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ウェブ上にちらばっている怖い話を日々、読み漁っては恐怖にふるえ、眠れない夜を送っている私は本当に馬鹿だとは思うけれど、しかし、面白くてやめられない。 私が特に惹かれるのは、「よくわからない出来事が起きて、よくわからないままに終わる」系の体験談である。あやふやでもやもやな未完成の話こそが私にとっては「本物の怖い話」であり、「よくできた怖い話」というのはそれだけで「作り話=偽物」だと思えてしまう。 文章は整っていないほうが本物っぽいし、時系列も整理整頓されてないほうが本物っぽい。「ちょっと手を加えてより怖くしよう」みたいな作為が見え隠れするものは本物っぽくないし、因果関係がきっちりしているのも本物…