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セミリタおっさんの再読小説㊶ウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回はウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」。 1984年発表作品。 ネビュラ賞・ヒューゴー賞受賞作。 ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者:ウィリアム ギブスン 早川書房 Amazon いわゆる「サイバーパンク」と呼ばれるジャンル作品の嚆矢にして最高傑作の一つ。 SFファンなら必読の一書。 物語の舞台はコンピュータによる情報網に覆い尽くされた世界。 「サイバースペース」が「電脳空間」と翻訳された最初の小説かと。 主人公・ケイスは特殊な電極を使って脳とコンピュータ端末を接続しサイバースペー…
ウィリアム・ギブスン エイリアン3 パット・カディガン(竹書房)
映画好きではあるが、マニアックにいろいろと詮索するのが好きというわけではない。だから何故「エイリアン3」に本作の元となる脚本が採用されなかったのか、何にいったい「エイリアン」ファンは満足できなかったのかはわからない。どうやら「エイリアン3」を今に至るまで見ていないからだ。読み出した当初は見たと思い込んでいたのだが、それは「エイリアン4」の方だった。「4」を観た時、「3」を飛び越したからなのか、…