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【ところてん】改めて考えてみますと かなり不思議な名前の食べもの
< 軒下の こしらへ滝や 心太 ってさ「しんた」じゃんね「ところてん」って読むの ムリッ! > これは小林一茶(1763~1828)の俳句ですが、「こしらへ滝」っていうところがミソでしょうか。「天突き」っていう例の四角いところてん製造機! から突き出されたところてんが、ザっと流れ落ちてくるところを、人がこしらえた滝みたいだねえ、って句なんでしょう。 信濃で生まれて江戸で暮らした小林一茶ですが、どんな食べ方をしていたんでしょうかね。お好きだったんでしょうかねえ、夏のところてん。 しょう油は戦国時代にはすでにあったらしいですが、一般庶民が普通に使えるようになったのは18世紀ごろっていうことみたいで…