メインカテゴリーを選択しなおす
以前のブログで、医学部の教育課程で6年制をやめて4年制とし、教養課程なんてやめてしまえという議論を扱いました。いやー、もう滅茶苦茶な議論だとあの時思いましたが、最近日経の「私の履歴書」を読んでまた思い出しました。 1人目は10月掲載の「履歴書」で、住友信託銀行の社長を務め...
「黒田日銀最後の賭け」小野展克著、文春新書、2015年10月黒田日銀最後の賭け(文春新書)小野展克文藝春秋2013年3月黒田東彦日本銀行総裁誕生から2015年夏頃までの日銀金融政策を、日銀の歴史、政治との関係性、黒田氏の経歴とともに振り返った本。黒田氏は以前から「金融政策や財政政策により緩やかな物価上昇を目指す」リフレを主張していたことが、リフレに考え方を変え首相に返り咲いた安倍晋三氏の思惑と一致し、日銀総裁に就任。就任早々、「異次元金融緩和政策を行い、コアCPI(消費者物価指数)を2%引き上げること」を目標とし、いわゆる「黒田バズーカ」を連発しました。黒田日銀に対する評価とその理由については、専門家の間でも意見が分かれますが、自分としては、異次元金融緩和政策を行う一方で、消費税を引き上げてしまったために...黒田日銀最後の賭け
今日付で日銀総裁を退任する黒田東彦氏が、金融緩和の成果で日本はデフレを脱却した!とほざきなすった。 しかし昨年からの急激な物価高騰の原因は、ロシアによるウクライナ侵攻。 不都合は全て無視して、とにかくデフレでなくなりさえすれば成果だ功績だと言うなら、功労者は黒田氏ではなく…...
こんにちは、政府は10日、日銀の黒田東彦総裁(78)の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71)を起用する方針を固めました。黒田氏の任期は4月8日までで、植田氏の任期は4月9日から5年です。国内外の新聞社や通信社が同日夕方一斉に報
~~引用ここから~~GDP改定値、3.5%増4~6月期、大幅上方修正|共同通信内閣府が8日発表した2022年4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除く実...共同通信内閣府が8日発表した2022年4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除く実質で前期比0.9%増、このペースが1年続くと仮定した年率換算は3.5%増だった。速報値の年率2.2%増から大幅に上方修正した。財務省が1日に発表した法人企業統計で企業の設備投資が堅調だったことを反映した。プラス成長は3四半期連続。設備投資は速報値の前期比1.4%増から2.0%増に上方修正。新型コロナウイルス禍で低調だった企業の投資意欲の改善で、デジタル化を背景にソフトウエア投資などが堅調だった。個人消費は1.1%増から...GDP3.5%成長は円安効果ではないか
安倍晋三元首相は半分正解である。 日銀は独立機関ではない。 が、日本政府の子会社ではない。 日銀は米政府の子会社である。 昨日も書いたであろう。 米国は利益担当なのである。 日本は損失担当なのである。 米政府が日米金利に差を付け、ドル高円安を保っているのはそのためであろう。●日銀●...