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【本・音楽】村上春樹×JAZZ!!音楽と文学の幸福なマリアージュ♪
☆村上春樹とJAZZ☆ JAZZ好きな作家は多くて、中上健次、平野啓一郎らもJAZZ好きですが、村上春樹ほどJAZZ好きのイメージが強い作家もいないように思います。 クラシック音楽への造詣が深く、たびたび物語そのものに深く関わってきますが、JAZZも村上春樹の物語に大きく関与していて、短編では特にJAZZやJAZZミュージシャン、レコードなどにまつわるエピソードが描かれたりしています。 音楽が絡むエピソードが多くてビートルズ、ストーンズ、ビーチボーイズ、スライ&ザ・ファミリーストーンなど、短編でタイトルになっていたりもしますね。 ジャズも『アフターダーク』はカーティス・フラーの『ファイブ・スポ…
カーティス・フラー 『イメージズ(Images of Curtis Fuller)』
トロンボーン入り三管フロントの到達点 1950年代を通してのジャズ音楽の変動を経て1960年に吹き込まれた1枚が、本盤『イメージズ(Images of Curtis Fuller)』である。トロンボーン奏者のカーティス・フラー
カーティス・フラー 『ボス・オブ・ザ・ソウル・ストリーム・トロンボーン(Boss of the Soul-Stream Trombone)』
マイナー・レーベルに残された絶頂期の名作 カーティス・フラー(Curtis Fuller)の作品として最良の作品はどれか。そう訊かれて、『ブルースエット』や『サウス・アメリカン・クッキン』を挙げる人も多いこ
【音楽】カーティス・フラーについて!!村上春樹『アフターダーク』で紹介されたジャズの名曲『ファイブ・スポット・アフター・ダーク』
☆伝説のジャズトロンボーン奏者であるカーティス・フラー☆ さてさて今日はモダンジャズのトロンボーン奏者のカーティス・フラーを紹介します。 2021年に亡くなった彼ですが、ジョンコルトレーンやアートブレイキーをはじめ多くの偉大なジャズプレイヤーと共演しています。 ちなみにトランペットとトロンボーンの違いってわかります? 僕はわかりません(笑) 調べてみたら、大きさとか、ピッチを変えるメカニズムなどが違うようですね。 音もトロンボーンのほうが低く深い音を出している印象です。 トロンボーンはトランペットよりも大きく、より深い音を生み出します。トランペットとトロンボーンの最も明白な違いは、ピッチを変更…
カーティス・フラー・セクステット 『スライディング・イージー(Sliding Easy)』
豪華ハード・バップの面々との吹込みによる名トロンボーン奏者の1枚 カーティス・フラー(Curtis Fuller)は、1934年にデトロイトで生まれたトロンボーン奏者で、2021年に86歳で没している(追悼過去記事(1)
[sales data]1969/5(Rec:1967/3/10)[producer]Francis Wolff[member]Wayne Shorter(sax)Curtis Fuller(trombone)James Spaulding(fl/sax)Herbie Hancock(p)Ron Carter(b)Joe Chambers(ds)「Schizophrenia」=精神分裂症ショーターさんは二重人格なのではないか?と思うことがあるのですが、それは黒魔術や精神世界に没頭しているショーターAさん。片やいたって健康体で人の心にささる音を奏でるショーターBさん。二重人格というの...
[sales data]1967/9(Rec:1965/12/18)[producer]Alfred Lion[member]Hank Mobley(sax)Curtis Fuller(trombone)Lee Morgan(tp)McCoy Tyner(p)Bob Cranshaw(b)Billy Higgins(ds)本作はモーガンさんに加え、フラーさんを加えたフロント3管にボブ・クランショウ&ヒギンズさんの「サイドワインダー」のリズム隊にマッコイさんを加えた鉄壁のリズムセクションによるジャズロック路線でモーガンさんに続けとばかりにブルーノートのモブレ...
'S Make It/Art Blakey & The Jazz Messengers
[sales data]1965(Rec:1964/11/15-16&25)[producer]Jack Tracy[member]Art Blakey(ds)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)John Gilmore(sax)John Hicks(p)Victor Sproles(b)クインシー・ジョーンズの肝いりでスタートしたマーキュリー傘下のライムライトレーベル第一号としてリリースされた作品です。メッセンジャーズは1961年からハバード、フラー、ショーターの3管体制が続きましたがハバードさんが抜けた頃からアルバムごと...
POP + JAZZ = SWING/Benny Golson
[sales data]1962(Rec:1962/4)[producer]Tom Wilson[member]Benny Golson(arranger/conductor)Bill Evans(p)Ron Carter(b)Paul Chambers(b)Charlie Persip(ds)Jimmy Cobb(ds)[Jazz Band - Right Channel]Freddie Hubbard(tp)Bill Hardman(tp)Curtis Fuller(trombone)Grachan Moncur III(trombone)Eric Dolphy(sax)Wayne Shorter(sax)[Pop Orchestra - Left Channel]Ray Alonge(French horn)Bob Northern(French horn)Jerome Richar...
Mosaic/Art Blakey and The Jazz Messangers
[sales data]1962/1(Rec:1961/10/2)[producer]Alfred Lion[member]Art Blakey(ds)Freddie Hubbard(tp)Curtis Fuller(trombone)Wayne Shorter(sax)Cedar Walton(p)Jymie Merritt(b)ショーター、モーガン、フラーのフロント3管で新装したメッセンジャ―スは何故かインパルスからイレギュラーな1枚をリリースするのですが、ダメ出し連発だったライオンさんのお目にようやくかかりリリースされたメッセンジャーズ名義のブルーノート作...
Art Blakey and the Jazz Messengers (A La Mode/1961 album)
[sales data]1961/9/1(Rec:1961/6/13&14)[producer]Bob Thiele[member]Art Blakey(ds)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)Wayne Shorter(sax)Bobby Timmons(p)Jymie Merritt(b)1961年、日本に初来日して大旋風を巻き起こしたジャズ・メッセンジャーズ(JM)は当時の人気と裏腹にマンネリ打破のため転換期を迎え、フロントが3管になって初めてのスタジオ盤なのですが、少々事情がややこしいので整理しておきますと、ショーターさん...
Together/Philly Joe Jones & Elvin Jones
[sales data]1961(Rec:1961/2/2)[producer]Nesuhi Ertegun[member]Philly Joe Jones(ds)Elvin Jones(ds)Blue Mitchell(tp)Curtis Fuller(trombone)Hank Mobley(sax)Wynton Kelly(p)Paul Chambers(b)エルヴィンさんとフィリ―・ジョー・ジョーンズさんのドラム合戦です。フィリ―・ジョー・ジョーンズさんは年齢こそエルヴィンさんと4つ上とさほど違いませんが40年代後半から活躍されている大ベテランですが、薬中のためコルトレーン...
[sales data]1961(Rec:1960/5/12)[producer]Sid McCoy[member]Paul Chambers(b)Tommy Turrentine(tp)Curtis Fuller(trombone)Yusef Lateef(sax/fl)Wynton Kelly(p)Lex Humphries(ds)Vee-Jayレーベルから発売されたチェンバースさんの最後のリーダーアルバム。(この頃「Vee-Jay」はケリーさんを餌に人気ミュージシャンのショット契約釣りをしていたみたいですね)タイトルの「1st Bassman」は、ジャズセッションのファーストコール...
Meet the Jazztet/Art Farmer & Benny Golson
[sales data]1960(Rec:1960/2/6,9&10)[producer]Kay Norton[member]Art Farmer(tp)Benny Golson(sax)Curtis Fuller(trombone)McCoy Tyner(p)Addison Farmer(b)ファーマー&ゴルソンの双頭体制にフラーが加わった3菅ジャズテットのデビュー作品。(この年コルトレーンとカルテットを組むデビューしたばかりのマッコイ・タイナーは本作が初録音になるようです) ハードバップの代表作「Moanin'」でアート・ブレイキーを男にしフラー...
Drums Around the World/Philly Joe Jones
[sales data]1959(Rec:1959/5/4,11&28)[producer]Orrin Keepnews[member]Philly Joe Jones(ds)Blue Mitchell(tp)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)Herbie Mann(fl/piccolo)Cannonball Adderley(sax)Benny Golson(sax)Sahib Shihab(sax)Wynton Kelly(p)Jimmy Garrison(b)Sam Jones(b)ミッチェル、モーガン、ハービーマン、キャノンボール、ゴルソン、ケリー、ガリソン、ジョーンズとブルーノートとリバーサイド選抜の人気ハー...
[sales data]1960/2(Rec:1959/5/21)[producer]Ozzie Cadena[member]Curtis Fuller(trombone)Benny Golson(sax)Tommy Flanagan(p)Jimmy Garrison(b)Al Harewood(ds)トロンボーン奏者のリーダー作はJ.J.Johnsonさんの「Dial J. J. 5」以来ですがジャズトロンボーンの第一人奏者、カーティス・フラーさんの代表作。(2021年5月8日に86歳でお亡くなりになっています(合掌)人気作たるゆえんはベニー・ゴルソン作「ファイヴ・スポット・...
Monday Night at Birdland/Hank Mobley & Lee Morgan
[sales data]1958/11(Rec:1958/4/21)[producer]Rudy Traylor[member]Hank Mobley(sax)Billy Root(sax)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)Ray Bryant(p)Tommy Bryant(b)Specs Wright(ds)ニューヨークのジャズクラブは月曜日の夜に特別プログラムを組む店が複数あったそうでヴィレッジ・バンガードは月曜日の夜に休みのとれるスターミュージシャンを集めたオールスターセッションをバードランドは新人やこれから売り出そうという...
カーティス・フラー 「マイナー・バンプ(Minor Vamp)」ほか
カーティス・フラー追悼(前編) ジャズ・トロンボーン奏者、カーティス・フラー(Curtis Fuller)の訃報が伝えられました(外部記事)。死因は不明ですが、生まれ故郷のデトロイトにて亡くなったとのことで
カーティス・フラー追悼(後編) 前回記事に続き、ジャズ・トロンボーン奏者、カーティス・フラー(Curtis Fuller)追悼の後編です。彼の精力的な吹き込みは、特に1950年代後半から1960年代初頭に集中してお
[sales data]1958/1(Rec)1957/9/15[producer]Alfred Lion[member]John Coltrane(sax)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)Kenny Drew(p)Paul Chambers(b)Philly Joe Jones(ds)市川正二さん評「マイルス時代はともかく、コルトレーンのリーダー作にはどこか求道者的な色彩がつきまとう。だがこれは例外的な作品で、ファンキー・ムード満点、解放感いっぱいのハード・バップ・ジャズだ。重い戦車が疾走するようなコルトレーンの重...
[sales data]1958/3(Rec:1957/9/1)[producer]Alfred Lion[member]Sonny Clark(p)Donald Byrd(tp)Curtis Fuller(trombone)John Coltrane(sax)Paul Chambers(b)Art Taylor(ds)クラークさんのブルーノート第2弾はこのセッション2週間後に同じくブルーノートで「Blue Train」を録音するジョン・コルトレーンさんとの唯一の共演作。(全体的にコルトレーンさんが悪目立ちしていて「裏Blue Train」という方もいらっしいます(笑)他にも...
[sales data]1958(Rec:1957/8/25&1958/2/25)[producer]Alfred Lion[member]Jimmy Smith(org)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)George Coleman(sax)Lou Donaldson(sax)Tina Brooks(sax)Kenny Burrell(g)Eddie McFadden(g)Donald Bailey(ds)Art Blakey(ds)1957年8月25日と1958年2月25日の2回のジャムセッションで「House Party」に収録されなかった音源集(数多いジミー・スミスさんの作品の中でも特に人気盤)タイトル曲はルー...
[sales data]1958(Rec:1957/8/25&1958/2/25)[producer]Alfred Lion[member]Jimmy Smith(org)Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)George Coleman(sax)Lou Donaldson(sax)Tina Brooks(sax)Kenny Burrell(g)Eddie McFadden(g)Donald Bailey(ds)Art Blakey(ds)本作はリー・モーガン、カーティス・フラー、ジョージ・コールマン、ルー・ドナルドソン、ケニー・バレル、アート・ブレイキーと何だこれ?とあきれるほど豪華な面子です。...
[sales data]1957(Rec:1957/8/25)[producer]Alfred Lion[member]Lee Morgan(tp)Curtis Fuller(trombone)George Coleman(sax)Ray Bryant(p)Paul Chambers(b)Art Taylor(ds)前作(Vol.3)同様に3管の6人編成。リー・モーガン、カーティス・フラー、ジョージ・コールマン、レイ・ブライアント、ポール・チェンバース、アート・テイラーモブレーさん同様、アルバムタイトルが識別しにくいものが続いていましたが本作から固有名になりこ...
Bud! The Amazing Bud Powell(vol.3)
[sales data]1957(Rec:1957/8/3)[producer]Alfred Lion[member]Bud Powell(p)Curtis Fuller(trombone)Paul Chambers(b)Art Taylor(ds)50年代中期以降、麻薬やアルコール中毒に苦しみ、精神障害を負っていたパウエルさん。1957年当時どのぐらい正気を保ってセッションしていたのか分かりませんが、4年の間隔を空けてのAmazingシリーズ Volume.3です。基本ピアノトリオですが、後半フラーさんのトロンボーンのワンホーンという変わ...
Dial "S" for Sonny/Sonny Clark
[sales data]1957/12(Rec:1957/7/21)[producer]Alfred Lion[member]Sonny Clark(p)Art Farmer(tp)Curtis Fuller(trombone)Hank Mobley(sax)Wilbur Ware(b)Louis Hayes(ds)70年代のデビューしたばかりの洋楽バンドで本国ではさっぱりなのに日本では異常に人気があるという珍現象がたまにありまして(Queen,Japan,チープ・トリックなど)ジャズにもそういう人材がいまして、アルフレッド・ライオンさんが日本からの大量注文に「何故日...
Chambers' Music/Paul Chambers
[sales data]1956/9(Rec/1956/3/2&4/20)[producer]Herbert Kimmel[member]Paul Chambers(b)Philly Joe Jones(ds)Kenny Drew(p)Roland Alexander(p)John Coltrane(sax)Pepper Adams(b sax)Curtis Fuller(trombone)チェンバースさんもアルコールとヘロインに溺れていたミュージシャンの一人で若くして亡くなったため(享年33歳)活動期間は短く、自身のリーダー作品は6枚と少ないのですが、ベーシストとして参加した作品数は400枚近...