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原題:Anatomie d'une chute/Anatomy of a Fall カンヌ映画祭のパルムドール、アカデミー賞脚本賞などを受賞しているフランス映画。 人里離れた山荘で起きた転落死を巡り繰り広げられる人間ドラマ。 監督はジュスティーヌ・トリエ、主演「さようなら、トニー・エルドマン」のザンドラ・ヒュラー。 サスペンスを期待すると肩透かしかもしれないが、めちゃくちゃ濃厚な法廷劇で見ごたえあり。 裁判を通して夫婦感の亀裂がエグイ感じに暴かれていく展開にヒリヒリ。 そして巻き込まれる息子ダニエルが苦しみながらも事件に向き合い証言するシーンが印象的だった。 ザンドラ・ヒュラーの演技はもちろん凄いんだけど、ダニエル役ミロ・マシャド・グラネール君、そして犬のスヌープ(本名はメッシ)の演技がめちゃ素晴らしかったな。 あと弁護士役のスワン・アルローがなかなかイケてて出..
作品について https://www.allcinema.net/cinema/392747↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。 ・監督(脚本…
アメーバブログ『yutake☆イヴのモノローグ』の 映画記事です。登録・関連TBご自由にど~ぞ♪警告出てブログ訪問できない方ごめんなさい。
話題の「落下の解剖学」を見てきました。以下、ネタバレ沢山ありです。この映画は、フランスの雪深い高地にある山荘が舞台です。山荘では夫と妻と幼い息子の3人家族が暮らしていますが、ある日、夫が山荘から落下して死亡します。事故、自殺、他殺のそれぞれの線から捜査がなされ、最終的に検察は夫を殺害したとして妻を起訴し、以降は法定劇に移ります。ネタバレが過ぎるのであまり詳しくは書きませんが、この事件(事故?)の特徴は、決め手となる物的証拠がなく、かつ人里離れた山荘での出来事であるため、目撃証言などもないということです。このため、検察、被告人とその弁護団、そして証人たちは、断片的な状況証拠に基づく想像、推測そし…
【ほぼ週刊映画コラム】『落下の解剖学』『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は長尺映画を2本。テーマは「落ちる」ということ。裁判劇としての面白さもある『落下の解剖学』世界最弱のサッカー代表チームの奇跡を描いた『ネクスト・ゴール・ウィンズ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1423758【ほぼ週刊映画コラム】『落下の解剖学』『ネクスト・ゴール・ウィンズ』