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足利尊氏は、鎌倉幕府を倒すまでは英雄と言えたかもしれない。 しかし、西国の武将たちにとっては、けっして好ましい人物ではなかったかもしれない。 尊氏と後醍醐帝の争い、尊氏・直義の兄弟喧嘩などに振り回され、少弐氏などは破滅の道を歩む事になる。
日宋交易で巨万の富を得た博多の商人達は、元寇で多くを失った。 博多を復興させようとした鎌倉幕府だったが、武士たちの恩賞不満の声に応えられず九州で討幕の動きが活発化。 鎌倉幕府が倒れ、南北朝時代になって以降も博多近郊は戦場と化し荒廃した。