日本各地、世界各地で暑い日の記録更新がなされています。これからやってくる7、8月の真夏の猛暑はとんでもない状態に陥るかも知れないと危機感を抱いている人も少なく無いでしょう。 フランスやイギリスではこれまでエアコンを設置していなかった住居や会社にエアコン設置が急増しています。日本でも「早めにエアコンを入れて熱中症に注意」なんて言われています。痩せ我慢して冷房を我慢し身体を壊す必要はありませんが、過...
「経済成長」という名のバベルの塔を高く高く積み上げて行けば、大きな犠牲と共に崩れ落ちるだけ。「経済成長」と言う名の現代のカルトの洗脳から抜け、ゆったり質素に暮らしましょうよ。
環境破壊も社会の破局も根本原因は経済成長信仰です。成長の限界に達した現在でも無理に経済成長させようとするから、無駄に苦しい思いをしてあくせく働かなければならないのです。そんなバカな事するくらいなら、猫のようにその日暮らしをする方がずっと良いでは無いですか!!
【鳩を飼いたいと思った事は無かったけれど・・】2024-06- の<続き>です。 出血が止まって数日間安全な場所(屋内のコンテナの中)で傷を癒して貰ったら 放す積もりだったハトですが、思いの他長引いてしまいました。 数日後、鳩がコンテナの中で歩きにくそうにびっこを引いて歩いていたので、足の傷が癒えなくて、片足を失ってしまうのか?・・と思いました。 当初、コンテナの底にはミツバや菜葉などを切って無造作に入...
脱プラスチックは難しい その3 再資源化 私の町内での資源ゴミ分別回収の日の様子。場所は公園に沿った路上 毎回ゴミ回収の日に回収場所を観て感じることは、多過ぎると言うことです。それは資源ゴミ回収でも同じです。寧ろ「資源ゴミを分別回収すればいい事をしている」とでも思っているかのように、沢山の資源ゴミが自治体の規則に従って分別されて出されます。自治体の言われた通りにしっかり分...
先日「食の欲望」というTV番組の中で、「世界の陸地の4割が農地」という事が述べられていて衝撃を受けました。農業を主要産業とする小さな島の話ではありません。世界全体の陸地の4割が農地と言うことです。世界の人口80億を支えるにはこれくらいの農地が必要だと言う事でしょう。 USDA[アメリカ農水省]世界の穀物需要の推移 見てお分かりの通り、穀物の需要量と生産量はだいたい一致しているのです。 人間の...
梅雨に入る前に晴天で乾燥した日が続いていましたので、キウイ棚をお借りして栽培している場所を観に行きました。 キウイ棚のある場所の近くにゴミ集積所があり、そこに何と除草したであろう草(笹、竹)が束ねて置かれていました。袋に入れられずに縛ったものだけかと思いきや、横には黄色い「燃えるゴミ」の袋に入れられて出してありました。 横の集積の箱の中の黄色いゴミ袋に入っているるものの大半も草花(笹竹メイン)...
子供の頃は動物好きでした。哺乳類というわけでもなく、鳥類、爬虫類、両生類、魚類などの脊椎動物から、昆虫、甲殻類などの節足動物まで、いろいろ興味があり好きでした。 小学生の頃は、ハムスターやセキセイインコなどはデパートから買って飼いましたが、昆虫や沢蟹、山椒魚、蛇などは自分で取って来たものを飼っていました。 でもそれも中学生までで、それ以降は、動物は野生で暮らすべきだと考えておりました。自然の中で...
世界各国の首相を観るに、「首相として何をするか?」ではなく「首相の座」そのものが目的の首相って、古来枚挙に暇がないように思えます。 現在の首相でそのステレオタイプを2名あげれば、日本の岸田文雄とイスラエルのネタニヤフでしょう。(他にも何人も考えられますが、話を拡散しない為に今回はこの二人に絞ります。)2人の共通点は先ず、顔がTVとかの映像に流れたらチャンネルを変えたくなることでしょうか?(苦笑)・・...
昔、“A few good men” と言うタイトルの映画をテレビで観た記憶があります。ストーリーはほとんど覚えていませんが、タイトルが印象深くて覚えています。タイトル通り、少しだけ存在する良心に従って行動するいい人間が権力に立ち向かうと言うような内容だったような記憶です。 世界中にA few good menはいるでしょう。そして、この映画を制作したアメリカにも・・。 現在アメリカでは、イスラエルのガザ攻撃の為の武器支援を...
私のルーズな性格で、家の木の実や畑作物の収穫時期を逃してしまうことはよくあります。その中でもこれまでに最も多く収穫時期を逃してしまった木の実は、今頃の季節に真っ赤に熟して旬となる大好きなグミの実かも知れません。機を逸して1粒も食べなかった年も多々ありました。グミの旬は短いのです。 庭の隅の「小さな林」の奥の目立たない所に グミの木があるので、食べ頃を見落としがち。 わが家のグミの木は庭の南...
小学二年生の頃、岩手県に引っ越して、山にあるお寺の同級生と友達になって、よく遊びに行ったものです。(余談ですが、後に大人になって彼から聞いた話によると、そのお寺は誰も住まなくなった「荒れ寺」だったのを、彼の父がやってきて住み着いて、整備したそうです。)彼には色々な山の恵みを教えていただきました。その一つが木イチゴです。彼からは「山イチゴ」と教えられたので、小学時代は「山イチゴ」と言ってました。山...
〜それは廃棄物ではないだろう?〜 かつては小魚が泳ぎ、鯉が毎朝回遊して来ることもあった水路 今は魚は1匹も観られない寂しい状況 年に数回ある「河川清掃」という名の水路清掃は、町内の人が総出で一斉に行います。私が子供の頃は、フナやドジョウやボヤっこ(アブラハヤ?)などが泥と一緒にさらわれて、子供たちは水を入れたバケツを持って、大人がさらった泥の中の魚を探したものです。その頃、家の前の道は舗装...
我が家の庭の畑に植え切れない苗と種は、お借りしている畑に植えています。我が家から15kmほど離れた有機無農薬農家(法人)から私がお借りする畑は、あちら様の都合で毎年場所が変わります。今年は、既にひまわりやカボチャを植えてある畑の苗の間に植えていいと言われました。畑には既に畝が立ててあり、更に草マルチが施されており、後は苗を植える、種を蒔くだけの有難い状態でした。昨年までよりもずっと楽な状況でした。 先...
〜脱プラスチックは難しい その2 食事〜 最近、近所の方のお葬式に出席したら帰りに食事の折り詰めを頂きました。全国的な習慣か、私の住む地方の習慣かは分かりませんが、「ひきちゅうしょく」(漢字は分かりません。)という習慣です。 プラスチック製の風呂敷に包まれて渡された「ひきちゅう食」 中には陶器を模して作られたプラスチック製の繋がった容器に入っている。 葬式に限らず、冠婚葬祭などの行事の時...
2023年10月7日に今回のパレスチナ紛争が始まって2、3ヶ月経った頃、この紛争を特集した民間のT V番組の中で、ドイツの若者がイスラエルの爆撃に抗議するデモをやっていました。それを観ていた通りすがりの年配の方にそのデモをどう思うかをレポーターがインタビューすると、ドイツ人と思われる年配の方々は、煮え切らない曖昧な答えをしてました。それについて、TV のスタジオにいたドイツ人のコメンテーターが、「我々ドイツ...
インパール作戦は、日本軍における『史上最悪の作戦』と言われ、『無謀な作戦』の代名詞として引用されます。先日、【原子力は「令和のインパール作戦」か】2024/05/19 と言う面白い比喩を用いた講演の内容の一部を記事にいたしました。 この時は、その無謀なインパール作戦決行の為の原発推進派の発言の一つだけを載せて止めました。今回はこの講演で紹介された残り4つの推進派の無謀で愚かな作戦の発言を記させていただきま...
天然ガスや石油には、無機起源説があります。そして、無機起源説を主張する人の多くが、「だから枯渇の心配は無い」と言います。槌田敦さんもその一人でしょう。それに対し私は、「有機起源だろうが無機起源だろうが、有限なのだから枯渇するのに変わりはないだろう・・・」と言う見解を示しておりました。しかし、そうとは言い切れない説をお聞きしました。その話を聞いて彼らが「化石燃料は、枯渇の心配がない」と言う根拠が...
大量の高レベル放射能廃棄物を1万年以上の長期間安全に保管して長寿命放射性核種の減衰を待つという放射能の地下処分には、幾多の困難がある事は当然です。 そんな地下処分のリスクとして、原子力推進諸当局も認めている事の一つに、容器の腐食とそれに伴う定期的移し替えがあります。 事故が起こらなくとも、数十年運転した原子炉は、放射性物質で満ちています。広島、長崎の原爆の数百、数千、数万倍の放射性物質の塊です。...
今週末も先週末に続いて新潟での原発関係の集会に行って参りました(先週とは別の集会です)。 原発関係の方しか知り得ないような興味深い情報もお聞きしましたので、行った甲斐があったと言うのもです。 本日最後に講演された、元「新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員」の方の発表が皮肉に富んだ素晴らしい内容でしたので、そのうち一つをご紹介いたします。それは、『原子力は「令和のインパール作戦」か』です。...
ここのところ、平日は朝7時ちょっと前にNHKローカルの東北地方の天気予報を見ます。バックに流れるギターの曲が心地よいからです。2分ほど東北地方の天気予報を見た後は、そのまま7時のニュースのはじめの部分を観ます。最初にその日放送予定のニュース一覧が出てきます。それで気になったニュースがあれば観るのです。 5月15日水曜日も、いつものように流れで7時のニュースの始まりの、ニュース一覧を見ました。すると、目...
この5月11日(土)に、『新潟の新しい未来を考える会』という団体主催の小出裕章氏の講演会に行って来ました。小出さんの本は何冊か持ってます。彼の書いた文章はこれらの本だけでなく、ネット上の記事も含め、色々読んでいましたが、この講演会では、また新たなさまざまな知見を得られました。 その一つが、東京電力福島第一原発事故の直後に政府が出した「原子力緊急事態宣言」がまだ解除されていないと言うことです。小出裕...
今年の5月の連休(「ゴールデンウイーク」と言う名の交通渋滞エネルギー浪費期間)は開墾作業で始まり開墾作業で終わりました。「開墾」と言うと、大袈裟ですが、雑草の生え放題になった家庭菜園の畑の整備を「開墾」と呼んでいます。 「開墾前」は、まるで野原・・これが畑に見えるでしょうか? 4月30日(火) 我が家の家庭菜園の畑は、昨年は猛暑で9月頃には一部を除き大部分枯れてしまいました。その後、畑の手入れはほ...
茄子と胡瓜は、お漬物でもスタンダードですし、なんとなくペアな感じがします(私だけ?)。でも、凄く違うのです。 茄子はナス科、胡瓜はウリ科の作物で、当然、見た目も味も違います。違いを上げれば次々にどんどん挙げられるでしょう。でも、そういった話ではありません。ただ1点、育ち方のはやさの違いに着目しています。 私は苗屋さんなのですが(嘘)、苗を作る上で、ナスとキュウリの成長は両極端なのです。 今年は3...
4月17日に米国コロンビア大学で始まった親パレスチナの学生によるイスラエルとアメリカ軍需産業への抗議デモが、米国各地の大学に広がっています。 イスラエルによるパレスチナへの攻撃を批判し、戦争をただちに終わらせる事と、この戦争を支持し、利益を得るすべての親イスラエル企業との(大学の)関係を断ち切るよう求めています。学生達は大学の敷地内にテントを張って抗議活動を続けています。ユダヤ人の学生の多くもこの...
イスラエル建国以来、パレスチナの地で、パレスチナ人(アラブ人)に対し、無法で非人道的な振る舞いを続けてきたイスラエルは、狂信的で選民思想に固まったシオニスト国家だと感じておりました(国民全員ではありません。あくまで狂信的なシオニスト達のことです)。 最近、彼らを的確に表していると思える言葉を見付けました。「聖書的サイコパス」です。今年に入って<耕助のブログ>の記事に何度か出てきました。著者名を見...
〜脱プラスチックは難しい その1 日常品〜 最近、脱プラスチックを心掛けています。脱プラスチックは、個人が使わないというだけでは解決になりません。社会全体としてプラスチックを使わない方向に構造を変えなければダメでしょう。その意味では私の脱プラスチックは自己満足のレベルかも知れません。しかし、個人の努力もやらないよりはマシです。出来るだけプラスチック製品は購入しない方向でやってみて、実感し...
「花より山菜」は「花より団子」と同じように「花の美しさを愛でるよりも食べ物(美味いもの)」という意味で書きましたが、その後の「山菜より沢蟹」の「沢蟹」の意味は、食用としての「沢蟹」ではなく、「愛でる生き物」という意味の「沢蟹」です。 久々に観た沢蟹 先週末の4月13日土曜日に、いつも有機無農薬米を購入している専業農家さんにお米を買いに行って来ました。彼のところに行くといつも思いがけず色々いい事が...
前回の記事【石油の代替】2024/04/13 の続編です。 エネルギーとマテリアルの縮小、すなわち実態経済の大幅な縮小をしない限り、石油の代替は非常に困難です。だから当分の間、・・もしかすると石油が枯渇に近い状態になるまで、石油依存が続くことになるやも知れません。 最近の日本での石油資源の主な使い道は、熱や動力源などエネルギーとして8割、プラスチックやゴムや繊維などマテリアルとして2割です。国や時代...
人類が使うエネルギー源で分ければ、現代は石油文明の時代です[槌田敦(2002):新石油文明論]。脱炭素(この言葉、違和感がありますが、それは別の機会に書きます。)云々と言っても、石油は未だに世界の一次エネルギー供給量のおよそ三分の一を占めており、その割合はここのところそれほど減っていません。石炭と天然ガスを合わせた化石燃料で8割を超えるのです。石油の代替エネルギーとして推進されている太陽光、風力、...
岸田首相が、国賓待遇で訪米していますが、日本国民の中でこの訪米に期待している人はどれほどいるのでしょう?防衛装備品の共同開発、共同生産を進めたい一部の日本企業の経営陣のような利権のある限られた連中くらいでしょう。まともな国民は大きな懸念を抱いている事でしょう。昨年暮れに『バイデン大統領の「ウクライナ軍事支援の予算7.5兆円」が、米国議会で否決されて、バイデン氏にとっても、米国軍事産業にとっても致命...
一昨年秋に初めて種を蒔いた伝統野菜の茎立菜は、冬に雪を掘り起こして収穫し、雪が解けて春に花が咲いても収穫して食べました。茎も葉も花も、地上部は全部食べられる美味しい葉菜です。 美味しくて非常に気に入ったので、花を多めに残して採種しようと思っていたのですが、いつ採種しようかと時期を伺っているうちに忘れて機を逸してしまいました。 しかし、そこでこぼれ落ちたであろう種が秋に沢山発芽しました。そしてそのま...
静岡県の川勝平太知事が4月1日に新規採用の県職員に対して行った訓示が職業差別発言だとして批判を浴び、翌日辞職の意向を表明しました。確かに不必要な職業比較をした不適切発言で、批判されるのも仕方ないと思います。その批判は他の多くの人達がしています。私は敢えて書きません。 この批判に便乗した形で、テレビでも新聞でもネットでも、川勝知事が、リニア中央新幹線の静岡工区での着工に反対してきた事まで、批判して...
ガザ地区で、食料支援活動を行ってきた国際的なNGO、WCK[World Centrak Kitchen]は4月1日に、ガザ地区で活動していたスタッフ7名がイスラエル軍による攻撃で死亡したと発表しました。WCKは車両で移動中に攻撃を受けたという事です。イスラエル国防軍には輸送経路を伝達していたし、NGOのロゴを大きく目立つように車両の屋根に書いて、かつ非戦闘地域を移動中だったのにも拘らずです。 イスラエルのネタニヤフ首相は、「意図...
テロ支援国家[State Sponsors of Terrorism]とはウィキペディアによれば、「テロ行為を行っているか、テロリストに関連しているとアメリカ合衆国連邦政府に判断された国家のこと・・(中略)・・アメリカ合衆国国務省が指定をおこなっている」とあります。そして、指定した国には経済制裁を実施しているとのことです。 2024年1月現在のテロ支援国家は、シリア、キューバ、イラン、北朝鮮 の4カ国です。 1979年...
インスタントラーメンは好きですが、カップ麺は食べません。使い捨て容器がワンウェイプラスチックだからです。これまで何回かは食べたことがあり、味も良いとは思いますが、こんなものは販売するべきではないと思っております。麺がビニール袋に入っているのは仕方ないとしても、容器まで使い捨てにする必要はないでしょう。とんでもない製品だと思います。 ↑要らない ↓これで十分(無印良品) 職場などでカップ麺など...
私は庭の畑で育てる殆どの作物は、昔の農家のように、自家採種しています。その中で、採種を逸してしまう事がよくある作物は、キュウリとナスです。ミニトマトやゴーヤなど、他の作物は、食べる時に大きく美味しそうな実の種を採るので、採種忘れした年は今まで1度もないのですが、キュウリとナスは採種する実は食べるサイズよりずっと大きく、色が(黄色っぽく)変わるまで育ててから収穫して、さらに乾かしてから採種するので...
世界の「テロリスト」と呼ばれている人々、組織について無知だった自分が、その社会的背景、事情が見えてきたのは、1996年暮れに起こった、在ペルー日本国大使公邸占拠事件でした。 日本大使公邸を占拠したトゥパク・アマル革命運動[MRTA]の存在をその事件で初めて知った人は多かった事でしょう。私もその一人です。それまで南米ペルーの過激派テロ組織といえば、センデロ・ルミノソ[Sendero Luminoso]しか知りませんでした...
タイトルが長くなるので主語は省略しましたが、主語は「微小プラスチックは」若しくは「マイクロプラスチックやナノプラスチックは」です。 このテラスの屋根の波板が、この後の冬でボロボロに剥がれます。 もうかなり以前から、母屋の南側のテラスの屋根のプラスチック製の波板は、長年直射日光を受けて劣化しておりました。数年前の雪が融け切った春先、今年より遅く、4月ごろかと思いますが、その劣化したプラスチックの...
ペットボトルの飲み物の中にはマイクロプラスチックがたくさん入っているから飲まない方がいい・・・と言われたので、ちょっとネットで調べてみました。再利用するために、頂いてとっておいた2ℓペットボトル・・・トホホ? すると、出てきた記事に「アメリカで販売されている水のペットボトルには、平均で24万もの微小なプラスチックが含まれていることがわかった。」とありました。これまでの研究で述べられていたのよりも遥か...
福島第一原発1号機曝発 福島第一原発3号機曝発 東日本大震災からちょうど13年が経ちました。福島第一原発事故の後、政府は「可能な限りの原発依存からの脱却」を掲げ、国民の大多数もそれを支持してきました。 ところがこの方針を、岸田首相はまともな審議も行わずに撤回し「原発回帰」に方向転換しました。「運転延長」「新規建設」「再稼働の促進」など原発政策の転換を閣議決定しました。そして昨年5月にGX電源法を可...
今回の能登半島地震で、大きな被害を受けた能登半島の先端に位置する珠洲市では、かつて原発が造られる計画があった事は、今回の震災で知られるようになりました。私もそれを今回の地震で知りました。 珠洲市は、地震の揺れの被害だけではなく、大きな津波も押し寄せ、断層で大規模な土地の隆起をもたらしました。炉心の予定地で1m隆起したとのことですので、もし、珠洲市に原発が造られていたならば、シビアアクシデントも免...
学生時代、どう言う流れでそんな話になったのかは覚えていないのだけれど、「外国が攻めてきたら国を守る為に戦う。」と言った同級生と「戦争なんかには行かない。ひたすら逃げまくる。」と言った同級生の事を思い出します。 当時、世界情勢を良く知らなかった私は、平和憲法第9条を改正するなんて話も無かったし、日本に外国が侵攻して来るなんて想定をしたことも無かったので、ただ彼等の話を聞くだけで、自分のスタンスは...
蔓延るヤブカラシ(藪枯らし) ヤブカラシが我が家の庭に生えたのはいつ頃からでしょう?ちょっと見た目には素敵なツル植物でしたし、雑草を根絶する気もなかったので、初めの頃は無理に抜く気はありませんでした。 以前、我が家の庭で畑を作って下さっていた方は、「イラクサ」と言って(方言か、名前を間違っていたかは不明です。)直ぐに抜いていましたし、これは大変な雑草だと言っていました。 掘り返すと根も蔓延っ...
この2月24日でロシアのウクライナ侵攻から丁度2年が経ちました。この2年間で、戦況はどんどんと泥沼化しましたが、良くなったとは思えません。ウクライナもロシアも疲弊した2年間だった事でしょう。こんな悲惨なことをいつまで続ける積りでしょうか? ウクライナのゼレンスキー大統領は、新たな反転攻勢の作戦の準備を始めるなどと言っています。停戦したらロシアが体制を立て直してまた攻め込んでくるから、その時間を与えない為...
地球の歳差運動(回転軸の首振り運動、すりこぎ運動)の事を考えて何気に家のサイドボードの上を見たら、丁度小さな一円玉くらいの金属製のコマが置いてありました。 そのコマを回すのに丁度いいような、中央が少し凹んですり鉢状になっている小さな円筒形の台が横にあったので、コマを右手の親指と人差し指で摘んでその台の上で回してみました。 コマは上手く回って、歳差運動するかな・・・と思ったら、軸を鉛直方向に真っ直...
Overshoot Scenarios”は「(持続可能な)限界を越えた場合の起こりうる事態」と言った意味です。「“Overshoot”も“Scenarios”も、「成長の限界シリーズ」で頻繁に使われていた用語です。 しかし、現在この用語は、二酸化炭素地球温暖化について特化した用語として使われることが殆どのようです。そしてかなりいい加減な柔軟な使われ方をしているように感じます。すなわち、かつてデッドラインとされた温室効果ガス濃度450ppm[CO2...
タイトルそのままです。ウクライナの最大の軍事支援国となってきたアメリカでは現在、支援のための予算が承認されずに枯渇し、新規の軍事支援が停止されていると問題になっていますが、それが問題でしょうか?武器を支援して、負けるな!反転攻勢頑張れ・・・などと言い続ければ、ウクライナは(ロシアも)ますます犠牲者が増えて、国が破壊され荒廃して行くだけでしょう。 そもそもアメリカの武器援助がなければ、ウクライナ戦争...
現在、イスラエルは、パレスチナ人の居住地域であるガザ地区だけでなく、ヨルダン川西岸地区にも入植を増やし、占領して乗っ取ろうとしています。とんでもない話ですが、これは、極右政党が大きな発言権を持つ現イスラエルのネタニヤフ政権の方針のように見えます。 長周新聞より ヨルダン川から地中海まで、現在のイスラエルの領土にガザ地区とヨルダン川西岸、東エルサレムを合わせたパレスチナ全土をイスラエルの...
日本政府は、昨年の暮れ(2023年12月下旬)に過去最大の7兆円ほどの防衛予算案を閣議決定しました。そしてその膨大な予算の一部を使って、4隻の海上自衛隊の護衛艦を改修して、空母として運用可能にしたのです。その実質上の空母に搭載するのは、アメリカから高額で購入する最新鋭ステルス戦闘機F35Bだそうです。これで、空母が日本海を移動すれば、中国本土全ての地を攻撃する能力を持つんだそうです。 第二次世界大戦後の...
イスラエルは、昨年10月7日のハマスの攻撃に、UNRWA[アンルワ]:国連パレスチナ難民救済事業機関 の職員12人が関与していたとして、1月下旬にUNRWAの解体、若しくは別組織に改変するよう主張しました。 パレスチナ難民の家族:UNRWA HP より これを受けて、UNRWAは直ちに疑惑に対する調査の開始と関与が疑われる職員の解任を発表したのにも拘らず、あろうことか、欧米諸国はUNRWAへの資金提供を停止しました。資金提供を...
大気中の二酸化炭素濃度は、産業革命以前の280ppmから増え続け、現在は5割増の420ppmに近づいて、温暖化が危険領域に入った・・・と言う記事ではありません。 単に暖房で用いるストーブで、二酸化炭素(場合によっては一酸化炭素)濃度が上がり過ぎた場合に関する記事です。 1昨年、物置として使っていた母家のかつての応接室の床板が剥がれてきたので、修理せずに抜いて土間を作りました。【床が抜け落ちそうだったから・・...
今、日本で「やめ時」と言えば沢山あり過ぎて「何のことだろうか?」と思うでしょう。 能登半島地震を受けての「やめ時」と言えばまず思い浮かぶのは原発ですが、それは既にここの記事にしています。ここではもう一つの「やめ時」、大阪・関西万博のことに言及します。能登半島地震対策の遅れが非難されている岸田内閣ですが、こんな大災害が発生したのですから、無駄過ぎる大阪万博の予算オーバーの補助になんかに回さずに、地震...
「昨年12月の記事【冬の実験と観察】2023/12/13 の報告です。プランターで育てたミニトマトを温室で越冬して、2年目にも、実を付けるか?・・・と言う実験結果です。 ミニトマトは見事に枯れました。そりゃそうです。温室とは言え、暖房を入れる訳ではなく、暖冬と言っても夜中〜明け方は氷点下になる日もあります。 1月16日の状態 1月半ばに収穫してたら、もう少し沢山収穫できて、美味しい実もあったやもです。 先の記事...
1月26日、ICJ:国際司法裁判所は、南アフリカがイスラエルを提訴したジェノサイド訴訟の最初の判決を下し、イスラエルに対し、パレスチナ地区ガザでの大量虐殺を防ぐために必要なすべての行動をとるよう命じました。 しかし、判決に、「ガザに対するイスラエルの軍事行動を即座に中止する」という措置は含まれませんでした。 即時停戦が判決に入らなかったことは非常に残念な事ですが、イスラエルとその後ろ盾であるアメリ...
このブログを始めた頃、記事【Point Of No Return】2006/08/28 を書きました。それから17年ほど経って、状況は何も良くなっておりません。それどころか、ますます悪くなっています。最近、既にPoint of No Return:引き返しの利かない点 に達してしまったのではないかと危惧しております。 年が明けても極端な暖冬で、雪国の私の住む地域でも、この真冬に雪ではなく雨が降ることも多く、雪が降って積もっても、早く解け...
いつの頃からか、ずっと「新エネルギーの開発」なんて言われていますが、新しい大量の有効なエネルギー源が見つかるのでしょうか? エネルギーの種類を1次エネルギーで大きく分類してみますと以下のようになるでしょう。(もし、「書き落とし、抜けたもの」があればご指摘ください。) 1。化学的エネルギー:その「分子」が持っているポテンシャルエネルギーは勿論有限です。環境汚染を考慮しない場合、石油や天然ガスのよ...
本日、1月16日、私の住む地域にも、寒波がやってきて、日付が16日に変わったばかりの頃から、木枯らしが吹き続けて、待望(?)の、この冬初の真冬日となりました。 コンポストの上の積雪。本日お昼までに20cm以上は積もったかと・・・・・と思いきや、夜になって気温が多少上がってきて、もうすぐ日付の変わる22時にお隣の会津若松市にあるアメダスは、0.2℃になりました。いやいや、私の住む町は、会津若松市よりちょっと北に...
私は夜、見かける度に「なんでこんなおバカなことをやっているのだろうか」と、不快になるものがあります。 それはこんなもの↓↓です。 この写真は私の家の近くの交差点の横の小さな空き地(広場?)にある夜の電飾です。町でやっているようです。社明運動(社会を明るくする運動)の一環らしいです。一般に「社会を明るくする」の「明るい」と言う表現は、比喩でしょうけれど、この「社明運動」は、文字通りライトで「明るくす...
パレスチナ戦争は開戦から3ヶ月が過ぎました。ウクライナ戦争はもう直ぐ2年が経とうとしています。どちらも早く停戦すべきです。 何故停戦に至らないかの理由は様々でしょうが、どちらもその国の首相の自己都合が大きな要因だと考えます。首相が止めると言えば、形はどうあれ戦争は止められるのです。 先ずはパレスチナ戦争。パレスチナに住む人々はハマスの構成員も含め、大多数は一刻も早く戦闘を終わりにして欲しい事で...
お正月。1月1日現在、全く積雪のない庭 雪国の冬の景色とは思えません。 晩秋か初春かと見間違える景色です。 ちなみに、初春の3月初めの頃でも、例年もっと残雪が見られます。 年が明けて新年になりましたが、私の住む地域では気温も高めで、朝晩でもあまり氷点下になりません。この冬は、雨樋の下に水を溜めている桶の水にも氷が張っているのを見ていません。例年(というか、一昨年までは)1...
今回の能登半島での地震直後の林官房長官の緊急記者会見では、志賀をはじめ、震源近くにある柏崎刈羽、高浜、大飯、美浜、敦賀は、運転中の原発も停止中の原発も「現時点では異常ないことを確認」と発表されました。 しかしその後、志賀原発でも柏崎刈羽原発でも異常が確認されています。「現時点では異常ないことを確認」ではなく「現時点ではまだ確認作業が終わっていない」と発表すべきだったでしょう。しかも、今回の事故...
今年最初の記事は、私の住む地域の暖冬の記事の予定でした。しかし、正月初日の1月1日に能登半島で大きな地震が起こりました。そこは志賀原発があるだけでなく、近くに、大飯、高浜、美浜、敦賀、などの原発銀座、世界最大の原発柏崎刈羽、さらには高速増殖炉の実験炉、もんじゅやふげんなどまであるのです。ヤバ過ぎです。 ・・と、いう事で急遽その記事を書く事に変更しました。 2回目の地震警報の時は、私の住む会津地方で...
今年も私が生まれる前から我が家に生えていた1本の渋柿の木から実を収穫しましたが、例年とはちょっと違う事が2つありました。 冬至の頃、プラムの木に集まる鳥たち 1つは柿を収穫した時期が、11月の2週目と、遅くなってしまった事です。例年は、柿の実がまだ硬い(ちょっと青っぽいのも混じっている)十月中に収穫しておりました。アルコールにさわした後も硬目の方が好きだからです。干す場合も最初は硬い方がいい...
今朝(12月20日)、NHKのニュースを観ていたら、「水素エネルギーで日本が欧米に負けそうだ」・・などという内容を放送しました。 水素エネルギーに関しては、かねてより大きな疑問を抱いておりました。 「どうやって水素(分子)を得るのか?」という事です。 かなり以前、「触媒かなんかで太陽光で水素化合物(水?化石燃料?)から直接水素を作り出す」という記事を読んだことがありました。その原理が不明だったので記...
12月15日にイスラエル軍がガザ地区でハマスに拘束されていた人質3人を誤射で殺害した事件がありました。3人は上半身裸で、白旗のようなものを掲げていたのにも拘わらず、銃殺されてしまいました。 戦場の異常な精神状態だから、投降を装って騙し討ちされるのを過度に警戒し過ぎた為であるとも考えられるでしょう。 しかし、イスラエル政府は、人質救出よりも、ハマス殲滅を優先して来ました。パレスチナ人の民族浄化を目的にし...
毎年、秋のはじめ頃(9月)に、ある程度大きくなったキウイを「試しに」収穫してみるのですが、不味いです。不味いなら収穫しなければいいものを、今年も間引きも兼ねて9月に収穫してみました。今年は喰えるやと思いきや、追熟しても不味過ぎて、畑の堆肥にしました。この頃はまだ暖かいので、もいだ後は追熟しなくても柔らかくなって早く腐るのです。 11月の記事【冬のカキウイ】2023/11/13 に、HNたっきーさんから、「霜が...
私は空飛ぶ車にはかなり批判的ですが、//(記事【空飛ぶ車でまた大きな一歩・・】2023/03/23 )今回の記事は、空飛ぶ車の批判ではありません。数ヶ月前でしょうか?TVでとんでもないと思えるCMが流されていました。このCM のキャッチコピーを考えた人は、得意になって自己満足しているのでしょう。こんなキャッチコピーを許す企業も企業だと思いました。 しかし、そのCMはあまり見掛けず、たまに(2、3回)目にした後は、暫く...
毎年冬は温室に入れる、2年前に頂いたブルーベリーのプランター 一昨年の冬前に、土間を作って薪ストーブを設置した母屋の南側の外に面したテラスに、小さな温室(サンルーム)も作りました。作り立ての一昨年は薪置き場、昨年は蕪や茎立菜、エシャロットを栽培しました。しかし、この冬は、秋野菜を蒔かなかったので、サンルームは使わないかとも思いきや、面白い(?)実験や観察に使おうと思い付きました。 温室の中に入れ...
先日(11月26日)、ズームミーティングで話題が(特にテーマでもなかった)原発の方向になった時、色々な方が私見を述べました。 「脱炭素化と言って悪者扱いされていても、石油の方がウランよりは遥かに良い。」「太陽光発電も様々な問題が指摘されているけれど、原発よりはずっといい。」・・・・そのズームミーティングに参加していた方々はみんな、人間には対処しきれない原発の多大な負の側面を十分に知っていて、原発は最...
橅の葉も茶色になって・・・ 東北、特に日本海側の雪国では、冬は農閑期です。冷たい雪の下で育てられる作物は限られています。昔は(今も)農家の人は農閑期は首都圏などに出稼ぎに出ていました。 私は家庭菜園を始めた十数年前の頃、冬でも雪が積もらない南西日本の太平洋側の地域は、冬場にも色々な作物が作れていいな・・・と思ったものです。 しかし、何年か畑作りをやっているうちに、農閑期はいいものだと思えるよう...
11月24日から月末まで7日間続いた休戦があっけなく終了し、またイスラエルの無慈悲なガザ地区攻撃が始まりました。イスラエル政府はガザ地区に限らず、パレスチナの地を全部略奪しようとしているように見えます。とんでもない政府です。 パレスチナ紛争の根本原因は、イギリスの3枚舌(2枚舌)外交と言われています。それによって、イスラエル、パレスチナの双方が、騙された・・と言われていますが、実は騙されて犠牲になっ...
陽に照らされた柿すだれのシルエットが映えていました。 影は、透明なサッシには映りませんが、網戸に映っていたのです。 これぞまさしく「柿すだれ」 家の中に入ってみると・・・ 廊下にはくっきりと影が・・・ 外を覗くと・・・網戸に映ったシルエットの外の柿すだれとその奥に木々と空・・「柿すだれ」と言う言葉は、先の記事【干し柿】2023/11/29 にコメント頂いた、HN たっきーさんのコメントから拝借いたしました。...
遅ればせながら、今年も干し柿を吊るしました。11月6日に収穫した柿ですが、しばらく放って置いてしまい、11日に140個アルコールにさわしてから、また間を置いて、16日に100個、剥いて干しました。毎年、干し柿は手間がかかると思ってましたが、集中してやればそれほどでもありませんでした。 剥いた渋柿・・集中すれば、1時間で100個は余裕で剥けました。時間を測ってみると、1分間に2個の皮は余裕で剥けました。吊るす為に...
11月21日の夜、久々にjアラート(全国瞬時警報システム)が発令されました。私はいつも通り、特に何もせず、そのまま飲んでいたウイスキーを飲み、ツマミを食べていました。その前に北朝鮮がロケットを打ち上げると言う話もありましたので、北朝鮮はミサイルを日本に向けては発射しないでしょう。 でも、その日はちょっと考えました。 本当にミサイル(ロケットでも)が日本に着弾して、戦争になったら大変だ、絶対に嫌だ・・...
シオニズム[Zionism]とは、昔(2000年くらい前の古代に)パレスチナの地を追われて各地に離散したユダヤ民族が、「シオンの丘へ帰ろう」と母国への帰還をめざして起こした民族運動・国家の建設運動という事です。19世紀末(1896年)から盛んになり、1948年、ユダヤ人国家イスラエルの建国に至りました。1896年に『ユダヤ人国家』を出版して 政治的シオニズム運動を本格的に始めたテオドール・ヘルツル しかし、自分達が2000年...
攻撃されたガザ地区 長周新聞 より パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの報復の無差別攻撃が苛烈になっています。イスラエルの過剰な「自衛権の行使」を批判する世論が世界規模で広まっていますが、そもそも、イスラエルに「国家としての自衛権」があるのでしょうか? イギリスの2枚舌外交によって、(実はこれもイギリスとユダヤ人の密約があって、騙されたのはパレスチナ人だけでは無いでしょうか?・・この...
柿の木収穫前 冬眠せずに寒い冬を生き延びる恒温動物は大変だと思います。大昔の人間も、常夏の国でもなければ、冬の食糧確保に苦労した事でしょう。 ・・と、言う事で我が家の冬の食糧事情です。 主食の米は、毎年知り合いの有機農家から新米を購入しています。 野菜は毎年大根、菜葉、ほうれん草などを秋に蒔くので、家の野菜だけでもあまり不自由しませんでしたが、今年は秋野菜を蒔かなかったので、この冬は不...
今頃になって大阪万国博開催がぐちゃぐちゃになって騒がれているようです。パビリオン建設が大幅に遅れ、費用も高騰しているとのことです。 国民の過半数が殆ど関心を持っていなっかった大阪万国博です。私自身、殆ど意識になかった万博ですが、こんな不要で無駄な万博は開催すべきではない・・と言う意味においてのみ関心がありました。こんなことに国民の税金を使って欲しくはありません。21世紀にもなって箱物行政を推進してい...
パレスチナ自治区、ガザ地区へのイスラエル軍の連日の爆撃に続き、地上侵攻もかなり進んでいます。イスラエルはパレスチナの難民キャンプをも爆撃し無差別攻撃の様相です。(10月17日のアル・アハリ病院の爆撃も、イスラエルやアメリカは「イスラム聖戦の誤爆」と言ってますが、イスラエル軍の空爆の可能性が高いと思われます。) 爆撃されたガザ地区のアル・アハリ病院 長周新聞より 「自衛権の行使」「ハマスの殲滅」を名...
先日の記事【カブトムシの幼虫】2023/10/07 の続きです。 この記事を書いた後、カブトムシの幼虫と思われる芋虫を貰ってくれる方を探しましたが、なかなか見つかりませんでした。 そんな折、貰ってくれそうな幼稚園の先生を思い出しました。7、8年ほど前に、私が自転車で通勤からの帰り道、小さな川の堤防を走っていると、(お祭りなどで売っているミドリガメが成長して大きくなった)外来種のミシシッピーアカミミガメ...
どの民族・国家にも選民思想は多少なりともあるでしょう。日本人だって程度はどうあれ持っている事でしょう。「神の国」とか「神に祝福された民」、「選ばれし民族」のように、自国、自分の民族のことを「特別」だと誇りに思うのです。自らの民族に誇りを持つことは悪いこととは言えないでしょうけれど、それが極端になると排他的になり、他の民族に対する尊厳が無くなり、場合によっては他の民族のことは蹂躙しても構わないとい...
イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突の拡大の懸念が高まっています。欧米諸国では、先に攻撃したハマスが悪者扱いされていますが、これまでの経緯を見るとそうとも言えません。世界の多くの国でイスラエルの爆撃に対する非難も高まっています。 毎日新聞より そもそも、優れた諜報機関、モサドを持っているイスラエルは、ハマスの攻撃も把握していてわざと防御せずに攻撃させて、パレスチナ人自治区を全て奪い取ろうと...
まだどんどん収穫できる四角豆。 毎年今頃は、我が家の家庭菜園は夏野菜は畑仕舞いして、秋蒔きの大根や蕪、茎立菜が育っている頃ですが、今年の猛暑の後の9月、ボヤボヤしてたら畝を整備して種を蒔く機を逸し、10月も半ばを過ぎてしまいました。まだ、終わった夏野菜も撤去していません。オクラやゴーヤ、四角豆はまだなっているので収穫も出来ますが、今年は機を逸したので久し振りに秋蒔き野菜の大根等は休むことにしました。ズ...
沖縄県は、公式HP でしっかりと辺野古新基地移設問題に反対の意を表明しています。さまざまな観点からたくさんのページを費やして、反対の理由を記しています。<辺野古新基地建設問題対策課> 原発事故を起こした上に今度は汚染水を排出する国や東電に、県としてしっかり反対表明を出していない情けない福島県知事とは違い、沖縄県知事玉城デニー氏も沖縄県の職員も県民の多くも気骨がありまともです。 ↑沖縄県H Pより ...
汚染処理水放出に対して、中国が日本産水産物輸入停止措置をしたことに対し、「現在、中国経済は苦しいから、輸入停止措置は中国の失策。撤回すべきだが、中国共産党は1度決めた事は撤回しないから困ったものだ」のような事をNHKのニュースで報道していました。更には「日本は科学的事実に基づいて放出しているので、中国も科学的事実に基づいて冷静に行動して欲しい。」のような事まで付け加えていました。 NHKだけでなく、他...
9月の半ば過ぎに所用で遠出して宿泊して帰って来た夜、プランターへの水やりを頼んでおいた家族から「一つのプランターにでかい芋虫が沢山いた。カブトムシの幼虫かしらん?確かめて!」 と、言われました。 翌日見てみたら、土の表面付近にカブト虫の幼虫くらい大きな芋虫が10匹ほど見られました。クワガタやコガネムシの幼虫も同じような見掛けの芋虫ですが、流石にこれほど大きくはありません。私の知る限り、この大きさは...
資源エネルギー庁のHPより CCS[二酸化の炭素回収と貯留]では大量の二酸化炭素を非常に高い圧力で地層に圧入します。その圧力は、100~200気圧と言いますから、とんでもない圧力です。このくらい高い圧力でなければ地層に圧入などできないのでしょう。 でもそんなに高圧で地層に気体(や液体)を大量に圧入すれば、元々安定していた地層であったとしても不安定になり、CO2が漏れ出してきたり、地割れや隆起、土砂崩れなど...
中国の汚染水放出の批判に対して、日本政府の面々はみんな異口同音に「日本政府は科学的に説明している。中国も科学的に反論すべきだ。」などとのたまっています。信じられないのは、NHKをはじめとした大マスコミの多くも政府に倣ってニュースで同じようなことを垂れ流しています。そのくせ、中国の「反論」は都合のいい部分をごく一部を切り取って報道するだけで、まともに流しません。中国が科学的反論をしない筈がないでしょ...
知り合いの技術屋が「地球温暖化を防ぐ為にCO2除去装置、人工光合成装置など早く開発しなければならない」と言ったのには脱力でした。こんな狂った対策方法を、理系の技術屋でさえ信じるのですから、多くの人がこの技術に「希望・解」を見出しているのではないかと思うとゾッとします。比喩ではなくて本当に世も末かと思います。【人工光合成装置】2023/09/11 に関しては、先日の記事で書きましたので、今回はCCS[Carbon dio...
日本政府と東電による「アルプス処理水」と言う名の放射能汚染水の海洋放出は、もう既に失敗が決まったと言っていいでしょう。 東電を守り、日本の原子力回帰を促進する為に、国内外の多くの反対を押し切り、岸田内閣は(原子力ムラからの要請を受けて)放射能汚染水の放出を断行しました。経済産業省の【多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 取りまとめ】には、アルプス処理水に関して、海洋放出以外に様々な方法...
「処理水」と言う名の「原発汚染水」の海洋放出を反対する中国や日本人を「社会の敵」「風評加害者」とするような言論が蔓延っています。岸田内閣が率先してキャンペーンを張り、多くのマスコミもそれを批判するどころか、「大本営発表」の如く追随して、助長しています。 確かに中国も「自国の事は棚に上げて」と言う面もあるでしょう。しかし、「中国もトリチウム汚染水を放出しているから日本も放出すべきである」と言うのは科...
記事【乾き切った大地】2023/09/03 に書きました通り、会津地方の私の住む地域では8月のほとんどの日が猛暑日で、かつほとんど雨が降りませんでした。 その記事に書いたように、8月末に、親しくして頂いている、有機無農薬の米農家に猛暑の影響を聞きに行った時の事です。 「今年の日照りの水不足で、大地が乾ききっているので、雑草さも生えにくい。畑の草取りもあまりしなくていいくらいだ。」等と、お互いに話してい...
中学生の頃、父に買ってもらった「辞典より詳しい」という分厚い理科の参考書に光合成の事が書いてありました。そこには光合成のエネルギー変換効率は50%以上であり、人間が作ったシステムでは真似できないものであると言うような事も書かれていました。それを読んで、光合成の偉大さに気付き、それ以来光合成は神業だと考えていました。人間には追随できないものであると考えていました。(現在、植物の光合成によるエネルギー変...
私の住む地域は、9月に入っても、初めの頃は猛暑日でした。しかし、数日経つと35℃超えの猛暑日では無く、30後超えの真夏日に変わりました。9月4日からは時々雨も降り、6日には短時間でしたが、やっと念願の大雨も降って、過ごしやすくなって来ました。そう、猛暑に慣れてしまったせいか、真夏日が普通に過ごし易く感じるのです。 ↑数日前まで枯れかかっていた前提のクローバー敷 9月3日撮影 ↓恵みの雨で復活するか?(右上...
世界気象機関(World Meteorological Organization: WMO)が、2023年7月は「観測史上最も暑い月」になったと発表し、今後5年のうち少なくとも1年で観測史上最高気温となる確率が98%・・・と予測しました。 それを受けて、国連の事務総長が、「地球は温暖化の時代を過ぎ沸騰化となった」と語ったそうです。そして、「人類が破壊を解き放ったという証拠はいたるところにあるが、それは絶望ではなく行動を引き起こすものでなくては...
今年の夏は35℃超えの猛暑日が続いています。私の住む地域は、8月中はほぼ毎日猛暑日だった記憶です。そして、先の記事【一人バケツリレー】2023/08/31 にも記した通り、雨がほとんど降りません。 いつもは、鉢の作物には毎日水をやりますが、畑の畝には毎日は水やりはしません。しかし今年は、畑の畝に水やりをしなかったら、作物が萎れてきたので、8月に入ってからは毎日のように水やりをしています。(その拘りの方法につ...
今年は梅雨明けも早く、猛暑が続いています。私の住む地域では、7月の末からまとまった雨が降っていません。天気予報の週間予報等では、数日後に降る予報になっていても、その日になると、晴れの予報に変わっています。その日の夕方から降ると言う予報でさえも、その時刻になっても降り出さずに終わってしまう事が度々です。未来予測の天気予報は当てにならないとは思っていますが、当日でさえもこんなに外すとは・・・。 夕...
国内外の多くの反対を押し切り、「関係者の理解なくしていかなる処理も行わない」との約束までを反故にして、日本政府は、8月24日に「アルプス処理水」と言う名の汚染水の海洋放出を開始してしまいました。 中国政府は、即座に日本産水産物の輸入を全面停止し、さらに水産物加工品の購入や使用、販売を禁止すると発表しました。 これに対し日本政府は、『中国は「アルプス処理水」を「核汚染水」とのレッテルを貼って避難して...
日本政府は、昨8月22日に「アルプス処理水」と言う名の汚染水の海洋放出を明日24日からととんでもない事を決めました。 福島県漁連は、処理水の放出に反対する特別決議を4年連続で採択していました。そして、相馬双葉漁業協同組合は、先月、2023年7月に「断固反対」の考えを国に伝えました。 政府および東電は2015年、福島県漁業組合連合会(県漁連)に対して、処理汚染水に関して「関係者の理解なしには、いかなる処分も行...
※本日の写真は、見る人によってはかなりグロテスクですので、一応「閲覧注意」とします。多くの動物(哺乳類)は、傷を舐めて癒します。人間もちょっとした切り傷などは舐めます。舐めることは、傷を癒す効果があるのでしょう。 しかし、蛇や毒虫に噛まれた傷を舐めるのは、口から毒が入って危険だから舐めてはいけない・・・・という話ではありません。そうでは無くて、 5月末の記事【今年も噛みつかれた】 の続報です。 ...
今年畑に定植したミニトマトは、7月上旬から収穫できましたが、長雨か、その後の猛暑が原因かはわかりませんが、7月下旬までに多くが枯れてしまいました。特に、私が最も好きな固定種の赤丸ミニトマト:ステラミニトマトは、全滅してしまいました。予期せず、こんなに早く全滅してしまうとは残念です。 温室で苗を育てて畑に定植したステラミニトマトが全滅した一方、非常に悪条件の思わぬところから生えてきて、苗を育てたミ...
家庭菜園や政治の事で話が合う、最近知り合って、親しくさせていただいている方に、小出裕章氏のインタビューの記事のURLを送信していただきました。 小出裕章氏タイトルは「原発事故は再び起きる:メディアが伝えない福島第一原発と原子力産業の現在」【出版人デジタルブックレット】 です。是非拡散して多くの皆さんに読んで欲しい内容です。 ここでは、この記事の内容のごく一部:小出裕章氏が在籍していた東北大学の「原...
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日本各地、世界各地で暑い日の記録更新がなされています。これからやってくる7、8月の真夏の猛暑はとんでもない状態に陥るかも知れないと危機感を抱いている人も少なく無いでしょう。 フランスやイギリスではこれまでエアコンを設置していなかった住居や会社にエアコン設置が急増しています。日本でも「早めにエアコンを入れて熱中症に注意」なんて言われています。痩せ我慢して冷房を我慢し身体を壊す必要はありませんが、過...
我が家の母屋の東側の排水溝は、主に洗濯の排水が流れます。洗濯には生協の粉石鹸(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムが主成分)を使っていますので、生態系にはそんなに悪影響は無いかと思っております。 毎年ここの排水溝には色んな雑草が蔓延りますが、今年はみごとにドクダミが群生しました。ドクダミは家の北側の軒下の暗いところなどに生えていましたが、こうやって沢山群生して一挙に咲き乱れると素晴らしい眺めです。 ...
20世紀の終わりの頃まで、中国の都市の道を走る乗り物の大部分は自転車でした。あの、日本には無いような広い道も、沢山の自転車が何列にも連なって走っていました。人が多過ぎることにはちょっと引きましたが、大量の燃料を使って排気ガスを撒き散らしながら走る自動車と比べたら、遙かに望ましい風景に感じました。 1980年の中国の道路は自転車がいっぱい その映像を観ながら思いました。この無数の人々が自転車ではなく...
〜乗っ取りシオニスト選民国家を許すな!〜 攻撃を受けたイラン テヘラン 攻撃されたイラン・ナタンズの核施設 イスラエルによるイランの核施設などへの大規模な攻撃に対して、イランが報復攻撃に乗り出し、中東情勢は一層緊迫の度を増しました。危機的状況です。 報復攻撃されたイスラエル テルアビブ 昨年もイスラエルはイランを度々攻撃し、要人を殺害してきました。それに対しイランは報復攻撃をしましたが...
バイオマスエネルギーの最重要の使い道は生物の活動のエネルギー源として使うことだと確信しています。即ち食糧として食べて、人間の活動のエネルギーとするのです。 バイオマスを発電等、勿体無い使い方をしている例を調べようとしてネットで検索していたら、にわかには信じ難いデータを見つけました。NEDOのHPの「バイオマス燃料」知っておきたい基礎知識 です。そこには「2020年における世界全体の1次エネルギー総供給に占...
今年5月末から国連を通さずにガザ地区での活動をはじめた「ガザ人道財団[GHF]は、アメリカ主導の財団でイスラエルが支援しています。この2カ国が他の人道団体を蔑ろにして支援していることからも分かるように、非常に胡散臭い団体で、国連をはじめ、多くの人道支援機関・国際社会から批判と疑念が高まっています。GHFとイスラエルには「深い関係」があるとアメリカメディアも報じています。 GHFが配給を始めてすぐに、イス...
ネットでニュースをチェックしていたら、事実誤認の「水俣病は遺伝」トライが訂正し謝罪 と言うのがありました。そんなバカな?と思って記事を読んでみると、トライの教材の映像学習サービス「Try IT」の中学歴史で、四大公害病について動画と文章で説明する場面。文章では水俣病について「この病気が恐ろしいのは、遺伝してしまうことです。妊婦さんが水俣病にかかり、生まれてきた赤ちゃんまでもが発症することがありました」...
人類はさまざまな問題を科学技術で解決してきたと言われてますが、その多くが一時的なドーピング状態で、根本解決したとは言えないものだらけでしょう。すなわちエネルギーや資源の投入を続ける必要があり、それが切れれば、解決前の元の状態に戻ってしまう、元に戻るどころかもっと酷い状態に陥ってしまう科学技術で溢れています。 例えば食糧。いまだに世界の人口が増える中で、これまで「解決してきた」とされる食糧不足が、...
アスパラガスの畑では、5月の終わりくらいになるとアスパラガスの収穫を止めて、たくさんのアスパラガスの枝葉を伸ばし放題にしていることを10年ほど前に気付きました。 なぜそうするのかとアスパラ農家の方に尋ねたところ、一旦こうやってアスパラガスの枝葉を伸ばして十分に光合成をさることによって、また7月ごろに収穫できるとのことでした。すなわちこうすることによって、アスパラガスは春と夏の2回収穫できるのです...
今年1月の停戦合意にいろんな口実をつけて反故にしたイスラエルは、3月にガザ地区に空爆を再開しました。 そしてイスラエルはガザ地区への人道支援物資の搬入を阻止し続け、ガザ地区で暮らす200万人以上のパレスチナ人の多くが重大な飢餓のリスクに見舞われています。慈善団体WCK [Worrld Central Kitchen] のガザ地区の食料倉庫も空になり、運営していた国外の炊き出し所も閉鎖されました。(5月6日までは13万3000食を提...
「鳥は、植物の実を種ごと丸呑みにして遠くまで運び、肥料付きで落としてくれる。それによって禿山などの不毛の地も緑豊かにしてくれる。」なんて事を以前、槌田敦さんの本で読みました。(今、蔵書の槌田敦氏の著書をちょっとばかり探してみましたが見つかりませんでした。どの本だったでしょう?) 私が集めた槌田敦さんの著書 さて今年も、その不毛の地、我が家の門の横の電柱との間のアスファルト舗装された部分から恒例...
2025年5月2日金 私は花を愛でる気持ちはあまりありません。花を鑑賞する為に敢えて畑に花を植える積もりは毛頭御座いません。食べるための作物の花も十分に綺麗です。 そんな我が家の庭の畑で今菜の花が咲き乱れています。茎立菜、大根、蕪・・3月の雪解けから5月のはじめまで収穫して食べた残り(?)の株から菜の花が咲き誇っております。どれも正式な「菜の花」と言うのかどうかはわかりませんが、どれもアブラナ科の植物...
先の記事【浪費大国に御用聞き】2025/04/23 を書いているときに「GDP世界一の浪費大国アメリカは、一人当たりのGDPもダントツに世界一なんだろう」と思って調べてみたら、意外にもそうではなくて、世界第7位でした。1位はルクセンブルグで2位アイルランド、3位スイス、4位シンガポール、5位アイスランド、6位ノルウェー・・・と意外な国がアメリカの上に6カ国もありました。(2024年データ:世界経済のネタ帳より。) 1人当...
今年も恒例の「開墾」と名付けている、約半年ぶりの畑の除草&整備の日が近づいてきました。例年、5月の連休が目安です。この開墾作業前に、雪が解けて成長を始めた畑のアブラナ科の作物:大根、蕪、茎立菜を4月中何度か収穫して食べました。 茎立菜の花 2025年4月21日 ↑花咲く前の食べ頃の茎立菜 ↓昨秋味めて蒔いたちりめん茎立菜しかし、4月下旬には、大根も蕪も茎立菜も塔が立って、固くなり、美味くなくなりました...
アメリカの人口は世界の人口の約4%です(2023年の人口はアメリカ3.3億、世界81億)。それだけの人口で世界一のGDPを誇るアメリカのGDPは世界のどれ位の割合を占めるか調べてみたら、なんと約26%(2023年GDPは、アメリカ$28兆、世界$105兆)も占めていました。 世界のGDPの約4分の1も占める消費大国ですから、各国もアメリカと”Big Deal
「アメリカの敵になることは危険かもしれない。しかし、友人になることは致命的である。」 これは、1970年代にアメリカの国務長官がったヘンリー・キッシンジャーの有名な格言(?)です。私は最近知りました。先の記事【G7≒NATOのフロント】2025/04/17 を書いていて頭に浮かんだ一文です。キッシンジャーの名はよく聞きましたが、どんな人物かは殆ど知りませんでした。「有名」というよりも「悪名高い」イメージでした。この...
G7[Group of Seven:先進国首脳会議]は(かつて)世界の7大経済国であったアメリカ・カナダ・フランス・イギリス・ドイツ・イタリア・日本にEU[欧州連合]を加えた国で構成されていて最も裕福な自由民主主義国家だそうです(自称?)。 NATO[North Atlantic Treaty Organization:北大西洋条約機構]は日本を除くG7の国を中心とした西側32ヶ国からなる軍事同盟(集団防衛機構)です。 NATO加盟国 G7は経済的同盟、NATOは...
15世紀半ばから始まったヨーロッパの大航海時代から、世界は西洋の時代に入りました。 マゼラン船隊の1隻 世界の多くの地域が植民地化され、西洋諸国の「繁栄・発展」のために人も資源も利用させまくりました。その結果植民地化された国々は荒廃し、砂漠化し貧困地帯となりました。 そんな西洋に支配された多くの国は、その後ある意味自ら進んで西洋化されてきました。その典型例が日本でしょう。(日本は幸いなことに大航...
世界中トランプ関税で騒がれています。日本でも毎日報道の中心になっています。 株価が暴落したなんて騒がれていますが、そんなことを社会大問題にしなければならないほどに資本主義社会は暴走してしまったのです。株なんて所詮ギャンブル・不労所得です。パチンコや競馬、カジノよりも株をやっていない多くの人々も巻き込むだけ悪質です。 資本のグローバル化、国際分業なんていいことのように言われていますが、そんなことは...
世界では多くのことがミスリードされています。ロシアや中国などでは規制された偏向報道がなされていると日本を含む西側の国では盛んに批判していますが、それは「西側諸国」でも例外では無いでしょう。どっちもどっちでしょう。 西側諸国のミスリードを全て挙げようとすれば書き切れませんので、ウクライナ情勢とパレスチナ情勢についてのみ簡潔に書かせて頂きます。ここでこれまで繰り言及してきたことです。 ウクライナ戦争...
【鳩を飼いたいと思った事は無かったけれど・・】2024-06- の<続き>です。 出血が止まって数日間安全な場所(屋内のコンテナの中)で傷を癒して貰ったら 放す積もりだったハトですが、思いの他長引いてしまいました。 数日後、鳩がコンテナの中で歩きにくそうにびっこを引いて歩いていたので、足の傷が癒えなくて、片足を失ってしまうのか?・・と思いました。 当初、コンテナの底にはミツバや菜葉などを切って無造作に入...
脱プラスチックは難しい その3 再資源化 私の町内での資源ゴミ分別回収の日の様子。場所は公園に沿った路上 毎回ゴミ回収の日に回収場所を観て感じることは、多過ぎると言うことです。それは資源ゴミ回収でも同じです。寧ろ「資源ゴミを分別回収すればいい事をしている」とでも思っているかのように、沢山の資源ゴミが自治体の規則に従って分別されて出されます。自治体の言われた通りにしっかり分...
先日「食の欲望」というTV番組の中で、「世界の陸地の4割が農地」という事が述べられていて衝撃を受けました。農業を主要産業とする小さな島の話ではありません。世界全体の陸地の4割が農地と言うことです。世界の人口80億を支えるにはこれくらいの農地が必要だと言う事でしょう。 USDA[アメリカ農水省]世界の穀物需要の推移 見てお分かりの通り、穀物の需要量と生産量はだいたい一致しているのです。 人間の...
梅雨に入る前に晴天で乾燥した日が続いていましたので、キウイ棚をお借りして栽培している場所を観に行きました。 キウイ棚のある場所の近くにゴミ集積所があり、そこに何と除草したであろう草(笹、竹)が束ねて置かれていました。袋に入れられずに縛ったものだけかと思いきや、横には黄色い「燃えるゴミ」の袋に入れられて出してありました。 横の集積の箱の中の黄色いゴミ袋に入っているるものの大半も草花(笹竹メイン)...
子供の頃は動物好きでした。哺乳類というわけでもなく、鳥類、爬虫類、両生類、魚類などの脊椎動物から、昆虫、甲殻類などの節足動物まで、いろいろ興味があり好きでした。 小学生の頃は、ハムスターやセキセイインコなどはデパートから買って飼いましたが、昆虫や沢蟹、山椒魚、蛇などは自分で取って来たものを飼っていました。 でもそれも中学生までで、それ以降は、動物は野生で暮らすべきだと考えておりました。自然の中で...
世界各国の首相を観るに、「首相として何をするか?」ではなく「首相の座」そのものが目的の首相って、古来枚挙に暇がないように思えます。 現在の首相でそのステレオタイプを2名あげれば、日本の岸田文雄とイスラエルのネタニヤフでしょう。(他にも何人も考えられますが、話を拡散しない為に今回はこの二人に絞ります。)2人の共通点は先ず、顔がTVとかの映像に流れたらチャンネルを変えたくなることでしょうか?(苦笑)・・...
昔、“A few good men” と言うタイトルの映画をテレビで観た記憶があります。ストーリーはほとんど覚えていませんが、タイトルが印象深くて覚えています。タイトル通り、少しだけ存在する良心に従って行動するいい人間が権力に立ち向かうと言うような内容だったような記憶です。 世界中にA few good menはいるでしょう。そして、この映画を制作したアメリカにも・・。 現在アメリカでは、イスラエルのガザ攻撃の為の武器支援を...
私のルーズな性格で、家の木の実や畑作物の収穫時期を逃してしまうことはよくあります。その中でもこれまでに最も多く収穫時期を逃してしまった木の実は、今頃の季節に真っ赤に熟して旬となる大好きなグミの実かも知れません。機を逸して1粒も食べなかった年も多々ありました。グミの旬は短いのです。 庭の隅の「小さな林」の奥の目立たない所に グミの木があるので、食べ頃を見落としがち。 わが家のグミの木は庭の南...
小学二年生の頃、岩手県に引っ越して、山にあるお寺の同級生と友達になって、よく遊びに行ったものです。(余談ですが、後に大人になって彼から聞いた話によると、そのお寺は誰も住まなくなった「荒れ寺」だったのを、彼の父がやってきて住み着いて、整備したそうです。)彼には色々な山の恵みを教えていただきました。その一つが木イチゴです。彼からは「山イチゴ」と教えられたので、小学時代は「山イチゴ」と言ってました。山...
〜それは廃棄物ではないだろう?〜 かつては小魚が泳ぎ、鯉が毎朝回遊して来ることもあった水路 今は魚は1匹も観られない寂しい状況 年に数回ある「河川清掃」という名の水路清掃は、町内の人が総出で一斉に行います。私が子供の頃は、フナやドジョウやボヤっこ(アブラハヤ?)などが泥と一緒にさらわれて、子供たちは水を入れたバケツを持って、大人がさらった泥の中の魚を探したものです。その頃、家の前の道は舗装...
我が家の庭の畑に植え切れない苗と種は、お借りしている畑に植えています。我が家から15kmほど離れた有機無農薬農家(法人)から私がお借りする畑は、あちら様の都合で毎年場所が変わります。今年は、既にひまわりやカボチャを植えてある畑の苗の間に植えていいと言われました。畑には既に畝が立ててあり、更に草マルチが施されており、後は苗を植える、種を蒔くだけの有難い状態でした。昨年までよりもずっと楽な状況でした。 先...
〜脱プラスチックは難しい その2 食事〜 最近、近所の方のお葬式に出席したら帰りに食事の折り詰めを頂きました。全国的な習慣か、私の住む地方の習慣かは分かりませんが、「ひきちゅうしょく」(漢字は分かりません。)という習慣です。 プラスチック製の風呂敷に包まれて渡された「ひきちゅう食」 中には陶器を模して作られたプラスチック製の繋がった容器に入っている。 葬式に限らず、冠婚葬祭などの行事の時...
2023年10月7日に今回のパレスチナ紛争が始まって2、3ヶ月経った頃、この紛争を特集した民間のT V番組の中で、ドイツの若者がイスラエルの爆撃に抗議するデモをやっていました。それを観ていた通りすがりの年配の方にそのデモをどう思うかをレポーターがインタビューすると、ドイツ人と思われる年配の方々は、煮え切らない曖昧な答えをしてました。それについて、TV のスタジオにいたドイツ人のコメンテーターが、「我々ドイツ...
インパール作戦は、日本軍における『史上最悪の作戦』と言われ、『無謀な作戦』の代名詞として引用されます。先日、【原子力は「令和のインパール作戦」か】2024/05/19 と言う面白い比喩を用いた講演の内容の一部を記事にいたしました。 この時は、その無謀なインパール作戦決行の為の原発推進派の発言の一つだけを載せて止めました。今回はこの講演で紹介された残り4つの推進派の無謀で愚かな作戦の発言を記させていただきま...
天然ガスや石油には、無機起源説があります。そして、無機起源説を主張する人の多くが、「だから枯渇の心配は無い」と言います。槌田敦さんもその一人でしょう。それに対し私は、「有機起源だろうが無機起源だろうが、有限なのだから枯渇するのに変わりはないだろう・・・」と言う見解を示しておりました。しかし、そうとは言い切れない説をお聞きしました。その話を聞いて彼らが「化石燃料は、枯渇の心配がない」と言う根拠が...
大量の高レベル放射能廃棄物を1万年以上の長期間安全に保管して長寿命放射性核種の減衰を待つという放射能の地下処分には、幾多の困難がある事は当然です。 そんな地下処分のリスクとして、原子力推進諸当局も認めている事の一つに、容器の腐食とそれに伴う定期的移し替えがあります。 事故が起こらなくとも、数十年運転した原子炉は、放射性物質で満ちています。広島、長崎の原爆の数百、数千、数万倍の放射性物質の塊です。...
今週末も先週末に続いて新潟での原発関係の集会に行って参りました(先週とは別の集会です)。 原発関係の方しか知り得ないような興味深い情報もお聞きしましたので、行った甲斐があったと言うのもです。 本日最後に講演された、元「新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員」の方の発表が皮肉に富んだ素晴らしい内容でしたので、そのうち一つをご紹介いたします。それは、『原子力は「令和のインパール作戦」か』です。...
ここのところ、平日は朝7時ちょっと前にNHKローカルの東北地方の天気予報を見ます。バックに流れるギターの曲が心地よいからです。2分ほど東北地方の天気予報を見た後は、そのまま7時のニュースのはじめの部分を観ます。最初にその日放送予定のニュース一覧が出てきます。それで気になったニュースがあれば観るのです。 5月15日水曜日も、いつものように流れで7時のニュースの始まりの、ニュース一覧を見ました。すると、目...
この5月11日(土)に、『新潟の新しい未来を考える会』という団体主催の小出裕章氏の講演会に行って来ました。小出さんの本は何冊か持ってます。彼の書いた文章はこれらの本だけでなく、ネット上の記事も含め、色々読んでいましたが、この講演会では、また新たなさまざまな知見を得られました。 その一つが、東京電力福島第一原発事故の直後に政府が出した「原子力緊急事態宣言」がまだ解除されていないと言うことです。小出裕...
今年の5月の連休(「ゴールデンウイーク」と言う名の交通渋滞エネルギー浪費期間)は開墾作業で始まり開墾作業で終わりました。「開墾」と言うと、大袈裟ですが、雑草の生え放題になった家庭菜園の畑の整備を「開墾」と呼んでいます。 「開墾前」は、まるで野原・・これが畑に見えるでしょうか? 4月30日(火) 我が家の家庭菜園の畑は、昨年は猛暑で9月頃には一部を除き大部分枯れてしまいました。その後、畑の手入れはほ...