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【読書】『自分とか、無いから。』と『花とお金』に見えた共通点とは?
先日読んだ『自分とか、無いから。』と『花とお金』。両方とも哲学的な内容だったのですが、共通点を思しきことを思いついたので記しておきます。 個々の投稿はこちら happyrich50s.hatenablog.com happyrich50s.hatenablog.com 『自分とか、無いから。』じゃ東洋哲学の話で、『花とお金』はエネルギー哲学の本。 エネルギー哲学は、この世界はエネルギーの玉でできていて、私たちはその表面にある突起のようなものだと言っています(ちょっと意訳入ってます)。つまり、この世界は実は全てつながっていて、目に見えるものだけで因果関係は把握できないというわけ。 対して、東洋哲…
【読書】『自分とか、無いから。』で生きずらさは解消されるのか?
今日の1冊は『自分とか、無いから。』です。先日の『花とお金』に続いて、哲学的な本に手を出してしまいました。 著者は「田舎の神童」として育ち、東大に合格するも、32歳にして離婚、無職となり、実家に戻り、「一族の恥」とまで言われた経験を持つそうです。これを読むだけで虚無になりそうな経歴。 ただ、その時に感じまくった「虚無感」をどうにかしたいと自己啓発書を読み漁り、それでもダメで哲学書にも手をだし、最後にたどりついたのが「東洋哲学」だったそうです。 私もあまり知らなかったのですが、東洋哲学のテーマは「どう生きればいいか」。そして最大の特徴が「答えがあること」。哲学って答えのない問答を繰り返すようなイ…