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『アリス・クリードの失踪』(09)(2011.5.19.京橋テアトル試写室)冒頭の約10分間、セリフも音楽も一切なく、整然と部屋を改装する2人の男、ヴィック(エディ・マーサン)とダニー(マーティン・コムストン)の姿が延々と映される。ところが、ただそれだけの描写なのに、きっちりと計算された構図とテンポの良さで見る者を引き込む。一体これから何が起きるのかとゾクゾクしてくる。実は2人の目的は、アリス・クリード(ジェマ・アータートン)という名の女を誘拐することで、部屋の改装は彼女を監禁するための準備だったのだ。そして2人はアリスの誘拐に成功するが…。登場人物はこの3人のみ。アリスが監禁された部屋と2人の男がいる隣の部屋だけでストーリーが展開する一種の密室心理劇なのだが、ストーリーが二転三転し、3人の立場もくるくる...『アリス・クリードの失踪』
海外ドラマ「Line of Duty/ライン・オブ・デューティ シーズン6」
ドラマの感想を全然書いてなかったので、年末年始のお休みにちょっとづつ上げていこう。 まずはとうとうファイナルまできちゃったLOD。 ケイトはAC-12を抜け別の班にいるのだけど、ケイトの上司であるジョー・デヴィッドソンにある疑いが持ち上がりっていう展開。 これまでの総まとめって感じで、いろんな懐かしい名前が出てきて、けっこう忘れてる部分もあったので予習してから見たほうが良かったかも。 でもスピード感と二転三転する展開はやっぱ盛り上がる。 ジョーの出自はちょっと意外だったし、複雑なキャラで憎めなかった。(ケリー・マクドナルドの演技も良かった) 一方ライアンの憎々しさは大人になっても相変わらずで色々ムカついたなぁ。 そんで黒幕を疑われるサーウェルの写真がジェームズ・ネスビットなのは同じ制作陣の「ブランニック警部」に出てるからかな? そしてすべてのつながりが最後に判明..