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その後はなかなか霧が晴れず、気温も低下気味だったが、風が南に変わり、再び暖かさが戻って来ると、途端にアタリが出始める。カウントダウンの最中、突然グーンとラインがひったくられたと思ったら、直後にもの凄いスピードで魚が走り出したのだ。こういう時に限って、不測の事態が起きてしまうもので、この時は、足下のランニングラインが絡まり、リールファイトが出来なくなってしまった。このままだと、これ以上ラインを出されないよう耐えるしかない。と言っても、8番ロッドのティップが真っ直ぐになるくらいの強烈な引きで、50センチはあるだろうと思ったが、姿を見せたのは40オーバーのヒレピンレインボーだった。しかし、姿を見てからさらに力強い抵抗が続く。長いファイトの末、ネットに収まった魚は、惚れ惚れするくらいの大きなヒレを持っていた。恐ら...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その3