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前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。「鹿介!!立ち上がれ!」元春と対決した山中鹿介(やまな…
◆第701位 『斑鳩王の慟哭』評価:070点/著者:黒岩重吾/巻数:全1巻/ジャンル:日本史小説/1995年 ◆第702位 『落日の王子~蘇我入鹿』評価:07…
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正6年(1578年)7月3日、元春率いる毛利(もうり…
扉の中は執務室のような場所になっていて、いずれも簡素で素朴なものながらも、本棚や机、ちょっとした応接セットなどが置かれている。 部屋の奥には、仄明るい光の射し込む擦りガラスの窓があって、その傍に一人
塩野七生さんの『ルネサンスの女たち』に描かれた4人の女性の生涯のうち、おとといの晩、まずは一人目、イザベッラ・デステ(Isabella d'Este)の...
火曜、8月11日の晩に、『ルネサンスの女たち』の「第2章 ルクレツィア・ボルジア」を読み終えました。 チェーザレ・ボルジアの盛衰に、『平家物語」...
前回はこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。わし、吉川経信(きっかわつねのぶ)は父、元春と退却していく…
読了チェーザレ・ボルジアとゆかりの地チェゼナーティコ・マジョーネ・セニガッリア
昨晩、塩野七生著『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を読み終えました。Latina (LT), Lazio 15/9/2020 読み終えた『ル...
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。「上月城(こうづきじょう)は見捨てよ」織田信長(おだの…
江戸時代がよくわかる歴史小説とは?ジャンル別のおすすめを紹介
江戸時代は他の時代に比べて史料が豊富に残っているため、当時の様子を生き生きと描いた歴史小説がたくさん見つかります。歴史にあまり興味がない人でも親しみやすく、日本史への関心を呼び覚ますきっかけになるでしょう。江戸時代が舞台のおすすめ小説をジャンル別に紹介します。
────不意に、深い静けさと冷んやりとした空気に包まれる。 そこは、先ほどまでの戦闘中の雑踏と喧騒とは別世界だった。 裏扉から入ったために、扉の内側に広がる光景は聖堂の中ではなく、聖堂に続く廊下に面し
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。「わしが上月城(こうづきじょう)を落とす。」元春は太刀…
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。織田(おだ)方であった別所長治(べっしょながはる)、織…
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。「帰れ!!」「言われなくとも帰りまする!!」天正5年(…
織田信長、武田信玄、上杉謙信、真田幸村などなど、有名な戦国武将がしのぎを削る群雄割拠の争乱の時代。歴史が苦手な人でも織田信長や豊臣秀吉の名前は聞いたことがあると思います。歴史小説...
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正5年(1577年)12月3日、西播磨の上月城(こう…
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正5年(1577年)10月10日、大和国の信貴山城(…
「ああっ、えっと…その…っ」 わたわたと慌てている覆面4人組をまじまじと見つめながら、マリオが呆れと感嘆の混じったような吐息をつく。 「ふぅっ……。 おまえたちは、いっつも、思いっきり怪しげなんだよ
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。日野山城(ひのやまじょう)の庭で元春の前に忍びの弥助(…
前回までこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。「おぉ!!見よ!毛利(もうり)水軍だ!行け、行け!」鞆の…
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正4年(1576年)5月、元春は居城の日野山城(ひの…
きれぎれの雲がかかった美しい蒼穹を舞う銀色の翼が、初夏の陽光を跳ね返して荘厳な煌めきを放っている。 思いがけない鳥捕物帳に、広場の自警団員たちや応援していた村人たちも、楽しそうに鳥に向かって手を振
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正4年(1576年)2月…因幡から退いた山中鹿介(や…
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正4年(1576年)2月、備後国は鞆の浦…織田信長(…
戦国時代がテーマの面白い小説 歴史に興味を持つきっかけにしよう
戦国時代は日本の歴史の中でも、ドラマティックなできごとがたくさん起こった変化の時代です。小説やドラマ、映画などのエンタメ作品にも戦国時代をテーマにしたものが多く、歴史ファンの心をつかんでいます。戦国時代にどっぷりはまれる小説を、さまざまな角度から紹介します。
本日とりあげる本は司馬遼太郎の『燃えよ剣』・上下巻(新潮文庫)です。大学時代に取りつかれたかのように司馬遼太郎を読み漁っていた時期がありました。その中でも特に心に残った作品が『燃えよ剣』でした。その本
すごい読書 / 中島 孝志 この お勧め本紹介を通じて本を読むことの楽しさや色々な価値観を知り、成長に繋がることを紹介したいと思っています。 今回紹介する「すごい読書」は2009年に出版された本で、年3000冊の読書を行なっている著者 中島
先代パソコンの外付けHDDを漁っていたら、2泊3日で岐阜城、安土城、彦根城に行った時の写真を発掘。 行ったのは2019年で、岐阜城は途中までロープウェイ、その後は大雨の中を天守閣まで徒歩。死ぬかと思った。 ↓どうにか撮れた外観の写真。これはこれでかっこいいとは思うけど残念…。 安土城跡は、岐阜城の前日。 散策中は夢のようだった。信長だけでなく、錚々たる面々がこの辺を行ったり来たりしていたことが信じられなくて。今でもそんな感じ。 この後は安土城天主 信長の館と滋賀県立安土考古博物館へ。 翌日の岐阜城で死ぬかと思ったのは大雨のせいばかりでもなく、前日に安土城登山をしたからでもある。杖が必須だから「…
一昨年の秋に母が体調を崩してから私の読書も中断していましたが2月頃からまた本を手に取り始めました。どの本も当たりでした。特にはまったのが、あさのあつこさん...
「テンペスト」 池上 永一 ☆4.5 十九世紀、第二尚氏 琉球王国末期の沖縄を舞台にした歴史小説。歴史小説となるとちょっと難しそう、あんまり興味がないなどと思ってしまう人も多いと思うが、ストーリーやキャラクターがめちゃくちゃ魅力的だし、書かれたのが2008年で現代の分かりやすい言葉使いで書かれているので、ライトノベルのような感覚で気軽に読めるはず。 当時の時代背景や文化についても丁寧に解説されているので、予備知識ももちろん不用だ。 主人公真鶴は士族の娘として生まれるが、とある事情により男として琉球王朝の官僚になるための試験を受けることになる。官僚になった真鶴は性別を偽って
教会に向かって全力疾走しながら神父の言葉を読み取り、アンドレスは覆面から覗く目を思慮深気に細める。 (村人たちを巻き込むことを案じて──まともそうな神父だな。 それに、教会の前を血で汚したくないとい
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。月山富田城(がっさんとだじょう)攻めの毛利(もうり)軍…
歴史連載物語『猛将親父』吉川元春各話をクリックすると、そのページが開くよ目次序章 関ヶ原にて第1話 元就の子第2話 雪合戦第3話 尼子の若当主第4話 次郎のわ…
【読書感想】今村翔吾さん著「じんかん」を読みました。歴史小説がおもしろい!!
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); おはようございます。 1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。 今日ご紹介する本はこちら。 今村翔吾さん著「じんかん」です!! じんかん posted with ヨメレバ 今村 翔吾 講談社 2020年05月27日頃 楽天ブックス Amazon Kindle 本の説明 この本を読んだきっかけ 感想 本の説明 時は天正五年(1577年) ある夜、天下統一に励んでいた織田信長の元へ急報が入る。 信長に忠実に尽くしていたはずの、松永久秀が、 二度目の謀反を企てたという。 前代…
しっかり覆面で顔を隠したアンドレスたち4人は、宿屋の主人から教えてもらった村の教会へと急いだ。 よく晴れた早朝の青空から降り注ぐ陽光は、次第に強さを増してきている。 そのような中、黒々とした覆面を被っ
『日本書紀』の記事や『万葉集』の和歌をモチーフに、私なりに紡ぎ出した歴史小説です。執筆に当たっては明日香、藤原京、生駒など、奈良各地をはじめ、滋賀、三重、和歌山や大阪などの史跡や博物館、資料館を幾度も訪れて取材を行っています。一昨年秋に、Amazon Kindle版
黒牢城 書評・感想|直木賞受賞作家が描く有岡城の籠城ミステリー
荒木村重の有岡城籠城事件は歴史に詳しい人ならだれもが知る、歴史的事件の一つです。 黒牢城は歴史的史実である有岡城の籠城を題材に、城内で起こる難事件を紐解く歴史ミステリー小説です。 難解な言葉遣いと漢字