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昼前頃になって、隣でやっていた釣友がとうとう魚を掛け、ランディングに成功。残るはもう一人の釣友だけとなる。しかし、どこへ行ってしまったのか姿が見えず、駐車場まで様子を見に行くと、アタリが無いので休んでいたと言う。そこで、我々も少し早いが昼休憩をとることにして、清滝のファミリーマートで買ったおにぎりを食べながら作戦会議に入る。まあ、作戦会議と言っても、かけあがりのどの辺りが良いとか、フライの色とか、タナはどれくらいとか、それぞれが情報を共有することによって、午後に向け、釣果を上げるための戦略を立て直そうというわけだ。結局、休憩後は昼過ぎに時合いがやって来て、立て続けに30センチと33センチのニジマスが釣れた。しかし、釣友二人は時合いを逃してしまい、そのまま渋い時間帯へ突入。それでも、なぜか自分にだけはポツポ...リベンジツアー2025@湯ノ湖その2
2025年5月20日晴天さて、今シーズンもまたまたリベンジツアーを開催。リベンジツアーというのは、一昨年〜昨年にかけて3回の釣行で、オデコとなった釣友たちがリベンジを果たすことを目的とした釣行である。というわけで、先週、単身で様子を見に行ったわけだが、朝の時間帯なら間違いなく釣れると判断。午前3時半に釣友2人とともに、奥日光の湯ノ湖へ向け出発した。いろは坂を登り、トンネルを抜けて中禅寺湖に着くと、今日はまだ早いのか、釣り人の姿はまばらだった。そのまま戦場ヶ原を抜けて湯ノ湖に到着、釣り事務所で釣り券を購入し、準備を済ませ湖畔へ行くと、先週と違い釣り人は少なめだった。まずは手始めに砂浜からやってみると、すぐにアタリがあって、合わせるとかなりの重量感。首振りの感じからして、なかなかの大物だ。ところが、すぐさまリ...リベンジツアー2025@湯ノ湖その1
午後になると、時折風が吹いて投げにくそうだったが、ここでタックルをルースニング用に変更し、レストハウス前で再開。そこで1時間半やって、ようやく32センチのニジマスが釣れた。それからさらに1時間ほど粘ってみたが何もなく、とりあえず誰も居なくなった砂浜へ移動。相変わらずアタリは無かったが、突如インジケーターに魚がライズしてきて、思わず合わせを入れたら、パーマークのある15センチほどの小さなニジマスがスレ掛かりしてしまった。その後、フライをいつものマラブー#10に替えて、徐々に当たるようになったものの、すっぽ抜けてばかりでなかなかフッキングせず、そこでスラックラインをあまり出さないようコントロールしてみたら、ようやくフッキングに成功、と思いきや、20センチほどの小型ニジマスにフライを飲まれてしまった。それでも、...ようやく奥日光にも春が到来@湯ノ湖その2
2025年4月25日曇り、気温11℃、水温12.5℃、水位1.97m、西の風。(午前7時漁協参考値)このところ急に暖かくなり、芦ノ湖の水温も急上昇。鱒たちにとっては最も快適な水温だが、ルアーやフライのキャスターにとっては最も釣りづらい時期でもある。何故なら、鱒たちは好きな場所を自由に泳ぎ回るため、居場所が特定しにくくなるからだ。しかしながら、毎年この時期は、コンディションの良い魚に巡り合う可能性が高い。こうなると、一か八かというよりは、オデコか大物か、もちろん今回もオデコ覚悟で芦ノ湖へと向かった。朝6時、湖尻に到着。今朝の気温は10度と暖かいが、風が吹いているせいか空気がひんやりとしていて、平地より肌寒く感じた。予報では、終日風も弱く穏やかな曇り空となっていたが、風はまあまあ吹いていて、湖全体が波立ってい...2025最終回ついにリベンジ@芦ノ湖その1
しばらくして、隣にフライの人がやって来たと思ったら、リトリーブを始めて間もなくロッドを曲げているのが見えた。やり取りの感じからして、なかなかのグッドサイズのようだったが、残念ながら足下でバラしてしまう。それを見て、シンクレートの速いラインで中層を引っ張ってみたところ、数投目にアタリが出て、レギュラーサイズのニジマスが釣れた。さらにそこから数投したところで、再び同じようなサイズがヒットしたが、今度は足下まで寄せたところでバレてしまう。おそらく時合いだったのだろう。隣の人も立て続けにヒットしていたが、3度目にしてようやくキャッチ出来たようだった。その後、暫くアタリは遠のいていたが、ルースニングのインジケーターが僅かに沈んでいたので、合わせを入れてみたところ、突然、掛かった魚が物凄いスピードで走り出し、スプール...南のち南西の風@芦ノ湖その2
2025年4月8日気温3度、水温8.4度、水位1.97m(午前7時漁協参考値)箱根湯元から強羅までの国道1号線沿いは、ちょうどこれからが桜の見頃で、その道すがらはとても美しい光景の連続だった。しかし、標高が上がるにつれ気温は下がっていき、朝7時の湖尻周辺は、外気温が3度とかなり肌寒い。湖尻湾も冷たい空気に覆われ、時折そよそよと吹く南風が湖面を波立たせていた。この後、日中は気温が上がり、昼過ぎには強い南西風が吹くとの予報で、今回はいつもより早めに出発、午前中に賭けることにしたのだ。とりあえず、いつものAFCおおばへ行き、手漕ぎボートを確保する。状況を聞くと、相変わらず水温は低めで、数は出ていないとの事。直近では水深7〜8メートルの中層が良いとアドバイスを受け桟橋を出発、とりあえずキャンプ場までハーリングで探...南のち南西の風@芦ノ湖その1
2025年3月25日午前7時半過ぎ、外気温8度、水温7.3度(漁協参考値)。今朝の湖尻湾は、空気がひんやりしているものの、防寒対策が必要ないくらいの暖かさだった。湖面は南西の風が吹き少し波立っている。それを見て、風が強くなる前にキャンプ場の辺りでやっておこうとすぐにAFCおおば桟橋を出発。直前の情報では浅場を狙うのが良いとアドバイスを受ける。とりあえずキャンプ場までハーリングで探ってみるが反応は無かった。途中すれ違ったトローリングの人に声を掛けたところ、すでに50くらいのを上げたという。とりあえず、フライのボートに割って入り、まずは水深3〜4メートル付近でルースニングから始めてみる。やがて、となりの人が良型を掛け、やり取りしているのが見えたが、こちらの方もインジケーターがスーッと沈んでいき、合わせるといき...黄砂の中でルースニング@芦ノ湖
2025年3月13日午前8時過ぎ、今日の湖尻湾はほぼ無風で、防寒が要らないくらいの暖かさだった。まずはフィッシュパスで入漁券を購入、いつものAFCおおばから出船する。状況を聞くと、相変わらずリトリーブでは釣れないらしく、水深3メートルほどの浅場で、浮き下2.5mのルースニングがおすすめだと言う。とりあえず近くの水深4メートル付近でやってみるが、まったく反応が無いため、桃源台桟橋の辺りをハーリングで探ってみたところ、これにも反応無し。辺りを見渡すと、早川水門〜キャンプ場辺りにボートが集中していたが、混雑を避け、とりあえずボート屋桟橋近くまで戻り、ルースニングを置き竿にしながらリトリーブを始めることにした。しかし、ここには魚が居ないのか?と思ってしまうくらいに反応が無く、低水温できっと魚は湖底に付いているのだ...2025シーズンようやく初陣@芦ノ湖その1
2025第二弾はさらに近場で@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その3
今度の魚は、明らかに今までと違う引き味だった。ひとたび走り出すと、ものすごいスピードで止まらなくなるのだ。となりの人はすぐに気づいてくれたが、さきほど大型魚を上げたルアーマンとラインが交錯してしまい、ロッドの向きを変えたところ、うまく外れてファイトに集中することが出来た。長いやり取りの末、ようやく姿が見えて、もしやと思ったが、ランディングしてみると、やはりスチールヘッドだった。隣の人に報告したら、近くに来て「スチールヘッドって何ですか?」と聞くので、「ニジマスの海に帰るやつですよ。」と答えてみたものの、果たして伝わったかどうかは微妙な雰囲気であった。この時点でかなりの数を釣っていたので、フライの結び目が傷んでやしないか心配になった途端、魚を掛けた瞬間に切れてしまった。まあ、フライもくたびれてちょうど良かっ...2025第二弾はさらに近場で@BerryParkinFISHON!王禅寺その3
2025第二弾はさらに近場で@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その2
その後、左側でやっていたルアーマンが、ついに大きな魚を掛ける。実のところ、彼はずっと大きなミノーを投げ続けていたので、こんなんで釣れるのかなあ?と心配していたのだが、どうやら大型マスに的を絞っていたらしい。持参したランディングネットにやっと収まるくらいの大きさで、おそらく60センチはゆうに超えていただろう。こちらの方はというと、昼頃まで順調に釣れ続けて、たまに中型のニジマスも混じるようになる。このままだと釣れ過ぎてしまうのではと心配になったが、釣れる魚のコンディションが良いので飽きることはなかった。やがて、ヒットした魚の力強い引きに、これはもしかしたら大きいのでは?と思ったが、上がってきたのは45センチほどのニジマスだ。ところが、良く見ると尾鰭がものすごく大きくて、管理釣場ではまずあり得ないコンディション...2025第二弾はさらに近場で@BerryParkinFISHON!王禅寺その2
2025第二弾はさらに近場で@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その1
2025.01.14さて、今年2回目の釣行は、秋川湖よりもさらに近場の王禅寺へ行ってみることにした。実のところ、王禅寺は今回初めてで、東電の頃の鹿留には良く行っていたものの、王禅寺や朝霞は近過ぎるという理由から、これまでずっと敬遠していたのだ。情報では、直前の3連休に特大ニジマスとスチールヘッドを放流したとのこと。結局これが決め手というか、きっかけとなった。釣場に到着すると、まず受付で6時間の入漁券を購入。その際にパスケースのデポジット100円を支払うのだが、これは受付で終了時間を確認するためだろう。クラブハウスから最も近いイチロー池はルアー専用ポンドで、聞けば「フライはその下にあるジロー池とサブロー池で出来ますよ。」とのこと。早速行ってみると、ジロー池がなかなかの混雑ぶりなのに対し、サブロー池の方には誰...2025第二弾はさらに近場で@BerryParkinFISHON!王禅寺その1
その後、フライ優先エリアの端に空きが出たため、とりあえずそっちへ移動してみる。と言っても、隣のベンチに5メートルほどスライドしただけなので、状況はほとんど変わらずアタリは無いままだった。いよいよ本格的に釣れない時間帯へ突入してしまったらしい。しばらくして、切り株ワンドでやっていた人が、大きそうなのを掛け、思い切りラインを引き出されていたため、ランディングしたら見に行こうと思っていたが、残念ながら近くまで寄せたところでバレてしまった。おそらく60オーバーはあっただろう。さて、こちらの方はと言うと、約1時間釣れないまま、午後3時になってようやくアタリが出始め、何度かすっぽ抜けた後にようやく1尾を追加した。それから20分後にもう1尾、その5分後にもう1尾、さらに15分後にもう1尾、そのまた10分後にもう1尾を追...2025初釣りは近場で@FISHUP秋川湖その2
2025.01.07今年の初釣りは、どこへ行こうか迷った挙句、近場のFISHUP秋川湖へ行くことにした。近場と言っても、家からはだいたい60キロメートル、首都高の渋滞を掻い潜りながら約1時間半の道のりだ。途中の中央道では結構な雨が降っていたが、釣場に到着すると晴れ間が広がり、風も穏やかな絶好の釣日和。とは言え、東京でまとまった雨が降ったのは40日振りなので、とにかくコンディションの悪化が心配だった。とりあえずセンターハウスでフィッシングパスを購入、今日は思いのほか混んでいて、相変わらずフライ優先エリアは埋まっている。仕方なく一番奥の切り株岬で始めてみたが、ここはどうも釣れる感じがしなかった。アタリもほとんど無くて、あったとしてもすっぽ抜け。さらにここはバックの木が近く、バラした時に後ろに引っ掛けやしないか...2025初釣りは近場で@FISHUP秋川湖その1
おやつを持って釣場に戻ると、ちょうどフライの少年がロッドを大きく曲げているところだった。周りに人が集まっていたので近づいてみたところ、これがなかなかの大物で、長いやりとりの末、お父さんがランディング。メジャーを当ててみたら60センチ弱の立派なニジマスだった。その後は、タナやポイントを変えながらポツポツ釣れてはいたものの、活性が上がったのはほんの一瞬で、それ以外はまったく当たらないまま時間だけが経過していく。ふと2号池の方を見ると、けっこう釣れているようだ。水面のライズリングも1号池ではほとんど見られないが、2号池の方は結構にぎやかに見える。もっとも、となりの芝生は青く見えるもので、たまたまそう見えただけかも知れない。やがて釣友が2号池からやって来て「こっちは渋すぎる。2号池の方がアタリがあって良かった。」...2024釣り納め@鬼怒川フィッシングエリアその2
いよいよ2024年釣り納めということで、今回は最近通い始めた宇都宮市の鬼怒川フィッシングエリアへ向かう。今日ものんびり出発して午後券を購入、早速釣場へ向かうと意外にも混んでいて、とりあえず2号池の空いている場所で始めてみたところ、すぐにアタリがあり、レギュラーサイズだが、わりとすんなり1尾目が釣れてしまった。そこへ釣友がやって来て、釣座がやや窮屈に感じたため、1号池のフライ専用エリアへ移動、ところが1号池は渋いのか、まったくアタリがない。足元の砂利場には、5〜6尾のニジマスがスポーニング中だったため、試しにフライを落としてみたところ、黒っぽい一番大きな魚がパクパクっとフライを咥え、合わせるとなかなかの手応え。ネットインしたのは35センチほどのオスだった。その後、レギュラーサイズを2尾追加したところでアタリ...2024釣り納め@鬼怒川フィッシングエリアその1
午後は、フライ優先エリアに空きが出たので、とりあえずそちらへ移動してみる。すると、すぐにアタリがあり、いとも簡単に10尾目が釣れてしまった。それにしても、池の南側と北側では、明らかに魚の元気度が違う。もしかしたら南側は酸素が不足しているのだろうか?とにかくフッキング後の引きは、北側で掛けた魚の方が強く感じるのだ。こちらに移ってからは適度にアタリがあって、順調に3尾を追加。ところが、ここから突然当たらなくなってしまった。いや、正確には小さなアタリがたまにあるもののまったく乗らないのだ。ここで思い切ってフライをオレンジに替えてみたところ、すぐにアタリがあり、連続で2尾をキャッチ。しかしそれも束の間、さらに当たらない時間に突入してしまう。それから約1時間、色々と試してみたものの全く為す術がなく、ノーフィッシュの...上がったり下がったり@FISHUP秋川湖その2
今回は大型魚の手応えを楽しむため、一年振りにフィッシュアップ秋川湖へ出掛けてみることにした。このところずっと快晴で風も穏やかだったため、混んでるかと思いきや、到着してみるとフライ優先エリア以外はいくつか空きがあり、とりあえず奥の方まで歩いて行き「アウトレット出っ張り」というポイントで始めてみる。一投目、フライが沈むと同時にアタリがあったが、残念ながらバレてしまう。すぐに打ち返してみたところ、再度アタリがあり、今度はしっかりフッキングしたようだ。久しぶりの重量感。大型魚が首を振る独特の感触が、ゴクンゴクンとロッド全体に伝わってくる。ところが、魚はクネクネと首を振ってばかりでほとんど走らず、すんなりネットに収まってしまった。とは言え、1尾目というのは嬉しいだけでなく、ホッとするような何とも言えない気持ちになる...上がったり下がったり@FISHUP秋川湖その1
先週に引き続き、今回も鬼怒川フィッシングエリアへ向かう。と言っても、今回はのんびり昼前に到着して午後券を購入、受付事務所に行くと「ただ今タグフィッシュ祭りというのをやっていて、赤いタグの付いた魚が釣れたら事務所に持ってきてくれると、景品が当たりますよ。」と言われる。そう言えば、タグを付けた柚鬼鱒(ゆずきます)を狙え!みたいなポスターを先週見た気がする。「タグの付いた魚は大きいですか?」と尋ねると、「いや、だいたい28〜30センチくらいです。」とのこと。早速、1号池のフライ専用区間でルースニングを開始。するとすぐにアタリがあり、手元まで寄せると、何と赤いタグが見えた。そのせいか、いつもより強引にやりとりした結果、ネットイン寸前でバレてしまう。仕方がないので再挑戦、しばらくしてまたアタリがあり、今度は無事ラン...寒くて渋かった@鬼怒川フィッシングエリアその1
午後になると状況が一変、けっこう当たるようになったのだが、アタリはあっても、なかなか乗らなかったり、すぐにバレてしまったりと、ネットイン出来る確率はだいたい3分の1くらいだった。その中でもやはり波があって、立て続けに釣れる時もあれば、まったく当たらない時もあったりと、なかなか掴みどころがない。どうもタナが安定しないようなのだ。そこで、気分転換に1号池のフライ専用区間へ移動してみる。すると、最初のうちは反応があるのだが、それもあまり続かず、それでも水生昆虫のハッチが増えると、魚も活発になるのか、徐々にアタリが増えてきた。そして、コンスタントに釣れるようになったと思ったら、今度はショートバイトが多くなり、魚がなかなか乗らないというジレンマに陥ってしまった。そこで、ティペットを6Xに落としてみたところ、わずかに...意外と手強かった@鬼怒川フィッシングエリアその2
前回の釣行から3週間経ってしまったが、釣友たちと協議を重ねた結果、今回は栃木県宇都宮市にある鬼怒川フィッシングエリアへ行ってみることにした。今回初訪問となる鬼怒川フィッシングエリアは、地元鬼怒川漁協が運営するポンドスタイルの釣場で、営業期間は毎年10月から翌5月までの約8ヶ月間。池はやや広めの1号池とそれよりやや小さい2号池からなり、1号池にはフライフィッシング専用区間が設けられている。さすがに専用区間というだけあって、バックスペースが充分に確保されており、ウエイトフォワードラインでのフルキャストが可能である。釣場に入る際、専用区間でやっていた地元の人に話を聞いたところ、1号池と2号池は大きさ以外、放流量や魚のサイズ、底の状態など、ほとんど違いは無いという。ちなみに1号池はルアーとフライの場所が分けられて...意外と手強かった@鬼怒川フィッシングエリアその1
休憩の後は、フローティングラインに替えてルースニングをやってみる。フライはスーパーオクトパスのオレンジを選択。すると、早速インジケーターにアタリがあったが、残念ながらフッキングには至らず。その後小さなアタリはあるものの、なかなか咥え込んでくれない。そのうちに、インジケーターがスーッと沈んでいき、ようやくフッキングに成功するも、足元まで寄せたところで外れてしまった。そんなことを繰り返しながら、最終的にはルースニングで2尾キャッチすることが出来たが、その後アタリはパッタリとなくなってしまった。気がつけば、だんだんと水面が騒がしくなってきて、あちこちでライズの輪が広がっている。そこで、今度は通常のシングルハンドロッドに持ち替え、6Xのティペットにミッジピューパ#18を結んでみる。ライズのある周辺へキャストすると...2024再始動@加賀フィッシングエリアその2
ユーロニンフィングタックルを新調_SAGE ESN/K・Bullet SONAR EX
台風10号が日本列島上で停滞し、更には線状降水帯の発達で台風と関係ないところまで雨を降らせるなど日本全国の釣り場は壊滅的でどこもアマゾンと化して濁流。こんな時にはフライタイイングかタックル整備でイメージトレーニングするのが楽しいというもの。今回はユーロニンフィング用にセレクトしたリールとロッドを新調したので商品紹介とシステム、ロッドチューンナップについてご紹介させていただきました。最後までお読みいただき少しでも参考になれば幸いです。
今回は午前4時に自宅を出発。途中の佐野SAで朝食を食べ、宇都宮ICから日光道に入ると、途端に雲行きが怪しくなってくる。間もなく、ボツボツ降って来たと思ったら、やがて本降りになった。それでも、降ったり止んだりの不安定な雨で、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、途中のいろは坂〜中禅寺湖は曇っていたものの、湯ノ湖に到着した頃には、晴れ間が覗くほど天気が回復していた。午前7時前、釣り事務所に到着。岸釣り券を購入し、準備を済ませて湖畔に行くと、今回入ろうと思っていた場所は、すでに人が入っていたため、仕方なく、いつものポイントでルースニングを始める。気温は14℃と低かったが、不思議と寒くはなかった。穏やかな南風が吹いていたからであろう。そして、開始してから数投目で早速アタリがあり、合わせるとグングン引き回す...DHテスト釣行@湯ノ湖その1
前回の釣行からちょうど2週間、再び釣り仲間二人と3人で奥日光の湯ノ湖を訪れた。果たして、前回オデコだった二人はリベンジ出来るだろうか?朝5時15分に自宅を出発、途中、佐野SAで朝食を食べ、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、湯ノ湖に到着したのは8時30分。すぐに準備をして、とりあえず一人で湖畔に陣取り、ルースニングの仕掛けを投入。とここまでは前回と全く一緒だった。ところが、今日は待てど暮らせどアタリは無く、二人が到着してもしばらくの間は何も無い状態が続いた。午前9時頃、目の前でもポツポツとライズが見られるようになった。すると、となりでやっていた仲間の一人がとうとう魚を掛ける。が、残念ながら寄せる途中でバラしてしまった。それから15分後、ようやく自分にもアタリがあり、こちらは無事ランディング。オデ...リベンジツアー@湯ノ湖その1
リトリーブからルースニングに切り替えてみたものの、以降はまったくアタリが無く、静かに時間だけが過ぎていく。その間、カディスやカゲロウの類がハラハラと飛んでいくのが見えたので、時折起こるライズは、これらの虫たちを水面付近で捕食しているのだろう。結局、2時間以上が経過したところで、ようやくアタリが出始め、24センチの小振りな放流マスをキャッチする。そして、そこから20分後にもう一度アタリがあり、今度はロッドが伸されるほどの素晴らしいファイト。何度もスプールを逆転させて抵抗した魚は、ルースニングでは本日最大サイズの綺麗なニジマスだった。夕方は、予想外に寒くなってきて、ハッチ量は少ないものの、ユスリカのハッチが確認できたため、そろそろ定番のミッジフィッシングに切り替えることにした。つづくボートに乗った中国人親子は...春蝉の季節@湯ノ湖その5
2尾目を追加した後は、しばらくアタリが遠のき、ようやく3尾目をキャッチ出来たのは40分後だった。時合いの周期はまちまちで、今回のように40分開く時もあれば、1時間以上開くこともある。こればっかりはいつやって来るかわからないから、休んでなどいられないのだ。そうこうしているうちに、すぐにアタリがあり、合わせると今度はなかなか引きで、ロッドがグーンと曲がり、ラインが勢いよく引き出される。スリリングなやり取りを楽しんで、上がって来たのは体格の良い綺麗なニジマスだった。この時合いを逃さないよう、すぐに釣りを再開。すると、早々にアタリがあって、3尾目と同サイズのニジマスが釣れた。この間、およそ12分程の出来事だった。つづく9:533尾目は30センチ。9:584尾目は綺麗な34センチのニジマス。10:055尾目は31セ...春蝉の季節@湯ノ湖その2
フライフィッシングといえばリバーランズスルーイットに代表されるような美しいラインさばきが象徴的であり、魚が水面に飛び出る興奮度やタイイング、フライの流し方など、基本を幅広く学べることからも、まずはドライフライの釣りから覚えるのが一般的かと思われます。そうした中でマーカーやオモリを使い、キャストもちょっとしたコツがいること、またホントに釣れるのか?フライでウキ釣りはどうなのか?など、気にはなるけど今ひとつ踏み込めない人もいるのでは。ここでは、釣り方や格好よりも、大きな魚をたくさん釣りたいという方のためにルースニングによるニンフフィッシングについてまとめてみました。最後までお読みいただけたら幸いです。
今シーズンの約2ヶ月間に及ぶ芦ノ湖通いが終了したので、久しぶりに管理釣場へ出かけてみることにした。場所は栃木県小山市の「なら山沼漁場」である。予報では、午後から雨ということで、午前9時と早めに釣り場へ到着。とりあえず、空いている南池に入ってみるが、水面に死んだ藻が浮いていて、非常に釣り難い状況だった。見ればほとんどの魚が氷層付近に居るため、ドライフライでやっても良かったのだが、今日はスペイキャストの練習を兼ねて、ルースニングから開始してみることにした。当初はあまり反応が無かったものの、そのうちにアタリが出始めると、立て続けにレギュラーサイズのニジマスが釣れた。中にはヒレがオレンジがかった体色の濃い「頂鱒(イタダキマス)」(※注)も釣れたが、食べるわけではないので、特段うれしくもない。とは言え、銀毛マスやホ...夏日のち豪雨@なら山沼漁場その1
ユーロニンフで釣りをしているとここはルースニングの方が釣りやすいと思うシーンがある。 ここでは、それぞれの釣法の強みと弱みを整理し、どんな時がユーロニンフで釣りやすいのか?どんな時がルースニングで釣りやすいのか?これらを川の状況に応じて適切に選択できるようにまとめてみました。ニンフの釣りでどちらが良いか迷う人は多いはず。そうした方は是非ともご参考下さい。
その後、風が南東から北東に変わったところで、またしても絶望的な状況に陥ってしまう。そこで早川水門に見切りをつけ、向かい風の中、必死にボートを漕いで、ボート屋の桟橋近くに辿り着く。とりあえず、桃源台港寄り水深5メートルほどの場所でルースニングを開始。しばらくしてマーカーが沈んでいるように見えたため、軽く合わせを入れてみたところ、重みを感じて魚が乗ったことを確認。なるべくドラグが掛からないよう、手元のラインを繰り出していたため、すぐにテンションを掛けられなかったが、緩んだラインを必死に巻き取ることで、何とかバレずに済んだ。ところがこの魚、最初はまったくやる気がなかったのだが、姿を見てから急に暴れ出し、何度もラインを引き出された上に、ロッドティップが湖面に突き刺さるほどのグッドファイトが続く。ネットインまでかな...山桜の季節@芦ノ湖その3
結局、飲み込まれたフライを外している間に時合いも終了。その後はパッタリと当たらなくなってしまう。その間、近くで父親と一緒にやっていた小学生くらいの男の子が、ルアーで良型のニジマスを釣り上げ、「ヤッター!ヤッター!」と大喜びしていたのは、見ていて微笑ましかった。その後、淡々とキャスト&リトリーブを繰り返すが反応はなく、何度かフライの色を変えてみたものの、結果は同じだった。そんな時、ふとルースニングのマーカーを見ると、突然スーッと勢いよく引き込まれ、置いてあったロッドのティップがグングン曲がっている。すかさずロッドを立てると、いきなりラインが引き出されて、その後は一進一退のリールファイトが続く。これも結構なサイズかと思ったが、ネットに収まったのは40センチのニジマスだった。ところが、よく見ると頭部に穴を開けら...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その4
その頃、近くの人が良いサイズを掛け、ロッドが大きく弧を描いているのが見えた。獲物が水面まで来ると、今度は大きく水飛沫を上げて、再び水中へと走り始める。10分ほどのやりとりを経て、ようやくランディングに成功。声を掛けると、サイズは60オーバーで、とにかく太さがもの凄いらしい。それを聞いて、羨ましくもあったが、これまで小型のニジマスしか釣れてなかったので、その中に大きなのも居るのかと思ったら、途端にやる気が湧いてきた。やがて、空が曇ってきて、それまで暑いと感じていた空気が急にひんやりしてくる。風が南から北に変わったのだ。その影響でボートの向きが逆になり、投げる方向も変わってしまった。同時に時合いも終了したのか、アタリもぱったりとなくなってしまう。すると、今度は霧が発生して、辺りが真っ白になるくらいの濃霧に覆わ...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その2
その後、風の影響でランニングラインがどうしようもないくらいに絡まり、30分ほどを費やしてしまった。おかげでアタリは遠のき、快晴だった空にも雲が広がり始めると、さらに冷たい南風の影響で湖面が激しく波立ち、もはやルースニングには厳しい状況である。もっとも、この低水温下で魚が表層を泳ぎ回るなんて殆どないだろうから、今回ルースニングで釣れたこと自体、ものすごくラッキーだったのだ。一方リトリーブでは、たまにコツッとショートバイトがあるだけで、なかなか魚が乗ってくれず、それでも、粘り強くキャスティング&リトリーブを繰り返していると、ラインにテンションを感じて、もう1尾追加することが出来た。そして、そろそろ渋い時間帯に入ってきたので、ここでいったんランチタイムにして、ボートから様子を見ていたのだが、昼前後は海賊船が頻繁...菜種梅雨の合間に@芦ノ湖その2
芦ノ湖が解禁してもうすぐひと月が経とうとしているのに、水温がいっこうに上がってこない。このまま行くとGW頃に適水温に達するのではないかと思ってしまうほど、横ばいの状態が続いている。もっとも、3月1日の水温が7℃というのは、例年に比べるとかなり高い方なのだが、今年は彼岸前後に寒の戻りがあり、さらに菜種梅雨に入ったことで桜の開花が遅れ、春の訪れそのものが完全にずれ込んでしまった。AFCおおばに到着したのが朝8時頃。漁協のデータによると、天候は晴れ、気温5℃、水温7.0℃、水位2m21cm、風は南東微風。到着した時はすでに日差しが暖かく、風も穏やかで投げやすそうだった。早速ボートに乗り込むと、当初は早川水門〜キャンプ場辺りを目指していたのだが、海賊船が運行する前に、まずは桃源台港の桟橋近くでやってみようと思いつ...菜種梅雨の合間に@芦ノ湖その1
夕方になると、ユスリカのハッチがピークを迎えるが、ライズは思ったほどではなかった。そのままルースニングを続けていたら、コンスタントにアタリはあるのだが、何故かすっぽ抜けてばかり。そんな状態が15分ほど続き、ようやく魚が乗ったと思ったら、釣れたのは20センチほどの小さなニジマスだった。前回の南池ではコンスタントに30〜35センチクラスが釣れていたのに対して、北池は大型から極小サイズまで、釣れる魚のサイズに幅があるようだ。さて、キャスティングの方はというと、Dループを意識するようにしたら、少しは飛ぶようになったのだが、シュートしてから綺麗にフライまでターンオーバーさせると、うまくいってもせいぜい17〜18ヤードくらいまでで、ダブルハンドとしては少々物足りない飛距離だった。もしかしたらラインが少し重すぎるのかも...DHスペイ@なら山沼漁場その4
一応ここまでは、飽きない程度に釣れていたし、キャスティングの方も大分慣れてきたのだが、そもそも北池に入った目的が、大型魚とサクラマス狙いだったので、いつまで経ってもアベレージサイズのニジマスばかりでは、さすがにモチベーションが下がってくる。隣のルアーマンは40弱の良型ニジマスを釣っていたので、まったく居ないわけではないのだろう。そして、PM2:00を少しまわった頃、椅子に座ってのんびりアタリを待っていたら、マーカーがスーッと吸い込まれ、合わせると今度はゴクンゴクンと重い手応え。これは大きそうだと思い、すぐに立ち上がって臨戦体制を築く。ロッドは大きく弧を描き、ずっしりとした重さは、明らかに今までと違っていて、ひとたび走り始めると、止めるのが大変なほどだった。さきほど良型を上げたルアーマンが「大きいの?」と聞...DHスペイ@なら山沼漁場その3
今回は広い北池の方に入ってみたが、相変わらずルアーマンに人気の釣り場で、対岸もほぼ隙間なく人が並んでいた。今日は活性が高いのか、常にあちこちで釣れていて、フライの方はというと、たぶんユスリカだと思うが、ライズがポツポツ程度と確信が持てなかったため、とりあえずルースニングを選択。一投目から釣れてしまったので、そのまま続けることにした。風は、南西風が吹いたり止んだりで、マーカーとラインが左へ流されるため、あらかじめやや右方向へ投げておき、流されたらピックアップして、また斜め右へ打ち返すという感じだった。なるべく長い間ステイさせたいが、やはり周りに人が居る状況では致し方ないだろう。肝心の釣りの方は、アタリの多い時間帯と、まったく当たらない時間帯があり、その度にタナを変えたり、フライの色を変えたりしてみたものの、...DHスペイ@なら山沼漁場その2
前回に引き続き、栃木県小山市にある「なら山沼漁場」へ行ってきた。実はこの釣り場、池の周りが小高いバンク(土手)で囲まれていて、フライの場合バックキャストが少々やり難い。ここで快適に釣りをしたいなら、やはりロールキャストかスペイキャストが望ましいわけだが、前回シングルハンドスペイで結構楽しめたので、今回はライトタックルのダブルハンドでトライしてみる事にした。使用したのはトラウトスペイ(マイクロスペイ)と呼ばれる最軽量のダブルハンドで、アベレージサイズのトラウトを釣るため米国で確立されたアンダーハンド用ロッドのカテゴリーである。ダブルハンドとなっているが、実際には片手で振れるほど軽く、グリップも短いので、スイッチロッドのように扱うことが出来る。とは言え、ダブルハンドを振るのは今回が初めてだったため、最初はうま...DHスペイ@なら山沼漁場その1
午後2時半を回ると、徐々にライズも目立つようになってくる。そして、たまにインジケーターに食いついてくるのはどこの管釣りも同じだった。ドライに替えても出そうな雰囲気ではあったが、今日のテーマはスペイキャストとマーカーの釣りなので、そのままルースニングでマラブーを使い続ける。一方、タナは頻繁に変えてみたものの、今日は気温が高かったため、1〜1.5メートルくらいで最もアタリが多かった。魚は相変わらずコンディションが良くて、ジャンプは繰り返すし、場合によっては糸鳴りがするほど強烈な引きをみせてくれるのだが、どうもリールドラグの具合が思わしくなく、ややきつめに設定しておいたら、勢いよく走られた際にティペットが切れてしまった。管釣りのしかもアベレージサイズ(30センチクラス)で、これまで合わせ切れはあっても、ファイト...SHスペイ@なら山沼漁場その3
その後もコンスタントに釣れていたが、1時間ほど経ったところで突然パタリと当たらなくなった。気がつけば、風が止まり水面が鏡のように静まりかえっている。とりあえず何とかしなければと、フライを黒色に変えてみたものの、僅かに反応があるだけで効果は変わらず。タナを変えても同じで、結局そのまま続けていると、またコンスタントに釣れだすといった具合である。まったくつかみどころがなく、釣れる時間と釣れない時間が同じくらいで交互にやってくるから、時合いのサイクルなのだろう。ところで、今回のテーマであるSHスペイだが、実を言うと、私自身スペイキャストをやるのは今回が始めてだった。ヨラン・アンダーソンのDVDやYoutubeなどで動画を見ることはあっても、実際にやったことは無かったのだ。なぜ今ごろ?と思うかも知れないが、バックを...SHスペイ@なら山沼漁場その2
ここの釣り場は、湖の真ん中に大きなT字の桟橋があり、バックを気にせずに思いきりキャスト出来るのがいい。しかも、桟橋はフロート式だから、筏の上に居るのとほぼ同じ状態で、それこそキャスティングなどせずとも足元で釣れてしまう。まさにファミリーからベテランまで幅広く楽しめる釣り場だ・・・と言いたいところだが、やはり簡単に釣れるというのは反面、飽きやすいということでもあり、こうなると、自分で釣り方を変えるなどの工夫をしていくしかないだろう。とりあえず、フローティングラインにインジケーターとマラブーをセットして、15ヤードほど投げてみると、すぐにアタリがあり、左右に勢い良く走り回るファイトから、もしかしてサクラマスかな?と思ったら、予想通り、上がってきたのは銀色に輝く35センチの良型サクラマスだった。すかさずもう一度...釣り納め@東山湖フィッシングエリアその3
夏以来となる久しぶりの釣行は、中央道八王子ICからほど近い、あきる野市にあるFISHUP秋川湖へ。早速、センターハウスで3時間券を購入して釣り場へ向かうと、昼時とあって空いてる場所がほとんど無く、唯一空いていた切り株Pのベンチを確保。その場でロッドにラインを通しながら様子を見ていたが、その間水面に変化が無かったため、とりあえずルースニングから始めてみる。開始してすぐにアタリがあり、合わせると、いきなりヒレピンのアルビノが釣れてびっくりしてしまう。というのも、実は今までアルビノを釣った経験がほとんどなかったからだ。確かに水中を良く見るとアルビノがたくさん泳いでいたので、ここは他の釣り場よりアルビノ率が高いのかも知れない。その後もコンスタントに釣れてはいたのだが、ここはバックスペースが無いため、ロールキャスト...3時間コース@FISHUP秋川湖
日が高くなるにつれ日陰の範囲が狭くなってくると、同時にライズの数も減り、喰いが渋くなってきた。そこで、タックルを4番から5番へ変更し、ルースニングの釣りを開始。早速、前回巻いた管理釣場用フライを使ってみたところ、頻繁にアタリがあり、効果の程を確認できた。ところが、その後、シェルターを省いた簡易版も試してみたのだが、反応にほとんど差はなく、これなら簡易版でも充分ということになる。それにしても暑い。そう思いながら時計を見るとまだ午前10時だった。これからさらに暑くなると思ったら恐ろしくなってくるが、それでも頻繁にアタリがあるので、そのまま釣りを続けていた。しかし、じっとしていても蒸し風呂みたいに汗が止まらず、このままでは危険と判断。自販機で冷たい水を買い、とりあえず木陰のベンチで休むことにした。つづく今日一番...猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野その2
さて、次の釣行はどこへ行こうかと考えていたら、いつのまにか1ヶ月が経ってしまった。歳を取ると、あっという間に月日が経つと言うが、それは本当である。ということで、次の釣行をイメージしながら、新たにフライを巻いてみることにした。今回、管理釣場用に巻いたのは、定番のマラブー。スピードファイバーとシェルターをミックスした、いわゆる「桶ピラ」である。通常「桶ピラ」は湖の引っ張り用で、泳ぎのバランスやシルエットが重要となるが、これはルースニングで使用することを念頭に、マラブーはややボリュームをつけながら短めに、そしてボディラップはやや多めに巻いてある。また、ネイティブのモンスタートラウトを前提としないため、ファインワイヤーのドライフライ用フック#10(バーブレス)を使用。ビーズヘッドもそれに合わせてブラスの2.8mm...管理釣場用フライを巻いてみる。
午後は断続的に風が強く吹くようになり、急に水が濁り始める。湖面は大きく波立ち、底からはドロドロとした茶色の堆積物が浮き上がってきて、それがラインに絡んでくるため、釣りづらいことこの上ない。そんな中、マーカーがスーッと水中に入っていったので、合わせると今までにない重い手応え。今度こそは良型と確信する。しかし、隅っこの狭小スペースでかけたため、隣のぶっ込み仕掛けに絡まないよう、ロッドを傾けたり、スプールをサミングしたりしながらコントロールを試みたものの、結局、もの凄いスピードで隣側へ走られてしまった。すると、隣の人が良型をかけたことに気付き仕掛けを上げてくれたので、とりあえず充分なスペースを確保出来て、そこから一進一退のやりとりが始まる。実は、午後の釣りを再開する際、イブニングのミッジを念頭に、5番ロッド+6...湯ノ湖で岸釣りその3
今日の関東は真夏日の予想で、奥日光の湯ノ湖でも風の無い午前中は少し暑いくらいだった。午後になると風が強くなり、そのぶん体感的には涼しくなったが、それでも長袖シャツがちょうど良いくらいの快適な気候である。果たしてこの暑さが釣果にどう影響するのか、それは午後の釣りではっきりすることだろう。昼休みを終えて砂浜に戻ると、先ほどまでやっていた場所もすでに人が入っていて、本当に端っこの狭小スペースしか残されていなかった。それでも、ルースニングであればまだ充分に釣りは可能と判断、午前中に何となくコツが掴めたので、開始早々からすぐにアタリがあり、オリーブ色のニジマスがヒットした。良く見るとカムループスのように斑点が大きい個体である。続いて今度はスリムで美しい銀色のマスがヒット、黒い頭部と白いヒレを見て、一瞬ホンマスかと思...湯ノ湖で岸釣りその2
今年は15年ぶりに芦ノ湖へ通ってみて、60オーバーを筆頭に、まずまずの成果が得られたと思っている。やはり自然湖の魅力は、環境の素晴らしさ。雄大な景色の中で、自然のサイクルに順応したマス達を相手にするのは、本当に楽しい。そして、芦ノ湖の余韻が冷めないうちに、私は次の目的地を奥日光、湯ノ湖に定めることにした。約10年ぶりとなる湯ノ湖だが、実はフルタイムで釣りをしたことがない。以前は湯川と共通の遊漁券だったため、湯川の後にやってみるとか、温泉旅行のついでにやってみるとか、いつもついでに竿を出す感じで、これまで真剣に釣りをしたことが無かったのだ。朝7時過ぎ、釣り事務所に到着。状況を聞いたところ、砂浜と兎島で釣れているという。早速、準備をして砂浜へ向かったが、すでにエサ釣りの人たちが陣取っていて、仕方なく空いている...湯ノ湖で岸釣りその1
20年前なら、高速道路の渋滞は、長くてもせいぜい20から30キロくらいだったが、最近は、正月、GW、お盆休みと、大型連休の度に50キロ台の自然渋滞が発生するようになった。それでも、全く進まないというわけではないから、我慢すれば良いのだろうけど、わざわざ混んでる時に出掛けることもなかろうと、もう随分と前から大型連休の遠出は避けている。一方、芦ノ湖の水温はGWを過ぎると一気に上昇する。なので、芦ノ湖のフライフィッシングシーズンは、実質GW前の今週からGW終盤までで、おそらく今回が最後の釣行になるだろう。湖に到着すると、適度な南風が吹いていて、湖面が波立っている。なかなか良い雰囲気ではあったが、魚の気配はほとんどなく、湖面は静まり返っているように見えた。すぐにボートを出し、手始めに早川水門までハーリングで流して...今シーズン最後の芦ノ湖でまさかの・・・。
ランディングネットを取りに行き、すぐにボートに戻るが、これからもう一度キャンプ場まで行くとなると、こっこうな時間をロスしてしまう。今はまだ午前の良い時間帯なので、すぐに再開したほうが得策だろう。そう思いながら桟橋のすぐ近くでアンカーを下ろしてみる。幸い桟橋周辺は朝から誰も入っておらず、雰囲気だけは良かった。しばらくすると、ルースニングの方にアタリがあった。合わせるとなかなかの手応えと思ったが、すぐに魚がジャンプして、サイズはそれほどでもないことを確認。どうやらグラスロッド特有のしなりが手応えにも影響しているようだ。それにしても、今日はどの魚もジャンプを繰り返すなど、いかにもニジマスらしく一段とやり取りが楽しい。やはり適水温域に入って魚のコンディションも良くなっているのだろう。ランディングすると、1尾目と同...適水温域に入った芦ノ湖で、その2
いよいよ芦ノ湖の水温が12度を超えてきた。トラウトの適水温は13度前後と言われているので、ほぼ適水温域に入ったと言えるだろう。到着すると、今日は朝から南西の風が吹いていて気温も暖かく、かなり期待が持てる状況だった。急いで準備して、いつものローボートでキャンプ場へ向かう。キャンプ場の正面でアンカーを下ろし、タックルの準備をしていると、大量のユスリカが頭の周辺にまとわりついてきた。湖面は風でやや波立っていて、特にライズは見られない。とりあえず前回同様、ルースニングを置き竿にして、シンキングラインで引っ張りを始めてみる。始めて30分ほどは何の反応も無かったが、風が止んできた途端、ゴンとアタリがあって、サイズはそれほどでも無かったが、何度もジャンプして走り回る元気の良いニジマスがヒットした。ところが、魚が寄ってき...適水温域に入った芦ノ湖で、その1