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【ヤマト創世記】謎の日本古代史の暗号の解読【巻向山】【日高と日向】
前回の続き。北緯34度32分のラインについて、巻向山・纏向遺跡・箸中古墳を中心にもう少し詳しく考察。古代日本の国家観、歴史観の理解に重要であることがわかります。#日高 #日向 目次 日の神の信仰・北緯34度32分の精度と意味 ヤマト創世記の精確な太陽カレンダー 古代日本の国家観の形成のこん跡 本文 日の神の信仰・北緯34度32分の精度と意味 www.zero-position.com 前回、北緯34度32分、日の神の信仰ラインについて紹介しました。 ここで少し解説。 日本の国土は北緯20〜45度に位置し、近畿は34〜36度。 緯度によって単位距離が変化しますが、北緯34度における 1分の距離は…
三種の神器・考(Ⅱ)【ヤマト創世記】巨大な二至二分のカレンダー。太陽信仰都市【纏向】
箸墓古墳から見て夏至の日の出は #穴師山。纏向遺跡から見て冬至の日の出は #三輪山。真ん中の #巻向山 から春分・秋分の日の出。古い #ヤマト創世記 の三山は、巨大な二至二分のカレンダーだったと考えられます 目次 箸墓古墳中心から見て夏至の日の出は「穴師山」 纏向遺跡中心から見て冬至の日の出は「三輪山」 春分・秋分の日の出は「巻向山」 二至二分・太陽信仰の巨大カレンダー 本文 箸墓古墳中心から見て夏至の日の出は「穴師山」 【前回記事】 www.zero-position.com 箸墓古墳中心とは「後円部の墓域中心」のことです。 箸墓古墳後円部の麓からの穴師山、巻向山、三輪山。(2023年2月。…
【ヤマト創世記】箸墓古墳とホケノ山古墳を結ぶラインが指し示す古代史【太陽と龍神 三輪の信仰】
はじめに 古墳時代幕開けの前期古墳 #箸墓古墳 #ホケノ山古墳 の墓域中心を結ぶラインは東の #巻向山 を指します。この事実から現段階で推理できることを過去記事を含め整理 目次 箸墓古墳とホケノ山古墳が結ぶライン 二つの古墳を結ぶラインの先に…ヤマト創世記のこん跡多数 纏向にも流れるリョウサン池の神聖な水 巻向の大鳥 水の龍神信仰のこん跡。巻向の「巻」に「己」の字 本文 箸墓古墳とホケノ山古墳が結ぶライン 隠国(こもりく)・土師氏のライン?(数字は過去記事の日付) 以前、箸墓古墳とホケノ山古墳の後円部中心部(墓域)を結ぶラインが、巻向山を向いていることを紹介しました。 www.zero-pos…
はじめに 桜井市観光協会が主催する「#箸墓古墳 周濠を歩く2023」に参加。日ごろ立ち入ることができない西側 #箸中大池 水辺の様子です。#巻向山 目次 箸墓古墳周濠を歩く2023 箸墓古墳 西側周濠 箸中大池の水辺 箸墓古墳から『鳥見』 本文 箸墓古墳周濠を歩く2023 箸墓古墳周濠を歩く2023 カイド先生の解説付きで、纏向古墳群をいくつか見学した最後に、 普段立ち入りができない、箸墓古墳西側の箸中大池の水辺(古墳周濠)を歩くという魅力的なツアー。 ガイド先生のトートバッグのデザインは、箸墓古墳のレーザー測定赤色立体図 写真では、箸中大池の向こうのヘリ、箸墓古墳の周濠を往復しました。 箸中…
はじめに 数年前から紹介してきた史跡をまとめて#ヤマト創世記 #隠国(こもりく)のマップを作ってみました。これを眺めていて忘れられた古代史の点と線が浮かび上がってくることに気が付きます #野見宿禰 #土師氏 #箸墓古墳 #ホケノ山古墳 目次 ヤマト創世記 隠国(こもりく)の地図 野見宿禰 ・土師氏のライン 土師氏のライン? 本文 ヤマト創世記 隠国(こもりく)の地図 この三連休は雨模様で、久々自宅。 時間があったので、ヤマト創世記(弥生時代~古墳時代)の 隠国(こもりく)の地図を作ってみました。 もちろん完成ではありませんが、原始三輪山(もとみわやま、榮長増文氏)も参考に、当ブログ紹介してきた…
【秉田(ひきた)神社】元は巻向山の頂近く 隠国の台地に鎮座していた?古社
はじめに 現在は #秉田神社(ひきたじんじゃ)。古地名に由来し各種史料で曳田、辟田、短田、引田の字。創建は #ヤマト創世 弥生時代の古社で、地元の歴史研究家、榮長増文氏は著作(#原始三輪山)で、元は #巻向山 ~ #ダンノダイラ #隠国(こもりく)の山頂台地に鎮座していたと推理 目次 秉田(ひきた)神社 秉田神社 御由緒 秉田神社 境内 桜井市HP(秉田神社と引田部赤猪子の伝承) 本文 秉田(ひきた)神社 www.zero-position.com りょうさん池(高山神社)に至る桜井市白河(しらが)の道を麓に近いところで(西に)左折した先に鎮座するのが秉田(ひきた)神社。 巻向山から見ると東南…
【水神坐水沼社②】赤い埴土の小川が物語る 隠国の歴史を繋ぐ線【巻向川(纏向川)】
はじめに 三輪山系東の #巻向山 と #箸墓古墳 に代表される奈良盆地東南の #纏向(まきむく)を繋ぐ #巻向川。現代人には遠く離れて見えますが、昔の人たちには一本の水の流れで繋がっていました #埴土 目次 水神社の向かいの湿地帯 赤土の流れ …その後 本文 水神社の向かいの湿地帯 【前回記事】 www.zero-position.com 水神坐水沼社(水神社)前の山道を挟んで少し開けたところの湿地帯。 ご覧の皆さん、枯れ木が微妙に沈んでいるのに気が付きましたか?。私は… 水神坐水沼社前の湿地帯 湿地帯を流れる赤土の小川を撮ろうとして…足がズブズブズブゥ~。両足ともスネのあたりまで沈む、沈む……
はじめに 原始三輪山(もとみわやま、榮長増文氏)に紹介されている #水神坐水沼社(すいじんいますみずぬましゃ)通称 #水神社。遥拝する沼の畔の樹木にしめ縄を通しただけの素朴で原初的な古社の雰囲気 目次 巻向山から水神社までの山道 水神坐水沼社(すいじんいますみずぬましゃ、通称:水神社) 本文 www.zero-position.com 巻向山から水神社までの山道 埴土山入口フェンス。左に続く山道を下ってゆきます 巻向山頂からもう一度、廃車→白石の神庭→りょうさん池西畔を通り、埴土山入口のフェンスまで戻ったら、そのまま大きくカーブする下りの山道を道なりに歩いてゆきます。 巻向山から水神社までの山…
はじめに 埴土山の後 #弓月が岳 #穴師神社上社 伝承が残る #巻向山 頂に。途中の山道に #白石の神域 と云われる由緒不明の環状祭祀場 そして謎の廃車も… #穴師坐兵主神社 目次 真砂土の白い砂と白河(しらが)の地名 白石の神域 謎の廃棄物 巻向山(標高567m) 本文 真砂土の白い砂と白河(しらが)の地名 www.zero-position.com 埴土山の後、山道を南に進んで巻向山(標高567m)を目指します。 山道を歩いていると白い砂が多いことに気がつきます。 白い砂は、風化花崗岩の真砂土(まさつち、まさど)で、巻向山・初瀬山を含む三輪山系の地質が花崗岩層で形成されていることがよくわか…
はじめに 一年ぶりに #原始三輪山 を参考に #隠国(こもりく)探訪を再開。巻向山の北、大和高原からの伏流水が山体の割れ目にあらわれた高山湧水地群の中でも最大の #りょうさん池。日本書紀 天武期にあらわれる #迹驚淵(とどろきのふち)ではないかと考えられています。#高山神社 目次 隠国(こもりく) 高山神社(こうさんじんじゃ、高龗神社) りょうさん池 本文 隠国(こもりく) 万葉集では、隠国(こもりく)は初瀬(はつせ、大和川、特に源流域)にかかる枕詞(まくらことば)。 いにしえを伝える言霊(ことだま)です。 奈良盆地(平野部) くんなか(国中) に対応する、さんちゅうが、こもりく であろうと考…