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【足立区散歩その5】江北3丁目・堀之内2丁目エリア!薬王院、閉校予定の江北小学校、足立堀之内公園に見入る!
2022年2月3日、前回の記事からの続きです。上沼田北野神社のすぐ側にある、薬王院(江北3-18-22)へ。創建は、元禄年間(1688~1704)、開山は乗禅法印で宝永三年(1706)の寂と伝わる。門前にある庚申塔三基は、中国の道教の影響を受けた庚申待という風習を継続した記念に建てられたものである。薬王院の元禄十年(1697)銘の庚申塔には直右衛門を初めて押して十六名の名前が刻まれており、多くの人々が集まって庚申待をしていた...
街歩きをするようになって知った「庚申講(こうしんこう)」なので、思い入れが深く、「庚申待」を3年18回続けた記念に建立された「庚申塔(庚申塚)」を見つけたら、当ブログで紹介するようにしております。💡庚申講とは江戸時代の民間信仰の一つ。六十日ごとに講中が集まって念仏を唱え、長寿を祈る行事で、その信仰の対象として庚申塔が建てられ、表面には青面金剛(しょうめんこんごう)、天邪鬼(あまのじゃく)、日月、三猿などが彫られた。講はのちにレクリエーションの場に変わっていった。(参考:東京都渋谷区設置の説明板)今回は2つの庚申塚をご紹介したいと思います。まずは東京都中野区南台4丁目にある「一本松の庚申塚」であります。説明板によると、こちらの庚申塚の縁起は2つあるようです。1つは地元の方の間に残る言い伝えで、明和年間(1764~...杉並・堀ノ内の庚申堂と中野・南台の庚申塚