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晴れて紅葉日和。二十四節気は大雪ながら、相生山には雪の影無し。 越冬準備完了、毛皮に守られたヌルデ(白膠木)の冬芽。一足早く初春の色、小葉を落として赤い葉軸が残るヤマウルシ(山漆)に頂芽踊る。かざした掌に透ける葉脈は裸芽の証し。 花芽がふっくらコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の姿に季節を違えそう。 落葉樹たちだけでなく、常緑シイノキ(椎の木)も。芽鱗のツートーンが優しい。 紅や黄色の鮮やかさに...
コナラ(小楢)の黄葉を別の樹種を交えて愛でます。常緑低木ヒサカキ(姫榊)の根元から。 紅のツタ(蔦)を飾るヤマコウバシ(山香ばし)の灰茶色越しに。手前はナツハゼ(夏櫨)の朱、その上の黄色は紅葉途中のヤマウルシ(山漆)、奥に高く。 逆光ソヨゴ(冬青)の丸い葉がつくる窓から、金色に。先行残っていたヤマザクラ(山桜)に代わって、樹林の空を覆うコナラ。黄葉コナラが美しいのは、コナラとともに育つ植生たちと共存...