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Chorey-Les-Beaune 2021(Tollot-Beaut)
ショレイ レ ボーヌ(トロボー)ワイン、特にブルゴーニュを飲みつけていけばいくほど生産者に対しての承認は条件付きの承認になっていってしまうのはある程度仕方のないことなのかもしれません。例えばこの畑は上手く作れるがここはイマイチや裾は良いけどグランクリュが駄目など。しかし本来承認に値するのは無条件の承認なはずで、滑っていようが駄目なVTだろうが、出会う全て受け入れて愛しちまうというのが正しい心の在り方なのかもしれません。昔から飲まれている古参の方を見て羨ましいと思うのはそういう生産者を持っている、もしくは出会えたということでしょうか。人によってはそれがTruchotであり、Ponsotであり、更…
Chorey-Les-Beaune 2019(Tollot-Beaut)
ショレイ レ ボーヌ(トロボー)自分の事ではないのですが、市場から払底してきているので、後出しジャンケンにならない程度にさっさと書いてしまいますが、この作り手、多くの人にとってはブルゴーニュブランとコルトンシャルルマーニュが素晴らしい、飲みたい、保有したいだと思うのですが、19のこの赤に関しては凄い品質を作っていると思います。 飲まれた方は既にリピートしながらも市場全体としてはまだあまり気づいていないようですが昨年の10月終わりくらいから同時多発的に起こった最も早い震源地は当方の知るところ2か所あり、1人は中野の中華のオヤジ様、1人は北日本のワイン屋のオヤジ様。2人とも御年70を超える方だと思…
CHOREY LES BEAUNE 2019(Lou Dumont)
ショレイ レ ボーヌ(ルーデュモン)色合いは淡く透明感のあるバーガンディーレッド。 香りはチェリーにベリーの赤系果実、胡椒、ローズヒップ、少しの革に灰色の岩、柔らかい黒土フワリと舞う程度に。芳香性は柔らかくクラス相応。 味わいは透明感があり瑞々しくエキシーでチェリッシュ。亜硫酸は少ないながら危ういナチュラルな要素は皆無で、日本人醸造家19VT購入ワインが妙にナチュラルに寄っていて個人的な連敗記録は、ここで終焉を迎える。笑 味わいも果実と酸味のバランスがよく何の引っかかりもなく抜けていくのでいくらでも飲めてしまいます。雑味のないfemininな果実は一飲シンプルな構成、それ故に酸とミネラルの複雑…