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#4033 いささかは肌はひゆとも単衣きて秋海棠はみるべかるらし
令和5年10月22日(日) 【旧 九月八日 仏滅】・寒露・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)いささかは肌はひゆとも単衣きて秋海棠はみるべかるらし ~長塚節(1879-1915)Photo:秋海棠の花と長塚節 中国で海棠に似た花を咲かせるところから名付けられたという秋海棠《しゅうかい
#4014 稲刈りて淋しく晴るる秋の野に黄菊はあまた眼をひらきたり
令和5年10月3日(火) 【旧 八月一九日 友引】・秋分・水始涸(みずはじめてかるる)世の中は稲刈るころか草の庵 ~松尾芭蕉(1644-1694)大阪Photo:ノウキナビ。ブログ 一夜にしてすっかり秋めいた空気に変わりました。「秋分」の次候は七十二候の第48候「水始涸(みずはじ
昨日の夜は、網戸閉まっているのに部屋の中に小虫が入って来て鬱陶しかったな。テントウムシ3匹、蛾4~5匹。蛾はすぐさま殺虫剤をかけた。 大き目の真っ黒い虫まで掛け布団の上に落ちて来て、びっくりして配偶者氏に助けを求めたら「ゴミムシや。コイツは臭いんやで」って、素手で触れないようペットボトルに誘導して、キャップを閉めて何故かそのまま放置💢 ずっとカサカサ煩くて困ってしまったので、怖かったけどキャップを開けてトイレに流してしまった(酷い)。 テントウムシにだけは優しい配偶者氏は、優しく手で摘まんで外に逃がしていたな。この待遇の差よ。 朝ご飯は、昨日に続いて半額シャトレーゼ。期間限定「山梨県産シャイン…
#3872 たらちねは笊もていゆく草苺赤きをつむがおもしろきとて
令和5年5月14日(日) 【旧 三月二五日 先負】・立夏・蚯蚓出(みみずいづる)たらちねは笊《ざる》もていゆく草苺赤きをつむがおもしろきとて ~長塚節(1879-1915)『長塚節歌集』Photo:花畑を散策する親子 ~photoAC 節《たかし》が草苺を好むことを知る母は、未だに体
県道日立常陸太田線(県道37号)を行くと、道をはさんで諏訪梅林があります。面積は10,753㎡ですので、偕楽園の約300haとは比較になりません。それでも、梅の木が約300本植えられている梅の名所であり、市民に親しまれています。(参考:諏訪梅林(すわばいりん)見どころ ht
令和4年10月19日(水) 【旧 九月二四日 友引】・寒露・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)山里の草のいほりに来てみれば垣根に残るつはぶきの花 ~良寛Photo:つわぶき(石蕗) ~BOTANICA 石蕗《つわぶき》はキク科に属する常緑多年草。10月から12月頃にかけて可憐な黄色い花
令和4年9月4日(日) 【旧 八月九日 仏滅】・処暑・禾乃登(こくものすなわちみのる)あはれなる秋海棠の花のさく九月の日ともなりにけるかな ~窪田空穂(1877-1967)『濁れる川』Photo:シュウカイドウ ~静かな時が流れる「風の庭」 秋海棠《シュウカイドウ》は江戸時代
令和4年7月29日(金) 【旧 七月一日 先勝】・大暑・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)暑き日はこちたき草をいとはしみ蚊屋釣草を活けてみにけり ~長塚節(1979-1915)『長塚節歌集』Photo:カヤツリグサ ~花や草木との出会いのメモ 「こちたし(言痛し)」は大仰であ
令和4年5月23日(月) 【旧 四月二三日 友引】・小満・蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)花菖蒲ひたすら雨に座りけり ~久保田万太郎(1889-1963)Photo:大浜公園の花菖蒲園(大阪府堺市) 端午の節句にお風呂に入れるという菖蒲《ショウブ》はショウブ科ショウブ属に属す
令和4年5月18日(水) 【旧 四月一八日 先負】・立夏・竹笋生(たけのこしょうず)車前草《おおばこ》は畑のこみちに槍立てて雨のふる日は行きがてぬかも ~長塚節(1879-1915)『長塚節歌集』Photo:オオバコ ~Green Snap オオバコは日本全国何処にでも自生する多年草です