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Volnay 1er Brouillards2015 (R.Rossignol-Changarnier)
ヴォルネイ ブルイヤール(レジス ロシニョール) このドメーヌもどうやら2019年を最後に閉じてしまったようで、これからは当然飲めなくなってしまいます。初日は完全に閉じているというわけでないのですが、なんとなく赤系果実と白いミネラル系の香りを感じる程度。味わいもガチガチではないにしろミネラルに覆われてしまっている赤系果実が終始余韻まで続いてフィニッシュ。 2日目は少し香りは開き、干した赤身肉、真っ赤な薔薇が支配的。味わいの方は香りより親しみやすくなっていて、低域には村名ヴォルネイ同様、黒系果実があるものの低中域以降は純度の高い赤系果実、飲み込んだ時から余韻にかけて集中力のあるチェリーエキス系の…
Volnay2015(R.Rossignol-Changarnier)
ヴォルネイ(レジス ロシニョール シャンガルニエ) 2022年は誰にとっても難しかった年で年初からきな臭くなり、そこからの戦時下へ。日本では元首相の…。相場や為替のボラの大きさ。物価高。その流れは引き継いでいて早く収束を祈るばかりなのですが、"あなたの管"を見ても不安を煽るようなことしか言ってなく今度はグレートリセット、グレートリセットの連呼。世界がグレートリセットしても自身の肉体はそうはいかないと思うので、不健全な心を飼い慣らす健全な肉体の維持は必須。ワインは飲み過ぎ注意、買い過ぎも注意、基本は日常に寄り添うワインライフで今年も行きたいと思います。閑話休題1本目を飲んだ時は、熱にあたったよう…
Volnay 1er Santenos 2017(Glantenay)
ヴォルネイ サントノ(グラントネ)ACを飲む限り個人的には3000円ちょいで買える最強の広域ブルゴーニュだと思っていたので機会があってようやく1級クラスを開けることができました。 粘土質な赤系果実、シャンボールの様な強い石灰系ミネラルはなく、動物系、獣、皮革、少しの血のニュアンスとリリースしたてにも関わらずワイルドな香りががムンムンと立ち上がってきます。香りだけでいうとヴォーヌロマネにちょっとジュヴレを足した様な感じかなぁ、というのが個人的見解です。 味わいは凝縮感がありヴォルネイらしく軽やかさがありながらもパワープレイに持っていかない作り手の力量を感じずにはいられないです。ヴォルネイ サント…
Volnay 1er Clos des Chenes2015
ヴォルネイ クロ デ シェーヌ(シャトードムルソー)今年の夏は何も出来なかったーと前回のエントリーで書いたのですが、そんな時は脳内トリップするしかなくてそのお供はやはり音楽。世界的に?シティーポップテイストが流行らしく今年出会ったシンガーの"ナツサマー"は個人的にベスト。ヒットチャートを賑わせてないのがなんとも物悲しいのだが 笑 もしそんな時が起きた時はしっかりと前もってここに書いていたーとドヤりたい。ww あとはFoiのswum in your eyes 歌詞も音の一部として聴いているとなんとも言えない心地よさがあります。音楽だけはトロピカルが良い。何万回目かの朝を迎えても…閑話休題ブルゴー…
Volnay2018(Bernard & Thierry GLANTENAY)
ヴォルネイ(グラントネイ)昨年に知ったこの作り手、17VTのACブルのクオリティーの高さに驚いていて絶対18も買うとコツコツ貯金。笑 それで年末の1番お金がかかる時にオファーが来ると言う…それでもこの世界、逃した魚は大きく、買えないものは2度と買えないか買える時にはとんでもない値上がりが起こります。というわけでリリースしたてで買っとくのが結局は1番の安上がりと言うことを長年の失敗から学んでいます。元々の生産本数も少ないので日本への割り当てもさして多くないはず、それに加えて美味しさを知っている人は既に知っていて何より価格がとても安い。 この村名もただの村名ワインーと言うには恐れ多いほどの一級畑の…
Volnay 1er Cru Brouillards 2018(Bernard & Thierry GLANTENAY)
ヴォルネイ ブルイヤール(グラントネイ)昨年から気になっている造り手の1級。香りは杉、ブルーベリー、ブラックベリー、ライム、少しタバコの葉、時折見せる苺ジャム、穏やかな黒土と黒系中心に時折赤さを見せる感じで、液体量が減ってくると森の香り少しの腐葉土とモレサンドニ風に〜と変化していきます。が、いかんせん個人的にはまだ早いです。液体は滑らかなもののしっかりとタンニンもあり赤い軽やかさが出るにはある程度の瓶熟が必要と感じます。やはりブルゴーニュルージュ18は忍耐の年になりそう。ここの村名は現状適度な濃度と柔らかさで美味しかったのでそっちを徐々にと言いたいところですが飲む玉がほぼほぼない… いつもなが…
ヴォルネイ(ルシアン ボワイヨ)ここ最近のジムでの話、、、。 まぁ、公共のジムなので使えるマシーンの使用時間は周りを気にしながら行うのですが、ちょっとした勘違いからお前はこのマシーン使いすぎだ、いやいやお前も色んなダンベル占領してんじゃねーか、などと争っていて大男2人がそんな事で揉めていたら周りの人はさぞ嫌だよなぁとか思いつつ、こんな事で本気で揉めてんだから、そりゃ世界から戦争など簡単になくなるわけないよなぁ、と漠然と思ってしまいました。綺麗事ながら平和を願うばかりです。閑話休題 畑はヴォルネイの外れにあるLes Grands Poisots(レ・グラン・ポワゾ)の区画にあります。この区画はポ…
Volnay 1er Les Mitans 2015(R.Rossignol-Changarnier)
ヴォルネイ ミタン(レジス ロシニョール)本来であれば村名ヴォルネイを飲んでなんとなくの傾向を掴んであとは暫く寝かせる予定だったのですが、村名の方が輸送の疲れなのか、この寒暖差の影響でバイオリズムが狂ったか、はたまたま新月のお告げか、それともコルクに液体が既にだいぶ染み出していたせいか、香りで軽くマディラ香がしてしまっていて、飲めるには飲めるのですがちょっと判断不能。少し無理を言ってワイン屋に仕入れをしてもらい少なくない量を買ったので、これでインポーターのコンディション不良だったら…と弱気の虫が鳴き、一級も開けてみることにしました。 輸送の疲れはありながらワインは健全で本領発揮とは言えないもの…
Volnay 1er Clos des Chenes2019(Glantenay)
ヴォルネイ クロ デ シェーヌ(グラントネ)基本的に自分の記憶とアウトプットの為に書き始めたこのブログ。上を見ればキリがないので、あくまで興味を持てれば誰でも買えるし飲める物を中心に取り上げてきたつもりですが、(自分のお小遣いなどたかが知れてるし)どーにもブルゴーニュ市場がそんな悠長な事は言ってられなくなってしまっているなぁ、と感じているのは当方だけではないはずです。毎年10%ずつ上がっていくとあら不思議、複利が効いて7年で倍の価格。特に今後リリースされるグランクリュはこの先ずっとこんな感じでしょうか。世を見渡してみると急な円安進行、世界的混乱による輸入の影響、物価上昇、ブルゴーニュの収穫減、…
Volnay 1er Clos des Chenes2016(Reyane et Pascal Bouley)
ヴォルネイ クロデシェーヌ(レイエンヌ エ パスカル ブーレ)これはQさんの言葉だったと思うのですが、ワインを選んでいるのではなく、ワインに選ばれているのであるーという印象的な言葉があるのですが旅をしていると同じような心境になるようなことがあります。どういう事かというと、日程的に難しくどんなに難しい場所にあっても行けるところには行けるし、比較的容易に行けるはずなのに何度その土地に行ってもその場所にたどり着けないということがあるからです。個人的にはバルセロナに何度行ってもグエル公園にはいけてないし、ポルトガルのリスボンなどは初めてきたにもかかわらずそこにいたかのように全てがスムーズに行ってしまっ…
Volnay 1er Fremiet2017(Marquis d'Angerville)
ヴォルネイ フルミエ(マルキ ダンジェルヴィーユ)ヴォルネイでは最高峰ドメーヌの一つであり、価格もしっかりと反映されてしまっているのですが、まだ売れ残ることも結構あるようで時に歳末ディスカウントなどされる時があります。ま、それでも決してお安くはないのですが、品質は高いと思います。 香りは少しコンポートされたストロベリー、チェリー、そこから黒系果実に柔らかい黒土。芳香性は強くないです。味わいもこのビンテージらしく強さではなく瑞々しさ、硬さではやなく柔らかさを持っています。1時間後位から香りが開いてきて、赤い花、淡いラベンダーにうっすらとお香の香りが立ち上がってきます。 ウルトラスムーズとまではい…
Volnay V.V.2019(Bernard et Thierry Glantenay)
ヴォルネイ(グラントネ)あくまで個人の感想ーですが、最近の自分自身を省みても思うのは多くの人が某SNSに疲れてきているのではないかー?と思うところがあります。イーロンマスクが某スタグラムは嫉妬増幅器だと言っているのをどこかで見たのですがなかなか確信をついてきているのではないかと思う人もいるのではないでしょうか?結婚、子育て、年収、キャリア、美食、肉体美、整形美、旅行、人間関係コネクション、パリピ、資産、そして希少な酒など自分の傾向を掴んだありがた迷惑なアルゴリズムがありとあらゆる自分に持ってない物を自分自身にgiftとして降り掛けてきてくれます。笑 かつては全てとつながりどこにいるか一瞬で全て…