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滋賀県野洲町大篠原は、平家終焉の地であります。国道8号線から一歩細い道を入った奥に、ひっそりと墓標が立っています。壇ノ浦で、平家一門を倒した源義経は、平宗盛・清宗父子を捕らえ、頼朝に報告するため、鎌倉へ向かいますが、手前の腰越で留められてしまいます。鎌倉入りを許されず、京に戻る途中、源頼朝の命により、宗盛父子を斬首。鏡の宿を過ぎたここ篠原が平家終焉の地になりました。義経は、元服後も何度か「鏡の宿」...
草津市野路の民家の庭に、平清宗の胴塚と伝える石塔があり、保存供養されています。 平清宗 平安後期の公卿、平宗盛の長男、母は兵部権大輔平時宗の娘。後白河上皇の寵愛をうけ、三才で元服して寿永二年には正三位侍従右衛門督であった。源平の合戦により、一門と都落ち、文治元年壇ノ浦の戦いで父宗盛と共に生虜となる。 「吾妻鏡」に「至野路口以堀弥太郎景光。梟前右金吾清宗」とあり、当家では代々胴塚と...