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三河・登屋ケ根城 その1 興味深い遺構が多数残る。絵図と対比しながら見学。長沢三城の一つ
登屋ケ根(とやがね)城は愛知県豊川市長沢町にあります。長沢三城(登屋ケ根城・長沢城・岩略寺城)の一つで、初期の築城は鎌倉末期とも室町初期ともいわれます。東三河と西三河の境目の城として城の歴史が長いので城主、城代が幾度も代わり改修も度々行われたようです。城の歴史が古いこともあって城の名前がいくつもあり登屋ケ根城以外にも番場城・関口城・トカ子城、鳥屋ケ根城、登谷ケ根城などが伝わります。今見る姿は、小牧長久手の戦いのときに徳川家康が改修した長沢城の可能性があるとされます。今回の資料は(1)「愛知県中世城館跡調査報告3」愛知県教育委員会1997(2)音羽町史通史編音羽町史編さん委員会2005(3)三河国宝飯郡誌(4)浅野文庫「諸国古城之図」(三河宝飯トカ子)広島市立中央図書館所蔵などです。なお(4)の絵図は広島市立中央...三河・登屋ケ根城その1興味深い遺構が多数残る。絵図と対比しながら見学。長沢三城の一つ