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花を見るのが好きです。 生け花やフラワーアレンジメントを習ったことはありませんが、今思えば、幼い頃から母が花の名前や季節の実りを教えてくれていたおかげで、自然と花に親しむ心が育まれていたのかもしれません。 私にとって部屋に花を飾ることは、暮らしの中で大切にしたいことのひとつです。寒さで動きたくない日には、先取りして春を感じさせる花。 不安な夜には、闇に灯りをともすような白い花。 上を向きたい時には、すっくと立つ姿の凛々しい花。 暑い日には、水鉢に浮かぶ涼しげな色合いの花。 自分を鼓舞したい時には、はっきりとした力強い花。 花を活けることは、単なる装飾ではなく、その時々の心を映す行為なのかもしれ…
言葉をひっくり返してみる 今、日経土曜版の社会教養欄にある、「言葉のちから」というコーナーを興味深く読んでいる。 現在の執筆者は若松英輔氏。以前「生きる哲学」や「読書のちから」という本を読