メインカテゴリーを選択しなおす
最近は、年単位での古気候復元が可能です。※中塚武/気候適応の日本史 人新世をのりこえる視点(p92-93) 吉川弘文館 歴史文化ライブラリー544/2022.3.1上図は、古気候学がご専門の、中塚武先生(理学博士)の著書からです。見開きページをスキャンしたので。見難いとは思いますが、ご了承下さい。中部日本の森林で、樹木年輪を調査して得られた過去2600年の復元図です。樹木年輪から、古気候を復元する研究は、海外でも行...
南林山 普門院 蓮花寺(れんげじ→神奈川県川崎市高津区久末)は、室町時代の応永年間(→1394年~1428年)に僧の頼意法印が開山したと伝わる真言宗智山派寺院です。戦国時代には戦乱で寺が荒廃したようですが、徳川家康の関東入封後の1596(慶長元)年に小田原北条氏とともに滅亡した世田谷吉良氏の旧臣森弥五郎が中興に尽力したようです。江戸時代には、本山・末寺の制により致航山 感応院 満願寺(→東京都世田谷区等々力3丁目)の末寺とし...
【1791年に起こった出来事】 日本の1791年に起こった出来事がなんだか分かりますか。殆どの人が小学校か中学校の時、歴史で習ったはずなので、覚えている方が多いかもしれません。ちなみに、私は思い出せませんでした。 それは江戸時代に行われた三大改革(幕政改革)のひとつで、時の老中松平定信が主導した寛政の改革です。今のここ最近の出来事にまるでそっくりな事が起っていた時代でした。 今のような温暖化のよう...
老馬鍛冶山不動尊(ろうばかじやまふどうそん)は、神奈川県横浜市都筑区中川にある旧大山街道沿いにある不動尊です。本堂には大日聖不動明王が祀られています。境内には稲荷社があり、神仏習合のなごりを残しています。本堂に続く石段の脇には「霊泉の滝」と呼ばれる滝つぼがあることから、江戸時代には老馬鍛冶山不動尊は「滝不動尊」とも呼ばれていたようです。とくに江戸時代中期の老中田沼意次(たぬまおきつぐ)政権下の1782(天...