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【安心感の研究】ダブルバインド:二重拘束 もしも国の政治にダブルバインドが現れたら 引き起こされる大規模な無関心
ダブルバインド:二重拘束 ダブルバインド:二重拘束は、意図的あるいは非意図的に相手を自分のコントロール下に置こうとする時に現れます。 会社の仲間や友人関係、家族の中で現れがちです。これらは面倒ですが、影響範囲はある程度制限されています。 深刻なのが、国が国民に対してダブルバインド:二重拘束をかけてくる場面。 政権が、なんとかして国民が協力してくれる体制を作りたい、だからと言ってハードな方策は無理。そんな時にはダブルバインド:二重拘束が現れがちです。 国が国民にYesと言いながらNoのメッセージを出す場面を考えてみます。 例えば政党が選挙公約を掲げながら、政権を取った後にあれこれ理由をつけてなか…
【安心感の研究】ダブルバインド:二重拘束 職場での出現例 割と面倒臭い
ダブルバインド:二重拘束 ダブルバインド:二重拘束の場面は、職場でもよく現れます。そして結構面倒なことになります。 会社に入って、すぐにこんなことがないでしょうか。 入社式で集められて、社長からのメッセージを聞く。その話の中で「諸君の若々しいアイデアを積極的に提案し、積極的に実行してほしい」と社長が言ったとします。 それを聞いた新人が、職場に配属された時に上司にどんどんアイデアを提案します。 しかし、どれも上司には聞き入れてもらえません。「まだ君は会社のことを知らないから」とか「他の部署との調整が必要だから」とか「今までやったことがないのでやり方から考えてみて」とか言われます。 この場合、社長…
【安心感の研究】Yesと言いながらNoのメッセージ ダブルバインド:二重拘束に要注意
ダブルバインド:二重拘束 普段、話をしている時に、口ではYesと言っているのに、微かに気づく程度にNoのメッセージを出している人がいます。その人と話していると、言葉通りであればYesと受け取ってよさそうなのですが、話終わってみるとNoというシグナルも同時に出されていたので、結局YesかNoかがわからなくなってしまう。そういうことはありませんか? これは、YesでもありNoでもある、あるいはYesでもなくNoでもないと明確に示されている場面とは違います。よく似ていますが。 言葉では明確にYesと言っているのにも関わらず、その人の顔つきや態度がNoというサインを出している、とか、やってくれという指…