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雑草の言葉 https://zassou322006.blog.fc2.com

「経済成長」という名のバベルの塔を高く高く積み上げて行けば、大きな犠牲と共に崩れ落ちるだけ。「経済成長」と言う名の現代のカルトの洗脳から抜け、ゆったり質素に暮らしましょうよ。

環境破壊も社会の破局も根本原因は経済成長信仰です。成長の限界に達した現在でも無理に経済成長させようとするから、無駄に苦しい思いをしてあくせく働かなければならないのです。そんなバカな事するくらいなら、猫のようにその日暮らしをする方がずっと良いでは無いですか!!

雑草Z
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2020/03/17

  • 鬼灯の袋

    固定種の食用鬼灯の栽培を始めてから10年ほどが経ちました。 食用鬼灯の栽培を始めた頃、鬼灯を保存するのに実を覆っている袋が大きくて邪魔なので、袋から取り出して並べて保存していたら、秋だというのに一週間でみんなカビて腐り始めました。
 一方、袋から出さなければ、常温で保存しても10月ごろに収穫した実が、冷蔵庫で保存しなくても、なんと年を越せるたのです。 袋を被っていても、色々な条件によって、数ヶ月...

  • ちょっと躊躇する作業

    4月の半ばに、3日間かけて、農作業の中で一寸躊躇ってしまう作業をしました。 ポットに芽を出して育ってきた苗の間引き作業です。いつも先延ばしして、大きく育ってしまうので、余計間引きしにくくなってしまいます。 13日木曜日の初日は、種子を蒔いたポットを入れたトレイを、同じ種の苗が入っている順に重ねないで並べました。 そしてカボチャとキュウリの間引き作業から始めました。採種した種のカボチャは、他の苗と比べ...

  • ネトウヨレベルの右翼同士の対立

    現在日本は、太平洋戦争に突入した時の状況に似ていると感じ、危機意識を持っている方々がいます。その危機意識にはかなり理があると感じます。私もその一人かもしれません。 右翼と呼ぶのも憚られるような愚かなネトウヨレベルの連中が、自民党内閣の言うところの「敵基地攻撃能力」を日本が持つ事を支持し、武力による隣国への威嚇化を正当化しようとしています。 中国やロシア、北朝鮮(場合によっては韓国も)を敵視して、...

  • 山菜の生えた雑木林の庭

    昨年3月にいただいて来て庭に植えたこごみ〔クサソテツ〕が今年も新芽を出して育ちました。【シダ類の山菜を植える】 昨年の経験から、何もしなくても今年も芽を出すだろうと思っていました。 山菜は強く逞しい雑草のようなものです。一般的な畑の作物のように、肥料をやらなくとも、草取りしなくてもよく、手を掛けなくて大丈夫です。それこそ、本当の自然栽培です。ズボラな私には適しています。そして美味い。

他の山菜...

  • 発芽、次々どんどんと・・

    3月上旬にポットに蒔いた種がなかなか発芽しませんでした。後からプランターに蒔いたミックスレタスが先にどんどん発芽したので、ちょっと焦ってきました。ポットに水をやらなかった日もあったから、種が死んでしまったのかと心配しました。発芽には沢山の水が必要で、発芽の最中に水を切らすと種は死んでしまうのです。ポットに蒔いたタネが全滅したことなんて今までありませんでした。 一昨年暮に苗作り用として作ったサンル...

  • 放射能の消滅処理

    放射性元素の崩壊は、普通、時間のみの関数であり、それを早めて放射能を消滅させることは不可能です。その「不可能」の意味は、現在の科学技術では不可能なだけであって、理論上は可能なのでしょうか?それとも自然の摂理、物理的原理であって、将来的にも永久に不可能なのでしょうか? 原発の導入が検討された当初、原子力を推進する原子物理学者、原始工学者たちによって、「いずれ科学技術で解決する。」と約束されて、原...

  • 茎ごともいで食べる

    茎立菜の、茎がかなり伸びてきました。葉を切って食べたら十分に美味かったので、そうやって食べるのが普通になっていました。しかし、本来、茎立菜はその名の通り、春に茎ごともいで食べる葉茎菜類でした。 茎立菜は会津地方のローカル野菜なので、市販の本にはあまり載っていませんが、野口のタネから購入した『固定種野菜の種と育て方』に、ノラボウ菜が載っていました。ここにコメントを下さるHN 虹さんによると、茎立菜と...

  • ウクライナの二の舞

    ウクライナ戦争が始まって1年以上が過ぎましたが、まだ終息の目処がついていません。国民のことを考えるのなら、お互いに大きく妥協してでも、一刻も早く停戦から終戦に向かうべきでしょう。大多数の一般市民は戦争なんかしたくありません。 このウクライナ戦争に乗じて、日本政府は安保3文書を改定し、防衛費倍増計画を打ち出しました。「防衛能力」が「敵基地攻撃能力」から「反撃能力」に言い換えられ、事実上の先制攻撃の...

  • 空飛ぶ車でまた大きな一歩・・

    TVニュースで、「空飛ぶクルマ」の実用化に向け、国などの協議会が運用の基本的な考え方の案をまとめた云々といった内容を流していました。 これでまた、人類は新たな科学技術の進歩の大きな一歩を踏み出した・・などとは到底思えません。 逆に、これでまた、文明崩壊を加速する新たな領域に足を踏み入れてしまった・・と暗雲たる気持ちになりました。
 安全性や事故のリスク、騒音の問題なども指摘されています。それらも大...

  • 越冬野菜

    ↑畝を覆っていた雪が溶けると、茎立の葉も立って、成長を始めました。 2月末に畑の雪が解けて顔を出した茎立菜の葉が、かなり成長し、茎は立っていませんが、十分に食べられる感じになりました。 ↑かなり大きく育った葉もあります。 3月14日に多めに収穫してみました。 ↑3月14日の収穫 茹でて醤油と和辛子をつけて食べてみたら、頗る美味く、止められなくなって、収穫した分をみんなで一挙に全部食べてしまいました。
...

  • 第三次世界大戦の危機

    僕が最も懸念しているのは世界大戦です。そこまでは行かないだろうと多くの人が思っていますが、最大リスクを考えておくことは悪いことではありません。 現在世界は欧米側と中国ロシア側に真っ二つに別れています。アメリカが世界の警察をやめた事によりロシアも中国も軍事的に動きやすくなったでしょう。そして中国のGDPが2027年でアメリカに追いつく事や軍事力強化の勢いが止まらない事が最大の懸念点です。今中国は乗りに乗...

  • ポットに種を蒔きました。

    自分で種をポットに蒔いて、苗を作るようになって10年ほどです。一昨年、昨年と、ポットに種を蒔く時期が遅れて、4月1日から数日間で蒔きました。その為、定植の時期の5月の連休明けの頃になっても、特に芽の成長の遅いナスや食用ホオズキなどの苗が小さく、苗を人に差し上げるのも恥ずかしい感じでした。そこで今年は、昨年よりも1ヶ月早くポットに種を蒔きました。3月1日に茄子の種、2日には食用鬼灯の種を蒔きました。 ここ...

  • 久々にF1 品種を蒔いてみたが・・・

    記憶にある限り、私がF1品種の種を蒔いたのは、十数年前に、家庭菜園を始めた頃の2、3年間だけです。当時流行っていたミニトマトのアイコは、一袋500円くらいでしたが、その袋の中に、更にインスタントラーメンのスープが入っているくらいの小さな袋が入っていて、その中に小さなトマトの種が十数粒だけ入っていました。F1の種は高いと思った記憶です。 その後、採種しても同じ品種が出来ないF1品種は蒔かない主義にしていま...

  • 金融業者の方々の予測

    ゼロ金利時代の今、銀行に定期預金を預けても利息はつかないも同然ですが、何年も前から銀行に預けっぱなしであった、幾らかの定期預金は、運用する事を考えるのが面倒で、そのままにしてありました。 先日その銀行の新しい担当者という方からのご挨拶と、運用に詳しい方が来るので、ご提案もしたいから来行しませんか?と言う連絡がありました。 資金運用に頭を費やすよりも、作物を作って食糧を少しでも多く自給することの方...

  • 人体は丁度いい発熱体

    〜手動で十分シリーズ4〜 〜寒い時は体温保持〜 記事【人体は、最高の暖房装置】2023-2-17 の続きです。 
 そう言えば、私は、母にはドーピングばかりさせられてきたと思います(ちょっと大袈裟な表現かもです)。子供の頃、母は冬場は布団に電気アンカを入れてくれました。その為、電気アンカはある時期まで、冬場は普通に使うものだと思っていました。勿論、子供のことを思っての事だったのでしょうけれど、その...

  • 今季最後の粉雪かもです。

    会津地方は、いまだ朝の最低気温は0℃以下の氷点下ですが、雪解けは、例年よりかなりはやく進んでいます。昨年は物置小屋の前に屋根から落ちた雪がたくさん積もっていて、除雪して自転車を出したのが、3月半ば過ぎでしたが、今年は除雪なしで2月最後の日には自転車を出して、3月1日には乗りました。道路にも雪はほとんどありません。 北側の屋根の下は積雪が多いのですが、それでも例年よりは遥かに少ないのです。2月28日に出した...

  • 雪下野菜が春の顔を出した

    【雪下野菜】2023/01/17 の続編です。 2月末になって、晴れた日が続き、最低気温は相変わらず氷点下ですが、最高気温が10℃を上回りました。雪に埋もれていた雪下野菜が、1月半ばから1ヶ月半振りくらいに顔を出しました。 茎立菜。1月半ばに収穫して、荒れているけれど、これから葉がどんどん出るとの事。 とても美味いので楽しみです。 茎立菜はこれからが本番で、また新たな葉がどんどん生えて育ってくるようです。この...

  • 規制委員会が規制緩和?

    原子力規制委員会は2月13日に臨時会を開き、原発の60年超運転に向けた新たな規制制度案を、異例の多数決で決定しました。それまでの会議で、委員5人のうち4人が賛成、石渡明委員だけが反対を表明して譲らなかったからです。 現行の原子炉等規制法(炉規法)は原発の運転期間を「原則40年、最長60年」と定めています。原発回帰を打ち出した岸田政権は、昨年12月、再稼働の審査や司法判断などで停止した期間を運転年数から除外し...

  • 朝鮮戦争の実態

    NHKの「映像の世紀」は最も好きなT V番組です。たまにハズレな内容もありますが、十中八九、見応えのある内容です。その中でも、先の1月13日に放映された「朝鮮戦争〜そして核がばらまかれた〜」は、目の離せない、かなり衝撃的な内容でした。 朝鮮戦争は、ドイツと同様に、第二次世界大戦後の米ソ冷戦の代理戦争のようなものだとは思っていましたが、朝鮮半島では第二次世界大戦よりも桁違いに多くの犠牲者が出たのです。そ...

  • 人体は最高の暖房装置

    〜手動で十分シリーズ3〜 〜暖房の基本は体温保持〜 今回は、「手動で十分」と言うよりも、代謝の熱エネルギーで十分と言う主張です。 暖房といえば、最近はどの家でも室内暖房中心になりました。全館暖房の家もあります。確かに西洋型の薪ストーブを家の1階の真ん中あたりに置けば、かなり広く暖房でき、それだけで家の暖房は全部賄える場合も多いでしょう。それは一つの暖房の理想の形と考える方もいるでしょう。北欧な...

  • 安全確保に武器の保有は逆効果

    岸田内閣は、「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」のいわゆる安保三文書の改定を勝手に閣議決定し、敵基地攻撃能力を保有し活用していく方針を明記しました。「敵基地攻撃能力」に代えて「反撃能力」という用語が用いられています。 相手国がミサイル等を発射する前の段階で「攻撃に着手した」とみなして攻撃することや、我が国と密接な関係にある他国に対する攻撃も「攻撃」と見做されることが想定されてい...

  • 寒波でしおれた?

    昨冬の前に、土間に改築した洋間の外側のテラスを囲ってサンルームというか、温室を作りました。畳2枚分より少々広いくらい(130㎝×360㎝)の小さな温室です。昨冬は、頂いたブルーベリーの鉢やワイルドストロベリーの鉢、エシャロットの球根を植えたプランターなどを冬越しとして置いてみましたが、雪にやられずにいい感じでした。 小さな温室、青菜は萎れて・・・2023年1月26日 今年は、それらに加えて、秋に畑に蒔いて余...

  • 同性婚に対する別の観点

    先日、同性婚に関して「隣に住んでいたら嫌だ」「同性婚を導入したら国を捨てる人もいると思う」などと差別発言をした荒井勝喜首相秘書官が更迭されました。今の時代にこの手の発言をした荒井勝喜と言う方は、時代も読めないお馬鹿な方なのでしょう。現在、LGBTをカミングアウトする人は増えていて、高校や大学などの学校でも、普通に受け入れられるようになってきていることを知らなかったようです。 日本で同性婚を容認したか...

  • 贅沢は敵か?

    「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」という標語は、日中戦争から太平洋戦争に突入していった日本政府が、戦争を推し進めるために張ったキャンペーンの一つです。日本政府はこのキャンペーンで、国民に我慢を強いて統制していきました。現代の日本国民は、こんな時代には2度と戻りたくはないでしょう。
 そいうい意味で、戦後豊かになった日本人には、「贅沢は敵だ」という標語は、アナクロニズムの忌み嫌うべき言...

  • お裾分け余話

    1月の記事【お裾分け】の余談です。 お裾分けの記事を書いていたら、小学生時代に多くの友達から柿やグミ、森の恵みをいただいた事を思い出しました、 少年時代、親の仕事の関係で、引っ越して岩手県一関市の小さな官舎に住んでいました。農家やお寺の友人の家に遊びに行っては、その家の柿やチャグミ(「俵グミ」の一関あたりの方言だったようです)の実を採って沢山いただきました。裏山に行ってアケビや木イチゴも散々一緒に...

  • 皮ごと喰らう

    我が家自慢の有機無農薬キウイ 子供の頃、果物を皮ごと食べるのが好きでした。りんごや梨は当然として、みかんや桃でも皮ごと食べることがありました。流石にスイカは皮ごと食べることはしませんでしたが、子供ながらに蜜柑の苦い皮もおいしく感じました。 小学校の先生や母親に、「農薬やワックスがついているから食べてはいけない」と言われても、その後暫くは、気にせずよく皮ごと食べていました。(ワックスは気になりま...

  • お裾分け

    我が家は農家ではなく、庭の家庭菜園もそれほど広くはありませんが、自分の家の庭以外にも2ヶ所借りて作っています。作っている作物の種類は多くはありませんので、何種類かの作物は自分の家族が食べる分以上に収穫出来ます。 勿論主食の米は作っていませんので、自給自足とは程遠いのですが、野菜と果物に限れば、実質、自給自足ができているやも知れません。「実質」と言うと、「実質二酸化炭素排出量ゼロ」などという、今流...

  • 欲しがりましょう、産めよ殖せよ

    先日、NHKの日曜討論を、終わりの方だけ少し観てみました。2023年度の経済などがどうなるかというような内容でした。 出演者は、証券会社のチーフアナリスト、証券会社GM総括本部副会長、経済学の大学教授、連合総研主幹研究員、関西経団連会長という面々で、面白くなさそうだと思った以上にしょうもない内容でした。

 彼らは旧態依然とした経済成長戦略を論じていました。GX(グリーントラストインフォメーション)で、脱炭...

  • 年が明けての銀杏拾い

    今年2回目の銀杏拾いに1月15日(日)に行った喜多方市豊川町の古峰神社。イチョウの大木が目立ちます。 私は銀杏が大好きです。酒のつまみとしても一番好きだと公言しています。 以前は買っていた事もありますが、近年は専ら自分で拾います。(私の場合「拾う」と言う表現はあまり的確ではなくて、実を拾うと同時に種(銀杏)を押し出して、容器に入れるので「弾き飛ばす」って感じです。しかし一応ここでは「拾う」とします。)...

  • 雪下野菜

    昨年の夏の終わり、8月下旬から9月上旬にかけて蒔いた秋野菜の種は、大根、蕪、茎立菜(会津の伝統野菜のようです)です。3つとも、アブラナ科の似たような野菜です。もっと他の野菜の種も蒔くべきだったかな・・・と反省しつつも、この3種とも冬に食べるのには言葉通りの「とっておき」の野菜でした。 当初は、晩秋から初冬にかけての11月から12月、雪が積もる前に収穫しようと考えていました。大根は半分くらいは収穫しまし...

  • 子供は大好き、サイフォンポンプ

    〜手動で十分シリーズ2〜〜電動化の必要は無かった!〜 子供の頃、給油ポンプが面白いとは思いませんでしたか?水が、自らより高いところに一旦上って行ってから、低いところに落ちてくるのです。 小学校のある程度の学年になって、給油を任せられたとき、楽しみながら給油をした記憶があります。多くの子供がそうだったんじゃ無いでしょうか? しかし、最初はどうすればいいのかわからなくて戸惑いました。灯油を吸い上げるポ...

  • 素敵な鉛筆削器

    〜手動で十分シリーズ1〜電動化の必要はあったのか?〜 鉛筆を挟んで押す装置が付いて無い画期的な手回し鉛筆削器 少年時代愛用していました。 上の写真は、私が中学生か高校生の頃買った、手回しの鉛筆削器です。電動の鉛筆削器も売られていましたが、楽に手動でできるのに、コンセントに繋いで電力を使って、電動の鉛筆削器は、無駄な装置だと思っていました。「文明の利器好きの親戚の家に電動鉛筆削りが置いてあって、重い...

  • オーバーシュート

    日本の人口の長期推移/社会実情データ図録 より 日本の人口の長期推移のグラフは遠い過去のデータは推測値でしょう。もちろん、将来のデータも予測値です。推測値も予測値も定量的にはあまり当てにはなりませんが、人口の増減の傾向は、大筋で合っていると考えてもいいでしょう。 このグラフから、大抵の人が読み取ることは、日本は近代、明治維新以来、人口は超指数関数的に爆発的に増え続け、20世紀終わり頃から増加率が...

  • シャローエコロジーでは解決しない

    エコロジー運動には、浅いもの[Shallow Ecology]と深いもの[Deep Ecology]があります。明確な区別、境界はありませんが、浅いシャロウ・エコロジーは、環境汚染と資源枯渇に対する取り組みであり、主な目的は先進国に住む人々の健康と繁栄におかれていると、(ディープ・エコロジー派からは)考えられています。 その根底には、経済成長と環境保全は両立可能という考えがあります。さらには、環境保全のためには経済成長が必...

  • 世界同時不況の根本原因

    新年明けまして、今年は世界同時不況に陥るのでは無いかと懸念されています。(もう始まっているようです。) コロナ禍に続き、ウクライナ戦争が長期化し、エネルギー価格が高騰し、世界同時の経済減速になっています。恐慌にまで発展するかも知れないという危惧と戦争拡大への不安も広がっています。 しかし、2007年のリーマンショックの時には「100年に一度の経済危機」と言われました。それから100年どころか、15年ほどしか...

  • 石油ストーブの退化

    私は、局所暖房派です。家では以前、意識的に炬燵を使い(書斎の机では中学生時代に親に買って貰った電気ズボンも使っていました。)、ストーブは出来るだけ使わないようにしていました。(職場では別です。) しかし、書斎は板張りですし、近年は、家でも畳に座ることがめっきり減って椅子の生活になりましたので、ストーブや暖房付きのエアコンを多用しています。 我が家には、石油ストーブがしばらくありませんでした。ス...

  • 収穫されずに冬を迎える柿

    秋の日本の田舎に見られる典型的な風景の一つに、柿の実がたわわに実った柿の木があります。 それらの多くの実は採られぬままに、冬を迎えます。収穫されなかった実は、鳥などの野生動物に食べられるか、地面に落ちてしまいますが、雪が積もる頃まで落ちずに木の枝にしがみついている実も多々あります。 しぶとく木にしがみ付いて残っている柿の実 昨日、12月22日は冬至でした。この日、隣町からの帰り道、裏道を通り、柿...

  • どちらの効率を優先すべきか?

    『効率』と言う概念に対して人が抱くイメージは主に2つでしょう。 一つは、「熱効率」「(自動車等の)燃費」「発電効率」のように投入されるエネルギーに対して、仕事をするエネルギーに変換される割合です。そこから、同じ仕事をするときの消費エネルギーの少なさという意味になっています。 そしてもう一つの『効率』は、単位時間内にできる仕事の量です。 時と場合に応じて、どちらの「効率」もよく使われていますが、こ...

  • 致命的な急所を晒して、防衛力強化って?

    〜原発利用と防衛力強化の矛盾〜 決断力に欠けると言われる岸田首相が、ときに素早く決断した時は、悉く日本を劣化させているように思えます。特に今年の後半には、本当にとんでもない、亡国のような決断を二つしました。 原発への積極的な取り組みと、軍事防衛費の大幅増額です。この2つの決断は、大きな矛盾を孕んでいます。 原発への積極的な取り組みとしては、1.原発の再稼働2.稼働期間の延長3.次世代革新炉の開...

  • 百姓は元々全ての人々

    「百姓」と言えば、現在は農民を意味します。その「百姓」の語源は、百(=沢山)の姓、すなわち「天下万民・民衆一般」を指す語であったとのことです。則ち全ての人達という意味だったのです。 この事は、歴史的な意味だけではなく、現代社会にも非常に示唆に富んだ意味があるように思えます。 江戸時代の百姓の割合は全人口の8割以上だったといいます。そして、農民以外の人々も農業に携わっていた人が多かったようです。・...

  • 種採りを農業のプロに尋ねたら・・

    茄子の種って、わかりずらいというか、種を採ろうと思ったら難しい感じがしませんか? 数年前の事です。固定種を専門に売っている野口のタネから購入して蒔いた茄子が実って食べたら美味しい品種(真黒茄子)でした。房成真黒茄子・・もっと大きな実が沢山房のように成ったのですが、 こんな写真しか撮ってませんでした_Orz.. 採種して翌年も蒔いて育てようと思い、当時、農業高校で働いていた(農業の先生ではない。)身内...

  • 食糧危機にIMF、WTOなどが共同声明?

    WFPのホームページより 世界で起こっている食糧危機などに関して、WBG:世界銀行グループ、IMF:国際通貨基金WFP:国連世界食糧計画、WTO:世界貿易機関、のトップが今年の春、食糧安全保障における迅速な協調を求める共同声明を発表しましたが、非常に違和感を覚えました。 違和感は、「声明」なので、法的な拘束力を全く持たないという理由ばかりではありません。 それ以上に、それらの組織が、(それら全ての組織...

  • 自然農法の似合う果樹

    日本の農業は、農薬漬けだと言われています。果樹などへの農薬散布も酷いもので、リンゴなどその典型例でしょう。 そんな中で、農薬が必要ないと思える果樹が柿です。柿は肥料も与える必要がない感じで、「自然農」に近い栽培が出来ると考えています。 実際、我が家の柿の木は、もう何十年も無農薬・無肥料です。ただ、私が家庭菜園を始める以前(10年以上前)は、町でアメシロの消毒をしていた時期に、庭の柿の木にも消毒液が...

  • 甘柿が店頭から消えた?

    先日、仙台市に住む友人から意外な話を聞きました。曰く「現在、八百屋やスーパーなどの店では、甘柿は売っていない。みんな渋柿の渋を抜いた『さわし柿』ばかりだ。」 私が「そんな事ねえだろう?」と言ったら、「いや、俺のいく店では甘柿は見掛けたことが無い。甘柿は、個人の家の庭の木になっているのを個人で楽しむだけで、売り物はみんな渋柿をさわした柿だけだよ・・。」 そう言えば、「甘柿を切ると中は黒いことを、...

  • 晩秋の蚊と朝顔

    もう11月下旬、晩秋だと言うのに、家の中では毎日何度か蚊が飛んでいるのを見掛けます。家では暖房のストーブを焚いたのも11月になってからで、結構寒い屋内ですが、蚊が飛ぶのです。 しかしやはり寒いせいか、蚊の飛び方も弱々しく、あまり積極的に血を吸いには来ません。 私は、飛んでいる蚊を両手で潰すのは得意ですが、特にこの寒い時期には、蚊の逃げ足も素早くなく、十中八九潰せます。 11月23日に両手で取った蚊・・...

  • 資本主義は破壊の因子《後編》 〜地球の有限性と貨幣の規模〜

    前回の記事の続きです。前回【資本主義の根幹】では、資本主義が文明崩壊に繋がることが示されました。今回は、その資本主義による文明崩壊をくい止める方法の筆者からの一つの提案です。〜地球の有限性と貨幣の規模〜 さて、この破滅の因子を人類社会から取り除くことは可能てしょうか。私は可能と考えます。方法としてゲゼル主義による、貨幣への制限があります。現代の管理通貨制度によると、貨幣は商品とともに新たに生まれま...

  • 資本主義は破壊の因子(前編) 〜資本主義の根幹〜

    先日の記事【大転換】に、ここの常連のHN guyver1092 さんから 非常に斬新でかつ興味深く面白いコメントを戴きました。
 『貨幣に地球の大きさに関する制限を加えれば、資本主義は成り立たなくなる』 と言うものです。頗る独特で、画期的なアイディアだと思いました。自分もそのアイディアの詳細な内容を是非知りたいと思いましたので、コメント欄にお返事として記事の依頼をしたところ、早速、記事を送って下さいました。その...

  • 民主選挙の大きな落とし穴

    韓国に本部を置くカルト教団と、日本の多くの国会議員、特に自民党との癒着が明るみに出ました。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が、推薦確認書に署名させて、候補者と事実上の政策協定を結んだ・・というとんでもない内政干渉の大問題も起こっています。 これまでも、民主的な選挙には、タレント議員とか、ポピュリズムとか、さまざまな問題がありましたが、カルト教団と自民党が政策協定を結ぶって、政治モ...

  • ネットはなかなか外せない

    晩秋、11月です。農家では夏野菜はとっくに抜いて、来年の為に堆肥を畑に入れ始めているところもあります。 我が家の家庭菜園の作物も、秋蒔きの大根や蕪はこれからですが、その他はだいたい終わりです。 今年は、家から吊るしたネットに蔓を絡ませた作物は3種類です。ゴーヤカーテン、キュウリカーテン、そして四角豆カーテン。明確な区切りはなく、混ざったカーテン状態です・・。 テラスの屋根に残ったゴーヤ(左側)と...

  • 電気代1年間分が当たる?

    先日テレビでしょうもないCMをやっていました。それは、1年間分の電気代が当たると言うものです。 電気代を何kwh分か定量をプレゼント・・・と言うのならば、まだ理解できます。しかし、電気代を1年間分プレゼント・・・とは、その1年間使い放題という事になります。当たった人の中には、きっと、使わなければもったいないと言う人が出て来て、電気を普段よりも沢山使うことになります。 夏場とか冬場の電気の不足が懸念されてい...

  • 大転換 [書評]

    大転換【The Great Transformation] ー市場社会の形成と崩壊ーカール・ポランニー[Karl Polanyi] 著
 東洋経済新聞社 経済学に疎い私は、しかし、市場経済や資本主義というものは胡散臭いものだと、かなり以前より思っておりました。 そんな私が、市場経済社会と資本主義社会の特殊性と病理を論じているらしい本を10年以上前に手に入れて、途中まで読んで挫折しました。 カール・ポランニー[Karl Po...

  • 「自然のタイムカプセル」だって?_Orz...

    『自然のタイムカプセル』とは?地下300mの世界 知ることから始めませんか、高レベル放射性廃棄物のことNUMO[原子力発電環境整備機構] 上記のようなネット広告を最近よく見掛けます。皆さんも見掛けませんか? これは読むに堪えないとんでもない広告だと思います。「タイムカプセル」って、近い将来に掘り出して開けることが前提ですが、高レベル放射性廃棄物でそんな事をしたら大変です。名称の付け方から狂っています。 日...

  • 巨大カエルの卵・・と、思いきや?

    20年ほど前から面識があり、この秋からまた交流を始めた有機無農薬の農家の方(畑をお借りしている方とは別人です。)の家に先日(10月末)に行った時のことです。 彼は集落の農家の中で若手であり、その集落の堤池三つの管理を任されていました。そのうち一つを見に連れて行って頂きました。 その堤池に着くと、彼は時々向こう岸に熊や猪の親子が出没すると教えてくれました。 彼が堤池の取水口を開けて、水路に水を流そうと...

  • 真の右翼、似非右翼

    10年ほど前に一部の右翼の方に一目置くようになった出来事がありました。 それは、3.11福島第一原発事故後に、霞ヶ関の経済産業省前に作られた反原発テント:Occupy霞ヶ関でのことです。 私もこのテントには何度か泊まらせていただいたことがあります。 私は遭遇したことはありませんが、右翼が街宣車などでやって来て、撤去せよと、メガフォンでがなり立てたり、テントの一部を破壊したりして行ったという話は聞いていましたし...

  • 繊維のオブジェ

    突然ですが、この写真の物体は何だかお分かりでしょうか? 家の門のすぐ横の植え込みで見付けて、手に取ってみたら非常に軽く〜竹細工の籠よりも軽くて〜驚きました。 はじめは、畑の堆肥か、冬まで取って置いて、薪ストーブの焚き付けにでもしようかと思いました。しかし、偶然に出来た珍しい自然の造形ですので、とって置いて、薪ストーブの置いてある土間に飾ることにしました。 その植え込みには、昨年9月ごろに種を蒔い...

  • 家庭連合はスラップ訴訟がお好き?

    「世界平和統一家庭連合」が本日また、統一教会の悪事を追求している弁護士とジャーナリスト、マスコミを訴訟しました。家庭連合の弁護士によると勝つ自信があるそうな。[旧統一教会、「ミヤネ屋」出演の紀藤弁護士ら提訴]訴えられたのは、読売テレビとTBSの2局と、コメンテーターとして出演した紀藤正樹弁護士と本村健太郎弁護士と八代英輝弁護士の3人。更にジャーナリストの有田芳生氏も提訴したとの事です。 教団は、番組...

  • 決断と実行??

    自転車で街中を走っていたら、顔写真と共に「決断と実行」と書いてあるポスターを見掛けました。 県の自民党の事務所かなんかの前だったので、一瞬、県議かなんかのしょうもないポスターかなと思ったら、そのポスターの顔写真は、岸田総理でした。そして小さく「暮らしを守る」とも記されていました。 実行力が無く、最も「決断と実行」に乏しいと言われている方のポスターなので、笑ってしまいました。彼が最近「決断して実行...

  • アケビ採り

    私がアケビを初めて知ったのは、小学校3年生の時でした。岩手県の田舎に引っ越して、友達がよくアケビ採りの話をしていて、採って食べてみたいと思っていたのでした。 小学3年生になって、秋にクラスメートになった友達の家に遊びに行って、アケビ採りを散々しました。アケビは種が多いのですが、味はバナナに似ていて抜群に美味しく、すぐに虜になりました。 口に入れて、液だけ吸って味を楽しんだ後、庭に行ってアケビの小さ...

  • 苦しい時の神頼み

    昔、アルバイトの塾で教えていた生徒の大好きだった父親が、ある病気に罹り入院しました。彼女は入院先の病院まで看病で付き添い、色々医療を試し手を尽くしました。 更に神様にお願いに神社仏閣を回ったり御守りを買ったりもしましたが、残念ながらお父様はお亡くなりになりました。 その時彼女は、世の中の無常を悟り、「神様なんかいないという事がわかりました。」という内容の手記を書きました。 辛い現実ですが、これが...

  • 綺麗な秋野菜の花には美味しい実がなった

    毎年10月のこの時期、家庭菜園の作物は、大方終わって、あまり収穫できません。収穫できる野菜は、盛りを過ぎて、枯れずに残って、細々と少し実がなっているミニトマトとかゴーヤくらいです。(木になる柿とかキウイのような果物は収穫できます・・。) しかし、今年は十月でも、しぶとく収穫できる野菜が2つもあります。そしてその二種類の作物は共に美しい花を咲かせます。九月の記事で、作物の花で抜群に綺麗だ・・と思う花...

  • どちらを守るのか?


    「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への解散命令を裁判所に請求するよう、全国霊感商法対策弁護士連絡会が文部科学相や法相などに申し入れました。
 国会内で開かれた野党合同ヒアリングに出席し、「旧統一教会を無くしてほしい」と涙ながらに訴えた橋田達夫さんの証言にもあるように、旧統一教会は、信者からお金を搾り取るだけで、信者やその家族のことなどどうでもいいと考えている団体のようです。宗教団体とも言えま...

  • そこまでロシアの仕業にするか?

    ロシア産天然ガスをヨーロッパに輸送するパイプライン、ノルド・ストリームが9月末に破壊されました。この報道を受け、ヨーロッパのガス価格は更に上昇しています。 ノルド・ストリーム破壊は、普通に考えれば、流石にロシアの仕業では無いでしょう。狂ったプーチンがヤケでやったとか、ロシア内部の反動勢力の一部がやった可能性がないとは言い切れ無いかも知れませんが、ロシアが国家としてやったと考えるにはかなり無理があ...

  • 何でそんなことをするか?

    クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋が、10月8日、大爆発しました。ウクライナの関係者が爆破したであろう事はほぼ確実でしょう。人的被害が出た事は遺憾ですが、実質戦争ですから、そこまでは、仕方ないでしょう。 しかしそのことに関するニュースを観て、とんでも無い事をウクライナがしていると思ったのは、私だけでしょうか? ウクライナは、予め作っていたと思われる爆発記念切手を即発行したばかりか、キーウ中...

  • 元2世信者の会見

    両親が旧統一教会の合同結婚式で結婚した信者2世で、数年前に脱会した元2世信者の鈴木さゆりさん(仮名)が、10月7日に、外国特派員協会で記者会見しました。 非常にしっかりした会見で説得力がありました。長い動画でしたが、両親や教会から受けた酷すぎる仕打ちもあまり感情的にならずに話し、指摘すべき問題点もしっかりと述べ、最後まで一気に観入ってしまいました。旧統一教会の問題点、酷さも十分に伝わる会見でし...

  • 只見線は何故豪雨災害で不通になったのか?

    2011年夏の豪雨により鉄橋が流されて不通になっていた只見線が、全線復旧工事が完成し、今年10月1日に全線運転再開いたしました。実に10年以上振りの再開です。私は鉄道ファンではありませんが、只見線は地元の鉄道であり、子どもの頃、SLが走っていた頃から時々利用していました。 各地でSLが廃止される中、昭和の終わり頃まで普通にSLが走っていたような記憶です。
 それは兎も角、この、前線開通記念運行はかなり大々的に祝...

    地域タグ:会津坂下町

  • ミサイル発射のJアラート

    最近、オオカミ少年状態になっている「北朝鮮がミサイルを発射したというJアラート」が、今朝[10月4日]も鳴りました。緊急地震速報、津波警報、気象警報などのJアラートは、結果的に空振りに終わったとしても、貴重な情報です。避難を検討するべきでしょう。北朝鮮の弾道ミサイル発射に関するJアラートも、オオカミ少年状態になってしまったとしても、ありがたい情報の筈ですが、避難する気にもなれません。大袈裟に恐怖感を煽...

  • 電力不足に原発は不適過ぎ

    今年真夏の電力不足は杞憂に終わり、次は真冬の電力不足が心配されています。それに便乗したのかどうか、岸田首相は、原発の新増設と再稼働の促進などと言っています。 然るに日本の電力の使用量は、ここのところ年々減っています。2020年までの10年間で、12%減少しました。 日本の人口は減り、省エネ技術も進んで、これからますます電力の需要は減っていくでしょう。・・その需要を増やす為に、国や電力会社は、「節電」の表...

  • アフリカはゴミ溜めでは無い!

    〜プラスチックゴミの押し付け〜 20世紀の終わりの頃のことでしょうか?アフリカの道端や農地などにプラスチック(ビニール)袋が溢れて、水も詰まって流れなくなってしまっている映像をTVで見て、酷過ぎるなと思った記憶があります。目を背けたくなるようなプラスチックゴミの山でした。風で飛ばされたプラスチック袋が、「新しい国花」なんて事も紹介されていました。 元々自然に循環する植物由来の道具しか使ってなかった...

  • 迷える資源ゴミ??

    中国国務院は2017年から、海外からの廃棄物輸入を段階的に停止する旨を通告しました。先ず、国民の健康に大きな影響を与える固形廃棄物の輸入を2017年末から全面禁止し、それ以外についても、段階的に輸入を縮小し、2021年から「海外ごみ」の中国国内への持ち込みを全面的に拒絶しました。 当然の措置でしょう。遅過ぎた感があります。 中国に輸入されるゴミ(BSテレ東 より) もともと、中国は、1980年代に国内の工業...

  • 殻を背負っていると潰せない?

    農家の方から、ちょっと耕地をお借りして、作物を植えている畑には、今年はナメクジはあまり発生していませんが、雨が多く降ったせいか、何故か昨年までは観られなかったマイマイが沢山発生しています。
 昨年よく観られたナメクジ、特に外来種のマダラコウラナメクジは、今年はあまり見かけません。マダラコウラナメクジは、普通によくいる在来のナメクジの2、3倍くらいの長さですから体積にすれば10倍〜30倍くらいでしょう...

  • 恥をかくのは内閣と自民党

    国葬反対運動が盛り上がっています。それに対して「諸外国に対して恥ずかしい」という人々がいますが、恥ずかしいのは、彼ら、国葬賛成派でしょう。反対している人々は恥ずかしくないでしょう。 そう、恥ずかしいのは国葬を決めた方々とその支持者だけでしょう。安倍晋三の国葬をすることの方がよっぽど恥ずかしいと思います。 海外にだって安倍と旧統一教会の関係は伝わっている事でしょう。その他に、国葬に反対する人々の理...

  • 参列は政治家の重要な仕事か?

    岸田総理が、イギリス女王の国葬に参列を検討しているとの事。そんなことをやっている暇があるのでしょうか?もっとやらなければならない事が山積みなのではないのでしょうか? 岸田首相に限らず、世界中の首相、首相でなくとも、日本中の政治家は、葬儀参列が大きな仕事と思っているふしがあります。「自らの選挙区内に葬儀があれば必ず参列し、雨ならば、傘を差さず、ずぶ濡れのまま出棺を見送るのが政治家のあるべき姿。」と...

  • 花より団子、でも、綺麗な花

    私は花を愛でる気持ちはあまりありません。だから、十数年前に、庭で家庭菜園を始めた時から、食用の作物以外は、植えていません。(アヤメやスイセン、アサガオ、放射能汚染を知らせてくれるムラサキツユクサは、毎年しぶとく生えてきます。・・自生と言っていいでしょう。)

 わざわざ観賞用の花を植えなくても、作物の花も結構キレイなものです。瓜や西瓜、苦瓜、南瓜、胡瓜などの瓜科の花は、大きさこそかなり違いますが、み...

  • カラスの所為か?

    本日(9月5日)、燃えるゴミを出しに行って、カラス除けのネットの内側にゴミ袋を入れる時にふと、思いました。 「ゴミ袋からゴミを出して食べるカラスが悪いんじゃない・・・燃えるゴミの袋に生ゴミを入れる人間が良くない・・!」 以前、冬に、ゴミ袋を町内のゴミ置き場のネットの中にしっかり入れなくて、カラスにゴミ袋を破られて、中の紙やビニールゴミを散らかされたことがあります。その時は、注意書きもなく、ネットが...

  • 安倍とも訣別しないとおかしいでしょう?

    法的根拠がどうのこうのはよく分かりませんが、安倍晋三の国葬をすることは脱力です。サイコパスの葬式のイメージで気持ち悪いです。モラルハザードにも感じます。スターリンや金正日の葬儀を想起してしまいます。安倍晋三は最後の最後まで日本を落ちぶれさせた感じがします。こんな事を勝手に決めた岸田文雄も、同じ穴の狢である事が確認出来ました。 自民党は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を絶つと訣別宣言を...

  • LNG輸出規制への日本の対応

    ロシアによるウクライナ侵攻を背景に天然ガスの価格が高騰し、オーストラリアでは、LNG[Liquefied Natural Gas:液化天然ガス]の輸出が増え、オーストラリア国内でガス不足が起きる恐れがあるとして、輸出の規制を検討する動きが出てきました。 日本にとってオーストラリアは、LNGの最大の輸入相手国で、LNG輸入量のおよそ4割を依存しているので、規制が導入された場合、影響が懸念されるとのこと。
 2019年度 ...

  • 飛ぶ訓練か、親離れの催促か?

    この夏のある朝早く、向こうの部屋から、ガンガンものを叩く音が聞こえてきました。なかなか止みません。 行ってみると、カラスが屋根の上に居座って逃げないと言います。どんなにガンガンやっても逃げないので、「死んでるのではないか?」との事。 少し前に、もう1匹のカラスと絡み合って、喧嘩で殺されたのではないかと言いました。その相手が、近くの電線から屋根のカラスに向かって何やら訴えて鳴き続けています。 屋根...

  • 民主主義と独裁のパートナー

    前回の記事【歴史の終り】の続編です。 ロナルド・ライトは、
「資本主義と民主主義は必ずしもパートナーではない。」と書きました。私もそう思っていましたが、更にもっと強い表現で「資本主義と民主主義は、パートナーのはずが無い。」と言いたいところです。 民主主義の対義語は、独裁制とか、専制政治とかです。資本主義は、金権主義であり、富豪、資本家による専制政治と言ってもいいでしょう。彼らの営利目的の国家の利...

  • 歴史の終わりと最後の人間

    (原題:The End of History and the Last Man) このタイトルを見れば、人類の滅亡による人類史の終わりの意味と思ってしまいそうですが、・・その方がまだ読む価値はありそうなのですが・・そうではありません。資本主義と民主主義こそ人類の歴史の到達点だという主張です。それも、単なる通過目標ではなく、社会制度の進歩が終結し、ユートピアが実現した社会制度の完成形で、社会の平和と自由と安定が無期限に維持される...

  • 人口圧対策

    〜食料自給率100%の江戸時代の人口対策は現代よりも遥かに本気でシビアだった〜 カロリーベースの食料自給率が40%にも満たない日本の食糧危機に対する備えがお粗末過ぎます。 前回の記事に書いたように、 国連食糧農業機関(FAO)の試算では、地球が養える人口は、1990年の農業生産水準を前提にして、全人類が日本的な食生活をすれば、61億人としています。https://www.og-cel.jp/search/119584...

  • 食糧危機は他国の危機ではない。

    ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴って小麦やとうもろこしなどの国際価格が急騰し、食料危機が広まっていると騒がれていますが、日本国内では、主に食料品の値上げのことが問題視されています。
 アフリカや中東では、飢餓の拡大の恐れがあるために、日本政府は、本年度(2022年度)も、食糧支援としてお金を支出すると表明しました。
 そのこと自体に反対ではありませんが、日本政府も日本人の多くもお気楽な事を言ってい...

    地域タグ:会津美里町

  • 家庭菜園如きで黒マルチ

    私が家庭菜園を始めてから10年以上過ぎました。数年前から、庭だけではなく、多少農家の土地もお借りしてやっています。 まあ、高々夏場に自分の家族が食べる量で、余ったらお裾分けする程度の家庭菜園ですので、プロの農家に物申す事は控えます。
 しかし、私と同じように素人の方で家庭菜園をやっている方の多くには多大な文句があります。 素人で家庭菜園やっている方の多くが有機無農薬でやっている事はいい事でしょう...

    地域タグ:会津美里町

  • 功績

    記事【功罪】の追加補充です。一つの殺人事件、一人の殺人犯が、ここまで社会を浄化の方向に向かわようとしている例を私は知りません。 彼が安倍晋三元首相を殺害した事で、長い間忘れ去られ、いつの間にか沈静化されていた・・・若しくは安倍晋三等によって意図的に封印されていた、旧統一教会、現世界平和統一家庭連合の悪事が、世の中に広く知られるようになりました。 旧統一教会系組織は、2010年以降でも、3000件近く被害届...

  • 技術革新信奉者

    前回の記事【技術革新で解決するのか? 】2022/08/03 の続きです。残念ながら、いまだに技術革新で環境問題が解決できると思い込んでいる方が、普通に世の中に溢れているようです。そんな方々の話を最近何度か聞きました。 ちょっと読書と書き物をしに、時々行っている甘味処に行った時、そこにいた3人ほどの人が、環境問題に関して話し始めました。その方々は、シニア世代と言えそうな感じの方々でした。「地元にも、太陽光発電...

  • 技術革新で解決するのか?

    残念ながら、環境問題、エネルギー問題共に、世界の対策のメインは、技術開発です。 確かに、これまで、技術革新で状況が好転した例も色々あります。空気中への排気ガス、川や海への汚水排出も、一時よりは良くなりました。 しかしそれはあくまで局所的な、若しくは、ごく限られた分野での話です。
 全体的に観れば、環境問題もエネルギー問題も年々肥大化して深刻化しています。

 技術革新で資源の使用の効率が良くなっても...

  • 西洋文明の終わり

    経済成長を公理とした西洋文明は、そのうち(21世紀中に)崩壊すると考えていましたが、私が考えていなかった観点で、西洋文明の終わりを書いている文書を読んで、なるほどと思いました。

 マイケル・ハドソン:西洋文明の終わり
 Michael Hudson:The End of Western Civilizationです。氏が、つい最近中国で行ったスピーチの内容だそうです。 これまで、彼の文章を読んだ記憶はありませんでした。
 愛読している Bill To...

  • 功罪

    「功罪」と言っても、安倍晋三のやったことに「功」なんて見いだせません。だから、追悼番組など辟易して見ませんでした。しかし、最近は風向きが変わったらしく、マスコミでも安倍批判もちらほら出てきたようです。少しはマスコミも自浄作用が働くようです。選挙が終わるまで、安倍の悪行は取り上げないで、美化しまくった事は、とんでもない忖度でしたが・・特に統一教会との繋がりに関して、銃撃犯の山下容疑者が「安倍元首相が...

  • 長しないと日本は破綻?

    巷では、日本は、このまま行けば、膨らんだ借金を支えきれずに財政破綻する。破綻しない為には経済成長しかない・・・と言われています。 経済システムが現行のままなら、その議論はおそらく当たっているのでしょう。先日の選挙も(毎回毎回)「経済成長のためにどうするか」が主要な争点でした。 ただ、「だから何が何でも経済成長を」と言う主張でいいのでしょうか? そこでは、経済成長の為の、資源とエネルギーの浪費、環...

  • 「失われた30年」という貧しい発想

    日本は、1990頃から経済的に「失われた30年」と言われていますが、そんなに大事なものを失ったのでしょうか? 経済評論家・ジャーナリスト・アナリストはこぞって「失われた30年」を分析し、「何故経済成長できなかったのか?」「他の新興国に次々と経済が抜かれてきた。」「このまま行けば失われた40年を歩むことになる」・・等々嘆き、日本政府・企業の「失策」を非難し、危機を煽ります。 要するに「経済成長しなかった事...

  • 森林伐採を止めるのが先

    アマゾンで今年2022年上半期に破壊された熱帯雨林の面積が3750平方キロメートルと、記録的な規模に及んだとブラジル国立宇宙研究所の調査で明らかになりました。➡️CNN ➡️TBSニュース 観測が始まった2016年以降で最大の規模となったとのことです。しかも、1カ月ごとの消失面積は今年に入って毎月、最大記録を更新していた・・とのことです。
 ブラジルでは2019年に、アマゾン開発に積極的なボルソナーロ大統領が...

  • “D”は要らない

    有限の地球で「開発」とか「成長」の名の元に、どんどんと肥大化を続けることは持続可能な筈 もなく、常に「破局の危険」に晒されます。 開発が進めば進むほど、成長すればするほど、その危険性がどんどんと強まります。丁度、バベルの塔を高く高く積み上げるほど、崩壊の可能性が高まり、崩壊の時期が早まり、崩壊の大きさが大きくなっていく事に例えられるでしょう。 SDGs と、それ以前から謳われてきた「持続可能な開発;Sust...

  • 貯蓄から投資へ?

    20世紀終わりの頃から広がった競争原理重視の「新自由主義」が格差拡大を招いて、「一億総中流」と言われた日本も、いつの間にかアメリカのように、格差社会と言われるようになりました。
 岸田首相は総裁選で、格差是正の富の再分配のために、富裕層への増税となる金融所得課税の強化をすると言っていた筈ですが、いつの間にか「分配から成長重視」に看板を鞍替えしてしまいました。岸田首相が掲げる「新しい資本主義」の...

  • 朝顔一輪

    数日前から、母屋のテラスの軒下に朝顔が一輪咲いています。蔓はほとんど無いのに・・・と、思ってよく観たら、しっかり横から地面を張って伸びていました。・・・それでも普通の朝顔よりも蔓は短い感じです。ちょっと萎れかかっています。 この赤紫の朝顔は、何年も前から家の庭に蔓延っています。毎年梅雨前は、畑の畝やその周りに、双葉が出た頃から抜きまくります。・・・それでも、絶滅しないようにと・・・少し抜かずに残...

    地域タグ:福島県

  • グミの実

    私はグミの実が大好きです。最近は〜特に子供のほとんどは〜『グミ』というと、果汁などをゼラチンで固めたお菓子のグミを連想する人がほとんどでしょう。・・そのグミも私は好きです。でも、私の大好きな『グミ』は、木になる『グミの実』です。甘酸っぱくて、渋みがあって、何とも美味いのです。長さ1、2cmの小さい実ですが、マンゴーの実のように、中心部に種が1つ入っていて、その種の周りが寒天質で、そこも非常に美味し...

    地域タグ:会津坂下町

  • 巣作り女王スズメバチ

    今年、3年ぶりに雀蜂がテラスに巣を作りました。 昨日、家族が、テラスの真ん中あたり、昨年暮れに作った苗作りの為のサンルームの出口に雀蜂の小さな巣があると言いました。鉢がいなかったので、今年巣を作ったのか、昨年の巣が残っているのかわからないと言いました。 しかし、テラスの屋根の板は、ボロボロになって穴が空いていたので、サンルームと一緒に昨年暮れに取り替えたので、その巣は今年作っている最中に違いあり...

  • 古の文明崩壊と現代の共通点

    文明崩壊 上 ジャレド・ダイアモンド 著 Collapse How Societies Choose to Fail or Succeed 
 ~Jared Diamond~ 一応上記の本の書評です。しかし、実際は書評という性質のものではなく、本書に描かれている古の文明崩壊の要因が、現代の文明崩壊に非常に通じていると感じたので、その中の特にある部分にのみ着目して書かせて頂きます。
 私は購入した書物の余白に、購入した日...

  • 南瓜の栽培

    「カボチャは、栽培が非常に簡単で、植えて根付いたら、後は、放って置いても育って立派な実がなる。大して肥料をやらなくても味もいいし、長持ちする・・。」って思っていました。その旨、今年の冬に、とあるズームミーティングで話したら、西日本の専業農家の方が、「カボチャは難しい。作ったことあるのか?」と言ったので、意外でした。 丁度、ズームの私の背景には、庭の家庭菜園で作った赤カボチャを映していました。木を...

    地域タグ:会津坂下町

  • 全体主義の巣窟

    例年より少し遅れて、5月の連休明けの頃から、庭の家庭菜園の畝起こしを始めました。畝を全部壊して作り直すのは重労働なので、畝の下の方は残して置いて、畝の上面や側面、畝間の土を、スコップで雑草と共に剥がして裏返して、昨年の畝をある程度壊して、新たな高畝を作り直しました。 ↑畝が完成して、苗を植え始めたところ 毎年、その畝のいくつかには蟻が巣を作っています。土を掘り返した時に蟻がどっと出てきて...

    地域タグ:福島県

  • 馬の尻から馬糞を集める子供

    完全循環型社会の江戸時代のことを調べて、書物にしている石川英輔氏のファンです。彼が江戸時代の生活事情を研究して書いた「大江戸○○事情」シリーズが好きで集めて読んでいました。その他の江戸時代に関する研究の書物も大体購入して読んでいます。 ただ、彼が作家デビューするきっかけとなったというSF小説「大江戸神仙伝シリーズ」はその1冊の最初の方を読んで、つまらなくて途中でやめてしまいました。タイムスリップもは、...

  • 今さらのエコキャップ運動

    前回の記事、【ルール通りにゴミを出す日本人】2022/05/11 に記したように、費用対効果、EPR[エネルギー収支比]が怪しいリサイクルは沢山あります。昔流行った(今でも流行っているのかも知れません。)エコキャップ運動は、その典型例で、「怪しい」レベルじゃなくて、明らかにダメなレベルでしょう。 15年ほど前に、論じた記憶があったのですが、それは私が、他のサイトで見付けて、そこで論じたのであって、ここのサイトで...

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