世界的バンドへ飛躍した時期の力作 アイアン・メイデン(Iron Maiden)は1970年代後半に形成され、1980年にデビュー盤を発表した。その後、セカンド作の後にヴォーカルの交替もあったものの、毎年のようにア
ロック、ジャズ、ポップス、ラテンなど、名盤や名曲を紹介する独り言です。
エッグズ・オーヴァー・イージー 『グッド・アンド・チープ(Good 'n' Cheap)』
一聴の価値ありの一枚 バンド名が“目玉焼き”(片面焼きではなく両面焼きにしたもの)、アルバム表題が“うまくて安い”、ジャケットが食堂の絵というのは、第一印象としては、ふざけているとしか思えない。だが
エディ・マネー 『アンプラグ・イット・イン(Unplug It In)』
短いながらも魅力の伝わる好ライヴ作 エディ・マネー(Eddie Money)は、1970年代後半から1980年代にかけて人気を博したアメリカ人のロック・ヴォーカリストで、2019年に70歳で没している。生涯で11枚のスタ
ミゲル・マテオス 『プリメーラ・フィラ(Primera fila: Miguel Mateos)』
アルゼンチン人ロッカーによる円熟の好ライヴ盤 ミゲル・マテオス(Miguel Mateos)は、1954年ブエノスアイレス出身のアーティストで、“スペイン語ロック界のボス”とも呼ばれる。1970年代末から1980年代に
INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ1か月ほどの間の記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーペー
坂本龍一、追悼 日本を代表するアーティストの一人、坂本龍一の死去が報道されました。がんの闘病が続いていましたが、1952年生まれの71歳、3月28日に亡くなったとの発表で、早すぎる死が惜しまれます。YMO(
ドクター・ジョン 『ドクター・ジョン・プレイズ・マック・レベナック(Dr. John Plays Mac Rebennack)』
異色アーティストの経歴の中での異色作 ドクター・ジョン(Dr. John,1941年ニューオーリンズ生まれ、2019年に77歳で死去)は、若い頃に手を負傷し、ギタリストからピアニストへと鞍替えしたという過去を持
ロイ・ブキャナン 『メシアが再び(A Street Called Straight)』
ギターを堪能できる好盤 ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)は、1939年生まれのアメリカのギタリスト。一般にはあまり名前を知られておらず、マイナー・アーティストであるかのように扱われてしまうことが多い
“最も売れなかった盤”の実態は 1975年のデビュー盤『ドリームボート・アニー』以降、1980年代にかけて、ハート(Heart)というバンドは2度の成功を手にした。最初の成功は1970年代後半(シーンへの登場以降
アイドルからの脱皮(その2) 前回に続き、もう一つ、森川美穂のシングル曲を取り上げます。「おんなになあれ」に続くシングル曲は同じ1987年後半にリリースされた「PRIDE」(アルバムとしては同年発表で、
アイドルからの脱皮(その1) ずっと前(かなり昔の話です)、森川美穂の『ヌード・ヴォイス』というアルバムを取り上げて、“アイドルからヴォーカリストへ”という路線変更の例としての話を書きました。厳密
エリック・クラプトン 『ジャスト・ワン・ナイト〜エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館〜(Just One Night)』
新ラインアップで臨んだ東京でのライヴ盤 1974年の『461 オーシャン・ブールヴァード』から1978年の『バックレス』まで、エリック・クラプトンのバンド・メンバーは固定されていた。しかし、『バックレス』制
バンド絶頂期における、オーケストラとの共演ライヴ盤 EL TRI(エル・トリ)は、現代メキシカン・ロックの草分け的存在で、1980年代以降、現在に至るまでメキシコのロック・シーンに君臨してきた現役バンドで
ルイス・エドゥアルド・アウテ 『デ・ラ・ルス・イ・ラ・ソンブラ(De la luz y la sombra)』
晩年の2枚組ライヴ盤 ルイス・エドゥアルド・アウテ(Luis Eduardo Aute)は、スペイン人のシンガーソングライター、作曲家で、画家や映画監督としても活躍した。スペイン出身の両親のもと、1943年にフィリピ
カルロス・サンタナ 『サルバドールにブルースを(Blues for Salvador)』
グラミー受賞につながったソロ作 記憶に間違いがなければ、筆者がカルロス・サンタナ(Carlos Santana)のソロ作で最初に聴いたのが、本盤『サルバドールにブルースを(Blues for Salvador)』だった。詳しい
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ザ・ラヴモンガーズ 『ウィアリーギグ(Whirlygig)』
脇道からフルアルバムへの結実 ザ・ラヴモンガーズ(The Lovemongers)は、アメリカのロック・バンド、ハートの中心人物であるアンとナンシー(ウィルソン姉妹)が、1990年代、サイド・プロジェクト的に作り
ジョン&ビヴァリー・マーティン 『ストームブリンガー!(Stormbringer!)』
夫婦名義での最初のアルバム ジョン・マーティン(John Martyn)は、1948年イギリス生まれのシンガーソングライター。フォークやジャズなどジャンル横断的な間口の広い作風のアーティストで、多くの作品を残
サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス 『ハーツ・オブ・ストーン(Hearts of Stone)』
1978年発表のサード作 ジョン・ライオン(John Lyon)ことサウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)率いるバンド、サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス(Southside Johnny & the Asbury Jukes
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その5) ロイ・オービソン(Roy Orbison)の名曲集の続編と銘打って全5回を目指してきましたが、これで5回目の区切りとなります。彼の名曲と言うと、絶対に外せない1曲というこ
ロイ・オービソン 「ヨ・テ・アモ・マリア(Yo Te Amo Maria)」
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その4) 今回は、少しマイナーなところからということで、ロイ・オービソン(Roy Orbison)の曲をピックアップしたいと思います。「オー・プリティ・ウーマン」は、言わずと知
ロイ・オービソン 「ユー・ゴット・イット(You Got It)」
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その3) ロイ・オービソン(Roy Orbison)が亡くなったのは、1988年の末のことでした。52歳での急死は悲しみとともに報じられましたが、翌年の初めには遺作となるアルバム『ミ
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その2) ロイ・オービソン(Roy Orbison)の名曲選の続編、2回目は「ウォーク・オン(Walk On)」というナンバーです。 このナンバーは、1968年に発売されたシングル曲で
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その1) 以前、ロイ・オービソン(Roy Orbison)のナンバーを3曲ほどこの表題で取り上げました(参考過去記事(1) ・(2) ・(3) )。その続編をやりたいと昨年末から考えつつも
INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ最近の記事を追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りくだ
ハート 『ドッグ&バタフライ(Dog & Butterfly)』
1978年発表の第4作 ハート(Heart)は1975年に第1作『ドリームボート・アニー』でデビューし、『マガジン』(この盤のリリースをめぐってはレコード会社とバンドの間に問題が生じた)、『リトル・クイーン』
スタジオ・ライヴ感の強いソロ・セカンド作 テイスト(参考過去記事)での活動を経て、1970年代に入ってソロとしての活動を進めたロリー・ギャラガー(Rory Gallagher)。そのソロ・ファースト作は1971年5
ルー・ドナルドソン 『ライト・フット(Light Foot)』
ハード・バップからファンキーへ 本盤『ライト・フット(Light Foot)』は、『ブルース・ウォーク』と同じ年(1958年)に録音されたアルト奏者ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)のリーダー作である。発売
デイヴィッド・クロスビー「オーリンズ(Orleans)」/「オー・イエス・アイ・キャン(Oh Yes I Can)」ほか
デイヴィッド・クロスビー追悼 ミュージシャンの訃報が続きます。1月19日にデイヴィッド(デヴィッド、デビッド、デービッド)・クロスビーが死去しました(外部記事)。闘病生活の末、81歳で逝去とのことで
クロード・ウィリアムソン 『ラウンド・ミッドナイト(’Round Midnight)』
西海岸バップ・ピアニストの真価 クロード・ウィリアムソン(Claude Williamson)は、1926年生まれのジャズ・ピアノ奏者で、2016年に鬼籍に入っている。20歳代にカリフォルニアに移住し、西海岸(ウエスト・
INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。昨年12月から更新が滞っていましたが、この間の記事を追加しました。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)「ライディーン(Rydeen)」/「君に、胸キュン。 (浮気なヴァカンス)」
高橋幸宏、追悼 訃報が続きます。イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の一員として知られるミュージシャン、高橋幸宏の死去が報じられました(外部ニュースへのリンク)。ここ数年、闘病中でしたが、1月
ジェフ・ベック追悼(追記) 1つ前の記事にも書いたとおり、ジェフ・ベックが亡くなりました。本ブログでも彼のアルバムを複数取り上げてきましたので、過去記事をまとめておきます。 お時間が許す方は
ジェフ・ベック「黒猫の叫び(Black Cat Moan)」/「分かってくれるかい(You Know What I Mean)」ほか
ジェフ・ベック追悼 ジェフ・ベック(Jeff Beck)の訃報が報じられました(参考外部リンク)。菌性髄膜炎が原因で1月10日亡くなったとのことで、享年78歳でした。同世代のジミー・ペイジなんかと比べて、個人
ジャッキー・バイアード 『ブルース・フォー・スモーク(Blues for Smoke)』
飽きずに聴き続けられるソロ・ピアノ盤 ジャッキー・バイアード(ジャキ・バイアード、Jaki Byard)は、1922年生まれのピアノ奏者。1999年に謎の多い射殺によって亡くなっている。チャールズ・ミンガス、エリ
ベン・ウェブスター 「ザッツ・オール(That’s All)」
2023年はジャズで始動(3/3) 2023年開始のジャズ・ナンバーの第3回目、今回はベン・ウェブスター(Ben Webster)です。“ブルート”(“獣”とか“野蛮”の意)というあだ名で呼ばれたりもする人物ですが、筆者
フェリペ・ゴルディージョ 「パシエンシア(Paciencia)」
2023年はジャズで始動(2/3) 2曲目は、心落ち着くピアノ演奏です。フェリペ・ゴルディージョ(Felipe Gordillo)は、メキシコのピアノ奏者。以前に本ブログでも取り上げた『エン・ブエロ』で披露されてい
2023年はジャズで始動(1/3) 2023年が始まりました。年始はジャズで、というのが筆者の気分ということで、新年の動き出しに聴きたいジャズ・ナンバーを取り上げてみたいと思います。 まずは、しばら
新年あけましておめでとうございます。 毎年、同じようなことを書いているような気もしますが、今年も無理のない範囲で少しずつ更新していきたいと思います。本年もこのブログをよろしくお願いします。
スザンヌ・ヴェガ 「トムズ・ダイナー(Tom's Diner)」/「鉄の街(Ironbound/Fancy Poultry)」
2022年を振り返って(3/3) 今年取り上げたアルバムのうち、今回は、スザンヌ・ヴェガの『孤独(ひとり)』からのナンバーです。アカペラでの「トムズ・ダイナー」をお聴きいただきたいと思います。
2022年を振り返って(2/3) 今年(2022年)に取り上げたアルバムに収められた曲を振り返ってお届けしています。今回は、ローリング・ストーンズの『スティッキー・フィンガーズ』に収録の「スウェイ(Sway)
2022年を振り返って(1/3) さて、年の瀬も迫ってきました。この1年間に本ブログで取り上げたアルバムを振り返り、2022年が終わってしまう前に、それらの中から何曲かをピックアップしてみたいと思います。
今年(2022年)は、都合6曲のクリスマス曲を記事にしました。これらへのリンクと、過去のクリスマス曲へのリンクもいくつか加えてまとめておきたいと思います。 (2022年) セリア・クルス&ラ・ソノラ・マ
ルイス・ミゲル 「ナビダー・ナビダー(Navidad, Navidad)」
クリスマス・ソング選2023(その6) 前回の曲名もそうだったのですが、“ナビダー(Navidad)”というのは、スペイン語で“クリスマス”という意味です。でもって、メキシコの有名男性シンガールイス・ミゲル(L
セラー&サビーナ 「クリスマス・ソング(Canción de Navidad)」
クリスマス・ソング選2023(その5) 今回は、スペイン人シンガーソングライターの2人によるクリスマス曲です。一方のジョアン・マヌエル・セラー(Joan Manuel Serrat)はバルセロナ出身。もう一方のホアキ
アーサ・キットほか 「サンタ・ベビー(Santa Baby)」
クリスマス・ソング選2023(その4) アーサ・キット(アーサー・キット,Eartha Kitt,1927年生まれ、2008年没)は、米国のシンガー、女優、キャバレー・スター。彼女の代表曲の一つが、クリスマス・ソング
セリーヌ・ディオン 「フェリス・ナビダー(Feliz Navidad)」
クリスマス・ソング選2023(その3) 先ごろ、稀な難病を患っていると公表したセリーヌ・ディオン(Céline Dion)。カナダ出身の有名シンガーですが、今回は、彼女が1998年に発表したクリスマス盤に収録され
セリア・クルース 「クリスマスのチャチャチャ(El cha cha cha de la Navidad)」
クリスマス・ソング選2023(その1) 街に出れば、クリスマス向けの曲があちらこちらから聞こえてくる時期になりました。本ブログでも、クリスマス曲をいくつか取り上げてみたいと思います。 最初は、陽
マライア・キャリー 「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」
クリスマス・ソング選2023(その2) さて、今回は今もあちらこちらで耳にする、ヒット・ナンバーとなったクリスマス曲です。 マライア・キャリー(Maraiah Carey)は1990年代にデビューしたニューヨー
INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。しばらく更新が滞っていましたが、ここ1か月ちょっとの間の最新記事へのリンクを追加しました。 INDEXページへは、下のリンク、もし
オリビア・ニュートン=ジョン 『美しい星と子供たちに~ウォーム・アンド・テンダー(Warm and Tender)』
次世代の子どもたちへ捧げた盤 オリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)は、1970年代から80年代にかけていくつものヒットを残した。そんな彼女の80年代の作品の中で、例外的に“売れなかった”作
ジョアン・マヌエル・セラー 『セラー・シンフォニコ(Serrat Sinfónico)』
オーケストラをバックにし、アレンジが光るライヴ作品 ジョアン・マヌエル・セラー(Joan Manuel Serrat)は、1943年バルセロナ生まれのシンガーソングライター。地元のことばであるカタルーニャ語が禁じられ
ホアキン・サビーナ 『オテル・ドゥルセ・オテル(Hotel, Dulce Hotel)』
ポップながら深みのある愛聴盤 ホアキン・サビーナ(Joaquín Sabina)は、スペイン南部のハエン近郊の出身で、フランコ独裁政治を逃れてロンドンで過ごした後、1970年代後半からはスペインに戻って長く活動
ティモシー・シュミット 『プレイン・イット・クール(Playin’ It Cool)』
イーグルス解散後、元メンバーによるソロ作の一つ ティモシー・シュミット(Timothy B. Schmit)は、1947年、カリフォルニア州オークランド生まれのミュージシャン。カントリー・ロック・バンドのポコに、ラ
トレイシー・チャップマン 『マターズ・オブ・ザ・ハート(Matters of the Heart)』
着実な進化を見せたサード作 トレイシー・チャップマン(Tracy Chapman)は、1964年、オハイオ州クリーヴランド生まれで、アフリカン・アメリカンの女性シンガーソングライター。1988年にデビュー盤を発表
スザンヌ・ヴェガ 『孤独(ひとり)(Solitude Standing)』
内容面でも商業面でも成功を収めたセカンド作 スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)は、1959年カリフォルニア生まれのシンガーソングライター。彼女のデビュー作は1985年の『街角の詩』だったが、一気に世界中に
唯一無二の存在感を発揮するギターを堪能できる盤 パット・マルティーノ(Pat Martino)は、1944年生まれの米国のジャズ・ギター奏者。2018年に慢性呼吸器疾患で演奏活動を停止していたが、その後、2021年
マイルス・デイヴィス 『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム(Someday My Prince Will Come)』
親しみやすく、ストレートかつスリリングな演奏 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の作品群の中には、記念碑的とか金字塔とは言われないものの、多くの人に愛されている盤といった類の盤もある。そんな盤
フェリペ・ゴルディージョ 『エン・ブエロ(En vuelo)』
優しさが伝わる変幻自在のソロ・ピアノ盤 フェリペ・ゴルディージョ(Felipe Gordillo)は、メキシコ人のジャズ・ピアノ奏者。生年や音楽的なバックグラウンドについて詳しい情報がなく、あまりよくわからな
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アルベルト・コルテス 「エン・ウン・リンコン・デル・アルマ(En un rincón del alma)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の30) 1か月ちょっとかけて続けてきた800万アクセス記念の“いま聴きたい曲”、これで最終回です。最後は、アルゼンチンのシンガーソングライター、アルベルト・
ブルース・スプリングスティーン 「デトロイト・メドレー(Detroit Medley)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の29) 30回を目指しての長丁場もあと少しとなりました。ここらで元気の出るメドレーを取り上げたいと思います。米ロック界のボス、ブルース・スプリングスティ
ジェームス・テイラー 「思い出のキャロライナ(Carolina in My Mind)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の28) ジェームス(ジェイムズ)・テイラー(James Taylor)は、1948年生まれの米国のシンガーソングライター。1968年にデビューし、アコースティックギターの
ニルス・ロフグレン 「エニタイム・アット・オール(Anytime at All)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の27) ビートルズ・ナンバーが複数(「ア・ハード・デイズ・ナイト」、「ハー・マジェスティ」)が出てきたところで、さらにもう1曲という気分です。 ニ
ベト・クエバス 「ロサス・エン・エル・ロド(Rosas en el lodo)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の26) ラテン・ロック関係の楽曲が続きます。ベト・クエバス(Beto Cuevas)は、チリのロック・バンド、ラ・レイ(La Ley)のメンバーで、ソロで活動して作品
ロス・アマンテス・デ・ローラ 「べベール・デ・トゥ・サングレ(Beber de tu sangre)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の25) ロス・アマンテス・デ・ローラ(Los Amantes de Lola)は、1980年代後半から1990年代前半、メキシカン・ロックが普及していく過程を担ったバンドの一つ
J. J. ケイル 「トラベリン・ライト(Travelin’ Light)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の24) 今回は、J・J・ケイル(J. J. Cale)による、筆者のお気に入り曲です。彼が1976年に発表した『トルバドール』はなかなかの名盤なのですが、その中でも一
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の23) 唐突ですが、1960年代初期のこのナンバーです。デル・シャノン(Del Shannon)は、1934年生まれのアメリカの男性シンガーで、1990年に鬱からの自殺を遂
ザ・ビートルズ 「ハー・マジェスティ(Her Majesty)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の22) 先月(2022年9月8日)、イギリスのエリザベス女王が死去されました。ウィンザー朝の第4代の君主で、“エリザベス2世”(ちなみに、1世は16世紀のテューダ
パティ・スキャルファ 「23rdストリート・ララバイ(23th Street Lullaby)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の21) 今回は、ブルース・スプリングスティーンの妻かつE・ストリート・バンドのメンバーで、ソロ・アーティストとしても作品を重ねているパティ・スキャルフ
ルス・カサル 「どうでもいいの(No me importa nada)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の20) 前回に続き、スペイン語のナンバーです。ルス・カサル(Luz Casal)は、スペインのガリシア地方出身の女性シンガーです。1980年代にデビューして人気を
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の19) 今から1年ほど前でしょうか、ひょんなことからこの曲の入ったアルバムを知り、すっかり筆者の中では定番曲になってしまったというものがあります。アレ
レッド・ツェッペリン 「移民の歌(Immigrant Song)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の18) 唐突ですが、“いま聴きたい”のタイトルどおり、突然聴きたいと思ったレッド・ツェッペリンのナンバーです。「移民の歌(Immigrant Song)」は、サード・
500万アクセス記念の記事の途中ですが、INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここしばらくの記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本
ロッド・スチュワート 「雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain?)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の17) 今回は、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)の歌声を楽しんでいただきたいと思います。個人的には、ソロ・デビュー当時や1980年代の一時期のような、
ホアキン・サビーナ 「19ディアス・イ・500ノチェス(19 días y 500 noches)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の16) ここでスペインのシンガーソングライターの曲を取り上げたいと思います。ホアキン・サビーナ(Joaquín Sabina)は、イギリス亡命を経て1977年からスペイ
ビリー・ジョエル 「ア・ハード・デイズ・ナイト(A Hard Day’s Night)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の15) さて今回は、ずっと昔、動画がこのブログで貼り付けられなかった頃に、一度記事にしたビリー・ジョエルによるビートルズ・ナンバー、「ア・ハード・デイ
「炎のファイター/アントニオ猪木のテーマ(Inoki Bom-Ba-Ye)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の14) 10月1日、元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木(本名:猪木寛至)が亡くなりました。横浜市出身でブラジルに渡り、力道山に見出されました。そ
アマイア・モンテーロ 「キエロ・セール(Quiero ser)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の13) アマイア・モンテーロ(アマイア・モンテロ、Amaia Montero)は、ラ・オレハ・デ・バン・ゴッホというバンドのヴォーカルとして1990年代後半から活躍し
エミリー・エステファン 「ミ・ティエラ(Mi Tierra)/オジェ・ミ・カント(Oye Mi Canto)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の12) この辺りで、最近知ったライヴ映像でなかなか感動的だと思ったものを一つ。エミリー・エステファン(Emily Estefan)は、1994年生まれで、現在27歳のア
アナ・ベレン 「ソロ・レ・ピド・ア・ディオス(Sólo le pido a Dios)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の11) 「ソロ・レ・ピド・ア・ディオス(Sólo le pido a Dios,近年のスペイン語表記ではSolo le pido a Dios)」は、南米の偉大なるシンガー、メルセデス・ソ
スティング&ズッケロ 「セプテンバー(September)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の10) ズッケロ(Zucchero)は、1955年イタリア出身のシンガーソングライター。1980年代から活動していて、イタリアで有名というだけでなく、世界でも知られた
ラウラ・パウジーニ 「ボルベレ・フント・ア・ティ(Volveré junto a ti)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の8) ラウラ・パウジーニ(Laura Pausini)は、イタリア北東部出身の女性シンガー。彼女は、イタリア語だけでなくスペイン語や英語でも歌い、とりわけスペイン
マリアーノ・ベッロペーデ 「ラ・メール・ヴェルス・リタリエ(La Mer Vers L’Italie)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の9) 今回は、マリアーノ・ベッロペーデ(Mariano Bellopede)というピアノ奏者のナンバーです。2015年発表の『ディ・アルトリ・ズグアルディ』という盤に収め
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の7) ジャズ・ナンバーが続きます。ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)は、テキサス州出身のトランペッター(1924-1972年)で、個人的にたいへんお気に入りの演
ウィントン・ケリー 「ケリー・ブルー(Kelly Blue)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の6) さて、ここら辺で少しジャズ・ナンバーを取り上げてみたいと思います。ウィントン・ケリー(Wynton Kelly)は、マイル・デイヴィスのクインテットの一員と
スティーヴィー・レイ・ヴォーン 「ライフ・バイ・ザ・ドロップ(Life by the Drop)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の5) 続いては、ブルースです。1990年に35歳で飛行機事故によって非業の死を遂げたスティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)のナンバーです。死後
ニール・ヤング 『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After the Gold Rush)』
長いキャリアの中でも、1,2を争う名盤中の名盤 ニール・ヤング(Neil Young)の名盤はという話題になると、候補に挙がるアルバムがいくつかある。そんな中でも、『ハーヴェスト』(1972年)と並んで必ず上位
ニール・ヤング 「サザン・マン(Southern Man)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の4) ジャンル面での迷走は続きますが、ご容赦ください(苦笑)。今回は、少し前に紹介したニール・ヤング(Niel Young)のアルバム、『アフター・ザ・ゴールド
キング・クリムゾン 「太陽と戦慄(Larks' Tongues in Aspic)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の3) いきなりでジャンルが迷走していますが、今回はプログレです。キング・クリムゾン(King Crimson)の1973年作、『太陽と戦慄(Larks' Tongues in Aspic)
フランシスコ・セスペデス 「ナディエ・コモ・トゥ(Nadie como tú)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の2) 続いては、キューバ出身でメキシコに帰化して活躍しているシンガーソングライター、フランシスコ・セスペデス(Francisco Céspedes)の楽曲です。本ブログ
マドンナ 「ライク・ア・プレイヤー(Like A Prayer)」
800万アクセス記念~いま聴きたいこの1曲(其の1) 800万アクセスを記念して、今回も、“いま聴きたい曲”を30曲、順に取り上げていきたいと思います。しばらくの間続くことになりますが、ぜひともお付き合い
本ブログの累計アクセス数が800万件を超えました。 この場を借り、ご覧いただいている皆さまにあらためて感謝いたします。 引き続きご愛顧のほど、お願いいたします。 下記のランキングサイトに参加
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ダイアナ・クラール 『ザ・ガール・イン・ジ・アザー・ルーム(The Girl in the Other Room)』
ジャズ・シンガー然としたヒット盤 ダイアナ・クラール(Diana Krall)は、1964年カナダ生まれの女性シンガー、ピアニスト。1990年代以降で大成功を収めたジャズ歌手として知られ、何度もグラミーを受賞し
ザ・フー 『フーズ・ミッシング(Who’s Missing)』
レア・トラック集で追うザ・フーの進化の過程 ザ・フー(The Who)は1964年レコードデビューのイギリスのバンド。ビートルズ、ローリング・ストーンズと並び、そして日本ではあまり評価されていないキンクス
ゲイリー・ムーア 『ブルース・フォー・グリーニー(Blues for Greeny)』
ブルース・ロックの偉大なるギタリストに捧げた盤 ゲイリー・ムーア(Gary Moore)は、1954年生まれの北アイルランド出身のミュージシャンで、2011年に急死している。スキッド・ロウやシン・リジィでの活動を
スペインを代表する女性シンガーのデビュー盤 マルー(Malú)の名で知られるこの女性シンガーの本名は、マリア・ルイサ・サンチェス・ベニーテス(María Luisa Sánchez Benítez)。2つの名前(姓名の名)の頭
ホアキン・サビーナ 『ディメロ・エン・ラ・カジェ(Dímelo en la calle)』
詩人サビーナの魅力が詰まった一枚 ホアキン・サビーナ(Joaquín Sabina,本名ホアキン・ラモン・マルティネス・サビーナJoaquín Ramón Martínez Sabina)は、1949年、スペイン南部出身のシンガーソングラ
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元メカノのヴォーカリストによる洗練されたポップ音楽 1980年代から1990年代初頭に一世を風靡したメカノ(メカーノ,Mecano)というバンドがあった。スペイン人3人組のこのバンドは世界的成功を収めたが、199
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世界的バンドへ飛躍した時期の力作 アイアン・メイデン(Iron Maiden)は1970年代後半に形成され、1980年にデビュー盤を発表した。その後、セカンド作の後にヴォーカルの交替もあったものの、毎年のようにア
新メンバーで臨んだ盤 ジェフ・ベックが主導したバンドであるジェフ・ベック・グループ(The Jeff Beck Group)は、一般に“第1期”と“第2期”に分けて語られる。前者は1967~69年の期間で、ロッド・スチュワー
多彩な演奏を見せるギタリストのデビュー盤 スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)は、1964年、カリフォルニア州サン・ディエゴの出身で、ネイティヴ・アメリカンの血をひくギタリスト。1980年代から活動し
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社会的テーマを中心にした意欲作 メタリカ(Metallica)が1988年に発表した第4作が、本盤『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』である。交通事故で死去したクリフ・バートンに代わってジェイソン
アフリカをテーマにした盤 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マー
コステロ、変化の兆候 1977年に『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でデビューしたエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、当初はパンク調の曲を演じる“怒れる若者”、ニューウェーヴのミュージシャンといっ
完成度の高い好盤 マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、1955年、西ドイツ出身のギタリスト。彼は、1973~78年にUFOのメンバーとして、このバンドの成功に貢献した。そして、UFOを脱退した後は、自身
力強いロックを聴かせる好盤 1971年、スピリットを脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)とマーク・アンデス(Mark Andes)がロサンゼルスで結成したのが、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)というバ
新時代への移行を代表するお勧め盤 ハードロックとヘヴィメタルというのは、その境界線が時に不明瞭で、国やら時代やら、あげくの果てには評論家によって定義が大きく異なったりする。1979年にイギリスの音楽
出世作となったセカンド盤 ドッケン(Dokken)は、1980年代に活躍したヘヴィメタルのバンド。ドン・ドッケンを中心に構成され、ギタリストのジョージ・リンチが在籍したことでも知られる。このバンドは、1970
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その5) 締めくくりの今回は、スペインのアーティストです。ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年、スペイン南部のグラナダ出身のシンガーソングライター。1960年代から
スペイン語ロック曲選・PART 5(その4) メキシコのアーティストが続きますが、今回は女性シンガーで女優としても活躍してきたセシリア・トゥーサン(Cecilia Toussaint)です。1980年代にソロ・デビューし
スペイン語ロック曲選・PART 5(その3) リラン・ロール(Lira N’ Roll)は、アントニオ・リラ(Antonio Lira,愛称はトーニョ・リラToño Lira)をフロントマンとするメキシコのロック・バンド。1990年代か
スペイン語ロック曲選・PART 5(その2) ソエー(Zoé)はメキシコのオルタナ・ロックのバンドで、本ブログではこれまでにも何度か取り上げています。今回は、「アルージョ・デ・エストレージャス」と並び、2
スペイン語ロック曲選・PART 5(その1) 通算5度目となるスペイン語ロック曲選です。これまでと同じように、5回にわけてスペイン語圏のアーティストによるロック・ナンバーを取り上げていきたいと思います。
古き良きアメリカン・ポップスの残響 ポール・ウィリアムズ(Paul Williams)は、1940年生まれの米国のシンガーソングライター、俳優。2009年からはASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)の会長も務めている人
自然と体内に入ってくるギルモア・サウンド 個人的には“腑に落ちる”盤である。もちろん、こういう言い方をしてしまうとツボは人それぞれに違うのだから十人十色ということになってしまうわけだけれど、デヴィ
勢いに乗る第4作 ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)は、フィンランドのバンドで、地元で人気を得た後に全米進出を目指そうという段階で、メンバー(ドラマーのラズル)の自動車事故死によりそれが叶わなくなっ
一聴の価値ありの一枚 バンド名が“目玉焼き”(片面焼きではなく両面焼きにしたもの)、アルバム表題が“うまくて安い”、ジャケットが食堂の絵というのは、第一印象としては、ふざけているとしか思えない。だが
短いながらも魅力の伝わる好ライヴ作 エディ・マネー(Eddie Money)は、1970年代後半から1980年代にかけて人気を博したアメリカ人のロック・ヴォーカリストで、2019年に70歳で没している。生涯で11枚のスタ
アルゼンチン人ロッカーによる円熟の好ライヴ盤 ミゲル・マテオス(Miguel Mateos)は、1954年ブエノスアイレス出身のアーティストで、“スペイン語ロック界のボス”とも呼ばれる。1970年代末から1980年代に
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坂本龍一、追悼 日本を代表するアーティストの一人、坂本龍一の死去が報道されました。がんの闘病が続いていましたが、1952年生まれの71歳、3月28日に亡くなったとの発表で、早すぎる死が惜しまれます。YMO(
異色アーティストの経歴の中での異色作 ドクター・ジョン(Dr. John,1941年ニューオーリンズ生まれ、2019年に77歳で死去)は、若い頃に手を負傷し、ギタリストからピアニストへと鞍替えしたという過去を持
ギターを堪能できる好盤 ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)は、1939年生まれのアメリカのギタリスト。一般にはあまり名前を知られておらず、マイナー・アーティストであるかのように扱われてしまうことが多い
“最も売れなかった盤”の実態は 1975年のデビュー盤『ドリームボート・アニー』以降、1980年代にかけて、ハート(Heart)というバンドは2度の成功を手にした。最初の成功は1970年代後半(シーンへの登場以降
アイドルからの脱皮(その2) 前回に続き、もう一つ、森川美穂のシングル曲を取り上げます。「おんなになあれ」に続くシングル曲は同じ1987年後半にリリースされた「PRIDE」(アルバムとしては同年発表で、
アイドルからの脱皮(その1) ずっと前(かなり昔の話です)、森川美穂の『ヌード・ヴォイス』というアルバムを取り上げて、“アイドルからヴォーカリストへ”という路線変更の例としての話を書きました。厳密
新ラインアップで臨んだ東京でのライヴ盤 1974年の『461 オーシャン・ブールヴァード』から1978年の『バックレス』まで、エリック・クラプトンのバンド・メンバーは固定されていた。しかし、『バックレス』制
バンド絶頂期における、オーケストラとの共演ライヴ盤 EL TRI(エル・トリ)は、現代メキシカン・ロックの草分け的存在で、1980年代以降、現在に至るまでメキシコのロック・シーンに君臨してきた現役バンドで
晩年の2枚組ライヴ盤 ルイス・エドゥアルド・アウテ(Luis Eduardo Aute)は、スペイン人のシンガーソングライター、作曲家で、画家や映画監督としても活躍した。スペイン出身の両親のもと、1943年にフィリピ
グラミー受賞につながったソロ作 記憶に間違いがなければ、筆者がカルロス・サンタナ(Carlos Santana)のソロ作で最初に聴いたのが、本盤『サルバドールにブルースを(Blues for Salvador)』だった。詳しい
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脇道からフルアルバムへの結実 ザ・ラヴモンガーズ(The Lovemongers)は、アメリカのロック・バンド、ハートの中心人物であるアンとナンシー(ウィルソン姉妹)が、1990年代、サイド・プロジェクト的に作り
夫婦名義での最初のアルバム ジョン・マーティン(John Martyn)は、1948年イギリス生まれのシンガーソングライター。フォークやジャズなどジャンル横断的な間口の広い作風のアーティストで、多くの作品を残
1978年発表のサード作 ジョン・ライオン(John Lyon)ことサウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)率いるバンド、サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス(Southside Johnny & the Asbury Jukes
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その5) ロイ・オービソン(Roy Orbison)の名曲集の続編と銘打って全5回を目指してきましたが、これで5回目の区切りとなります。彼の名曲と言うと、絶対に外せない1曲というこ
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その4) 今回は、少しマイナーなところからということで、ロイ・オービソン(Roy Orbison)の曲をピックアップしたいと思います。「オー・プリティ・ウーマン」は、言わずと知