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こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 自分がいまの仕事に心底コミットしているか? これは社会人として最も根源的な問いであります。 若手も中年も関係無いと思いますが、仕事へのコミットメントは簡単に崩壊します。 クソみたいな上司や同僚の存在。 デヴィッド・グレーバーの言う「ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)」。 怒られるかもしれませんが、僕が典型的なブルシット・ジョブだと個人的に思うのは、毎年、原料や製法やパッケージやキャッチコピーを微妙に変えて新商品を出している缶ビールや缶コーヒーなどの飲料業界です。 日本では缶ビールや缶コーヒーといった飲料商品の新商品が、毎年無数に…
今日、世界中で、自分の仕事が社会的に無意味だと考えている人が非常に多いことは、すでにいくつもの研究で報告されています。それはまさに、惜しくも3年前に59歳の若さで亡くなってしまったアメリカのアナーキスト人類学者デイビッド・グレーバーのいう「ブルシット・ジョブ」(bullsitjobs)、つまり“クソどうでもいい仕事”の現代世界における蔓延の表われにほかなりません。グレーバーは「ブルシット・ジョブ」を、被雇用者自身もその存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態と定義していますが、それが今日の社会的な仕事の半分以上を占めるというのです[Graeber2018=2020]。なぜここまでそんな不要な仕事が増殖するようになったのでしょうか?それは端的に言って、1980年代以降...「ブルシット・ジョブ」のエビデンス!(笑)