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#はやぶさはのブログ記事
  • 2022/03/15 09:52

    古代歌謡の分析4

    前回は、仁徳天皇の時代にも、于がわ行の「う」を表記する漢字だったということを論じました。そこで今回は、本ブログの「古代歌謡の分析1」で論じた、応神天皇の時代には伊がや行の「い」を表記する漢字であったという結論が、仁徳天皇の時代にも通用するのか調べてみました。次の歌は、仁徳天皇の四十年に、天皇が異母妹の雌鳥皇女(めどりのひめみこ)を妃にするため、異母弟の隼別皇子(はやぶさわけのみこ)を仲人として遣わしたところ、雌鳥皇女が隼別皇子と恋仲になり、皇子の舎人(とねり=従者)たちが詠んだとされるものです。なお、漢字の表記と読みについては『日本紀標註』を、意味については『紀記論究外篇古代歌謡(上)』を参照しました。原文読み意味破夜歩佐波はやぶさは隼は阿梅珥能朋利あめにのぼり天に昇り等弭箇慨梨とびかけり飛び翔けり伊菟岐餓宇倍...古代歌謡の分析4

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