パンデミック下での職場いじめと精神的苦痛や希死念慮の実態
職場のハラスメントについて研究してきた神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科の津野香奈美氏らが、コロナパンデミック下での職場いじめ(workplacebullying)と労働者のメンタルヘルスの実態に関する調査を行なった結果を、「BMJOpen」誌の11月2日号に発表しました。分析の対象とされたのは、2020年8~9月にCOVID-19パンデミックの住民の生活・健康・社会・経済活動への影響の実態を把握するために全国にオンラインで実施された大規模調査「JACSIS(JapanCOVID-19andSocietyInternetSurvey)研究」のデータで、有職者16,384人です。このうち26.5%の人は在宅勤務を行っており、パンデミックに伴なって開始したのが8.4%、パンデミック前から行...パンデミック下での職場いじめと精神的苦痛や希死念慮の実態
2023/01/01 23:05