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【実例15】女性ランナーの慢性的な膝蓋靭帯炎が治らなかった理由
先週、初めての女性ランナーから申し込みがあり60分のコンディショニングを受けていただきました。 下記のプランからお申し込み↓ moshicom.com 症状は、 右膝のお皿下部【膝蓋靭帯炎】の痛みです。 どちらかというと走り終わった後や階段の下りで痛みが出ることが多いとのことです。 まず考えるべきは、 なぜ、右膝だけ痛くなるのか?ということです。 (今回はスタジオコンディショニングなので、ランニングフォームは見ることができません) 座って脚を伸ばした時に→左右の膝のお皿の位置を比べてみたところ、 右膝のお皿が左に比べて股関節側へ上がっており、異常な位置になっていたことが一番の原因です。 大腿四…
【実例14】4年ぶりにサブ4を達成した50代女性ランナー㊗️
2023年金沢マラソンでサブ4を達成したお客様がいます。 4年ぶり、50代の女性ということを考えれば凄いことだと感じます。 以前のサブ4は達成はコロナ前の2019年、そこから4つ歳を重ねても4年ぶりにサブ4を余裕で達成しました。 練習の疲労が貯まり、足の痛みの予防も兼ねた身体の調整をスタジオコンディショニングで長年継続いただいています。 ランニング練習も計画的にできており、ランニング練習以外のトレーニングも行える強い意志があります。 歳を重ねても、後半に失速することなくサブ4を達成できた理由は納得できます。 走れなくなってから痛みを治すのではなく、できるだけ違和感を感じた時にいち早く疑問を持ち…
【重要】ハムストリングス(腿裏)のストレッチをすると何故かお尻が痛いワケ
ハムストリングスのストレッチをしようとすると、 何故か?お尻や坐骨あたりが引っ張られて痛みを感じないだろうか? もしそうなら、この症状は筋肉の機能異常である。 ハムストリングスは図のように、 大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋があり、下部は腓腹筋と合流しています。 ハムストリングが伸びなくなっているのは、 走行する筋繊維の滑走性が低下していて癒着している可能性が高い、またオーバーユース(使い過ぎ)による硬度が上昇しているためである。 専門的に言うならば、疎性性結合組織を徒手で治療していくことが痛みの消失や軽減につながることになる。 私はコンディショニング施術で、筋肉の滑走性を促すアプローチを徒手で…
【実例13】サブ3ランナーのマンツーマンランニングクリニック
先日、体育館内でサブ3ランナーのランニングクリニックを行いました。 ハーフマラソンはかなり速いタイムで走れるのに↓ フルマラソンになると、腿の前側(大腿四頭筋)が重くなり後半に失速してしまうためタイムが遅くなるというタイプです。 いわゆる、スピードはあるがフル持久力が足りないので走り方に問題があることになります。 撮影してスローモーションで見たところ、やはり着地方法で大腿四頭筋のストレスがかかっていたことが判明しました。 本人も、自分のフォームを動画で見たことがないから納得されている感じでした。 癖を改良することは簡単ではないですが継続して取り組むことで必ず良くなってきます。 良くなれば、スト…
フルマラソンにおいて多くのランナーが経験する、 ・だんだんともも前側(大腿四頭筋)が重くなってきて足が止まってしまった ・もも前側(大腿四頭筋)がけいれんして歩いてしまった もも前側の大腿四頭筋という筋肉は人体の中でも大きな筋肉です。 左図のように縦に長い筋肉で、膝蓋骨(膝もお皿)と合流しています。 そして膝蓋骨の下にはスネの筋肉があります。 大腿四頭筋の使いすぎは膝蓋骨を引っ張ってしまうために、膝の上や、膝下にストレスがかかり痛みに発展してしまうケースも多いのです。 ランニング障害で言えば、 ・大腿四頭筋腱炎 ・膝蓋靭帯炎 ・ランナー膝 などにあたります。 ランニングにおいて、 右図のように…
2023年姫路城マラソンで初サブ3を達成したmさん 突然暑くなった11月5日の2023富山マラソンでも見事にサブ3を達成しました。 5キロラップもほぼイーブンで後半の失速もない見事なレースでした。 暑さでもサブ3ができた勝因はやはり夏の練習にあります。 7〜8月の暑い時期、無理にスピード練習を行わずに、 フォームが崩れないように無理のないペースで月間200キロの練習をしていたのです。 そして、9月中旬になったら朝は涼しくなりスピードも距離も自然にあがるようになってきました。 月1ペースでコンディショニングを受けていますが、 身体の左右バランスは良くなり、硬い方のハムストリングスの張りをほぐした…