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ネットでインプラント治療に関する記事を見てちょっと気になったのでコメントを、、、インプラントの手術方法として通常は歯肉を切ってフラップ(歯肉の開いた弁)を作り、骨を露出させてインプラントを埋入して再度傷を縫い合わせます歯周病の手術なども同じ手順で、とにかく歯肉を切開して開くことをフラップ手術と呼びますところがネット上だと「切開したり縫ったりしなくても歯茎の上からインプラントを埋入すれば出血や痛みも少ないですよ!それが最新の治療ですよ!」などと書いてありますなんか良さそうに思いますよねでも、歯肉の上から穴を開けてインプラントを入れれば手術の後、歯肉に穴が開いていますそこから感染の危険性がありインプラントの成功率は下がりますフラップ手術は後で傷口を閉じるので感染の危険は逆に少ないです痛みは歯茎を切るか穴を開け...インプラントのフラップレス手術は安全で痛くない?!
前回に引き続きインプラント治療のための新材料のお話です基本的に皆さん歯を抜きたくないですよね特に痛みや症状がなければなおさらですよね歯周病でグラグラになって患者さんが諦める時には歯の周囲の骨はほぼなくなってきていますそして入れ歯やブリッジは避けたいとの思いでインプラントを希望されるのですがインプラントを入れるためにはしっかりした骨が必要ですその骨を作る手術を骨再生誘導手術、通称GBR法と言います顎の骨の上に人工の骨や骨を移植するのですが、そのままだと歯ぐきなどの組織が入り込んできて骨になりません骨の方が再生スピードが遅いので骨ができるまで他の組織が入り込まないように膜で遮断する必要がありますこの膜のことをメンブレンと呼びかなりの種類がありますが厚労省の認可のインプラント治療の膜はありませんでした今年になっ...待望の国内初認定!骨を作る為の膜
母校である愛知学院大学歯学部インプラント科の村上教授が大阪に学会で来られていたので会食してきました以前よりインプラント治療に関する貴重なアドバイスをいただきお世話になっておりますが今回もインプラント最新モデル、新しい人工骨、最近のトレンドなどを忖度なしに教えていただきましたインプラントに限らず新しい医療材料は基礎実験を経て大学病院で患者さんの同意を得てまず試験的に臨床に使用しますその結果が良ければ厚生省の認可がおりて製品化されてやっと購入可能になりますなので大学病院では開業医よりも新しい材料の情報が豊富に蓄積されていますインターネットや書籍だけではわからない実際の使用感や効果や予後を忖度なしに教えていただけることはとても有益ですそれに明石沖の太刀魚と淡路島産の玉ねぎはとても美味しかったです食材も情報も産地...食材も情報も産地と鮮度が大切!