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金谷酒数 という先人のあーだこーだにどーのこーのとクダをまく その2
<文字落語 ご隠居の話を聞いて月を見上げるマルちゃん の一席> 「酒に別腸あり」で登場願いましたマルちゃんと棒さんの第二弾、「その1」に続きまして「その2」であります。 てなわけで新井のご隠居さんを無理矢理訪ねようというマルちゃんでございますが、アパートを出て路地を左へ左へと回ります。生垣に囲まれて少しばかりの庭もある、通りに面した一軒家の玄関です。おぼつかない足取りではありましたが、マルちゃん、アッというまに着きましたね。 そりゃそうです。お隣さんなんですから。でもけっこう酔っぱらってますね。あごマスクです。 「新井さ~ん。ご隠居さ~ん。呑んでま~すか?」「おや誰かと思ったら裏のマルちゃんじ…
金谷酒数 という先人のあーだこーだにどーのこーのとクダをまく その1
<文字落語 邪馬台国時代の宴会に俳題を求める趙さん の一席> 「酒に別腸あり」で登場願いましたマルちゃんと棒さんの第二弾であります。 実はですね、マルちゃん。コロナ禍の自粛生活の中でなにか趣味を持とうと考えたようでありまして、向いているのかどうか分かりませんが、なんと俳句をですね、始めたようなんですね。 本を買い込みまして、ん~、と独自にひねっていたんでありますが、どうやらネットで探し当てた俳句サークルに入ったんですね。けっこう楽しそうにしておりますんで、棒さんもニコニコ見守っておりましたね。 マルちゃんも楽しそうでしてね、それで、というわけでもないんでしょうけれどもね、ネットでいろいろ買うん…