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東京都下の小平市にある東京薬用植物園に行ってきました。4月は忙しく植物園巡りは中断していましたが、ようやく再開します。東京薬用植物園は管轄が東京都保険医薬局なため、薬草や毒草、さらには御禁制品(ドラッグ)まで扱う特殊な植物園です。時期的に冬は何も生えてなさそ
わたくしに烏柄杓はまかせておいて飯島晴子これは遺句集(第七句集)の『平日』にある句であり、角川俳句大歳時記の例句として収載されている。2024年5月、私はミヤマキリシマの咲く鶴見岳に登った。山頂のところどころに出合ったカラスビシャクの花を先ずカメラに収めた。カラスビシャクは生家の畑の畔でよく見かけた植物であったが、こんな山頂に生育しているとは驚いた。これが飯島晴子の烏柄杓だと誰かに教えてやりたかった。カラスビシャクの漢名は半夏で、半夏生はこの草の生える時季をいうのである。角川俳句大歳時記を開くと「【烏柄杓】烏柄杓の花・半夏」と夏の季語にある。カラスビシャクはサトイモ科ハンゲ属の植物で別名を半夏(はんげ)、乾燥させた根茎も半夏と呼ぶ。花は小型の仏炎包で、ひものような付属体が上部に伸びる。別名は他に、ヘソクリ...烏柄杓
#4287 半夏生とや毒ある草の生ふる日の日なたにわれは撮されをりぬ
令和6年7月1日(月) 【旧 五月二六日 赤口】・夏至 半夏生(はんげしょうず)半夏生とや毒ある草の生ふる日の日なたにわれは撮されをりぬ ~蒔田さくら子(1929-2021) 今日は七十二候の第30候「半夏生(はんげしょうず)」。二十四節気「夏至」の末候にあたる雑節で、こ
カラスビシャクは、サトイモ科で多年草雄雌同株で、花茎が一本立ち上がり、葉よりもずっと高く、頂にマムシグサの花の様な仏炎苞に包まれた肉穂花序を付ける様です。カラスビシャク
陰陽反転 節目の植物たち 夏至は一年でいちばん太陽がたかくのぼる、日のながい一日です。 陽気が極まり、陰気に転ずる節目の日でもあります。 日本には夏至の国民的お祭りや目立った行事がないので、うっかりすると気づかないまま過ごしてしまうこともめずらしくはありません。 過去記事、...
カラスビシャクは、サトイモ科で多年草花柄の先端に肉穂花序を付け、花序の先に付く付属体は糸状に直立し、肉穂花序は緑色~紫色を帯びた仏炎苞に包まれる様です。カラスビシャク
カラスビシャクが花壇で咲いています。仏炎苞と呼ばれる独特の形の苞の中で、花序になって花が咲き、ミズバショウ、ザゼンソウ、マムシグサなどと同じサトイモ科の多年草です。苞の形が、ちいさな柄杓のようだとして、カラスビシャクと名づけられました。