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『東海道中膝栗毛』、子供の頃になぜか夢中になって読みました。
小学生頃でしたかねぇ、なぜか『東海道中膝栗毛』って本に夢中になって読んだ記憶があります。たしかその後にドラマだかアニメだったかやってたかもしれませんが、小説でねぇ。語り口が面白かったのかもしれません。挿絵も浮世絵風でして、そういうのが私の心に刺さったのかもしれません。やじさん、きたさんの二人のトラブルがらみの珍道中。子供心に『いやいやいや、そこはダメでしょ』ってツッコミながらも『でもわかるなぁ』と不思議になってしまう。そう、どこか憎めないし突き放せない。それがこの二人の魅力だろうし、また捨てる神あれば拾う神ありで、周囲もなんとなく助けてなんとか危機を乗り越えていく。で、オチに川柳だったか狂歌だったか。読みながら東海道を旅をしている気分になれたもんです。エピソードはいくつもあり、例えば小田原で『ういろう』を...『東海道中膝栗毛』、子供の頃になぜか夢中になって読みました。
【あっぱれの戯作者】たわむれに詩文を作るのが戯作なんだそうですけど たわむれったってねえ
< 日本で最初の職業作家としては 井原西鶴 山東京伝 十返舎一九 の名前が挙がってます > 江戸時代の識字率は6割ほどもあって、同時代の西欧の国々の3割程度っていう数字を大きく引き離していたってされています。 そういう素地があってこそなんでしょうけれども、娯楽本とはいえ、江戸時代中期からは読書ブームっていうのが周期的に起こっているみたいなんですね。 人気の書き手、商売上手な売り手が作り出したであろう江戸時代の読書ブーム。印刷技術は版画ですね。 江戸時代の本は挿絵入りの戯作(げさく)っていわれるものがほとんど。大人の絵本、みたいな感覚だったんでしょうかね。とにかく、江戸時代の人たちはみんな本を読…
「東海道中膝栗毛」は江戸時代の徒歩旅行記。長距離を歩いた昔の人は偉かった!
1.「東海道中膝栗毛」とは「東海道中膝栗毛」とは、1802年から1822年にかけて刊行された十返舎一九の滑稽本です。「栗毛」とは栗色(黄褐色)の毛を持つ馬のことですが、「膝栗毛」というのは、自分の膝を馬の代わりに使う「徒歩旅行」(テクシー)
箱根と深海魚の旅part9~土山宿と東海道伝馬館3~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「お疲れももた、うたたねその後1」です。 いちんちじ…
駿府城公園は都会のオアシスのような良い公園でしたが、ぐるっと一周したら満足してしまったので、次の目的地に向かいましょう。公園を出て、お堀沿いを進むと、、、浅草のアサヒグループ本社ビルを思い出すような謎のオブジェwなんとわさびでしたー!わさび
今日は風通しのよい場所でも室温は26度を越えようとしている。いきなりの夏日に、重ね着を次々と脱いでいくしかない。歩きも涼しくなる夕方からにしようと思っている。今日は図書の返納期限なので、返本して代わりに1冊借りてきた。その際、「持ち出し持ち込み自由コーナー」に立ち寄ったら、めぼしい本があったので1冊持ち帰った。(グラフィック版「東海道中膝栗毛」)見る限り立派な装丁の本で、価格がないのでいくらのものか判らない。編者は「安岡章太郎」名があり、編集委員もそうそうたるメンバー。(編集委員)ぱらりとページを捲ると凄い内容が展開。随所に名だたる絵師の浮世絵が鏤められている。そもそも、弥次さん喜多さんとは何者ぞと十返舎一九が述べ始める。二人の滑稽な行状を披露して、その原稿料で作者が寝酒の飲み代を稼がせてもらうという魂胆...東海道中膝栗毛
2月初旬に退院してから、寒い日が続いたので自宅で安静にしていた。少しづつ散歩したり、自転車乗ったりし始めた矢先に、またしても再発し再入院・・・昨年の6月以降、…