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◆ミューゼンバーグ(Muizenberg)※ボーイズ・ドライブからミューゼンバーグのビーチを望むミューゼンバーグには、東に35kmほど続く白く長いビーチがあり、1年中サーフィンを楽しむ人たちが集まってきます。 ※ミューゼンバーグのサーファーたち1742年、オランダ東インド会社がシモンズ湾を船の冬の避難港として利用し始めました。オランダ東インド会社の拠点があるケープタウンとシモンズ湾を結ぶこの場所には、会社の前哨基地が置...
◆セントジェームズ(St James)1840年頃からフォルス湾にやってきたフィリピン人たちは、漁師として漁業に携わり、漁業の中心であったコークベイ(Kalk Bay)周辺に住み始めました。※1910年頃のコークベイビーチの様子(Manila Stepsの案内板より)また、フィリピンは当時スペインの植民地で、フィリピン人の多くは敬虔なキリスト教徒(カトリック)でもありました。彼らは日曜日になると、教会が一番近くにあるサイモンズタウン(...
◆フィッシュフック(Fish Hoek)●ドライタウン(Dry Town)1818年、フィッシュフック地区の土地は、当時のケープ植民地総督チャールズ・サマセット(Charles Somerset)からアンドリーズ・ブルーインズ(Andries Bruins)のいう人に付与されました。土地を付与する際の条件の一つとして、その所有権証書の中に、「酒場を営業しないことを条件に(Onder deze expresse conditis dat hy aldaar geen tapneering zal mogen drijven)...
◆ケープ半島の人々フィッシュフックの背後にある丘に、ピアーズ・ケーブ(Peers Cave)という名前の洞窟があります。 ※ピアーズ・ケーブでの発掘の様子(Fish Hoek Valley博物館展示物より)1927年からの調査で、この洞窟から人類の骨を含む1万年から1万5千年前の遺跡が見つかりました。フィッシュフックを含め、この辺りには先史時代から人の営みがありました。オランダ東インド会社が貿易船の冬の避難場所としてシモンズ湾を利...
◆鉄道1814年にシモンズ湾がイギリスの海軍基地になり、港や町(サイモンズタウン:Simon’s Town)が整備され発展していったと同時に、サイモンズタウンとミューゼンバーグ(Muizenberg)までの陸路も、当時の植民地総督チャールズ・サマセット(Charles Somerset)の指揮によって道路が整備されました。道路ができたことによって、ケープタウンからサイモンズタウンまで馬車や牛車で行き来することが可能になりましたが、岩場や砂...
◆イギリスの植民地1802年にイギリスとフランスの間で「アミアンの和約」が締結し、ヨーロッパに平和が訪れたかに見えましたが、実際は和約で取り決めたことが守られなかったために、ケープ植民地がイギリスからフランスの衛星国であったバタヴィア共和国(現在のオランダ)に返還された1803年、また戦争が始まってしまいました。(ナポレオン戦争)イギリスは再びケープ植民地がフランスに支配され、喜望峰まわりの貿易ルートが脅...
◆ミューゼンバーグの戦い1700年代の終わり、ヨーロッパで大きな混乱が始まりました。1792年、フランス革命に干渉するオーストリアにフランス革命政府が宣戦布告をし、これをきっかけに、ヨーロッパを2分する大きな戦争へと発展しました。ケープを統治していたオランダ東インド会社の本拠地であったオランダ(当時はネーデルラント連邦共和国)は、1794年の終わり(冬)に河川の凍結を利用され、フランス革命軍に攻め込まれて占領さ...
◆漁業貿易船が冬の嵐を避ける場所として、イッセルスタイン(Isselsteijn / Ysselsteyn)湾(のちにシモンズ湾)と呼ばれていた湾が適しているかを調査するよう、オランダ東インド会社が当時のケープ植民地総督のシモン・ファンデルステル(Simon van der Stel)に命じ、1682年から1687年にかけて調査されました。その際、ファンデルステルは、船の座礁を防ぐために暗礁の有無や水深などのフォルス湾(False Bay)の地形を調査した...
皆さんがケープ半島の先端にあるケープポイントや喜望峰、ペンギンのいるボウルダーズを観光する際、たいていケープ半島のフォルス湾(False Bay)側の海岸を通って行きます。(引用 ※01)観光された方の中には、休憩や昼食を取るために途中の町に立ち寄られた方もいらっしゃるかもしれません。今回から、ケープ半島のこれらの町について紹介していきます。◆冬の避難港オランダ東インド会社が貿易船の食糧補給基地を建設するため...
◆シモンズ湾への道のり冬の避難港として、シモンズ湾には港や小さな町が作られました。町には船が避難している間、一時的に滞在する船員だけでなく、町を建設する人々(奴隷)や港を守る兵士など、長期的に滞在(定住)する人も増え、ケープタウンの中心部からシモンズ湾の町まで陸路を使って物資を運ぶ必要がありました。※ケープタウンからシモンズ湾までの陸路(引用 ※01)ケープタウンの中心部から現在のミューゼンバーグ(Mui...
今日は2022年2月2日(水) *「記事書き」はBanff,Canada 天気;曇り&少し晴れ(極寒)バンフ気温<最高−17℃ 最低−31℃> 体感温度 最高−26℃ 最低−32℃午後1時でも「マイナス21℃」で気温が上昇しない(午後3時に少し上がったが)体感温度でに至っては「マイナス30℃」とこの時期にしては寒過ぎないかという今日2月2日「まだ極寒の日々があるのか」と 諦めざるを得ない今年は例年より寒...
アフリカ大陸最南西端喜望峰を巡るケープタウンの旅 South Africa Travel diary
2020年(R2.1.16~1.21)アフリカ大陸の南部に位置する南アフリカ喜望峰を巡るケープタウンの旅、キャセイパシフィック航空で関西空港から香港経由で、行ってきました。香港からは通常ヨハネスブルク行きで、ビクトリアの滝~チョベ国立公園~ケープタウンの旅行ツアーが定番ですが、11月から3月の期間限定で香港からケープタウン直行便が就航しています。 一日目・・・関西空港発18:00分 香港までの飛行時間約4時間30分 香港着21:35分 時差(日本/香港) -1時間 二日目・・・香港発00:10分 ケープタウンまでの飛行時間14時間35分 ケープタウン着08:45分 ケープタウン国際空港 時差(…
アフリカ大陸最南西端喜望峰を巡るケープタウンの旅 South Africa
2020年(R2.1.16~1.21)アフリカ大陸の南部に位置する南アフリカ喜望峰を巡るケープタウンの旅、キャセイパシフィック航空で関西空港から香港経由で、行ってきました。香港からは通常ヨハネスブルク行きで、ビクトリアの滝~チョベ国立公園~ケープタウンの旅行ツアーが定番