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明けましておめでとうございます今年の干支は蛇ですがヘビに歯はあるのでしょうか?実は2本大きな牙の様な歯があり、ものを噛む目的ではなく攻撃に特化した役割を持ちますマムシやヘビなどはその歯の中に毒を注入する牙がありそれで相手を倒して丸呑みします捕食するために歯を使っているので食事に使っているといえばそうなのですがかなり用途や形態が他の生物と異なっており興味深いですちなみに絵にも登場しているクマは人間と同じ雑食性なので人間と同じように奥歯と前歯が存在します歯は食べる方法や食べるものの種類に合わせて進化してきましたそんな長い進化を経て今の私たちの歯の形があります今年も歯をしっかり守っていきましょう明けましておめでとうございますヘビの歯について
先日申し込んだ第51回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会のWEB視聴が終わり試験にも回答して修了証をいただきました今まで会場まで行って一日かけて講演を聞いていたのが自分の空き時間に好きな場所で視聴できるというのは本当にありがたいですしかも今回の講演された先生方も実力も内容も素晴らしくメーカーの宣伝用講演とは一線を画した非常に有益なものでしたインプラントをしている歯科医師ならこれを聞いておかないと!といった感じです患者さんには学会参加している先生はインプラント治療に関する最新の正しい情報を持っていることを知っていただきたいと思いますgoogleの評価が高かったから、検索で上位だったから、という理由で歯科医院を選ぶ患者さんも多いと思いますがそれらは歯科医院側で費用をかければコントロール可能な広告でしかあ...第51回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会WEB
週末は日本口腔インプラント学会第45回中部支部学術大会で発表の為、名古屋へ行ってきました発表は無事終わりインプラント治療に関して色々と意見交換もでき有意義な遠征となりました今回の学会でも市民公開講座が開かれて市民の皆さんに正しいインプラント治療についてのセミナーが無料で開かれているのですがちょっと最近気になることがありましたというのは先日患者様に「先生、やっぱりインプラント治療を考えているのですがテレビで宣伝しているようなセミナーや無料読本をもらって勉強した方がいいのでしょうか?」と質問されました「それはどこの会社が開催しているセミナーですか?」と聞くと「え!学会や大学が開催しているのではないのですか!」と驚かれていました広告会社が「公式の学会風の市民公開講座」や「公式の学会風のセミナー」や「学会からの公...日本口腔インプラント学会第45回中部支部学術大会
週末第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加するため京都に行ってきました今回で第54回目、、、、よく考えたら自分が4歳の時に学会が設立され先人の先生の努力でここまで大きくなったということで改めて敬服します学会に参加して倫理的、技術的な講演を聞くことも専門医や指導医の維持に必須です(実際、ポイント制で参加履歴が記録されます)今、学会で盛んに討議されているのが「インプラント学会認定専門医の広告の是非」ですこれを聞いて「最近、テレビでもネットでもインプラント専門医とかインプラントのクリニックの広告はすでによく見るよ?」と思った方は多いと思います実は「インプラント学会専門医」の広告はまだ認められておらず法整備が整っていない状態なのです逆に「インプラント学会専門医」の広告が認められるということは「インプラント...第54回日本口腔インプラント学会学術大会in京都
このたび、日本口腔インプラント学会より「口腔インプラント治療指針2024」が発刊されました。この指針は、インプラント治療に関する最新の知見や推奨される治療方法をまとめたものです。口腔インプラント治療指針は、インプラント治療に関する標準的な方法や治療プロセスについて詳しく解説しています。新たに発刊された2024年版では、最新の研究成果や技術革新が反映されており、より安全で効果的な治療を目指しています。インプラント治療に関する情報は、ネット上で様々な意見や解説が交錯しているため、患者様が混乱することも少なくありません。しかし、治療指針は開業医が独自に作ったものではなく日本の歯科大学を始め学会の専門家によって監修された信頼性の高い情報源です。この指針を参考にすることで、より確実で安心できる治療方法を理解し、自分...口腔インプラント治療指針2024が発刊されました!
インプラント治療について興味があってもなかなかどのホームページを参考にすればいいのかわからず、検索順位上位から広告を見ている方も多いと思いますそれを見て結構間違った知識を持って来院される患者様もお見えになります公益社団法人日本口腔インプラント学会は国民の皆様のために少しでも正しいインプラント治療を受けていただくために立ち上げられた政府認定の学術団体ですそしてHPも一般の方向けにリニューアルされてよりインプラント治療についてわかりやすい情報を提供できるようになりましたインプラント治療で迷ったらまずは日本口腔インプラント学会ホームページhttps://www.shika-implant.orgの「一般の皆様」をクリックしましょうインプラント治療の正しい情報を
日本口腔インプラント学会の専門医と指導医は5年ごとの更新を義務付けられています症例報告、学会参加、学会発表、教育講演受講、技術向上セミナー受講などでそれぞれポイントが加算され一定のポイントを獲得することによって資格が更新されますなので5年間自己研鑽を継続的にすることで学会認定インプラント専門医、指導医を維持することができます同業者である歯医者が太鼓判を押してくれるインプラント専門医、指導医の資格を維持することこれが患者さんに安心してインプラント治療を受けていただくために最も大切なことだと思っておりますまた、次の5年間引き続き頑張りたいと思いますまた、症例報告のためにご協力いただいた患者様には厚く御礼申し上げますインプラント指導医、専門医更新!次の5年へ向けて
ネットでインプラント治療に関する記事を見てちょっと気になったのでコメントを、、、インプラントの手術方法として通常は歯肉を切ってフラップ(歯肉の開いた弁)を作り、骨を露出させてインプラントを埋入して再度傷を縫い合わせます歯周病の手術なども同じ手順で、とにかく歯肉を切開して開くことをフラップ手術と呼びますところがネット上だと「切開したり縫ったりしなくても歯茎の上からインプラントを埋入すれば出血や痛みも少ないですよ!それが最新の治療ですよ!」などと書いてありますなんか良さそうに思いますよねでも、歯肉の上から穴を開けてインプラントを入れれば手術の後、歯肉に穴が開いていますそこから感染の危険性がありインプラントの成功率は下がりますフラップ手術は後で傷口を閉じるので感染の危険は逆に少ないです痛みは歯茎を切るか穴を開け...インプラントのフラップレス手術は安全で痛くない?!
前回に引き続きインプラント治療のための新材料のお話です基本的に皆さん歯を抜きたくないですよね特に痛みや症状がなければなおさらですよね歯周病でグラグラになって患者さんが諦める時には歯の周囲の骨はほぼなくなってきていますそして入れ歯やブリッジは避けたいとの思いでインプラントを希望されるのですがインプラントを入れるためにはしっかりした骨が必要ですその骨を作る手術を骨再生誘導手術、通称GBR法と言います顎の骨の上に人工の骨や骨を移植するのですが、そのままだと歯ぐきなどの組織が入り込んできて骨になりません骨の方が再生スピードが遅いので骨ができるまで他の組織が入り込まないように膜で遮断する必要がありますこの膜のことをメンブレンと呼びかなりの種類がありますが厚労省の認可のインプラント治療の膜はありませんでした今年になっ...待望の国内初認定!骨を作る為の膜
母校である愛知学院大学歯学部インプラント科の村上教授が大阪に学会で来られていたので会食してきました以前よりインプラント治療に関する貴重なアドバイスをいただきお世話になっておりますが今回もインプラント最新モデル、新しい人工骨、最近のトレンドなどを忖度なしに教えていただきましたインプラントに限らず新しい医療材料は基礎実験を経て大学病院で患者さんの同意を得てまず試験的に臨床に使用しますその結果が良ければ厚生省の認可がおりて製品化されてやっと購入可能になりますなので大学病院では開業医よりも新しい材料の情報が豊富に蓄積されていますインターネットや書籍だけではわからない実際の使用感や効果や予後を忖度なしに教えていただけることはとても有益ですそれに明石沖の太刀魚と淡路島産の玉ねぎはとても美味しかったです食材も情報も産地...食材も情報も産地と鮮度が大切!