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海外から入って来た使役犬というのは 求められた作業に合致するように交配を重ねて作り上げられた犬たちだが 日本の使役犬と言ったら 狩猟とか番犬という 言わば原始的な作業に代表する犬たちだ。 国土が平坦が少なかったから 牧畜とかが発達しなかったということが大きいのだろうけれど 人間が自然を弄繰り回して都合よく生産を上げるということがなかったのは 古来からあった稲作だけで地形的に目いっぱいだったとい…
狩猟採集社会の(一つの)集団は、同じ価値観を持つことを当たり前とされ、秘密を持つことを許されない社会であったと考えられる。 自分だけの考えを持つことは否定され、全て、オープンにして生きなければならない時代だった。だから、何も隠せないし隠さない。
屋敷に入る導入路となっている二項道路が始まる 坂之下にある大きな桜の木。 リンゴのような白い花を咲かせるサクラだが 割と太くてボリュームがある木なので 道路の電線にかかりそうだったりする。 数日前隣家のご主人が その桜の枝が電線にかからないようにと 太枝を切り落としていた。 それを干しておいて いい加減乾燥したところで燃やそうというのだろう。 今朝、切り落とされた太枝の切り口を嗅い…
先日火災保険の更新のために 保険会社の営業の方がみえた。 書類にサインしていたら 自分の手がふとにおい あ、イノシシ肉を扱った残り香だと解った。 臭くてごめんなさいねと断ると そこからジビエ談議に。苦笑 その方が イノシシの肉って結構軟らかくて 余分な脂が無い分さっぱりしてて健康的ですよね?とおっしゃる。 ほんとそう。 さすが地元の方だわ。 大網なんかだったら そんなこと知らない…
イノシシの解体をお手伝いして 沢山猪肉をいただいたので 火鉢で拳骨を焙ってジョシュに与えるも ピチピチ舐めてるだけで齧らない。 まぁそうだろうなと ジョシュの目の前に拳骨を差し出して 咥えろ!と一言コマンド発すると ガッツリ咥えこんで やっとこれは美味い物だと解ったらしい。苦笑 しかしその後も齧り方がお上品で 骨についている肉をこそぎ取れずにいたので しょうがねぇなと 一口分ずつ取り分けて…
先週土曜日に手根管症候群と言われていた右手首を切開してきた。 切ったらしばらくは力仕事は無理だと思っていたので その前にとやることが沢山有って そのうちの一つがイノシシ用箱罠の機材の移動と設置だった。 二個お借りしたうち一つは大家さんの機材庫脇で仮組してみたままになっていたから それを解体して 敷地の入り口にあるスペースへと組みなおした。 後の一つは まだ設置予定の場所が整っていないので …
元気が足りない今のオババは 自分がやりたいことがなかなか進められないことが 結構なストレス。 思っていることが思うように捗らないから やるべきことやりたいことが溜まってしまう。 そんな中 自分が丹精込めて育てたというほどの事もない ほったらかしでも育ったとか 元々大家さんが植えていたものからの収穫とかが続いていて 土があるって嬉しいことだなと ちょっと心ウキウキな一週間だった。 体調の具合…
最近は、年単位での古気候復元が可能です。※中塚武/気候適応の日本史 人新世をのりこえる視点(p92-93) 吉川弘文館 歴史文化ライブラリー544/2022.3.1上図は、古気候学がご専門の、中塚武先生(理学博士)の著書からです。見開きページをスキャンしたので。見難いとは思いますが、ご了承下さい。中部日本の森林で、樹木年輪を調査して得られた過去2600年の復元図です。樹木年輪から、古気候を復元する研究は、海外でも行...
松前藩による「禁農モデル」という学説があります。アイヌに農業を禁止したという、単純な主張ではなく。アイヌが農業に挑戦するのを禁止した、という内容なんです。禁農モデル 深澤(1995)アイヌ社会においての農耕文化は擦文文化期以後アイヌ社会内の欲求により常に進展していたと考えられるにもかかわらず、「意図的なイデオロギー」によってその動きが禁止されるという、人為的行為によって阻害された結果、実践的な折...
アイヌは平等でも平和でもなかった。 アイヌについて少し学んだ人なら、 彼等が嘘を吐いていることが判ります。 実際、酋長は数十人の妾を囲っていたし、 部族間抗争も激しかったですからね。ただ、どこも事情は似たようなもの。狩猟採集社会は平等で平和とか、幻想。……さて、先ずは平等社会か否かについてです。 ※漢数字⇒アラビア数字 狩猟採集民がぞっとする実例を提供している。男女のあいだで利害の対立が生じた場合...
アイヌ女性も簡単な畑仕事をしていました。種を蒔いて芽が出るのを待つ、といったかな~り初歩的なものでしたけれど。……育てていたのは、ヒエ・アワ・キビ・ムギ・ソバ・ダイズ、等々。空いている場所に種を蒔いて、それ以上の世話はしません。雑草も抜かない。ベースが狩猟採集なので、使わない草木を刈り込むという発想がないんです。こういった状態ですから、当然、アイヌを農耕民に数えることはできません。生業の中心はあくま...
人間が暴力を好むという誤解 1924年に 南アフリカ共和国 北西部のタウングという村の近くで、鉱山労働者が類人- 日常の生活を科学する https://tisikinosono.com/did-prehistori-man-love-conflict/