メインカテゴリーを選択しなおす
筆者の長男は現在17歳。4月からは高校3年生になります。 通信制通学型の高校に通い、楽しく日々を過ごしています。 WISK-ⅣというIQテストを受けたのが5歳4か月ごろのことだったでしょうか。 結果はでこぼこの大きさからADHDと自閉症スペクトラム(ASD)と診断を受けました。 全検査IQ(FSIQ):128 言語理解指標(VCI):99 知覚推理指標(PRI):78 ワーキングメモリー指標(WMI):69 処理速度指標(PSI):109 今見てみると、当時はこのような結果でした。 「長男くんの頭の中は、非常に混乱しています。知的な遅れはありませんが数値に差がありすぎて、できることとできないこ…
発達障害や自閉症スペクトラム症の子ども・大人は、周囲のひとの理解やフォローが欠かせない障害です。 今、高校2年生の長男が4歳のとき初めて発達障害児の子育てについて教えてくれた医大のお医者さんは、『スモールステップ』と『事実の肯定』が何より大切だと教えてくれました。 『スモールステップ』とは? 目標を小さく・低く設定し、一気にゴールを目指さない発達成長を言います。 例えば、ゴールが「到着時間に遅れず出かける」だとしたら、 間に合う時間に起きられたらOK! 身支度、食事を手伝ってもらいながらもできればOK! 間に合う時間を意識し、時計を見たり、家を出られたらOK! ゴール.遅れずに目的地へ到着でき…
長男は1歳半検診のとき、 「ちょっと様子を見ましょう。半年後に来てください。」と保健士さんからおはなしがありました。 名前を呼んでもこちらを見ない 話しかけても反応がない 同年代の子どもへ関心がない おもちゃで遊ぶというよりは並べたり色分けするなどしている そんな気になる姿がありました。 保健士さんの予想とわたしの感じていた違和感は同じだったようです。 けれど、まだ年齢が小さすぎるので、成長を見守りましょう。ということで、3歳児検診や就学前検診まで様子見となりました。 3歳児検診では、色々な悩みを伝えたのですが、丁度次男が生まれたばかりだったので情緒が不安定なのかも、もう少し様子を見ましょうと…
発達障害の子もそうでない子も、小さなころに絵本をたくさん読んであげましょう。 0歳からでも絵本は楽しめます。 反応がなかったり 絵本に関心を示さなかったり ママやパパの独り言になっちゃったり 絵本をめくりたがったり 破ろうとしたり ママやパパから取り上げようとしたり 噛んだり・舐めたり ぜんぶ大丈夫。 子どもはママやパパの絵本を読む声を、聞いていないようで聞いています。 なぁんだ、見ないんだね……とやめてしまわないで。 見ていなくても読み続けましょう。 大好きなママやパパの声は、子どもに必ず届いていますし、心に残ります。 わたしも長男が0歳のころから毎日3冊~4冊くらい絵本を読んでいました。 …
4歳は、幼稚園や保育園に通っているお子さんなら年少から年中クラスでしょうか。 社会のルール、人との関り、生活面の自立、言葉や会話の発達、知的好奇心の成長と、様々な姿に日々驚いたり、うれしくなったりしますね。 ママやパパとも難なく会話ができたり… ちょっとしたお手伝いができたり… 下の子の面倒を見てあげたり… できることが急に増えてくるでしょう。 5歳から6歳は、年中さんから年長さんの年齢ですね。 大人を介さなくても子ども同士であそびを広げたり、知的好奇心が高まり自分の興味のあることを追及したり調べたり練習したりする子どももいます。 また、集団生活をする上でどうすることが気持ちよいことなのか、ル…
発達障害や自閉症の子どもと向き合う|持続的な関わり方の大切さ
発達障害の長男は、ADHDとADS(自閉症スペクトラム障害)を併せ持つ子どもです。 小学校までは時折暴力もあり、毎日関わり方に悩みながら、成長や長男の感情に合わせた新しい言葉かけや関わり方をするように、心がけていました。 長男の小学校の頃の様子はこんな感じ… 人との関りがうまくできず自分のことばかり話す 感情のコントロールや言葉で表すのがうまくできず包丁やカッターなどを持ち出す 得意と不得意、興味の有無の差が大きく、勉強が少しずつ理解できなくなる 視覚優位なので何かに夢中になっていると(特にテレビ)返事をしない・話を聞けない 友達とかかわるよりも一人であそぶのが好き(人との関りをあまり求めない…
自分を客観視し人に頼ることが自立とゴール|発達障害児の子育て
現在高校3年生になる長男は、発達障害(ADHD)と自閉症スペクトラムを持つ子どもです。 初めて診断を受けたのは5歳のころ。そのときから、投薬をしました。 お薬の内容は、ストラテラ・エヴィリファイ・インチュニブなどの薬を始めたと記憶しています。 少しでも生きづらさを減らすため 周囲と本人の困り感を減らすため 集団生活を過ごしやすくするため そんな理由からお医者さんに勧められ、納得の上スタートしました。 投薬については賛否両論ありますが、長男とわたしたちの生活にとってはスタートして良かったと思っています。 小学校入学前の11月から投薬を初め、4月に入学。 特別支援クラスを希望し、普通クラスへは通級…