メインカテゴリーを選択しなおす
福寿草はキンポウゲ科の多年草で、北海道~九州に広く分布します。代表的な春を告げる花で、夏には地上部が枯れるスプリング・エフェメラル(春の妖精)です。古典園芸植物として、たくさんの園芸品種があり、「金鵄」(キンシ)は、濃い黄金色の中大輪種で、花弁先の切れ込みが深く疎らに入ります。(明治時代に制定された金鵄勲章に、花形が似る事からの命名です)草丈数cmで、短い茎の頂に1個ずつ蕾を着けて、2月中旬、初めの1輪が開きました。花は太陽光に応じて開閉し、日が当たらないと何日間も閉じたままです。草丈が伸びてきて、2月下旬、晴天の朝の開き始めです。その3日後の2月末日、2輪揃って開花しました。3月上旬、初めに咲いた花は半開状となり、2輪目の花が全開です。2輪目の花は、花弁先の切れ込みがあまり入っていません。3月中旬の花、...鉢植えの福寿草(1)「金鵄」
福寿草はキンポウゲ科の多年草で、北海道~九州の山林に分布しています。春を告げる花で、夏には地上部が枯れる典型的なスプリング・エフェメラルです。古典園芸植物でもあり、「金鵄」(キンシ)はその園芸品種で、金鵄勲章に花容が似ているということから名付けられました。2月下旬に、1輪が開花しました。その隣に、もう1つ蕾が着いています。濃い黄色花でナデシコ咲き、弁先の切れ込みが深く疎らに入り、花弁の長さが不揃いで、中~大輪花になります。3月上旬の花、夜間は曇天では花弁を閉じて、晴れると開き、3月中旬まで咲いていました。しかし、2つ目の花は蕾のままで萎んでしまいました。花後に茎葉を伸ばして、光合成をおこないます。鉢植えの福寿草(1)「金鵄」