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2022年公開の映画の紹介です監督は、ファブリス・エブエ。フランス製作の、かなりグロいブラックコメディ・ホラー映画です。主演・出演は、マリナ・フォイス、ファブリス・エブエ、ジャン=フランソワ・キエレイ。(あらすじ)小さい肉屋を経営している夫婦、ソフィーとヴァンサンは売れ行きも悪く夫婦仲も悪い状態でした。ある日、仮面を付けた“ヴィーガン”数人が店を襲い、ヴァンサンは追いかけて一人の仮面をはがします。結局皆逃げていきましたが、数日後車に2人が乗っている時その時の一人を見かけたのです。ハンドルを切り替えたヴァンサンですが、なんと轢き殺してしまいました。。状況から警察を呼ばないことにし、ソフィーの提案でヴァンサンはいやいや解体します。翌日、店に出たヴァンサンは、始末した肉をソフィーが客に売ってしまったことを知りま...「ヴィーガンズ・ハム」
私が子供の頃に抱いていたお金持ちのイメージは「毛皮のコートを着た人」だった。だが時代は変わった。アルマーニを皮切りに、グッチなどの高級ブランドが次々と毛皮の使用廃止を宣言し、世界の潮流は「NO Fur」へ、毛皮はもはや時代遅れとなったのだ。 今から遡ること100年、アニマルライツ(動物の権利)が叫ばれている現在から100年も前に、宮沢賢治は「氷河鼠の毛皮」を発表している。なんという先見の明の持主だろう。「フランドン農学校の豚」について書いた時も感じたが、本当に時代を先取りしすぎていて誰もついて来れなかったのではないか。 retoriro.hateblo.jp このお話も「フランドン農学校の豚」…
宮沢賢治の童話「フランドン農学校の豚」を読んだ。ある農学校で飼育されている知能のある豚が屠殺されるまでのお話で、豚が自分が殺される「その日」におびえながら過ごす姿を描いている。 折しも佐賀県では豚熱が発生し、1万頭の豚が殺処分されたばかりだ。 殺害の瞬間の描写もあり、あまりに残酷で哀しいお話だが、賢治が亡くなった翌年(1934年)に発表された作品だというから、賢治の先見性には驚いてしまう。 2008年に第18回宮沢賢治賞を受賞したロジャー・パルバース氏は「(おそらく)世界で初めての、動物の福祉をメインテーマに書かれた物語」と指摘している。(ウィキペディアより) あらすじを簡単にご紹介していこう…
先日、書店をぶらぶらしていて見つけた本。著者名を見て驚いた。ヴィーガンに関する本を次々と精力的に翻訳されている井上太一氏だったからだ。翻訳本ではなく、ご本人の著書が出たということか。 どうやらヴィーガンの実践入門書らしい。 今まで私が読んできたヴィーガンに関する本は、井上氏によって翻訳されたものが多い。 「肉食の終わり」「さよなら肉食」「菜食の疑問に答える13章」「牛乳をめぐる10の神話」「ビーガンという生き方」「ビーガン食の栄養ガイド」 これらの本に私はたくさん影響を受けたし、「訳者あとがき」にも感銘を受けてきた。 retoriro.hateblo.jp そこで今回はこの本について紹介してみ…
世の中がいよいよ変わって来たなと実感する日々。以前は自然食系の店に行かないと買えなかったヴィーガン食品を、普通のスーパーでもよく見かけるようになったのだ。 先日イオンで見つけたのがこちらの商品。乳製品不使用のパスタソースとチーズだ。好奇心全開で買ってみた。 イオンスーパーには、他にもプラントベースの商品がたくさんあって驚いた。調べてみたら、イオンでは2020年から「健康や地球環境に配慮し、もっと植物由来の食生活を!」をモットーに、オリジナルブランドTOPVALUで「Vegetive」シリーズを展開しているそうだ。 www.topvalu.net 私はずっと菜食なので、市販のヴィーガン商品をわざ…
お題 私がとらわれていた「しなきゃ」 幼い頃から、なぜか動物性食品が苦手でした。お肉は絶対無理で、お魚は生臭く苦手、卵はよく焼けば何とか食べられたけど、牛乳は飲む度にお腹が痛くなり、、。 そんなですから、母親からはいつも怒られていました。 「好き嫌いばっかりして」「ご馳走を残すなんてバチが当たるよ」 今でも忘れられない記憶は、小学校に入学して初めての給食の日のこと。クラスで一人だけ牛乳がどうしても飲めなくて、泣いてしまったのです。みんながこっちを見ているので、恥ずかしくて恥ずかしくて。 幸い担任が優しいおばあちゃん先生だったので、怒られることもなく「少しずつ飲めるようになろうね」と言われました…