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蒲郡市上本町にある長存寺は、法華宗陣門流の寺院で、安楽寺、長泉寺、天桂院とともに西郡の四大寺のひとつに数えられています。鵜殿氏は熱心な法華信者で、長存寺は、下ノ郷鵜殿家の菩提寺でした。1445年(文安5年)新潟県三条市の本成寺3世である日存により創建されたとされています。もとは天台宗寺院で実相坊といいましたが、後に法華宗に改宗。1518年(永正15年)に下ノ郷鵜殿氏の鵜殿長存が帰依し、死後長存寺と改称されまし...
蒲郡市清田町門前にある安楽寺は、徳川家康の生母・於大の方の後添えの夫で、上ノ郷城攻めの功績によって西ノ郡(現蒲郡)領主となった久松俊勝の菩提寺です。応永15年(1408年)昭邦上人が堂宇を建立し、本宿の法蔵寺から龍芸上人を招いて創建されました。天正15年(1587年)に久松俊勝が死去した後、住職から伝通院号を受けた於大の方が、2年間当寺に居住しました。寛永7年(1630年)、俊勝の次男で徳川家康の弟にもあたる松平康...
上之郷城、西部公民館を見学した次は、上之郷城の西側にある鵜殿長照の墓碑に向かいました。民家の間の細い道を抜けていくと、墓所があり、その一画に「上之郷城主鵜殿藤太郎長照墓碑」と書かれたお墓があります。鵜殿藤太郎長照墓碑鵜殿長照は、三河国の上ノ郷城主・鵜殿長持の子として生まれ、弘治2年(1556年)今川氏に従っていた父が死去したため、城主を継ぎました。通称は藤太郎。今川義元の妹が生母ということで義元の甥に...
蒲郡駅駅構内の観光案内所でレンタサイクルを借り、上ノ郷城跡を目指しました。上ノ郷城跡を見学する際、城跡近くにある赤日子(あかひこ)神社の西側駐車場を利用できます。この神社は、鵜殿氏の祈願所だったそうです。一の鳥居二の鳥居創立された年代は不明。祭神は、綿積豊玉彦命(わたつみとよたまひこのみこと)彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)豊玉姫尊(とよたまひめのみこと)。三河地方は養蚕の伝統が古くからあり、...