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大河ドラマ『光る君へ』に、恋に生き、恋心を詠う和泉式部が登場したので、和泉式部について知ろうと思い読んでみた伝記小説『あくがれ わが和泉式部 (ウェッジ選書)…
大河ドラマ『光る君へ』の第30話「つながる言の葉」で、ついに和泉式部が登場しました。 自分の心の正直というのか、恋愛体質というのか、恋に対して行動も、歌も自由…
うたはカラうたです[1251]更々 雨勿零 此昼 何将念 籠而居者さらさらに あめはなふりそ このひるに なにかおもはむ こもりてをらば令和6年8月31日久し…
[1153]吾屋戸 須臾留 甲虫 率令飛不飛 杜尓置家わがやどに しましとどまる かぶとむし いざとべとばぬ もりにおきにけり令和5年7月1日[1152]此野…
[1243]斑鳩 朝開杜 法師蝉 鳴響共 秋香曾為いかるがの あさけのもりの はふしせみ なくなるなへに あきのかそする令和6年8月24日[1244]逝夏 惜…
「紅蓮華もあそぶ」 天日へせり上がりたる蓮の花 ( 村上 喜代子 )和歌三首 ちはやぶる神世は地上に在りしかな 紅蓮ひらく7月の朝 御仏の救い歌ひて開きしは 紅蓮の香の千年のわざ 伝説を知らぬ童も見つめたる 紅蓮あそぶ地上のよろこび俳句七句 紅蓮をゆらせる風はいずこより 泥中に炎ありしか紅蓮のいろ 蓮池はドラゴンフライの極楽ぞ 紅蓮の幽なる光の届く場所 薄明の蓮の花弁を...
「白蓮のひかり」 白蓮の落花は明かり置くように ( 森 高武 )和歌三首 万霊の声なき声をのせたるか 白蓮ひらくひとひらの空 薄明に白蓮ひらく花園に あの人もあの人も連れて行きたし 古への人の知らざる白蓮の 何を願いて蒼天に咲く俳句七句 白蓮の花弁のスジを数えけり 白蓮の花芯の黄金しずかなり 蓮ひらく心と言葉のカタチして 天日を大地にうつし白蓮華 やわらかき朝日に直き...
大河ドラマ『光る君へ』に、恋に生き、恋心を詠う和泉式部が登場したので、和泉式部について知ろうと思い読んでみた恋の和歌『あかねさすーー新古今恋物語 (河出文庫)…
「とめどなく岩清水」 まだ逃げるつもりの土用鰻かな ( 伊藤 伊那男 )和歌三首 山笑う丹沢山の奥沢に せせらぎの音かなでたる歌 ちはやぶる神遊びたる石清水 吾身ひたせば生死こえたり 夢さめて又夢なるか現世に 君の歌いし人の心よ俳句七句 夕暮れの土用鰻の男気よ 人神も羅(うすもの)まといて街をゆく 夏服の後輩汗する遊行寺か 滴りも人を抱きし山静か 音の神の歌とめどなく石...
巻2-[699]わか君は千世にやちよにさされいしのいはほとなりてこけのむすまて~詠人知らず・古今和歌集 7-343吾公者 千代尓八千代尓 細石之 巌戸成而 苔…
「白百合ゆれる」 星の夜も月夜も百合の姿かな ( 闌 更 )和歌三首 泪も笑みも唯に見つめる山百合の 静けき朝の水音の満つ 山百合の前に立ちては振り返る たどりし道の影と顔たち 万年も億年ものち咲く百合の花 人は如何にかそれを歌うか俳句七句 深山に白百合ゆれる眩しさよ 瀬音にも百合の香しみる山の朝 百合ゆれる仙女の幽の誘いに 山神の御宝なりし白百合よ 神はただ遊ぶばかり...
「夏の花売人」 水晶の念珠つめたき大暑かな ( 日野 草城 )和歌三首 たまきわる稲のイノチを賜りて 詩の河辺を歩く朝かな ちはやぶる風鈴ゆらぐ夏社 あまたの願いを見下ろす眼差し 街の灯の静けく光る夏の夜に 花売人の笑みのこぼるる俳句七句 朝おきて麦茶のみほす小暑かな 路地裏でタバコ燻らす大暑かな 土の香を肚におさめて夏の陽よ 色満ちて夏暁の由比ヶ浜 短夜や歴史の裏の裏の...
暑中御見舞い申し上げます ── 盛夏日記 令和六年八月三日(土)
「われても末に」 Canon EOS-1N, EF28-80mm F2.8-4.0L USM, f11, 2s, Ektachrome DYNA HighColor100 お暑うございます。本日は暑中御見舞いの御挨拶を兼ねて、俺がもっぱら滝屋専門にやっていた頃のカットをご紹介してみたいと思う。この滝はR山系T沢に懸かる滝なんだが、このT沢はこの山系で俺がもっとも気に入っている沢の一つで、全部で大小16本の滝(落差5m以上)が懸かっている。この16本というのは、この沢を、今は亡き俺...
ほゆむんこんにちは「ほゆむん」です😊夏休み特別企画として今までご紹介したアプリの中から夏休みの自由研究に使えそうなアプリをご紹介します詳しい自己紹介はこち…
「紫陽花がひらく」 紫陽花に水よりも濃き水の色 ( 今井 尚子 )和歌三首 青深く心潜りて紫陽花の はじけて放つ空を写して さやかなる山の瀬音に蜥蜴あり ピタと止まりて吾を見つめる 夏シャツの襟にのりたる髭面を たれて拝する関帝廟かな俳句七句 沢のおと晩夏の闇へねむり入る 涼風の岩の苔にもやわらかし 紫陽花のはじけて湿る路地の蔭 老鶯の森の朝には君がいない 瑠璃蜥蜴水...
[1097]吾屋戸 物見陰 傾乎 見而今宵毛 晴跡曾知わがやどの ものみのかげの かたぶくを みてはこよひも はるとしぞしる空を見る前に月影で晴れを知る令和4…
下西園紫人梅雨念而作歌[1238]叢雨 少間 乙鳥 低飛乍 夏告家むらさめの すこしのあひの つばくらの ひくくとびつつ なつつげにけり雨は上がったようです「…
🥰ご紹介して人気だったアプリ🥰占いアプリ:イレント・アヴィッシュムの星占い『こどもでも安心して使えるアプリを探してみた 星占い編』 ほゆむんこんにちは「ほ…
[1237]茜刺 昼従霧 鳴神 少響 雨香為あかねさす ひるよりきらひ なるかみは すこしとよみて あめのかそする令和6年6月17日[1234]射干玉 夜盡 …
富士ヒルクライムを詠める右西園紫人富士坂登人乎念而詠歌三首[1231]富士峰 如何人 登鴨 捻路 遠在鞆ふしのねを いかにかひとは のぼるかも ねしけるみちは…
「河鹿笛の歌いしモノ」 冷房車大地の底へ濡れて入る ( 和田 悟朗 )和歌三首 たまきわる夏のいのちの長くなり 太陽の音はらに満ちたり 我儘は詩人の務めと覚えけり 群れの外へと走る鉄馬よ 老鶯の朝陽の森にうたひなば なぜに無尽の喜びありしか俳句七句 サングラス昨日を探せど見つからず 早乙女の死の無き国か泉殿 扇風機まだ見ぬ明日も回りしか 波音に忘我の息の磯涼み 母の...
「風の七耀」 さみだれや天河を前に家二軒 ( 蕪村 )和歌三首 輝ける五月の鏡に額ずきて 天法満つる世を祈りたり この夏に秘すべきモノ明むるモノ数えたり 風の七耀あが身に浴びては 御仏の父母をおろがみ夜が明ける 直き心に座するよろこび俳句七句 夏の雲洋食店の窓の外 月涼し数えきれない想いに降る 吾は誰ぞ問えば名のある夏の風 南風に問えば無名の吾も遊びたり 五月雨や天...
「水面に踊る夏暁」 六月の木の闇に棲みひとを恋ふ ( 文狭夫 佐恵 )和歌三首 ぬばたまの夜座の静けき時の間に 色の満ちたる音の天地よ ちはやぶる弁財天の御堂にて モザイク模様の願い香りぬ 生きる者死に行く者の連なりて 三万年の言霊が抱く俳句七句 波音の肚に響きて夏の日々 学童の笑い歩きて五月の陽 夏来る水の記憶の深さより 六月の雲のちぎれてなお甘し 相模川の水面に踊...
知らない間に投稿してたり知らない間に歌を詠んだりしてるちょっとおかしいところもあるけどまぁまぁフツーだったりするSNSの世界だったらいい現実世界でやってしまっ…
「千年のアヤメの色」 さみだれや船路にちかき遊女町 ( 几 薫 )和歌三首 夏の夜に吾が心琴を見つめいる 荒き音と細き音のその背中 花アヤメの色の理由をおもへども 覚え届かぬ神世ありしか 詩にぎり砂漠の街を歩むれば 温き手を持つ友の笑みする俳句七句 わたつみの眠りあたたむ五月雨か 朝焼けの川辺に座してタバコのむ 円月と踊る女神か皐月波 見つめても見つめてもアヤメの...
「海原に月涼し」 はつなつの竹を叩けば竹の音 ( 藤本 美和子 )和歌三首 海原を月の光のまっすぐに 諸人に沿う静けき秘密よ 泪なき四角き真白き言葉たち 全てを焼きて夜座の涼 冴え冴えと五月の円月あおぎなば 吾が心源に波音の沁む 俳句七句 夏美という女に惚れた三十年前 初夏の月ふねをいざない銀の夜 昨日の無き少年のごとく五月くる 短夜や楽しき事も山盛りに 女と云...
上代語・万葉仮名について自分なりに考察してみたいと思いますご興味の無い方にとっては退屈な話になると思いますので、スルーしてくだされませまずは、あまりにも有名な…
久しぶりに君の夢を見たよ[1185]明日香路 野辺色附 黄葉 偲而宿者 夢所見来あすかぢの のへにいろづく もみぢばの しのひてぬれば いめにみえけり本歌(元…
일본에서 가장 오래된 시가집[만엽집]에 유랴투-천황이 지은 다음과 같은 와카가 있다. 바구지도 좋은 바구니 가지고/ 호믿도 좋은 호미 가지...
急に暖かくなってついに桜が開花した、 という週末に買い物に出かけたところ、 名所の桜を見に出かけた人々の混雑に 巻き込まれてしまった。 みんな他人のことなどお構いなしに 桜が好きなのだ。 この場所ならあまり人が来ない、 という隠れ家的な場所は確保しておきたい。
あまりにも有名な歌です古今和歌集での表記ですあまの原ふりさけ見れはかすかなるみかさの山にいてし月かも~安倍仲麿・古今和歌集 9(羇旅)-406小倉百人一首では…
[1228]足引 一山二山 三山越 五重山所越 久方 雨零敷家 此夕 公住里 宵月 清在可 青丹吉 平城大野 雨雖零あしひきの ひとやまふたやま みやまごへ …
暦の上では夏になってしまいましたが、ブログ休止中に詠んだ春の歌を上げていきます記録用ですのでスルーしていただいても結構ですヨ サイクリング[1116]冬隠 春…
[1225]明日香路 風勿吹 春深 草萌家 今凪日者あすかぢに かぜはなふきそ はるふかみ くさもへにける いまをなぐひはちょっと明日香村まで今日みたいに風が…
恐らく、恐らくですヨ貫之は友則に嫉妬していたか、リスペクトしていたのだろうそう思いますあくまでも私見ですヨ[1224]ことならは さかすやはあらぬ さくら花 …
折り返し点そういう話は抜きにして君とゆっくり話ができたお互いの人となり?を理解するようにゆっくり時間をかけて話し合ったそして帰り道…お互いあれだけでは終れない…
閲覧注意!![1219]春深 共漕往家 片山之 吉尾川路者 弥毛楽毛はるふかみ むたこぎゆける かたやまの よしをかはぢは いやもたのしも片山、吉尾:架空の地…
久しぶりに諒主くんのことを思い出した[1218]夕之雖在 未明寸 西天 人乎不待尓 月舟之逝ゆふされど いまだあけらき にしのあめ ひとをまたずに つきふねの…
会いに行く君に逢いに行く[1214]久方 雨降敷 播磨野 野辺路行 吉備路往 路乎多遠 山霧之 蒙雲 薄往 仰之天 夜干玉 闇夜照 不明寸 朧之月 傾而 明日…
「春のかたみ」 死は春の空の渚に遊ぶべし ( 石原 八束 )和歌三首 空光るさねさし相模の川べりを 詩を担ぎて歩むは楽し 幻想を病と云いし世は滅び 足下に薫る土のよろこび ちはやぶる氏神さまに祈りせば 春の仕舞ひに藤花かほる俳句七句 悪友も良友も知る春の空 鳥の歌きよめて朝の春時雨 旅立ちし春の形見にルビーの色 春雷を待ちて燻らすタバコかな 大山の笑う夕焼け追いかける ...
[1213]朽網山 夕居雲 薄徃者 余者将戀名 公之目乎欲くたみやま ゆふゐるくもの うすれゆかば あれはこひむな きみがめをほり不詳 11-2674閲覧注意…
「勾玉と夏隣り」 旅人の墓に飯供(お)き夏近し ( 角川 源義 ) 和歌三首 晩春の朝の雨にもさやけしは 猫の瞳の直き光りよ 夏を呼ぶ風に向かいて歩むれば 昨日の明暗すべて滅する 故郷は夜空の向こうに在りしかな 花咲く地上で友と仰ぎぬ俳句七句 晩春のルチルに映る吾が瞳 建長寺の門の厚みや春の暮れ 草かげに時空のくずれ春の宵 亡き人の浄土おもへば長閑かな 値上がりし米...
「静けき春の夜に」 大いなる夜桜に抱かれにゆく ( 井上 弘美 )和歌三首 しろたへの春の雲にも薄明かり 江の島岩屋の波音ひびきて 高照らす春暁の陽をおろがみて 世のさきはえを請い祈みまつらむ たらちねの母の泪を忘れまじ 世人を救えと叫ぶなみだを俳句七句 帰り道仰げば高き春の月 静けき夜に春のかたみの句をひねる 天然霊止人造霊止に弥生尽 春霖は彼我の別なき土に沁む 春の...