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皆さま 日本の伝統霊性を考える上で陰陽道の存在は重要な位置を占めていました。神道や仏教にも陰陽道の影響を見て取ることもできます。 しかし、その実態はどうだった…
七世紀半ばから八世紀末に至る間に在位した歴代天皇の方々に、その代数順に 並んでいただくと以下のようになります。(数字は代数/女性天皇は女帝と表記) ~38・天智-39・弘文-40・天武-41・持統女帝-42・文武-43・元明女帝- 44・元正女帝-45・聖武-46・孝謙女...
近江神宮は天智天皇が祀られた神社である。 その周りも紅葉が美しい。 イチョウが色づいていてきれいだ。 ずいぶんイチョウも落ちてしまったけれど。 近くの大津京シンボル緑地に歌碑がある。 君待つと我(あ)が恋ひをれば我(わ)が宿の簾(すだれ)動かし秋の風吹く 額田王の歌碑がある。 天智天皇を思って詠ったという歌。 ja.wikipedia.org 茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(巻1・20・額田王)紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも(巻1・21・大海人皇子)の2首などをめぐって天智・天武両天皇との三角関係を想定する理解が一般にある 宴席での余興の歌であったようだ。 古代の…
#466 TVアニメ『まんが日本史06「壬申の乱-新しい国家の誕生』
子どもの頃(1983~1984年)に放送されていた『まんが日本史』の壬申の乱と天武・持統天皇の功績についてヒストリーチャンネルで放送されていたのを見た感想 聖…
【大阪市生野区小路】天武天皇が休息を取った場所に大伴氏が創建『清見原神社』
今回も大阪市内の神社を紹介します。大阪市生野区に鎮座する『清見原神社』は水害で社記が喪失したため創建年は不詳となっています。大阪メトロ千日前線の小路駅からは徒歩5分ほどのところに鎮座しています。7月下旬に訪れましたが、祭の準備が進められていて境内は人で賑わ
#4012 大君は神にしませば水鳥のすだく水沼を皇都となしつ
令和5年10月1日(日) 【旧 八月一七日 赤口】・秋分・蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)大君は神にしませば水鳥のすだく水沼《みぬま》を皇都《みやこ》となしつ ~作者未詳 『万葉集』 巻19-4261大君は神でいらっしゃるから水鳥が群れ集うような沼地を都としてしまわれま
三井寺に行って詣りました。学生のころ、古文で三井寺詣りという表現があったことを思い出しました。三井寺は園城寺と呼ぶのが正式のようです。歴史はとても古く、境内も広大でとても由緒のある寺だとおもいました。天智天皇亡き後、その思いを息子の引文天皇が引き継ぎましたが、壬申の乱で亡くなり、敵対した天武天皇によって建築が許可され建立されたそうです。また、平安時代寺と呼べば三井寺を指していたとのこと。また、山と呼べば延暦寺を指したいたそうです。この二つの名刹、とんでもない関係だったことを知りショックを受けました。国宝三井寺金堂とても広い境内にゆったりと存在していました。宜しければポチお願いします。にほんブログ村過去の投稿記事です。世界遺産奈良薬師寺金堂-リタイアじーじの徒然絵日記世界遺産、奈良薬師寺です。金堂は1976...三井寺金堂国宝
「藤原」姓は、中大兄皇子(後の第38第・天智天皇/626-672年)に協力し、後の国家改造を導くことになった中臣鎌足(614-669年)に下賜された。 通説ではこのように鎌足が「藤原氏」の始祖と説明されることが多いのだが、しかし、実際にはその鎌足の子である「藤原不比等」
旅行に行きました。京都は観光客で溢れ返っているようですので、隣のウォーターフロントの大津に行って参りました。こちらは観光客が少なくゆっくり廻れました。大津周辺は歴史的に重要な場所であること、再認識しました。天智天皇により一時、大津京が日本の中心であったこと正直ビックリしました。来年の大河ドラマもあり、紫式部ゆかりの石山本願寺など人気が出るでしょう。夜明け琵琶湖と近江大橋遠望667年に天智天皇が奈良の飛鳥より遷都しました。その後、天皇崩御し6年で廃都になりました。天智天皇はクーデターをおこして大化の改新を実施した天皇であり、小生にとっては子供の頃百人一首のなかで一番立派だと思っていた札です。朝鮮で白村江の戦いで敗れました。また、クーデターを一緒に起こした中臣鎌足に藤原姓を与えこの系譜が鎌倉時代まで権勢を奮う...琵琶湖の夜明け
~主に主に帝王・相国(国家元首)などの貴人の死後に奉る、生前の事績への 評価に基づく名のこと~ このように面倒臭く説明されている「諡号」(しごう)とは、別の言葉なら 「諡」(おくりな)ともいい、「贈り名」を意味するとあります。 たとえば、最高格の貴人といってよい天皇は、死...
【奈良県桜井市外山】天武天皇の子・高市皇子によって創建された『宗像神社』
前回の続きで『UG』で大人様ランチを食べた後、お店から徒歩5分程のところに鎮座していた『宗像神社』にお参りしました。車道沿いに位置しているものの、木々に囲まれて無人の境内はひっそりと静まり返っていました。創建年ははっきりと分かりませんが、天武天皇の治世にその
大友皇子と壬申の乱 9月15日の広報おおつで、 「壬申の乱1350年記念 企画展&イベント」の告知がありました。 広報おおつ⇒広報おおつ(2022年9月…
『日本書紀』の記事や『万葉集』の和歌をモチーフに、私なりに紡ぎ出した歴史小説です。執筆に当たっては明日香、藤原京、生駒など、奈良各地をはじめ、滋賀、三重、和歌山や大阪などの史跡や博物館、資料館を幾度も訪れて取材を行っています。一昨年秋に、Amazon Kindle版