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親知らずに問題が生じた場合、親知らずの生えている場所に問題がある場合は抜歯処置が基本的な治療になりますが歯が生えるべき場所ではないところに生えているのが親知らずなので一般の歯科クリニックで抜歯ができることもありますが顎の骨に深く横たわっている親知らずや周囲に重要な血管や神経の走行が認められた場合は大きな病院にある歯科口腔外科にて抜歯するのがお勧めです歯科口腔外科は文字通り、お口の外科の専門医で設備も整っているのでより安全に抜歯処置が行えますかかりつけの歯科クリニックにて相談すれば紹介状を書いてもらえると思いますので親知らずに問題が起きている、あるいは起きそうな人は早めの抜歯をお勧めしますなぜ早めに抜歯をお勧めするのか?次回はそのお話しをしていきます親知らず問題(3)
前回親知らずとは何か?どうして痛くなるのかお話ししましたが実は痛みがなくても親知らずは様々な問題を引き起こします1)歯茎の炎症(智歯周囲炎)を生じさせ、周囲の骨、リンパ節、炎症が広がっていくと敗血症や心臓病のリスクも生じます2)隣接する歯の虫歯や歯周病を生じさせ、結果として手間の歯も失う可能性があります3)歯列の乱れを生じさせ、噛み合わせや歯並びが悪くなってくる可能性があります4)嚢胞や腫瘍を生じさせることもあり、より大きな外科処置が必要になる可能性がありますこれらは痛みなく進行することがありますので親知らずがあるかどうか?また、放置しておいて問題が起きそうかどうか?歯科医院で定期検診時にチェックしてもらうようにしましょう次回は親知らずが問題を起こした場合の処置についてお話しします親知らず問題(2)