70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その1) 1年ぶりぐらいになるでしょうか。通算9回目となる70年代曲選をお届けしたいと思います。全10回を予定していますので、よろしければお付き合いください。
ロック、ジャズ、ポップス、ラテンなど、名盤や名曲を紹介する独り言です。
イーグルス 「テイク・イット・イージー(Take It Easy)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その1) 1年ぶりぐらいになるでしょうか。通算9回目となる70年代曲選をお届けしたいと思います。全10回を予定していますので、よろしければお付き合いください。
ブルー・チアー 『ファースト・アルバム(Vincebus Eruptum)』
HR/HMの元祖とも言われる爆音・轟音サウンド ブルー・チアー(Blue Cheer)は、1960年代後半から70年代初頭に活躍したバンド。1966年にサンフランシスコで結成され、ブルースを演奏していたと言うが、翌67年
南米/アルゼンチンを意識した作品 前作の『第三世界』(1969年録音、1970年リリース)で、ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)は南米というルーツを意識した作風を披露した。この方向性を継続し、1971年
だいぶ間があいてしまいましたが、INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ1か月ほどの記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブロ
ブラックモアズ・レインボー 『虹を翔る覇者(Rainbow Rising)』
メンバーを入れ替えての第2作 ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)が結成したレインボー(Rainbow)は、1975年に『銀嶺の覇者』を発表したが、この後、ヴォーカルのロ
フォビア 『アモール・チキート(Amor chiquito)』
人気絶頂期の好盤 フォビア(Fobia)は、1987年にメキシコシティで結成されたロック・バンドで、10年ほど活動した(後に2003年以降、再結成して活動を継続中)。1990年にデビュー作を発表してから、順調にキ
ダニー・ガットン 『88・エルミラ・ストリート(88 Elmira St.)』
“世界一無名の天才ギタリスト”の超推奨盤 世の中には才能を持ちつつも不世出に終わるという人もいる。ギタリストの世界において、そうした不遇の人物の一人がダニー・ガットン(Danny Gatton)であるというの
ジューダス・プリースト 『ステンド・グラス(Stained Glass)』
早期ヘヴィ・メタルの名盤 1974年のデビューから2024年現在で半世紀という長期間存続し、活動を展開しているヘヴィ・メタルの代表的バンド、ジューダス・プリースト(Judas Priest)。彼らのキャリア早期の中
フィル・コリンズ 『フィル・コリンズIII(ノー・ジャケット・リクワイアド)(No Jacket Required)』
多忙な男の大ヒット作 1980年代のフィル・コリンズ(Phil Collins)は“世界でいちばん忙しい男”だった。ソロでもバンドでも大人気で、イギリスで演奏後にコンコルドに乗って米国へ飛んで次のステージに上がる
一世を風靡したブルー・アイド・ソウル・シンガーのデビュー盤 ポール・ヤング(Paul Young)は、1956年イギリス出身の歌手で、1983年に本盤『何も言わないで(No Parlez)』でデビューした。その当時として
ブライアン・アダムス 『LIVE! LIVE! LIVE!(Live! Live! Live!)』
快進撃真っただ中のライヴ盤 ブライアン・アダムス(Bryan Adams)は、1959年、カナダはオンタリオ州生まれのロック・ミュージシャン。1980年代に大人気を博した彼の絶頂期のライヴ・パフォーマンスを収め
ユリディア 『パ・ルエゴ・エス・タルデ(Pa’luego es tarde)』
メキシコ伝統音楽へのチャレンジ ユリディア(Yuridia)は、TVショウをきっかけに歌のシンデレラ・ガールとして注目され、『天使の声(ラ・ボス・デ・ウン・アンヘル)』および同盤に収められたシングル・
ホアキン・サビーナ 『フィシカ・イ・キミカ(Física y química)』
サビーナの魅力に満ちた好盤 フランコ体制下で英国へ亡命して詩を学んだホアキン・サビーナ(Joaquín Sabina)は、1977年にスペインに帰国し、詩人かつシンガーソングライターとして活動した。1992年にリリー
トニー・コジネク 『バッド・ガール・ソングス(Bad Girl Songs)』
ストレートで素朴なシンガーソングライター作品 トニー・コジネク(Tony Kosinec)は、イギリス生まれ、カナダ育ちの歌手でシンガーソングライター。1960年代末から1980年代にかけて5枚ほどのアルバムを残し
本ブログの累計アクセス数が950万件に達しました。 この場を借りて、ご覧いただいている皆さんにあらためて感謝申し上げます。 何か月後になるかわかりませんが、このまま1千万アクセスを無事に迎えられるよう、
ジョー・グルシュキー&ザ・ハウスロッカーズ 『ダウン・ザ・ロード・アピース~ライヴ(Down the Road Apiece Live)』
絶頂期の圧倒的パフォーマンス ジョー・グルシュキー(Joe Grushecky)は、1948年ピッツバーグ生まれのロック・ミュージシャン。教師として働く傍ら、ストレートで力強いアメリカン・ロックのアルバム制作や
ザ・ラヴィン・スプーンフル 『魔法を信じるかい?(Do You Believe in Magic)』
最初のシングル・ヒットを含むデビュー盤 ザ・ラヴィン・スプーンフル(The Lovin’ Spoonful)は、1960年代アメリカのフォーク・ロックを代表するバンドで、2000年にロックの殿堂入りを果たしている。ジョン
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デイヴ・メイスン 『アローン・トゥゲザー(Alone Together)』
滋味溢れる初ソロ作 デイヴ・メイスン(Dave Mason,David Mason)は、イギリス出身のギタリスト、ミュージシャン。1960年代後半にスティーヴ・ウィンウッド、ジム・キャパルディらと結成したトラフィック
ボズ・スキャッグス 『スロー・ダンサー(Slow Dancer)』
新たなステージの前触れとなる作品 ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)は、1944年、オハイオ生まれのアメリカ人シンガー。デビューは1965年で、初期の作品としては、『ボズ・スキャッグス&デュアン・オール
アイアン・メイデン 『フィア・オブ・ザ・ダーク(Fear of the Dark)』
貫禄の第9作 1980年代、イギリス発のヘヴィメタルの潮流(ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)を牽引したアイアン・メイデン(Iron Maiden)。彼らが1992年にリリースした作品が、この
ガトー・バルビエリ 『第三世界(The Third World)』
自己アイデンティティの模索に目覚めたガトー ガトー(本来の発音では“ガト”もしくは“ガート”)・バルビエリ(Gato Barbieri)は、アルゼンチン出身のテナー奏者で、2016年に83歳で亡くなっている。12歳のと
ザ・ウェイラーズ/ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 『キャッチ・ア・ファイア(Catch A Fire)』
初のメジャー作品 ウェイラーズ(The Wailers)というバンドは、ジャマイカのキングストンで1960年代前半に形成された。ジャマイカで人気を得た彼らは1972年、アイランド・レコードと契約するに至り、翌年
パイロット 『パイロット(From the Album of the Same Name / Pilot)』
爽やかにマフラーをなびかせて 雲が浮く青い空を背景に、首のマフラーがなびく3人の男たちの肖像。そんなジャケットのアルバムの主は、その名もパイロット(Pilot)である。デヴィッド・ペイトン (David Pato
成功を収めたバンドとしての安定感 『ファンタスティック・マック』(1975年)で新たなバンドの方向性を見出したフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)は、リンジー・バッキンガム/スティーヴィー・ニッ
フォガット 『イン・ザ・ムード・フォー・サムシング・ルード(In the Mood for Something Rude)』
バンドの方向性の模索 1970年代初頭に結成されたフォガット(Foghat)は、ツイン・ギター体制でブギー・ロックの作風を押し出した。けれども、バンドの方向性は時とともに変わっていった。とりわけ、1980年に
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ゲイリー・ムーア 『大いなる野望(Corridors of Power)』
ギター・ヒーローの道へ、ゲイリー・ムーアの魅力 ゲイリー・ムーア(Gary Moore)がヴァージン・レコードに移籍して1982年にリリースしたのが、『大いなる野望(Corridors of Power)』(現在では邦題も『コ
ゲイリー・ポートノイ 『月影のロング・ナイト(Gary Portnoy)』
ソングライターとしての才能が発揮された盤 ゲイリー・ポートノイ(Gary Portnoy)は、1956年、ニューヨーク出身の作曲家・ミュージシャン。1982年に始まった米テレビドラマ(『チアーズ』)の主題歌を手掛け
ホイットニー・ヒューストン 「すてきなSomebody(I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me))」
気まぐれ80s~Chapter 14(その10) 10回目の区切りとなりました。ひとまず14度目の80年代曲選の締めくくりは、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の「すてきなSomebody(I Wanna Dance With S
気まぐれ80s~Chapter 14(その9) 今回、取り上げるのは、シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の初期のヒット曲「シー・バップ(She Bop)」です。1953年生まれの彼女は、遅咲きで1983年にデビュー盤『N.Y.
ブルース・スプリングスティーン 「ボビー・ジーン(Bobby Jean)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その8) 1984年発表のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の特大ヒット・アルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』からの楽曲を取り上げてきましたが、今回はその中
イエス 「ロンリー・ハート(Owner of a lonely heart)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その7) イエス(Yes)というバンドの真骨頂が『危機』や『こわれもの』など1970年代前半の諸作にあるとするならば、1980年代前半のこのヒット曲「ロンリー・ハート(Owner of a l
フィル・コリンズ 「アナザー・デイ・イン・パラダイス(Another Day in Paradise)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その6) フィル・コリンズ(Phil Collins)は、1951年ロンドン出身で、ジェネシスの一員として活動するだけでなく、ソロとしても大きく活躍しました。1980年代、そんな彼の大きな
ビリー・ジョエル 「グッドナイト・サイゴン〜英雄達の鎮魂歌(Goodnight Saigon)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その5) ウクライナにせよ、ガザにせよ、戦争の止む気配がありません。広島の慰霊碑に刻まれた“過ちは繰返しませぬから”という言葉に反し、人類の過ちは繰り返され続けているよう
マドンナ 「パパ・ドント・プリーチ(Papa Don’t Preach)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その4) マドンナ(Madonna)は、1980年代前半に音楽シーンに登場し、空前の売り上げを記録したポップ界の女王。現役で活動を続けていて、65歳になった現在も、少し前に新恋人発覚
ボブ・シーガー 「ロール・ミー・アウェイ(Roll Me Away)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その3) ボブ・シーガー(Bob Seger)は、1970年代から1980年代にかけて人気を博したデトロイト生まれのロック・アーティスト。2004年にロックの殿堂入りを果たしています。
ペット・ショップ・ボーイズ 「ウエスト・エンド・ガールズ」(West End Girls)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その2) 続いては、ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)の初期の代表曲「ウエスト・エンド・ガールズ」(West End Girls)」です。このユニット名はメンバーの2人の共通の
スティーヴ・ウィンウッド 「ハイヤー・ラヴ(Higher Love)」
気まぐれ80s~Chapter 14(その1) 久しぶりの80年代曲選です。これまでと同様に、全10回を予定していますので、ぜひお付き合いください。 最初の曲は、スティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)が19
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記憶のかなたから蘇って… 唐突ですが、昭和のナンバーを1つ。先日、外出先(というか、いつも昭和歌謡がBGMで流れているお店での話です)で、どこか聞き覚えのある昭和の曲が流れてきました。 “都会は海
モトリー・クルー 『ドクター・フィールグッド(Dr. Feelgood)』
時代を象徴する代表盤 モトリー・クルー(Mötley Crüe)は、1980年代初頭にロサンゼルスで形成されたヘヴィ・メタルのバンド。いわゆる“LAメタル”ムーヴメントを代表し、バンド名は“雑多なクルー”つまりは“寄
スモール・フェイセス 『オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク(Ogdens' Nut Gone Flake)』
半世紀以上経っても輝き続ける超名盤 スモール・フェイセス(スモール・フェイセズ、Small Faces)は、1960年代後半に活躍した英国のバンド。本邦では人気がないどころか、その名前もさほど認知されなかっ
J・D・サウザー 『ジョン・デイヴィッド・サウザー・ファースト(John David Souther)』
若きJ・D・サウザーのデビュー盤 J・D・サウザー(J. D. Souther, John David Souther)と言えば、イーグルスへの楽曲提供やウェストコーストの立役者といったイメージが強いかもしれない。そんなサウザ
アーチー・シェップ 『フォア・フォー・トレーン(Four for Trane)』
追従者に終わらず、コルトレーンの先を切り開こうとする意欲作 アーチー・シェップ(Archie Shepp)は、1937年フロリダ出身のジャズ・サックス奏者。1960年からセシル・テイラーのバンドに加わり、その後、ジ
デクスター・ゴードン 『デクスター・コーリング(Dexter Calling…)』
ブルーノートでのワンホーン名盤 デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)は、1950年代の大半をドラッグと刑務所暮らしで棒に振った。1961年、38歳にして初めてブルーノートに吹き込みを残すべく、ニューヨー
バーニー・ケッセル 『トゥ・スウィング・オア・ノット(To Swing or Not to Swing-Barney Kessel, Vol. 3)』
スウィングすべきか、せぬべきか… シェークスピア作の戯曲『ハムレット』の有名すぎるセリフに、“To be, or not to be”というのがある。これをもじって“スウィングすべきか、せぬべきか”としたのが、バーニ
エットーレ・カルッチ・トリオ 『フォワード(Forward)』
現代イタリアン・ピアノの魅力 特に日本のリスナーにピアノ・トリオ好きが多いおかげで(加えて、某友人の影響もあったりして)、ついついでに“もう1枚”となって、聞いたことのないピアノ・トリオ盤などを買
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エルヴィス・コステロ 『オールモスト・ブルー(Almost Blue)』
カントリーに傾倒したコステロ盤 デビュー以来、エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は年に1枚のペースでアルバムを発表していったが、1981年は年頭に『トラスト』を発表し、さらに秋になってもう1枚、
ハート 『べべ・ル・ストレンジ(Bébé Le Strange)』
ハードコアなハート作品 1976年にメジャー・デビューしたバンド、ハート(Heart)の初期のアルバムの中で最もハードコアなロック作品と言えるのが、本盤『べべ・ル・ストレンジ(Bébé Le Strange )』だろ
カーラ・ボノフ 『ささやく夜(Restless Nights)』
やさしさと包容力に溢れたヴォーカル カーラ・ボノフ(Karla Bonoff)は、ウエスト・コースト(西海岸)を代表する女性シンガーソングライターの一人で、1970年代後半にメジャー・デビューを果たした。前年
フォガット 『ジグ・ザグ・ウォーク(Zig Zag Walk)』
バンド活動停止前、最後の盤 1980年のロッド・プライスの脱退後、シングル曲「サード・タイム・ラッキー」が成功した後の彼らの道のりは決して順調ではなかった。バンドの新たな方向性を模索しようとするも結
アイアン・メイデン 『パワースレイヴ~死界の王、オシリスの謎(Powerslave)』
世界的バンドへ飛躍した時期の力作 アイアン・メイデン(Iron Maiden)は1970年代後半に形成され、1980年にデビュー盤を発表した。その後、セカンド作の後にヴォーカルの交替もあったものの、毎年のようにア
ジェフ・ベック・グループ 『ラフ・アンド・レディ(Rough and Ready)』
新メンバーで臨んだ盤 ジェフ・ベックが主導したバンドであるジェフ・ベック・グループ(The Jeff Beck Group)は、一般に“第1期”と“第2期”に分けて語られる。前者は1967~69年の期間で、ロッド・スチュワー
スティーヴィー・サラス・カラーコード 『スティーヴィー・サラス・カラーコード(Stevie Salas Colorcode)』
多彩な演奏を見せるギタリストのデビュー盤 スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)は、1964年、カリフォルニア州サン・ディエゴの出身で、ネイティヴ・アメリカンの血をひくギタリスト。1980年代から活動し
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メタリカ 『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』
社会的テーマを中心にした意欲作 メタリカ(Metallica)が1988年に発表した第4作が、本盤『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』である。交通事故で死去したクリフ・バートンに代わってジェイソン
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 『サヴァイヴァル(Survival)』
アフリカをテーマにした盤 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マー
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ 『トラスト(Trust)』
コステロ、変化の兆候 1977年に『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でデビューしたエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、当初はパンク調の曲を演じる“怒れる若者”、ニューウェーヴのミュージシャンといっ
マイケル・シェンカー・グループ 『神(帰ってきたフライングアロウ)(The Michael Schenker Group)』
完成度の高い好盤 マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、1955年、西ドイツ出身のギタリスト。彼は、1973~78年にUFOのメンバーとして、このバンドの成功に貢献した。そして、UFOを脱退した後は、自身
ジョ・ジョ・ガン 『ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)』
力強いロックを聴かせる好盤 1971年、スピリットを脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)とマーク・アンデス(Mark Andes)がロサンゼルスで結成したのが、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)というバ
ジューダス・プリースト 『ブリティッシュ・スティール(British Steel)』
新時代への移行を代表するお勧め盤 ハードロックとヘヴィメタルというのは、その境界線が時に不明瞭で、国やら時代やら、あげくの果てには評論家によって定義が大きく異なったりする。1979年にイギリスの音楽
ドッケン 『トゥース・アンド・ネイル(Tooth and Nail)』
出世作となったセカンド盤 ドッケン(Dokken)は、1980年代に活躍したヘヴィメタルのバンド。ドン・ドッケンを中心に構成され、ギタリストのジョージ・リンチが在籍したことでも知られる。このバンドは、1970
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ミゲル・リオス 「サバド・エン・ラ・ノチェ(Sábado en la noche)」
スペイン語ロック曲選・PART 5(その5) 締めくくりの今回は、スペインのアーティストです。ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年、スペイン南部のグラナダ出身のシンガーソングライター。1960年代から
セシリア・トゥーサン 「コラソン・デ・カクト(Corazón de cacto)」
スペイン語ロック曲選・PART 5(その4) メキシコのアーティストが続きますが、今回は女性シンガーで女優としても活躍してきたセシリア・トゥーサン(Cecilia Toussaint)です。1980年代にソロ・デビューし
スペイン語ロック曲選・PART 5(その3) リラン・ロール(Lira N’ Roll)は、アントニオ・リラ(Antonio Lira,愛称はトーニョ・リラToño Lira)をフロントマンとするメキシコのロック・バンド。1990年代か
スペイン語ロック曲選・PART 5(その2) ソエー(Zoé)はメキシコのオルタナ・ロックのバンドで、本ブログではこれまでにも何度か取り上げています。今回は、「アルージョ・デ・エストレージャス」と並び、2
スペイン語ロック曲選・PART 5(その1) 通算5度目となるスペイン語ロック曲選です。これまでと同じように、5回にわけてスペイン語圏のアーティストによるロック・ナンバーを取り上げていきたいと思います。
ポール・ウィリアムズ 『サムデイ・マン(Someday Man)』
古き良きアメリカン・ポップスの残響 ポール・ウィリアムズ(Paul Williams)は、1940年生まれの米国のシンガーソングライター、俳優。2009年からはASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)の会長も務めている人
デヴィッド・ギルモア 『狂気のプロフィール(About Face)』
自然と体内に入ってくるギルモア・サウンド 個人的には“腑に落ちる”盤である。もちろん、こういう言い方をしてしまうとツボは人それぞれに違うのだから十人十色ということになってしまうわけだけれど、デヴィ
ハノイ・ロックス 『ミステリー・シティ(Back to Mystery City)』
勢いに乗る第4作 ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)は、フィンランドのバンドで、地元で人気を得た後に全米進出を目指そうという段階で、メンバー(ドラマーのラズル)の自動車事故死によりそれが叶わなくなっ
大ヒット曲に続くセカンド作 アメリカ(America)は、コーラスワークを生かしたシンプルなサウンドで1970年代に一世を風靡したバンド。結成されたのはイギリスのロンドンだったが、3人のメンバー(ジェリー・
ガンズ・アンド・ローゼズ 『アペタイト・フォー・ディストラクション(Appetite for Destruction)』
GN'Rデビュー盤の圧倒的存在感 ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)は、L.A.ガンズのメンバーとハリウッド・ローズのメンバーが融合するところから誕生した。そのため、前身バンドの名を組み合わせた
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カーティス・フラー 『ボス・オブ・ザ・ソウル・ストリーム・トロンボーン(Boss of the Soul-Stream Trombone)』
マイナー・レーベルに残された絶頂期の名作 カーティス・フラー(Curtis Fuller)の作品として最良の作品はどれか。そう訊かれて、『ブルースエット』や『サウス・アメリカン・クッキン』を挙げる人も多いこ
ジョージ・アダムス/ドン・ピューレン・カルテット 『シティ・ゲイツ(City Gates)』
熱く燃焼するインプロヴィゼーション演奏盤 ジョージ・アダムス(George Adams)は、1940年、ジョージア州生まれのテナーサックス、フルート、バス・クラリネット奏者。ドン・プーレン(Don Pullen, ドン・ピ
イングヴェイ・マルムスティーン 『イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース(Yngwie Malmsteen's Rising Force)』
早弾き・ネオクラシカルの最高峰 イングヴェイ・マルムスティーンは、1963年スウェーデン生まれのギタリスト。グラハム・ボネット率いるアルカトラスでの活躍(参考過去記事)で名声を得たのち、自身のバンド
ロッド・スチュワート 『ネヴァー・ア・ダル・モーメント(Never A Dull Moment)』
勢いに乗る第4作 ロッド・スチュワート(Rod Stewart)は、ジェフ・ベック・グループに参加したのち、フェイセズおよびソロで成功を重ねていった。1970年代前半は、フェイセズというバンドでの活動とソロ・ア
E.L.O. & オリビア・ニュートン=ジョン 『ザナドゥ(Xanadu)』
映画はともかくアルバムは大ヒット 1980年、人気絶頂のオリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)主演の映画が封切られた。このミュージカル・ファンタジー映画『ザナドゥ』は、興行的に成功せず、
ホワイトスネイク 『スリップ・オブ・ザ・タング(Slip of the Tongue)』
“代役ギタリスト”が際立つ1980年代最後の盤 デイヴィッド・カヴァデール率いるホワイトスネイク(Whitesnake)は、1970年代後半に登場し、1980年代いっぱいまで大きな人気を集めた。このいわば最盛期にあたる
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メタリカ 『血染めの鉄槌[キル・エム・オール](Kill 'Em All)』
スラッシュ・メタルの夜明け メタリカ(Metallica)は、1980年代初頭にアメリカ西海岸で形成され、スラッシュ・メタルを牽引して大きな成功を収めたバンドである。そんな彼らのデビュー盤となったのが、1982
ゲイリー・ムーア 『ワイルド・フロンティア(Wild Frontier)』
ギター・ヒーローのカッコよさ満載の推奨盤 ゲイリー・ムーア(Gary Moore)は、1952年北アイルランドはベルファスト出身のロック・ギタリストで、2011年に心臓発作により58歳で没している。1960年代末のスキ
アルカトラス 『アルカトラス(No Parole from Rock’n’Roll)』
グラハム・ボネットとイングヴェイ・マルムスティーン アルカトラス(Alcatrazz)は、レインボーでも活躍し、その後、マイケル・シェンカー・グループを短期間で去ることになったグラハム・ボネット(Graham
ロイ・ブキャナン 『レスポールとの遭遇(You’re Not Alone)』
レスポールを使用した異色作 テレキャスターの名手として知られるロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)が、あろうことかレスポールを演奏してしまったというのが、1978年発表の『レスポールとの遭遇(You’re Not
ボブ・ディラン 『武道館(Bob Dylan at Budokan)』(1/2)
日本武道館の名を冠した2枚組ライヴ盤(前編) 1978年、ボブ・ディラン(Bob Dylan)はワールド・ツアーの日本公演を行った。2月28日~3月1日の日本武道館での公演の音源をアルバム化したのが、本盤『武道館
ボブ・ディラン 『武道館(Bob Dylan at Budokan)』(2/2)
日本武道館の名を冠した2枚組ライヴ盤(後編) (前編からの続き) さて、2枚組の本盤の2枚目(LPではC面に6曲、D面に5曲)を見ていきたい。最初のII-1.「風に吹かれて」は、前回記事にも書いたように、元の
ピーター・ガブリエル 『ピーター・ガブリエル1(Peter Gabriel)』
ジェネシスを脱退し、ソロとなった第1作 本盤は、一般には『ピーター・ガブリエル1』と呼ばれ、ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)のセルフタイトルのソロ第1作である。ちなみに、彼のソロ作は第1作から
新年早々、大きな地震に航空機事故と決して明るいとは言えないニュースが続いています。新しい年を景気よく始めたいと思っていたのですが、ひとまずは応援ソングということで、中島みゆきの「ファイト!」です。
新年あけましておめでとうございます。 慌ただしい師走を過ごしていたせいか、気がついたら年が明けていたような状態です。とはいえ、新たな年を迎え、気分も新たに本ブログもマイペースながら無理のない範囲で更
長らくそのままになっていたINDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ2か月ほどの記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのト
マライア・キャリー「オー・ホーリー・ナイト(O Holy Night)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その30) 900万アクセス記念の”いま聴きたい曲”の30回目で、かつ今年(2023年)のクリスマス曲の締めくくりは、マライア・キャリー(Mariah Carey)です。彼
U2 「クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)(Christmas (Baby Please Come Home))」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その29) 次なるクリスマス・ソングはU2によるものです。言わずと知れたアイルランド出身の世界的なトップバンドで、1980年のデビュー以来、現在まで活動を
ミハーレス 「クリスマス・メドレー(Popurrí Navideño de Canciones Americanas/Popurrí de Villancicos Españoles)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その28) メキシコのポップ界の大物シンガー、ミハーレス(ミハレス,Mijares)は、2020年に『フェリス・ナビダー』というクリスマス・アルバムを発表しまし
浜田省吾 「MIDNIGHT FLIGHT-ひとりぼっちのクリスマス・イブ」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その27) 今回も日本の楽曲を取り上げたいと思います。浜田省吾は1970年代から活躍しているシンガーソングライターで、ライヴ活動やCD制作に力を入れ、テレ
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その26) さて、再び趣向を変えて、あらためて本邦のクリスマス・ソングです。谷村新司が1991年に発表したアルバムに収録されていたナンバーで、「Christmas
布袋寅泰 「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)(Happy Xmas (War Is Over))」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その25) 前回に続き、クリスマス向けのコンピレーション盤からの1曲です。1997年、スティーヴ・ヴァイの呼び掛けで、ロック・ギタリストによるクリスマス曲
ジェフ・スコット・ソト、ブルース・キューリックほか 「クリスマスおめでとう(We Wish You a Metal Xmas)」ほか
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その24) さて、がらりと趣向を変えて、今回はヘヴィメタルのクリスマス・ナンバーです。といっても、曲そのものはお馴染みのクリスマス・ナンバーで「クリ
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 9(その1) 1年ぶりぐらいになるでしょうか。通算9回目となる70年代曲選をお届けしたいと思います。全10回を予定していますので、よろしければお付き合いください。
HR/HMの元祖とも言われる爆音・轟音サウンド ブルー・チアー(Blue Cheer)は、1960年代後半から70年代初頭に活躍したバンド。1966年にサンフランシスコで結成され、ブルースを演奏していたと言うが、翌67年
南米/アルゼンチンを意識した作品 前作の『第三世界』(1969年録音、1970年リリース)で、ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)は南米というルーツを意識した作風を披露した。この方向性を継続し、1971年
だいぶ間があいてしまいましたが、INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ1か月ほどの記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブロ
メンバーを入れ替えての第2作 ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)が結成したレインボー(Rainbow)は、1975年に『銀嶺の覇者』を発表したが、この後、ヴォーカルのロ
人気絶頂期の好盤 フォビア(Fobia)は、1987年にメキシコシティで結成されたロック・バンドで、10年ほど活動した(後に2003年以降、再結成して活動を継続中)。1990年にデビュー作を発表してから、順調にキ
“世界一無名の天才ギタリスト”の超推奨盤 世の中には才能を持ちつつも不世出に終わるという人もいる。ギタリストの世界において、そうした不遇の人物の一人がダニー・ガットン(Danny Gatton)であるというの
早期ヘヴィ・メタルの名盤 1974年のデビューから2024年現在で半世紀という長期間存続し、活動を展開しているヘヴィ・メタルの代表的バンド、ジューダス・プリースト(Judas Priest)。彼らのキャリア早期の中
多忙な男の大ヒット作 1980年代のフィル・コリンズ(Phil Collins)は“世界でいちばん忙しい男”だった。ソロでもバンドでも大人気で、イギリスで演奏後にコンコルドに乗って米国へ飛んで次のステージに上がる
一世を風靡したブルー・アイド・ソウル・シンガーのデビュー盤 ポール・ヤング(Paul Young)は、1956年イギリス出身の歌手で、1983年に本盤『何も言わないで(No Parlez)』でデビューした。その当時として
快進撃真っただ中のライヴ盤 ブライアン・アダムス(Bryan Adams)は、1959年、カナダはオンタリオ州生まれのロック・ミュージシャン。1980年代に大人気を博した彼の絶頂期のライヴ・パフォーマンスを収め
メキシコ伝統音楽へのチャレンジ ユリディア(Yuridia)は、TVショウをきっかけに歌のシンデレラ・ガールとして注目され、『天使の声(ラ・ボス・デ・ウン・アンヘル)』および同盤に収められたシングル・
サビーナの魅力に満ちた好盤 フランコ体制下で英国へ亡命して詩を学んだホアキン・サビーナ(Joaquín Sabina)は、1977年にスペインに帰国し、詩人かつシンガーソングライターとして活動した。1992年にリリー
ストレートで素朴なシンガーソングライター作品 トニー・コジネク(Tony Kosinec)は、イギリス生まれ、カナダ育ちの歌手でシンガーソングライター。1960年代末から1980年代にかけて5枚ほどのアルバムを残し
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絶頂期の圧倒的パフォーマンス ジョー・グルシュキー(Joe Grushecky)は、1948年ピッツバーグ生まれのロック・ミュージシャン。教師として働く傍ら、ストレートで力強いアメリカン・ロックのアルバム制作や
最初のシングル・ヒットを含むデビュー盤 ザ・ラヴィン・スプーンフル(The Lovin’ Spoonful)は、1960年代アメリカのフォーク・ロックを代表するバンドで、2000年にロックの殿堂入りを果たしている。ジョン
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滋味溢れる初ソロ作 デイヴ・メイスン(Dave Mason,David Mason)は、イギリス出身のギタリスト、ミュージシャン。1960年代後半にスティーヴ・ウィンウッド、ジム・キャパルディらと結成したトラフィック
新たなステージの前触れとなる作品 ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)は、1944年、オハイオ生まれのアメリカ人シンガー。デビューは1965年で、初期の作品としては、『ボズ・スキャッグス&デュアン・オール
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その8) 今回は、これ抜きに1970年代を語ることはできないといった名曲です。10㏄(テン・シーシー)はイギリスのバンドで、1975年にレーベルを移籍してリリースし
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その7) 一転して、ヒット・シングルとは一線を画す選曲です。ニール・ヤング(Neil Young)の1975年作『今宵その夜』は、筆者のお気に入りの盤の一つですが、今回
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その6) リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)は、1960年代からバンド活動をしていたものの、広く知られるようになったのは、1970年代にソロ・シンガーとして
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その5) 1970年代半ば、1976年のデュエット・ナンバーです。華々しいスター街道を歩んでいたエルトン・ジョン(Elton John)が、同じくイギリス出身の女性シンガー
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その4) 再び1970年代初頭のナンバーを取り上げます。ブレッド(Bread)というのは、デヴィッド・ゲイツ、ジェイムス・グリフィン、ロブ・ロイヤー(ロイヤーは1971
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その3) 今回は、クールな感じの美曲をと思い、有名アーティストによる少しマイナーなナンバーです。ビリー・ジョエル(Billy Joel)の代表的なアルバム『ストレン
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その2) ハート(Heart)は、1975年にデビュー盤『ドッグ&バタフライ』を発表した。同作には「マジック・マン」というヒット曲も含まれていましたが、同じくこのア
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その1) 少し前に1980年代名曲選をやりましたが、こちらはさらに久方ぶりです。1970年代のロックやポップの名曲選、たぶん2年ぶりくらい(?)なのですが、よろしけ
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デビュー当時の勢いと人気が高まる中でのライヴ演奏 ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’Roses)は、1986年にゲフィン・レコードと契約し、翌87年にデビュー盤『アペタイト・フォー・ディストラクション』を
高い質を誇り、聴き続けられるに値する90年代の好盤 ソウル・アサイラム(Soul Asylum)は1980年代に米国ミネソタ州ミネアポリスで形成されたバンドで、1990年代に入ってからのヒットでスターダムにのし上が
セールスは奮わずとも後に残る好盤 ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)は、1960年代、ルー・リードがウェールズ出身でニューヨークに来ていたジョン・ケイルと意気投合して形
ブギー・ロックというスタイルの確立 1971年に結成され、『フォガット』(1972年)、『ロックン・ロール』(1973年)、『電撃のフォガット』(1974年)とアルバム・リリースを重ねていったフォガット(Fogh
半世紀以上前の音楽的胎動 “1966年×ブルース・ロック”と訊かれて、“ジョン・メイオールとエリック・クラプトン”と答えられるのは、よほどのブルース・ロック好きの人かもしれない。さらに前後を見れば、前
個性の強さと時代の先取り リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)は、シカゴ生まれのシンガーソングライター。家出の末、19歳からロサンゼルスに暮らし、トム・ウェイツと同棲していたこともある(
全米で人気を獲得した飛躍の盤 ボブ・シーガー(Bob Seger)は、1945年デトロイト生まれのロック・ミュージシャン。ボブ・シーガー・システム、ソロ、さらにはバックバンドのシルヴァー・バレット・バンド
ソフトながら、ボブ・マーリーらしさに溢れた盤 ウェイラーズ時代も含めて、ボブ・マーリー(Bob Marley)にとって10枚目のアルバムとなったのが、1978年リリースの『カヤ(Kaya)』である。メジャーのアイラ
ソロとしてゲストとの共演、エレキ・ギターへの回帰 ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)は、1942年イギリス出身のギタリスト。1971年から自身のバンド、マハヴィシュヌ・オーケストラで活動し、解散後
時代を超越した金字塔 デヴィッド・ボウイ(David Bowie,デビッド・ボウイーと表記されることも)は、イギリス出身のミュージシャン・俳優で、1996年にロックの殿堂入りをしている。1947年生まれで、2016年
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