メインカテゴリーを選択しなおす
「平家物語 あらすじで読む源平の戦い」 板坂耀子 物語の構図
こんにちは、暖淡堂です。 平家物語、何度か通読しています。 読むたびに発見があります。 一生の間に、何度も繰り返して読むのでしょうね。 で、今回読んだのが「平家物語 あらすじで読む源平の戦い」。 タイトルはこう書かれていますが、内容はあらすじどころか、物語を構図化しての理解の仕方を提示してくれている研究書でもあります。 平家物語の登場人物や大まかな流れが頭に入っていると、とても楽しめると思います。 この本は決してあらすじを紹介するような本ではありません。 そうではありますが、僕はこの本をとても面白く読みました。 書かれた板坂さんも、「平家物語」が好きなのだろうな、という感じが溢れていました。 …
ヤマボウシの「源平」(ゲンペイ)という品種です。白花と紅花を咲き分ける品種で、樹が若いうちは白花が目立ち、成長に従って白花がピンクに変わります。今はまだ鉢植えで、7号鉢で、樹高70cm余りです。昨夏の猛暑が原因か?今年は蕾が1個だけでした。5月中旬、苞(ホウ)の開き始めは黄緑色でした。5月末、苞の色は白に変わりました。中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い苞を白頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえた命名です。6月上旬、小さな花の開花です。6月中旬になると、苞の色が白からピンクに変わって来ました。残念ながら、この後、突然枝折れして花が枯れてしまいました。鉢植えのヤマボウシ「源平」
【読書記録】八切止夫 「新説・源平盛衰記」 平氏はどこから来て、どこへ行ったのか
八切史観による書物を初めて読みました。独自な歴史観で、教科書に書かれているように歴史を理解している人には若干抵抗があるかも知れません。しかし、教科書も、定説とされているものを選んでいますが、その定説も覆されることがないとは言えません。柔軟に理解していることの方が大切かも知れません。 八切さんは決して源義経がジンギスカンだったとは言っていません。その部分、心配された方、ご安心を。戦前、戦中になされた情報操作などにはむしろ批判的です。 ではありますが、珍説、奇説とされかねないことも多く書かれています。軽い調子で書かれていて、どちらかというと定説を信奉していて、考え方が膠着している人たちへの警鐘のよ…