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よく使われる言葉に、「一国一城の主」というものがあります。 サラリーマンが家を立てて、「これで俺も一国一城の主だ」と、感慨深く言ったり、オーナー社長が自分を表して、「痩せても枯れても一国一城の主」とうそぶいたりします。 つまり、他者の援助を受けず、独立独歩でやっていけるようになったことを、自賛して使う言葉です。 ですが、最初、この言葉は、ほぼ反対の意味を持っていました。 かつて戦国大名は、自分の領国に、幾つもの城を持っていました。 そして、一族や重臣をその城に配置し、領国の守りを任せていました。 さもないと、主城を囲まれたら、身動きが取れなくなるからです。 www.ranhaku.com とこ…