想/日本のB級ホラー映画が楽しめる秀作
映画好きな四十郎のおっさん999が、B級ホラー映画『稲川淳二の心霊2』のネタバレなし感想を投稿しました。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』解説と映画情報!
ご注意:この記事には、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のネタバレが含まれています。
2023/4/6最近見た映画の感想(2023/04)アニメが多いですが、映画館にも行くようになり、ツイッターで書いた簡単な感想をこちらのブログでも紹介してみますね。暖かくなって来たので映画館も行ってますが、まだ神経痛が辛いですねー。
「GOLDFISH」2023年4月1日(土)シネマ・ロサにて。午後1時20分より鑑賞(シネマ・ロサ1/C-4) ~あのキラキラした青春は帰ってくるのか!?パンクロックバンドの再結成をめぐるドラマ 昔、ロックバンドでベースを弾いていた。ライブハウスにも出演していた。そのせいか、ロックバンドを扱った映画にはどうしても興味を引かれてしまう。 「GOLDFISH」はパンクロックバンド「アナーキー(亜無亜危異)」のギタリスト、藤沼伸一が初めて監督を務めた映画だ。 1980年代に人気を博したパンクバンド「ガンズ」の元メンバーでギタリストのイチ(永瀬正敏)のもとに、リーダーだったアニマル(渋川清彦)から電話…
「トリとロキタ」2023年3月31日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時より鑑賞(スクリーン1/D-9) ~アフリカから来た偽の姉弟の受難。ダルデンヌ兄弟の職人技が冴えわたる ケン・ローチなどとともに、社会問題に焦点を当てた作品を監督することで知られるベルギーのダルデンヌ兄弟(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ)。その作品は社会のひずみをあぶり出すとともに、徹底して弱者に寄り添う姿勢が貫かれている。 今回の作品「トリとロキタ」でもその姿勢は不変だ。取り上げたのは移民問題。ダルデンヌ兄弟は、過去作でも「イゴールの約束」「ロルナの祈り」「午後8時の訪問者」などで移民問題に焦点を当ててい…
映画『モンスター』解説~作品が描き出す、女性シリアルキラーの背景にあるものとは?~
殺人犯と普通の人。その垣根はどこにあるのだろうか。 映画『モンスター』は、実在のシリアルキラーの女性と、彼女が
「赦し」2023年3月29日(水)ユーロスペースにて。午後12時45分より鑑賞(ユーロスペース2/D-9) ~被害者遺族は加害者を赦せるのか。重いテーマを投げかける法廷劇 「赦し」のポスタービジュアルは強烈だ。心がざわついてしまう。1人の女性がこちらを振り向いているだけなのだが……。 「赦し」はアンシュル・チョウハン監督の映画。と言っても外国映画ではない。チョウハン監督は日本在住のインド人。2011年に来日しアニメーターをしていたが、実写映画に興味を持ち長編映画を監督。今作は「東京不穏詩」「コントラ」に続く長編第3作となる。 殺人事件の加害者と被害者遺族の葛藤を描いた作品だ。同級生の樋口恵未を…
映画『稲川淳二の心霊』のネタバレなし感想/実話怪談を映像化した日本のホラーオムニバス映画
映画好きな四十郎のおっさん999が、邦画ホラー映画『稲川淳二の心霊』のネタバレなし感想を投稿しました。
「ロストケア」2023年3月27日(月)シネ・リーブル池袋にて。午前11時25分(シアター2/F-4) ~穴の開いた高齢化社会に鋭い問題提起。松山ケンイチと長澤まさみの対決が見もの エンタメ映画に社会派の要素を盛り込むと言えば、韓国映画お得意のパターンだが、日本映画にもそうした作品はある。葉真中顕の原作を松山ケンイチと長澤まさみの主演で映画化した「ロストケア」はまさにそういう作品だ。 監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません!」などの前田哲。これまでに監督した作品にも、社会派の要素を持った作品がいくつかある。 映画の冒頭、聖書の一節が映…
「コンペティション」2023年3月23日(木)新宿シネマカリテにて。午後3時15分より鑑賞(スクリーン1/A-9) ~暴走しまくりの監督と2人の俳優。皮肉のきいたシュールな笑いがたっぷり 映画界の内幕を描いた映画はたくさんある。だが、ここまで強烈な映画はそうそうないだろう。2021年の第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品の「コンペティション」である。監督は、日本でも「ル・コルビュジエの家」「笑う故郷」が公開になったアルゼンチンのガストン・ドゥプラット&マリアノ・コーン。 大富豪の起業家が自らの名声を残そうと映画の製作に乗り出す。一流の監督と俳優を起用し傑作映画を目指すという。…
【映画】「ファイナル・デスティネーション」「デッドコースター」ファイナルデスシリーズ全①〜⑤"運命を受け入れるか回避し続けるか"【感想・考察・おすすめ度・おすすめシーンを紹介】
ファイナル・デスティネーション Amazonプライムで見る YouTubeで見る ポチップ シリーズ①「ファイナル・デスティネーション」 シリーズ②「デッドコースター」 シリーズ③「ファイナル・デッド
「メグレと若い女の死」2023年3月22日(水)新宿武蔵野館にて。午後12時より鑑賞(スクリーン1/C-7) ~ドパルデューが演じる老境のメグレ警視。人間ドラマに見応えあり 日本でもおなじみのメグレ警視。ベルギーの小説家ジョルジュ・シムノンの推理小説の登場人物で、過去に映画やテレビでジャン・ギャバン、マイケル・ガンボン、ローワン・アトキンソンなどが演じている。 そして今回、メグレ警視を演じるのはフランスの名優ジェラール・ドパルデュー。そして、監督は「仕立て屋の恋」でおなじみの名匠パトリス・ルコント。とくれば、これは味わい深い映画になること請け合いである。 ちなみに、「仕立て屋の恋」もジョルジュ…
『ドント・ブリーズ2』のネタバレなし感想/ホラーからアクションに変更した続編映画
映画好きな四十郎のおっさん999が、続編ホラー映画『ドント・ブリーズ2』のネタバレなし感想を投稿しました。
「零落」2023年3月21日(火)テアトル新宿にて。午後1時20分より鑑賞(A-11) ~次回作が描けない漫画家。クズ男の苦悩と苛立ちに何となく共感も…… 俳優としておなじみの竹中直人だが、映画監督としても「無能の人」「東京日和」などの作品がある。「零落」は、「ソラニン」「おやすみプンプン」などで知られる漫画家・浅野いにおの漫画を映画化した。10作目の監督作品とのこと。 一人の漫画家の苦悩と苛立ちを描いた作品だ。 8年間連載してきた漫画が終了を迎えた漫画家の深澤薫(斎藤工)。当初は人気作家としてもてはやされたが、今は見る影もない“元”売れっ子漫画家。次回作のアイデアを考えるが何も思い浮かばず、…
「オットーという男」2023年3月19日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時40分より鑑賞(スクリーン6/B-7) ~ヘンクツな老人が隣人一家との交流で変わっていく姿を絶妙のブレンドで 「オットーという男」の予告編を観た時に、「はて? どこかで聞いたような話だな」と思ったのだが、何のことはないスウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」のリメイクだったのか。とはいえ、さすがハリウッド。なかなか味わいある小品に仕立てている。 町の嫌われ者でいつも不機嫌なオットー(トム・ハンクス)。曲がったことが許せない彼は毎日近所をパトロールして、ゴミの出し方や駐車の仕方などルールを守らない人を説教して…
『もうひとりいる』のネタバレなし感想/恐怖描写が少し不気味なB級邦画ホラー映画
映画好きな四十郎のおっさん999が、邦画ホラー『もうひとりいる』のネタバレなし感想を投稿しました。シンプルなストーリーで、ちょっとだけ考察できるB級ホラー映画。
朝から観に行って来ました「シン仮面ライダー」です。 大抵、土曜日のレイトショーで行くのが多いのですが年齢的なものなのか眠くなる事がたまにあるんですよ。しかも最近5時起きですから尚更。なので万全を期す形で日曜日の朝イチから観ることに。 オープン前のイオンは空いてます。さて、朝イチから来ることは初めてで、バイクって何処に停めて良いのか一瞬考えました。 車なら4階に停めて3階の劇場へエスカレーターでもエレベーターでも行けます。レイトショーの時も店舗は閉まってますが、駐車場へ行くエスカレーターだけは稼働中。バイクは基本的に1階の駐輪場へ停めますが、1階自動ドアが既に空いてるのか確認を。空いてました。1…
「フェイブルマンズ」2023年3月16日(木)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時40分より鑑賞(スクリーン5/G-13) ~複雑怪奇な両親との関係を描くスピルバーグの自伝的映画 スピルバーグも人生を振り返る年になったのかぁ~。 というわけで、スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画「フェイブルマンズ」だ。自身の幼少期から映画界への扉を開くところまでを描いている。 1952年、両親に連れられ初めて映画館を訪れたサミー・フェイブルマン少年は、大きな衝撃を受ける。母親のミッツィ(ミシェル・ウィリアムズ)は彼に8mmカメラをプレゼントし、それをきっかけにサミー(ガブリエル・ラベル)はカメラ…
わたしの幸せな結婚、観てきました。 いやぁ~よかったです。 めめ、かっこよかった! 美桜ちゃん、可愛くてキレイだった! 建物とかがとても立派で、映画でいう…
映画BLUE GIANT(ブルージャイアント)の感想レビューなど
話題の映画ブルージャイアントを観てきました。 《ネタばれご注意ください》 雪が降りしきる河原で「世界一のジャズ・サックス奏者」を目指してひたむきに練習に励む主人公の宮本大(みやもとだい)のカットから物語が始まります。 大は高校の時にテナーサックスの熱さに魅せられ、高校を卒業すると上京して高校時代の同級生の玉田俊二(たまだしゅんじ)のアパートに転がり込んで日雇い労働をしながら1人でサックスの練習をするのでした。 ライブハウスで凄腕の若手ピアニストの沢辺雪祈(さわべゆきのり)と出会い、大学生の玉田俊二も感化されてドラムを始め、3人でJASS(ジャス)というバンドを組んで活動を始めます。 次第に人気…
「コンパートメントNo.6」2023年3月12日(日)新宿シネマカリテにて。午後3時より鑑賞(スクリーン1/A-8) ~極北に向かう列車の中で変化し始める最悪の仲の女と男 先日のアカデミー賞は「エブエブ」の圧勝。まあ、いろいろ見方はあるだろうが、ハリウッドで影が薄かったアジア系俳優にスポットライトが当たったことは、とても良かったと思う。 その前日の日曜日、近所の映画館に「オットーという男」を観に行こうと思ったら、かなりの混雑。隣りの席にも人が座りそうな勢いだったのでやめたのだ。コロナはやっぱり怖いのだ。 というわけで、方針転換して前から観たかった「コンパートメントNo.6」を観に、新宿シネマカ…