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作品紹介・あらすじその物件、購入して大丈夫ですか?賃貸に住み家賃を払い続けるのか、ローンを組んで終の棲家となるマンションを購入するのか、決断一つで人生の転機が訪れる。「借金をして家を買おう」。37歳、独身、小説家・猪瀬藍は、中古マンションの購入を決意。夫婦と娘2人の4人家族が暮らす物件を内見し、理想的なマンションに出会えたと契約を結ぶことに。新居での新生活に心躍らす藍。しかし、その先に思いもがけない展開が待ち受けていた・・・・・。マンション購入はその物件だけではなく周りの環境まるごとが自分の世界になるということ。藍の身に衝撃の結末が訪れる。果たして、その物件に手を出してはいけなかったのか・・・・・芥川賞作家が挑む異色のマイホームミステリー。【編集担当からのおすすめ情報】小説家・青山七恵さんが描く、ある小説...本・青山七恵「前の家族」
新聞で著者のインタビュー記事を読み興味を持ちました主人公が受付け係として働くクリーニング店では持ち主が長く引き取りに来ない洋服を「はぐれんぼう」と呼んで 処分を頼まれるのですが主人公は捨てることが出来ず自宅に持ち帰ります 翌朝布団の中で目を覚ました彼女は 持ち帰った衣服を全部 重ね着していることに気づきます そんなへんちくりんな重ね着ルックのまま 衣服に導かれるようにして奇妙な旅に出ます 345ページにわたる長編ですが先が気になってとても面白く読みました 全く想像外の出来事が待っていて 結果的にはダークファンタジーのような… 話の流れとは 全く関係がないのですが セリフの中ですごく気に入った部分があります それは… 「疲れは一生懸命に生きようとする身体だけに与えられる、天からのありがたいお恵み」 「内に...はぐれんぼう/青山七恵を読みました。
移動時間のお供に、今週は、青山七恵『ひとり日和』を読みました。今の季節にぴったりの表紙デザイン。でも、春らしい物語かというと、そういうわけでもありません。 おばあさんと女の子の、のどかに暮らす一年余りの日々を描いた物語です。祖母と孫という関係ではなく、遠